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Yの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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タイムトラベルものは、日本人の好みなのか、たくさん公刊されます。 この本もその一冊ですが、構成や文章力においては、他の本より抜き出て います。その意味では、十二分に読む価値があり、私も一気に読みました。 ただ、タイムトラベルものの愛読家としては、北川が再度のタイムトラベルを した理由が納得できないのです。結局、過去に戻っても、「不幸な過去」を 無かったことにはできないとわかっているのに、彼は何をしに戻ったので しょうか。この物語の設定では、過去へ戻るということは、世界を単に 分岐させるだけで、もとの時間線は不幸な状態のまま残り続けます。 自分が過去に戻って過去を変える、ということは、単に自分があらなた枝を 作り出し、そこに逃げ込むことに過ぎません、残されたもとの時間線では 自分がいないだけで、不幸な状態は変わらず続いていきます。北川なら わかってたはずなのに。彼は一度目のロングタイムトラベルで18年間を やりなおしましたが、結局、うまくいったとは言えない時間線を作り 出しただけでした。そして再度18年の時を超えようとしている。 彼が時間をさかのぼるたびに、不幸な世界が増えていく。 平行世界は、タイムパラドックスは解決しますが、物語を決してハッピーエンド にはしません。たとえ、主人公が自分の思うように過去を変えられても、 その陰で枝分かれして見捨てられた不幸な世界戦は残り続けるのです。 という不快な気持ちを持ちながら読みましたが、上にも書いたように、文章力と 構成力はすばらしい。 | ||||
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この人の作品は、いつもドラマ化するにはちょうど良いくらいの判り易さと展開力がある。 にも関わらず、読ませる技量を持った作家さんなんだと思う。 ゴダールやトリフォーの映画が作品中に出て来たり、時代もジャンルも異なるタランティーノ映画にも言及されていて、それが作家さんの映画の好みなら、個人的に嗜好は合致するものの、 それらの映画にある衝動的な美意識も、壊れそうな繊細さもバカバカしくも緻密で突き抜けた感じ の「純粋な作品性」はこの作品には一切無い! あくまでレトリックとして引用された、 良くも悪くも、ビジネスを良く理解されたオトナが書いた作品だと思う。 読んで心や感性が刺激される事が全く無い、 ストーリー性と展開力と常識を持った良作! | ||||
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月の満ち欠けを先に読んでしまうと、どうしても切れ味に欠けるかなという感じです。 | ||||
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何かの書評で見てずっと気になってた本を読んだ結果・・・。 すんごく手のこんだ舞台を用意してるにも関わらず、作中キーとなる女性に魅力が無さ過ぎじゃないだろうか? 十何年もの時間を欠けて救おうとしてる弓子は、実際は不倫中でワケアリ状態だし、真紀という女性もただの好色な人だし。 結局・・・由梨が一番魅力的かも。 | ||||
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これはラブ・ストーリーとはいえないなというのが感想です。 私が女なので厳しいのかもしれませんが容姿以外にその女性にまったく魅力を感じられないので、なぜ彼がそこまで思い込むのかまったく理解できませんでした。 そこが基の話なので設定が弱い気がする。話の展開はなかなか面白く読めたのですが。 元ネタ本の「リプレイ」を読んでいたので、興味を持ち読んでみましたが正直「リプレイ」のほうが面白いと思いました。 | ||||
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