頼子のために

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頼子のためにの評価:

4.02/5点 レビュー 53件。 A ランク

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平均点4.02pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全66件 41〜60 3/4ページ
No.26
(5pt)

法月作品では一番好き

法月綸太郎さんの作品の中では一番好きな作品です。探偵法月綸太郎は相変わらず失敗や挫折を繰り返しながらの探偵作法ですけど。私は…正直既に中盤頃には真犯人が分かってしまいました。しかし、この作家さんの作品の面白さは単なる謎解きだけではないので。色々な伏線が相変わらずあちこちに散りばめられていて、うっかりしてはいられない。ただ、何か最後は可哀相でしたね。一番可哀相だったのは勿論頼子ですが…その父もまた母も…皆が決して幸せでは結局なかったですから。憐れでした。骨肉の倫理なのか、血族間の修羅の方が厄介なようです。人の心の深淵は…やはり底知れぬ闇です。兎に角、私はこの作品は法月作品の中ではなかなか作中にのめり込める作品でした。どちらかというと理屈や理論の多い作家さんなので、なかなか作品を情緒的に味わうことが難しいので。
頼子のために (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 頼子のために (講談社ノベルス)より
4061814869
No.25
(5pt)

法月作品では一番好き

法月綸太郎さんの作品の中では一番好きな作品です。探偵法月綸太郎は相変わらず失敗や挫折を繰り返しながらの探偵作法ですけど。私は…正直既に中盤頃には真犯人が分かってしまいました。しかし、この作家さんの作品の面白さは単なる謎解きだけではないので。色々な伏線が相変わらずあちこちに散りばめられていて、うっかりしてはいられない。ただ、何か最後は可哀相でしたね。一番可哀相だったのは勿論頼子ですが…その父もまた母も…皆が決して幸せでは結局なかったですから。憐れでした。骨肉の倫理なのか、血族間の修羅の方が厄介なようです。人の心の深淵は…やはり底知れぬ闇です。兎に角、私はこの作品は法月作品の中ではなかなか作中にのめり込める作品でした。どちらかというと理屈や理論の多い作家さんなので、なかなか作品を情緒的に味わうことが難しいので。
頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 頼子のために (講談社文庫)より
4061854011
No.24
(5pt)

家庭の悲劇と名探偵の破滅

「子どもを喪った父親の復讐」を綴った手記から始まる構成は、
ニコラス・ブレイクに倣い、扱われる事件の
テーマが、家庭の悲劇や病理であるところは、を
意識した、と作者自らが語る本作。

しかし、そうした、サスペンスとハードボイルドの手法を融合させることで、
最終的に作者が描き出すのは、名探偵の思考を先読みし、それを自らの
計画に取り込んでいく、メタ犯人(超犯人)の存在でした。

名探偵は、誰も救えず、事件の黒幕を告発できないどころか、
人びとに破滅をもたらす歯車にすぎなかった――。

名探偵の特権性に対する作者の懐疑のまなざしは、必然的に、
ミステリという形式そのものにも向けられていくことになります。
新装版 頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 頼子のために (講談社文庫)より
4062938111
No.23
(5pt)

家庭の悲劇と名探偵の破滅

「子どもを喪った父親の復讐」を綴った手記から始まる構成は、
ニコラス・ブレイク『野獣死すべし』に倣い、扱われる事件の
テーマが、家庭の悲劇や病理であるところは、ロス・マクを
意識した、と作者自らが語る本作。
しかし、そうした、サスペンスとハードボイルドの手法を融合させることで、
最終的に作者が描き出すのは、名探偵の思考を先読みし、それを自らの
計画に取り込んでいく、メタ犯人(超犯人)の存在でした。
名探偵は、誰も救えず、事件の黒幕を告発できないどころか、
人びとに破滅をもたらす歯車にすぎなかった――。
名探偵の特権性に対する作者の懐疑のまなざしは、必然的に、
ミステリという形式そのものにも向けられていくことになります。
頼子のために (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 頼子のために (講談社ノベルス)より
4061814869
No.22
(5pt)

浮上する「後期クイーン的問題」

「子どもを喪った父親の復讐」を綴った手記から始まる構成は、
ニコラス・ブレイク『野獣死すべし』に倣い、扱われる事件の
テーマが、家庭の悲劇や病理であるところは、ロス・マクを
意識した、と作者自らが語る本作。
しかし、そうした、サスペンスとハードボイルドの手法を融合させることで、
最終的に作者が描き出すのは、名探偵の思考を先読みし、それを自らの
計画に取り込んでいく、メタ犯人(超犯人)の存在でした。
名探偵は、誰も救えず、事件の黒幕を告発できないどころか、
人びとに破滅をもたらす歯車にすぎなかった――。
名探偵の特権性に対する作者の懐疑のまなざしは、必然的に、
ミステリという形式そのものにも向けられていくことになります。
頼子のために (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 頼子のために (講談社ノベルス)より
4061814869
No.21
(5pt)

家庭の悲劇と名探偵の破滅

「子どもを喪った父親の復讐」を綴った手記から始まる構成は、
ニコラス・ブレイク『野獣死すべし』に倣い、扱われる事件の
テーマが、家庭の悲劇や病理であるところは、ロス・マクを
意識した、と作者自らが語る本作。
しかし、そうした、サスペンスとハードボイルドの手法を融合させることで、
最終的に作者が描き出すのは、名探偵の思考を先読みし、それを自らの
計画に取り込んでいく、メタ犯人(超犯人)の存在でした。
名探偵は、誰も救えず、事件の黒幕を告発できないどころか、
人びとに破滅をもたらす歯車にすぎなかった――。
名探偵の特権性に対する作者の懐疑のまなざしは、必然的に、
ミステリという形式そのものにも向けられていくことになります。
頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 頼子のために (講談社文庫)より
4061854011
No.20
(4pt)

傑作!

次から次へと謎が連鎖し、ストーリーの展開するテンポが速いので、全く飽きる箇所がありません。トリック云々というよりは、純粋に読書を楽しみたい方にお勧めです。本当の星の数は4.5です。
新装版 頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 頼子のために (講談社文庫)より
4062938111
No.19
(4pt)

傑作!

 次から次へと謎が連鎖し、ストーリーの展開するテンポが速いので、全く飽きる箇所がありません。トリック云々というよりは、純粋に読書を楽しみたい方にお勧めです。本当の星の数は4.5です。
頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 頼子のために (講談社文庫)より
4061854011
No.18
(5pt)

嫌な話が爆発

1981年の講談社ノベルスの文庫化。

 法月綸太郎の第4作であり、最高傑作との呼び声高い作品。

 小説としての面白さがすごい。ものすごくイヤな話なのだが、この先どうなるのだろう、とページを繰る手が止められない。一気に読んでしまった。

 法月の魅力はプロットの緻密さにあると思う。練り込まれた筋書きに、探偵が一歩一歩踏み込んでいくさまがたまらない。
新装版 頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 頼子のために (講談社文庫)より
4062938111
No.17
(5pt)

嫌な話が爆発

 1981年の講談社ノベルスの文庫化。
 法月綸太郎の第4作であり、最高傑作との呼び声高い作品。
 小説としての面白さがすごい。ものすごくイヤな話なのだが、この先どうなるのだろう、とページを繰る手が止められない。一気に読んでしまった。
 法月の魅力はプロットの緻密さにあると思う。練り込まれた筋書きに、探偵が一歩一歩踏み込んでいくさまがたまらない。
頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 頼子のために (講談社文庫)より
4061854011
No.16
(4pt)

非常に精緻に組まれた作品

手記で構成された作品。

全体的に手記の癖になにか妙な違和感を受ける。

そう、その違和感がこの手記のポイント。

実に入念に違和感を織り込んでミステリーとしての完成度を高めている。

エラリー・クイーンの本格物を模して作られた作られた探偵が、この作品では何故か後期エラリー・クイーンぽくなっているのも見所。
新装版 頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 頼子のために (講談社文庫)より
4062938111
No.15
(4pt)

非常に精緻に組まれた作品

手記で構成された作品。
全体的に手記の癖になにか妙な違和感を受ける。
そう、その違和感がこの手記のポイント。
実に入念に違和感を織り込んでミステリーとしての完成度を高めている。
エラリー・クイーンの本格物を模して作られた作られた探偵が、この作品では何故か後期エラリー・クイーンぽくなっているのも見所。
頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 頼子のために (講談社文庫)より
4061854011
No.14
(4pt)

法月シリーズの転機となった入魂の作品

90年の作品ということで、法月シリーズでは比較的初期の作品ということになる。なんと25歳の時に書いたもので、この作品は、予想もしなかった転機となり、「これ以降の本はどれを読んでも、同じことばかり繰り返して書いているような気がしてならない」と解説で述べていることから、本作品が入魂の一作であったことがうかがえる。
私はこれが最初の法月だったのだが、半分まで読んだあたりで、すでに作品世界に魅了され、もっとこのシリーズが読みたくなってしまった。
この作品は、最初の60ページまでが、娘を殺された父親の手記になっており、最愛の娘を奪われた憎しみから、信用できない警察の捜査をよそに自ら真犯人を見つけ出し、復讐を遂げるまでが描かれる。
実際の物語はここからスタートし、名探偵の法月が登場するわけであるが、この手記のほころびから、過去に戻って事件の真相が語られるようになっている。一見同情を誘う完全に見える手記から次々に謎解きが展開されていくのは読んでいて非常に興味深く、また法月の、ちょっとハードボイルドっぽいところもおもしろい。
星4つにしたのは、やはり若い時の作品ということもあり、登場人物にやや深みが足りなく、特に後半はティピカルな名探偵ものになってしまっていることである。結末についてはちょっといきすぎの感がある。
とはいうものの、非常によくできた作品なので是非とも他の法月を読んでみようと思う。
新装版 頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 頼子のために (講談社文庫)より
4062938111
No.13
(4pt)

法月シリーズの転機となった入魂の作品

90年の作品ということで、法月シリーズでは比較的初期の作品ということになる。なんと25歳の時に書いたもので、この作品は、予想もしなかった転機となり、「これ以降の本はどれを読んでも、同じことばかり繰り返して書いているような気がしてならない」と解説で述べていることから、本作品が入魂の一作であったことがうかがえる。私はこれが最初の法月だったのだが、半分まで読んだあたりで、すでに作品世界に魅了され、もっとこのシリーズが読みたくなってしまった。この作品は、最初の60ページまでが、娘を殺された父親の手記になっており、最愛の娘を奪われた憎しみから、信用できない警察の捜査をよそに自ら真犯人を見つけ出し、復讐を遂げるまでが描かれる。実際の物語はここからスタートし、名探偵の法月が登場するわけであるが、この手記のほころびから、過去に戻って事件の真相が語られるようになっている。一見同情を誘う完全に見える手記から次々に謎解きが展開されていくのは読んでいて非常に興味深く、また法月の、ちょっとハードボイルドっぽいところもおもしろい。星4つにしたのは、やはり若い時の作品ということもあり、登場人物にやや深みが足りなく、特に後半はティピカルな名探偵ものになってしまっていることである。結末についてはちょっといきすぎの感がある。とはいうものの、非常によくできた作品なので是非とも他の法月を読んでみようと思う。
頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 頼子のために (講談社文庫)より
4061854011
No.12
(5pt)

小説として面白くて純度の高いミステリを求めて。

2004年の作品『生首に聞いてみろ』が話題になった法月先生。
あの作品は賛否両論、というか好みがわかれる作風でした。
まあ、感想が様々に分かれる作品というのは、寧ろ様々な面白みがあるんじゃないかと私なんかは思うわけで。
はい。
『頼子のために』は、法月先生史上、ターニングポイントになった、とよく評される作品です。
ハードボイルド風味やサスペンス色が強い感じで、それがどうやらリーダビリティの向上に繋がっていると私は思います。
法月先生が、元来の資質を開花させた作品とでも申しましょうか。物語として読み応えあります。
で。
『生首―』があまり好きじゃなかった、という人が、本格ミステリに求めるものが、この作品にはバッチリ、ではないかと。
先述したように、主な展開はハードボイルド的でクール。
然し、最後に驚きの「真相」が―。後味が凄い。
文句無しに代表作のひとつ。お勧め。
新装版 頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 頼子のために (講談社文庫)より
4062938111
No.11
(5pt)

小説として面白くて純度の高いミステリを求めて。

2004年の作品『生首に聞いてみろ』が話題になった法月先生。あの作品は賛否両論、というか好みがわかれる作風でした。まあ、感想が様々に分かれる作品というのは、寧ろ様々な面白みがあるんじゃないかと私なんかは思うわけで。はい。『頼子のために』は、法月先生史上、ターニングポイントになった、とよく評される作品です。ハードボイルド風味やサスペンス色が強い感じで、それがどうやらリーダビリティの向上に繋がっていると私は思います。法月先生が、元来の資質を開花させた作品とでも申しましょうか。物語として読み応えあります。で。『生首―』があまり好きじゃなかった、という人が、本格ミステリに求めるものが、この作品にはバッチリ、ではないかと。先述したように、主な展開はハードボイルド的でクール。然し、最後に驚きの「真相」が―。後味が凄い。文句無しに代表作のひとつ。お勧め。
頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 頼子のために (講談社文庫)より
4061854011
No.10
(5pt)

手記解析ものの佳作

名探偵法月綸太郎シリーズ第3作。
僕なりにカテゴライズさせてもらうと、これは『手記解析もの』にカテゴライズされる作品である。この『手記解析もの』で一・ニを争う傑作は同じ島田荘司の『占星術殺人事件』と『眩暈』だと思うが、当初提示された『手記』が分析を続けていくうちに予想以上の深さを持ったものであることが分かっていくところに醍醐味があると思う。(特に『眩暈』)
つまり、ある文章の矛盾点をあらゆる面から積み上げていき、そこから当初第一印象として与えようとしていた印象を粉砕して真相にたどり着くというものである。次々とその顔を変えていくその印象こそ、プロットと筆力が問われる部分で本作はかなりの出来栄えである。
最後の答えの部分は同じ娘を持つ親にしてみると、ちょっと無理があるかなぁ、と思えてしまうがなかなかである。
新装版 頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 頼子のために (講談社文庫)より
4062938111
No.9
(5pt)

手記解析ものの佳作

名探偵法月綸太郎シリーズ第3作。僕なりにカテゴライズさせてもらうと、これは『手記解析もの』にカテゴライズされる作品である。この『手記解析もの』で一・ニを争う傑作は同じ島田荘司の『占星術殺人事件』と『眩暈』だと思うが、当初提示された『手記』が分析を続けていくうちに予想以上の深さを持ったものであることが分かっていくところに醍醐味があると思う。(特に『眩暈』)つまり、ある文章の矛盾点をあらゆる面から積み上げていき、そこから当初第一印象として与えようとしていた印象を粉砕して真相にたどり着くというものである。次々とその顔を変えていくその印象こそ、プロットと筆力が問われる部分で本作はかなりの出来栄えである。最後の答えの部分は同じ娘を持つ親にしてみると、ちょっと無理があるかなぁ、と思えてしまうがなかなかである。
頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 頼子のために (講談社文庫)より
4061854011
No.8
(5pt)

名探偵大活躍

探偵、法月綸太郎の活躍をわくわくしながら、楽しめました。
平易な流れと思っていたら、次々とトリックにだまされ、
結末にもトリックが、、。傑作です。
新装版 頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 頼子のために (講談社文庫)より
4062938111
No.7
(5pt)

名探偵大活躍

探偵、法月綸太郎の活躍をわくわくしながら、楽しめました。平易な流れと思っていたら、次々とトリックにだまされ、結末にもトリックが、、。傑作です。
頼子のために (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 頼子のために (講談社文庫)より
4061854011