盤上の敵

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評判

盤上の敵の評価:

3.76/5点 レビュー 41件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全105件 81〜100 5/6ページ
No.25
(3pt)

ミッキーはなぜあんな風に?

なぜ彼女はあんなにしつこくつきまとったのでしょうか?
彼女の顔つきが気にいらなかったのでしょうか?
疑問です。
とにかくすごい執念ですね。
盤上の敵 新装版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の敵 新装版 (講談社文庫)より
4065231779
No.24
(3pt)

ミッキーはなぜあんな風に?

なぜ彼女はあんなにしつこくつきまとったのでしょうか?
彼女の顔つきが気にいらなかったのでしょうか?
疑問です。
とにかくすごい執念ですね。
盤上の敵 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 盤上の敵 (講談社ノベルス)より
4061822152
No.23
(4pt)

様々な意味で"痛み"を感じる作品

ありがちな言葉ですが、トリックというよりもこんな現状があるということを分かっていてもらいたくなりました。人を(表面的にも、心理的にも)痛めつけることに対して辛さを感じてないような人たちを書くのががこの作者は上手ですが、その面を突出させた作品だと思います。読んで傷付いたという感想を作者に送った人もいたそうです。北村さんを初めて読む際にこの本は適していませんが、避けずに通っておくべき物語。そのときあなたはどんな感想を持つでしょうか…
盤上の敵 Amazon書評・レビュー: 盤上の敵より
4062098768
No.22
(4pt)

様々な意味で"痛み"を感じる作品

ありがちな言葉ですが、トリックというよりもこんな現状があるということを分かっていてもらいたくなりました。人を(表面的にも、心理的にも)痛めつけることに対して辛さを感じてないような人たちを書くのががこの作者は上手ですが、その面を突出させた作品だと思います。読んで傷付いたという感想を作者に送った人もいたそうです。北村さんを初めて読む際にこの本は適していませんが、避けずに通っておくべき物語。そのときあなたはどんな感想を持つでしょうか…
盤上の敵 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の敵 (講談社文庫)より
4062735636
No.21
(5pt)

チェスであり、将棋ではない

物語は妻を助ける為に動く純一の情景と、妻・友貴子の回想が交互に繰り返して進む。妻を助けるためには、警察を頼ることもできない。警察・犯人の先手を取り、裏をかき・・・。私はチェスをやったことはない。将棋ならば、お遊び程度でやったことがある。先を読み、相手の裏をかく・・・そっくりなもの。だが、これはチェスでなければならい、将棋では駄目だ。そうでなければ、おかしくなってしまう。トリックの鮮やかさ、ストーリーの収束性、見事だと思う。後味は決して良くないが。
盤上の敵 Amazon書評・レビュー: 盤上の敵より
4062098768
No.20
(5pt)

チェスであり、将棋ではない

物語は妻を助ける為に動く純一の情景と、妻・友貴子の回想が交互に繰り返して進む。妻を助けるためには、警察を頼ることもできない。警察・犯人の先手を取り、裏をかき・・・。私はチェスをやったことはない。将棋ならば、お遊び程度でやったことがある。先を読み、相手の裏をかく・・・そっくりなもの。だが、これはチェスでなければならい、将棋では駄目だ。そうでなければ、おかしくなってしまう。トリックの鮮やかさ、ストーリーの収束性、見事だと思う。後味は決して良くないが。
盤上の敵 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の敵 (講談社文庫)より
4062735636
No.19
(4pt)

チェスをわかっていればさらに面白い、かも

純一が帰宅しようとすると、我が家に殺人犯が立てこもっていた。純一は妻を助けるため、殺人犯との取引に応じることにした。心優しい人物を探偵役にした短編が得意な著者の作品の中でも、異色を放つ「本格物」の長編。徹底的に叙述トリック作品である。読後も、物哀しく、殺伐とする殺人事件ものである。メインは純一とその妻・友貴子の独白による章が交互に並ぶ構成。ときおり、二人が過去を振り返ったり、その他のエピソード(というかプロローグか)が挟まれる。関係あるのか、ないのか、それさえもわからぬままに、読み続け、最後に収束していく展開は感動的だ。しかし、相変わらず、この著者の作品は、読み手に作品のバックグラウンドとなる見識を要求する。チェスを知らない私は、各章の見出しの意味など無視して読むしかなかった。チェスのルール、駒の意味をわかっていれば、更に面白く読めただろうと思う。
盤上の敵 Amazon書評・レビュー: 盤上の敵より
4062098768
No.18
(4pt)

チェスをわかっていればさらに面白い、かも

純一が帰宅しようとすると、我が家に殺人犯が立てこもっていた。純一は妻を助けるため、殺人犯との取引に応じることにした。心優しい人物を探偵役にした短編が得意な著者の作品の中でも、異色を放つ「本格物」の長編。徹底的に叙述トリック作品である。読後も、物哀しく、殺伐とする殺人事件ものである。メインは純一とその妻・友貴子の独白による章が交互に並ぶ構成。ときおり、二人が過去を振り返ったり、その他のエピソード(というかプロローグか)が挟まれる。関係あるのか、ないのか、それさえもわからぬままに、読み続け、最後に収束していく展開は感動的だ。しかし、相変わらず、この著者の作品は、読み手に作品のバックグラウンドとなる見識を要求する。チェスを知らない私は、各章の見出しの意味など無視して読むしかなかった。チェスのルール、駒の意味をわかっていれば、更に面白く読めただろうと思う。
盤上の敵 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の敵 (講談社文庫)より
4062735636
No.17
(5pt)

忘れられない衝撃

北村薫作品の中では、この作品は極めて異質な感じがするかもしれません。人が人を傷つけ、破壊する、という行為を読まされることは、読者にとってもとても辛いことだと思います。しかも、過酷な内容に比べて、文体はいつもの北村薫独特のやさしい感じなので尚更に辛かった。この本を読んでから、2年以上立ちますが、未だにその辛さと衝撃が頭を離れず、世の中の不条理なことを目の当たりにするにつけ思い出しては色んなことを自問する日々です。
盤上の敵 Amazon書評・レビュー: 盤上の敵より
4062098768
No.16
(5pt)

忘れられない衝撃

北村薫作品の中では、この作品は極めて異質な感じがするかもしれません。人が人を傷つけ、破壊する、という行為を読まされることは、読者にとってもとても辛いことだと思います。しかも、過酷な内容に比べて、文体はいつもの北村薫独特のやさしい感じなので尚更に辛かった。この本を読んでから、2年以上立ちますが、未だにその辛さと衝撃が頭を離れず、世の中の不条理なことを目の当たりにするにつけ思い出しては色んなことを自問する日々です。
盤上の敵 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の敵 (講談社文庫)より
4062735636
No.15
(5pt)

美しい文体と比喩と物語と驚天動地の逆転劇

 たしかに悲しい話なのですが、わたしは好きです。悲しくとも、話の主眼は正義にあったので、読後感もすっきりとしていました。  一方では妻を人質に取られた夫の決死の攻防戦が描かれ、並列して妻の過去にまつわる物語が語られます。 その妻なんですが、彼女は穿った視点をもっており、人間社会にある不公平、ジェンダーの偏重、普遍的な暴力などを巧みに指摘しながら自らの過去を語るのです。文体も美しく幻想的で、わたしは夢の中にいるような心地でぐいぐいとその世界に引き込まれていきました。ラストの大逆転は素直に驚かされました。さして無理な感もないと思います。 そして、読み終わって後しばらく経ってから、タイトルの仕掛けに気付かされました。
盤上の敵 Amazon書評・レビュー: 盤上の敵より
4062098768
No.14
(5pt)

美しい文体と比喩と物語と驚天動地の逆転劇

 たしかに悲しい話なのですが、わたしは好きです。悲しくとも、話の主眼は正義にあったので、読後感もすっきりとしていました。  一方では妻を人質に取られた夫の決死の攻防戦が描かれ、並列して妻の過去にまつわる物語が語られます。 その妻なんですが、彼女は穿った視点をもっており、人間社会にある不公平、ジェンダーの偏重、普遍的な暴力などを巧みに指摘しながら自らの過去を語るのです。文体も美しく幻想的で、わたしは夢の中にいるような心地でぐいぐいとその世界に引き込まれていきました。ラストの大逆転は素直に驚かされました。さして無理な感もないと思います。 そして、読み終わって後しばらく経ってから、タイトルの仕掛けに気付かされました。
盤上の敵 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の敵 (講談社文庫)より
4062735636
No.13
(5pt)

思わず唸ってしまう作品

「凄い」私が読んで一番感じたのはソレだった。レビューの通り、この本は「妻が殺人犯に人質にされてしまった」という物である。妻の身を案じる夫は妻を救う事が出来るのか…!?夫(旦那か?)がどのような行動に出るのか、是非読んでもらいたいと思う。ソレと同時進行で進むのが、妻の昔の回想だ。妻は、決して幸せとは言えない人生を生きてきた。読んでて苦しくなる様な、そんな思いを体感した。そして…現代の夫の「妻救出劇」と、妻の「昔の苦い思い出」がひとつになったとき、物語は予想もしていない結末を迎えるのだ。無駄のない登場人物、計算された、鮮やかなまでのその文章。この本はお勧めだ。
盤上の敵 Amazon書評・レビュー: 盤上の敵より
4062098768
No.12
(5pt)

思わず唸ってしまう作品

「凄い」私が読んで一番感じたのはソレだった。レビューの通り、この本は「妻が殺人犯に人質にされてしまった」という物である。妻の身を案じる夫は妻を救う事が出来るのか…!?夫(旦那か?)がどのような行動に出るのか、是非読んでもらいたいと思う。ソレと同時進行で進むのが、妻の昔の回想だ。妻は、決して幸せとは言えない人生を生きてきた。読んでて苦しくなる様な、そんな思いを体感した。そして…現代の夫の「妻救出劇」と、妻の「昔の苦い思い出」がひとつになったとき、物語は予想もしていない結末を迎えるのだ。無駄のない登場人物、計算された、鮮やかなまでのその文章。この本はお勧めだ。
盤上の敵 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の敵 (講談社文庫)より
4062735636
No.11
(5pt)

あっと驚く上手い展開!!

とにかく面白かった。一部心に重くのしかかるシーンもあるけれど、あっと驚く展開にニヤリ。盤“上”の敵というのがギミックか。ところがこの作品どうやら最も「北村薫らしからぬ作風」らしい。続けて「ターン」を読んだけれど評価はちょっと落ちる。(ファンの方ご免)
盤上の敵 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 盤上の敵 (講談社ノベルス)より
4061822152
No.10
(4pt)

悪とは?

この世に絶対的な『悪』が存在するのでしょうか。バカの壁ではありませんが、話せば分かるというのは、やはり幻想なのでしょうか。では、その絶対開くに対峙した時に、自分だったらどうすべきなのでしょう。それを考えると、登場人物のとった行動が止むを得ないと思うと同時に、でもやっぱり。。。と思う、両方の考えに揺れる自分がいます。北村氏の作品では、マイナーとも言える作品かもしれませんが、他の一見柔らかな雰囲気の作品でも、同様な厳しさは根底に流れていると感じていましたので、このような作品の出現にも驚きはしませんでしたが、正直そのあまりの厳しさになかなか手に取る事が出来ずに、それでも棄てる事も出来ず、いつかもう一度きちんと読もうと、本棚に眠っています。」
盤上の敵 新装版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の敵 新装版 (講談社文庫)より
4065231779
No.9
(4pt)

悪とは?

この世に絶対的な『悪』が存在するのでしょうか。バカの壁ではありませんが、話せば分かるというのは、やはり幻想なのでしょうか。では、その絶対開くに対峙した時に、自分だったらどうすべきなのでしょう。それを考えると、登場人物のとった行動が止むを得ないと思うと同時に、でもやっぱり。。。と思う、両方の考えに揺れる自分がいます。北村氏の作品では、マイナーとも言える作品かもしれませんが、他の一見柔らかな雰囲気の作品でも、同様な厳しさは根底に流れていると感じていましたので、このような作品の出現にも驚きはしませんでしたが、正直そのあまりの厳しさになかなか手に取る事が出来ずに、それでも棄てる事も出来ず、いつかもう一度きちんと読もうと、本棚に眠っています。」
盤上の敵 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 盤上の敵 (講談社ノベルス)より
4061822152
No.8
(4pt)

なぜチェスの形を採ったのか

物語は単純なように見える。家で妻を人質にして、殺人犯がたてこもっている。夫は警察に頼らないで妻を奪還できないか、考え出す。そこまでが序盤戦だ。主な登場人物は、黒のキング(殺人犯)白のキング(夫)白のクィーン(妻)しかいないように見える。物語の構成で、何故か妻の昔の回想がはいってくる。たぶんこれがミソなのだろう。しかしいちばん大きな謎である。これがなぜチェスの形を借りて語らなければならなかった物語なのかを、恥ずかしながら私は読後二日ぐらいしてやっと気がついた。「なるほど後味の悪い物語だ」と遅まきながら呟いた。
盤上の敵 Amazon書評・レビュー: 盤上の敵より
4062098768
No.7
(4pt)

なぜチェスの形を採ったのか

物語は単純なように見える。家で妻を人質にして、殺人犯がたてこもっている。夫は警察に頼らないで妻を奪還できないか、考え出す。そこまでが序盤戦だ。主な登場人物は、黒のキング(殺人犯)白のキング(夫)白のクィーン(妻)しかいないように見える。物語の構成で、何故か妻の昔の回想がはいってくる。たぶんこれがミソなのだろう。しかしいちばん大きな謎である。これがなぜチェスの形を借りて語らなければならなかった物語なのかを、恥ずかしながら私は読後二日ぐらいしてやっと気がついた。「なるほど後味の悪い物語だ」と遅まきながら呟いた。
盤上の敵 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の敵 (講談社文庫)より
4062735636
No.6
(4pt)

「悪意」が全面に出た作品

北村作品はどれも優しい人たちばかりが登場したハートウォーミングな作品、に見えて、「悪人」に対して潔癖なまでに厳しいところがあります。殺人犯でもあたたかに包み込む一方で、ちょっとした、犯罪とも言えないような犯罪に対して、登場人物が心の底からの嫌悪感を表したり、と言ったような。この作品は、そんな、これまで冷たい視線で突き放されてきた悪意がどの登場人物にも見え隠れする、他の北村作品とは違ったテイストの作品です。が、いつものような優しい光景もそこかしこに挿入されています。北村さんの他の作品を読む時とはちょっと違った心持ちで読めば、しっかりと楽しめる作品だと思います。
盤上の敵 Amazon書評・レビュー: 盤上の敵より
4062098768