慟哭

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慟哭の評価:

3.58/5点 レビュー 261件。 A ランク

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平均点3.58pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全298件 261〜280 14/15ページ
No.38
(5pt)

鳥肌が立った

 作者のこともこの小説のことも全く知らなかったが、書店の店頭で見かけて興味を惹かれた。なんといっても帯の「題は『慟哭』、書き振りは《練達》、読み終えてみれば《仰天》」(北村薫)が効いている。 たしかに「仰天」だった。真相が明らかになる一文を読んだときには、全身鳥肌が立った。十数秒、あるいはそれ以上も頭がしびれているのがわかった。読書という精神的な行為で、これほどの肉体的な衝撃を受けたことはない。文字通り体が震撼した。 この衝撃は単に意外性によるものでも、トリックへの驚きでもない。それは、堅実で質の高い文章がここに至るまで積み上げてきた人間世界の重さが、一挙に崩れる衝撃にほかならない。解説(椎谷健吾)の「文章から受ける印象自体がトリックを絶大なも!のにする手法」というのはまったく言い得て妙である。 たしか朝日新聞の中条省平の書評で、ミステリーというのは、第二次大戦などの悲惨を経て、トリック重視よりも人間の暗面を探る犯罪小説になった、ということが書いてあったと思うが、この著者も、紛れもなく資質としてそうした系譜に属する作家である。そしてそのことと、人を驚かすアイデアとが表裏一体、渾然となっているのがすばらしい。トリック重視の、純本格派の読者には不満もあるらしいから、この小説の好みも分かれるのだろうが、娯楽小説であっても、より文学度の高い、単なる絵空事ではない人間味を求める読者にとっては、嬉しい作家である。 幼児誘拐殺人とか新興宗教とか黒魔術とか、あまり気持ちのよくない素材を使っていても、往々ち?してそうしたものを扱う小説が悪趣味に堕するのに対して、基本的にどろどろしていない描き方なのもいいと思う。他の作品も読んでみたくなった。
慟哭 (黄金の13) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (黄金の13)より
4488012515
No.37
(4pt)

ともかく読んでください

内容には触れません。変に語って、これから読む方の楽しみを減らしたくないので。騙されたと思って読んでみてください。特に普段、本を読まないという方にはお薦めします。問題がない訳ではありませんが、最後まで読んで、それを云々する人は多くないはず。デビュー作というのも驚きです。
慟哭 (黄金の13) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (黄金の13)より
4488012515
No.36
(5pt)

鳥肌が立った

 作者のこともこの小説のことも全く知らなかったが、書店の店頭で見かけて興味を惹かれた。なんといっても帯の「題は『慟哭』、書き振りは《練達》、読み終えてみれば《仰天》」(北村薫)が効いている。 たしかに「仰天」だった。真相が明らかになる一文を読んだときには、全身鳥肌が立った。十数秒、あるいはそれ以上も頭がしびれているのがわかった。読書という精神的な行為で、これほどの肉体的な衝撃を受けたことはない。文字通り体が震撼した。 この衝撃は単に意外性によるものでも、トリックへの驚きでもない。それは、堅実で質の高い文章がここに至るまで積み上げてきた人間世界の重さが、一挙に崩れる衝撃にほかならない。解説(椎谷健吾)の「文章から受ける印象自体がトリックを絶大なも!のにする手法」というのはまったく言い得て妙である。 たしか朝日新聞の中条省平の書評で、ミステリーというのは、第二次大戦などの悲惨を経て、トリック重視よりも人間の暗面を探る犯罪小説になった、ということが書いてあったと思うが、この著者も、紛れもなく資質としてそうした系譜に属する作家である。そしてそのことと、人を驚かすアイデアとが表裏一体、渾然となっているのがすばらしい。トリック重視の、純本格派の読者には不満もあるらしいから、この小説の好みも分かれるのだろうが、娯楽小説であっても、より文学度の高い、単なる絵空事ではない人間味を求める読者にとっては、嬉しい作家である。 幼児誘拐殺人とか新興宗教とか黒魔術とか、あまり気持ちのよくない素材を使っていても、往々ち?してそうしたものを扱う小説が悪趣味に堕するのに対して、基本的にどろどろしていない描き方なのもいいと思う。他の作品も読んでみたくなった。
慟哭 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (創元推理文庫)より
4488425011
No.35
(4pt)

ともかく読んでください

内容には触れません。変に語って、これから読む方の楽しみを減らしたくないので。騙されたと思って読んでみてください。特に普段、本を読まないという方にはお薦めします。問題がない訳ではありませんが、最後まで読んで、それを云々する人は多くないはず。デビュー作というのも驚きです。
慟哭 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (創元推理文庫)より
4488425011
No.34
(5pt)

面白いよ

推理スキには物足りないとか、普段読まない人にはオススメとか、ごちゃごちゃ言いたくない作品。読みやすい中身だし、さらっと読んで見てください。後味はそれぞれ違うと思いますけど「味わえる」作品です。私は衝撃でしたよ。
慟哭 (黄金の13) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (黄金の13)より
4488012515
No.33
(4pt)

おしい!

この作品には作者の熱が籠もっており、時間を忘れて最後まで一気に読み進めさせられた。90年代以降の日本が抱えてしまった病が充分に意識されており、作者は気迫を込めて、それら日本の病を下敷きにしながら物語を作り上げている。その熱意、気迫が類稀なものであるだけに、この作品を推理小説として仕上げてしまった事が大変に惜しまれる。推理小説としての出来を差し引いて、星4つです。(ネタばれを避ける為、抽象的な文章になってしまいましたが、読む価値あり、です)
慟哭 (黄金の13) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (黄金の13)より
4488012515
No.32
(5pt)

面白いよ

推理スキには物足りないとか、普段読まない人にはオススメとか、ごちゃごちゃ言いたくない作品。読みやすい中身だし、さらっと読んで見てください。後味はそれぞれ違うと思いますけど「味わえる」作品です。私は衝撃でしたよ。
慟哭 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (創元推理文庫)より
4488425011
No.31
(4pt)

おしい!

この作品には作者の熱が籠もっており、時間を忘れて最後まで一気に読み進めさせられた。90年代以降の日本が抱えてしまった病が充分に意識されており、作者は気迫を込めて、それら日本の病を下敷きにしながら物語を作り上げている。その熱意、気迫が類稀なものであるだけに、この作品を推理小説として仕上げてしまった事が大変に惜しまれる。推理小説としての出来を差し引いて、星4つです。(ネタばれを避ける為、抽象的な文章になってしまいましたが、読む価値あり、です)
慟哭 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (創元推理文庫)より
4488425011
No.30
(5pt)

一読を薦めます。

緊張感のある文章、大胆で緻密なトリック。これがデビュー作品であるというのは驚きです。決して本格推理ではありません。謎解き自体が重要でもないのだと思います。丁寧に読むと辻褄の会わない部分があることも決して評価を落とす理由とはならないでしょう。読後感を(いろいろな意味で)楽しめる一冊です。
慟哭 (黄金の13) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (黄金の13)より
4488012515
No.29
(5pt)

一読を薦めます。

緊張感のある文章、大胆で緻密なトリック。これがデビュー作品であるというのは驚きです。決して本格推理ではありません。謎解き自体が重要でもないのだと思います。丁寧に読むと辻褄の会わない部分があることも決して評価を落とす理由とはならないでしょう。読後感を(いろいろな意味で)楽しめる一冊です。
慟哭 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (創元推理文庫)より
4488425011
No.28
(4pt)

意外な結末

わたしは帯の付いていないのを買ったのでよく覚えていないけど、帯では「意外な結末」を謳っていた気がしました。時々(しかも最初のうちから)「まさか?」と思ってしまうような結末だったという感じ。ちょっと「意外性」には欠ける…物語の性質上、あまり詳しく書けませんが、「慟哭だった」という文が中途半端なところに書かれていた気がしてなりません。せっかくタイトルになってるんだから、どうせだったら最後にドーンっと「慟哭だった」って書いて欲しかった。ちょっと残念。でも、メッセージ性が強かった!悲しくて涙が出ます。読んだ後の衝撃は深く、どうにもならない感情が傷痕として残りました。泣きたくなるような、傷痕を掻きむしりたくなるような、手足が痺れるような想いは、総ての読者の心に大きな何かを残すことは間違いありません。
慟哭 (黄金の13) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (黄金の13)より
4488012515
No.27
(4pt)

意外な結末

わたしは帯の付いていないのを買ったのでよく覚えていないけど、帯では「意外な結末」を謳っていた気がしました。時々(しかも最初のうちから)「まさか?」と思ってしまうような結末だったという感じ。ちょっと「意外性」には欠ける…物語の性質上、あまり詳しく書けませんが、「慟哭だった」という文が中途半端なところに書かれていた気がしてなりません。せっかくタイトルになってるんだから、どうせだったら最後にドーンっと「慟哭だった」って書いて欲しかった。ちょっと残念。でも、メッセージ性が強かった!悲しくて涙が出ます。読んだ後の衝撃は深く、どうにもならない感情が傷痕として残りました。泣きたくなるような、傷痕を掻きむしりたくなるような、手足が痺れるような想いは、総ての読者の心に大きな何かを残すことは間違いありません。
慟哭 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (創元推理文庫)より
4488425011
No.26
(5pt)

A級ゴラクミステリ。

あまりフィクションを読まないので本作品にも著者にも何の予備知識もないノンポリ読者として読みましたが、面白い!版を重ねてちょっと過剰になりすぎたセールスコピーとかを見ないで、白紙の状態で読んだら果たして「読めた」かどうか。本でなくて映画ですが最近ですと「シックス・センス」「アザーズ」とか「結末を絶対言わないで」系の作品は観ながら(読みながら)ラストにばかり気を取られて物語を楽しめない、ってのは随分ソンなかんじ。ぼくはさらっと買ってさらっと読んだのでとても楽しめました。
慟哭 (黄金の13) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (黄金の13)より
4488012515
No.25
(5pt)

A級ゴラクミステリ。

あまりフィクションを読まないので本作品にも著者にも何の予備知識もないノンポリ読者として読みましたが、面白い!版を重ねてちょっと過剰になりすぎたセールスコピーとかを見ないで、白紙の状態で読んだら果たして「読めた」かどうか。本でなくて映画ですが最近ですと「シックス・センス」「アザーズ」とか「結末を絶対言わないで」系の作品は観ながら(読みながら)ラストにばかり気を取られて物語を楽しめない、ってのは随分ソンなかんじ。ぼくはさらっと買ってさらっと読んだのでとても楽しめました。
慟哭 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (創元推理文庫)より
4488425011
No.24
(5pt)

現代社会の狂気性

 この本を謎解き推理小説と思って読むとがっかりするでしょう。夢野久作のドグラマグラをお好きな方はかなり感動されると思います。 文章・構成とも申し分なくすぐに貫井世界に引きずり込まれました。この犯人に共鳴出来る人はかなりのインテリでしょう。現代社会の狂気性、天才と狂気の紙一重の世界を書いた稀な作品と思います。
慟哭 (黄金の13) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (黄金の13)より
4488012515
No.23
(5pt)

現代社会の狂気性

 この本を謎解き推理小説と思って読むとがっかりするでしょう。夢野久作のドグラマグラをお好きな方はかなり感動されると思います。 文章・構成とも申し分なくすぐに貫井世界に引きずり込まれました。この犯人に共鳴出来る人はかなりのインテリでしょう。現代社会の狂気性、天才と狂気の紙一重の世界を書いた稀な作品と思います。
慟哭 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (創元推理文庫)より
4488425011
No.22
(5pt)

推理小説のようであって…

犯人による一人称、幼児誘拐、新興宗教、「ああ、叙述系ミステリー」…と推理小説好きはどんでん返しと最後のカタルシスを期待してページを進める手を早めるだろう。(かくいう自分もそうであったし)しかし、その読後感の「違和感」「重さ」は類を見ない。ちょっと頭をつかって、爽快なカタルシスを得たい、そんな読者は手に取らないほうが良いだろう。読了後の余韻の深さに浸りたい作品。
慟哭 (黄金の13) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (黄金の13)より
4488012515
No.21
(5pt)

推理小説のようであって…

犯人による一人称、幼児誘拐、新興宗教、「ああ、叙述系ミステリー」…と推理小説好きはどんでん返しと最後のカタルシスを期待してページを進める手を早めるだろう。(かくいう自分もそうであったし)しかし、その読後感の「違和感」「重さ」は類を見ない。ちょっと頭をつかって、爽快なカタルシスを得たい、そんな読者は手に取らないほうが良いだろう。読了後の余韻の深さに浸りたい作品。
慟哭 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (創元推理文庫)より
4488425011
No.20
(5pt)

貫井さんの作品にはまったきっかけ

連続幼女誘拐殺人事件の陣頭指揮を執るキャリアの男と、新興宗教にのめりこんでいく娘を失った男。2人の男の状況が交互に繰り返され、次第に事件の全容が明らかになってきますが、最後の最後にどんでん返し!
慟哭 (黄金の13) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (黄金の13)より
4488012515
No.19
(5pt)

貫井さんの作品にはまったきっかけ

連続幼女誘拐殺人事件の陣頭指揮を執るキャリアの男と、新興宗教にのめりこんでいく娘を失った男。2人の男の状況が交互に繰り返され、次第に事件の全容が明らかになってきますが、最後の最後にどんでん返し!
慟哭 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 慟哭 (創元推理文庫)より
4488425011