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(短編集)

影踏み鬼



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【この小説が収録されている参考書籍】
影踏み鬼
影踏み鬼 (双葉文庫)
新装版 影踏み鬼 (双葉文庫)

影踏み鬼の評価: 4.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

ファンになりました

時々本の上に「試し読み」とあって中が読めることがあり
私は1作目の「 影踏み鬼」を中途まで読んで先が読みたくて書店に走った
新装版は少しコミカルで初版の能面よりいいかも
時代ものはそんないろいろ読んでいないが誰かが語る形が多くこれもそうで
この人のは絶妙だと思った。
「 影踏み鬼」のついてだけ言えば
すごい、ちゃんとミステリーだ と感心したし泣けた
5編全部読んでみるとわりとワンパターンかなとも思ったけど。
伏線をしっかり張ってありどんでん返し的趣向も必ず盛り込んでいるので
こってりとしてくどい感じはある
「藁屋の怪」などはお茶の間時代劇の華やかな江戸に比べたら
酸鼻な闇と汚物で気持ち悪いことおぞましいこと・・
まあそれだけすごい作家さんなんだろうけど
あれ?レビュー少ないし、人気いまいち?
私はこの1作で完全にファンになりましたね
このあとこの作家さんの作品、ガンガン読みます。
影踏み鬼Amazon書評・レビュー:影踏み鬼より
4575234265
No.2:
(4pt)

鬼はどこに?

鬼はどこに?あらすじ人に潜む奈落の闇よりも深く、地獄の鬼より恐ろしいもの。第22回小説推理新人賞受賞作「影踏み鬼」他4篇を収録した、人間の業を描く5つの物語。時代小説に新風を吹き込む短編集。感想どの作品もレベルが高く綺麗にまとまっていますが、中でも秀逸なのは五編目の『奈落闇恋乃道行』よめた、と思ったらそこからさらに数捻り。ちょっとひねり過ぎでは、と思わなくもありませんが人の業がほとばしり、最後に明かされるそこまでしてやらねばならなかった一つの行為にすさまじさを感じました。謎と、その謎を生み出してしまった人の執念、その両者が上手くかみ合ったお手本のごとき名短編集でした。読んでからの一言なんであんまり注目されてないんだろう?
影踏み鬼Amazon書評・レビュー:影踏み鬼より
4575234265
No.1:
(4pt)

鬼はどこに?

鬼はどこに?

あらすじ

人に潜む奈落の闇よりも深く、地獄の鬼より恐ろしいもの。
第22回小説推理新人賞受賞作「影踏み鬼」他4篇を収録した、
人間の業を描く5つの物語。時代小説に新風を吹き込む短編集。

感想

どの作品もレベルが高く綺麗にまとまっていますが、
中でも秀逸なのは五編目の『奈落闇恋乃道行』

よめた、と思ったらそこからさらに数捻り。
ちょっとひねり過ぎでは、と思わなくもありませんが
人の業がほとばしり、最後に明かされる
そこまでしてやらねばならなかった一つの行為に
すさまじさを感じました。

謎と、その謎を生み出してしまった人の執念、
その両者が上手くかみ合ったお手本のごとき名短編集でした。

読んでからの一言
なんであんまり注目されてないんだろう?
新装版 影踏み鬼 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 影踏み鬼 (双葉文庫)より
457552073X

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