背いて故郷

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評判

背いて故郷の評価:

4.73/5点 レビュー 11件。 B ランク

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平均点4.73pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 21〜29 2/2ページ
No.9
(5pt)

雪の庄内

志水辰夫入魂の一冊でしょう。山形県庄内平野から物語は始まり、雪の庄内平野で終わる。そのラストには衝撃とやさしさが入り混じっている。名作です。久し振りの休日に一気読みしてしまいました。
ハードボイルドの世界観がびっしり詰まった作品です。登場人物がきっちり描かれているので物語の世界に楽に飛び込んでいけますし、エンターテイメントとしても心躍る一級品です。特に主人公の柏木がいい。ただ屈強な精神で事件を解決していくことではなく、時には弱い心が出てしまう彼に近親間を持ってしまう。
本書では様々な人間の様々な故郷が描かれる。そしてその故郷はある人間にとっては耐えられないばしょであり、ある人間には捨てた場所であったりする。そしてその故郷にある人間が訪れることで、なにかが変わる瞬間ができたりもする。自分を形成している故郷をうまく物語の中に埋め込んでいます。
いろんな意味でおもしろい作品ですので興味をもった方はどうぞ。はずしません。
背いて故郷 Amazon書評・レビュー: 背いて故郷より
406202425X
No.8
(5pt)

重くのしかかる贖罪の念

日本推理作家協会賞を受賞していることからも分かる通り,本作には謎解きの要素もある。時々主人公が,確信を持った事実を読者に黙っているのだ。勘の鋭い人は,途中で「あれどうして」と自問することがあるかもしれない。その気持ちを大切にして読むと,推理小説としても面白い。
 今回の主人公は,重くのしかかる贖罪の念を背負い,それがためさらなる修羅場を迎えることとなる。
 ゆったりと進む前半,相変わらずぶん殴られたりする怒涛の後半。「飢えて狼」「裂けて海峡」「行きずりの街」などを一気読みされた方は,本作でも必ず血湧き肉躍るはず。
 
背いて故郷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 背いて故郷 (新潮文庫)より
4101345198
No.7
(5pt)

重くのしかかる贖罪の念

日本推理作家協会賞を受賞していることからも分かる通り,本作には謎解きの要素もある。時々主人公が,確信を持った事実を読者に黙っているのだ。勘の鋭い人は,途中で「あれどうして」と自問することがあるかもしれない。その気持ちを大切にして読むと,推理小説としても面白い。
 今回の主人公は,重くのしかかる贖罪の念を背負い,それがためさらなる修羅場を迎えることとなる。
 ゆったりと進む前半,相変わらずぶん殴られたりする怒涛の後半。「飢えて狼」「裂けて海峡」「行きずりの街」などを一気読みされた方は,本作でも必ず血湧き肉躍るはず。
 
背いて故郷 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 背いて故郷 (講談社文庫)より
4061842676
No.6
(5pt)

重くのしかかる贖罪の念

日本推理作家協会賞を受賞していることからも分かる通り,本作には謎解きの要素もある。 時々主人公が,確信を持った事実を読者に黙っているのだ。 勘の鋭い人は,途中で「あれどうして」と自問することがあるかもしれない。 その気持ちを大切にして読むと,推理小説としても面白い。  今回の主人公は,重くのしかかる贖罪の念を背負い,それがためさらなる修羅場を迎えることとなる。  ゆったりと進む前半,相変わらずぶん殴られたりする怒涛の後半。 「飢えて狼」「裂けて海峡」「行きずりの街」などを一気読みされた方は,本作でも必ず血湧き肉躍るはず。
背いて故郷 Amazon書評・レビュー: 背いて故郷より
406202425X
No.5
(5pt)

はーどぼいるど一直線

日本のハードボイルド界の一匹狼 志水辰夫先生渾身の大作です。ストイックな主人公、陰のあるヒロイン、単純に善悪ではない裏社会、そして反目しあう大国に操られる敵、味方。
かなり前の作品ですので、現在の世界情勢と違いますが、十分納得できるプロットです。
本書で、あの志水節が完成されたと言っても過言では無いでしょう。中盤から一気にラストへたたみかけ、孤高な男が心で叫ぶ・・・・。
とにかく、最後の文まで読んでください。小生はこの後、同先生の「飢えて狼」「裂けて海峡」「散る花もあり」を一気に読んでしまいました。
背いて故郷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 背いて故郷 (新潮文庫)より
4101345198
No.4
(5pt)

はーどぼいるど一直線

日本のハードボイルド界の一匹狼 志水辰夫先生渾身の大作です。ストイックな主人公、陰のあるヒロイン、単純に善悪ではない裏社会、そして反目しあう大国に操られる敵、味方。
かなり前の作品ですので、現在の世界情勢と違いますが、十分納得できるプロットです。
本書で、あの志水節が完成されたと言っても過言では無いでしょう。中盤から一気にラストへたたみかけ、孤高な男が心で叫ぶ・・・・。
とにかく、最後の文まで読んでください。小生はこの後、同先生の「飢えて狼」「裂けて海峡」「散る花もあり」を一気に読んでしまいました。
背いて故郷 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 背いて故郷 (講談社文庫)より
4061842676
No.3
(5pt)

はーどぼいるど一直線

日本のハードボイルド界の一匹狼 志水辰夫先生渾身の大作です。 ストイックな主人公、陰のあるヒロイン、単純に善悪ではない裏社会、そして反目しあう大国に操られる敵、味方。 かなり前の作品ですので、現在の世界情勢と違いますが、十分納得できるプロットです。 本書で、あの志水節が完成されたと言っても過言では無いでしょう。 中盤から一気にラストへたたみかけ、孤高な男が心で叫ぶ・・・・。 とにかく、最後の文まで読んでください。 小生はこの後、同先生の「飢えて狼」「裂けて海峡」「散る花もあり」を一気に読んでしまいました。
背いて故郷 Amazon書評・レビュー: 背いて故郷より
406202425X
No.2
(4pt)

肩ひじ張らないハードボイルド~ごく普通の男性にお勧め~

小説全体に流れる、独特の旋律がとても詩的な作品。 年末の慌しい雰囲気の中、主人公と謎の組織との息詰まる追跡行がなかなかリアルでスリリングに描かれています。 主人公が、他のハードボイルド作品に出てくる主人公のようにタフでも強くもなく、ごく普通の、社会から少し取り残されてしまった感じの船員というのも、敷居が低くて共感しやすいですね。ただ、ミステリー的な要素は希薄で、最後もちょっと尻切れトンボ。結局、相手にしていた組織がよく分からないままでした。ま、推理小説じゃないので、謎を残したままでもいいのかなとは思いますが。 とにかく、冷たく寒く、しんしんと雪の振る中に進行していくドラマは、かなり浸れます。
背いて故郷 (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集) Amazon書評・レビュー: 背いて故郷 (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集)より
4575658502
No.1
(4pt)

肩ひじ張らないハードボイルド~ごく普通の男性にお勧め~

 小説全体に流れる、独特の旋律がとても詩的な作品。 年末の慌しい雰囲気の中、主人公と謎の組織との息詰まる追跡行がなかなかリアルでスリリングに描かれています。 主人公が、他のハードボイルド作品に出てくる主人公のようにタフでも強くもなく、ごく普通の、社会から少し取り残されてしまった感じの船員というのも、敷居が低くて共感しやすいですね。ただ、ミステリー的な要素は希薄で、最後もちょっと尻切れトンボ。結局、相手にしていた組織がよく分からないままでした。ま、推理小説じゃないので、謎を残したままでもいいのかなとは思いますが。 とにかく、冷たく寒く、しんしんと雪の振る中に進行していくドラマは、かなり浸れます。
背いて故郷 (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集) Amazon書評・レビュー: 背いて故郷 (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集)より
4575658502