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午前三時のルースター



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【この小説が収録されている参考書籍】
午前三時のルースター
午前三時のルースター (文春文庫)

午前三時のルースターの評価: 3.64/5点 レビュー 45件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.64pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21~27 2/2ページ
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No.7:
(5pt)

才能はデビュー作から開花してるよ

が垣根さんの作品に出会ったのは、「ワイルドソウル」の単行本の時。ガツン!って感じがしたのを覚えてます。読後感が、何とも言えないくらい爽快かつ圧倒的なんだ。
 爾来、その印象を壊すのがイヤで、あえて遠ざけてきたんだけど、書店でこの文庫を手にしてしまったわけです。で、今回の作品はデビュー作だとか。かー!すげえやって思いましたね。すーっと入ってきて、ガツっとくる垣根流、このころから健在だったんですね。
 昨日、夜を徹して読み切ってしまいました。こんな感覚、久しぶりです。で、垣根作品のおもしろみというのは、主要な各登場人物に、感情移入しやすいことでもあるだろう。
 主人公の長瀬や慎一郎にも、ベトナム人のメイやビエンにも共感できる。そして、失踪した父にも。それだけじゃない。はしばしに登場する、脇役たちのちょっとした心情の吐露とかが、グッとくるんだ。本当にいい!
 彼らと一緒に、ベトナムのスリリングトリップに出かけてみてはどうだろうか。
午前三時のルースターAmazon書評・レビュー:午前三時のルースターより
4163192506
No.6:
(4pt)

疾走感の中にある濃密なテーマ

彼の作品の持ち味は何といっても疾走感。物語の前半でばらまかれた複線が、後半でいっきに収束していく展開がたまらない。デビュー作でありながらその特徴は健在。少々リアリティに欠ける強引な展開だったけど。またそのスピード感の中にも、父子の思いや、人生の意義など、しっかりしたテーマが飽和されているからなお面白い。
午前三時のルースター (文春文庫)Amazon書評・レビュー:午前三時のルースター (文春文庫)より
416765668X
No.5:
(4pt)

垣根作品として最初に手にしてほしい一冊

サントリーミステリー大賞受賞のデビュー作
であるが、ミステリー色が思ったほど強くな
く、解説でも触れられているが、少年が成長
する過程を描いた人間ドラマの作品と言える。
物語の展開のテンポは良く、まるで海外ロケ
のドラマを見ているような気分で読んでしま
う作品です。
涙をさそうシーンでも派手な演出はないですが、
わずか1行で描く人間の心理描写が、ものすご
くうまい箇所があり、作家の想いが要所要所で
伝わってきます。
注文をつけるとすれば、もう少し主人公の生き
てきたバックボーンをもう少し詳しく描写して
いれば良かったと思います。
午前三時のルースター (文春文庫)Amazon書評・レビュー:午前三時のルースター (文春文庫)より
416765668X
No.4:
(4pt)

父親を探す少年の旅とその成長

「ワイルド・ソウル」で第六回大薮春彦賞受賞・第二十五回吉川英治文学新人賞受賞・第五十七回日本推理作家協会賞受賞を受賞した作家のデビュー作。本作品は2000年の第17回サントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞した。ベトナムで失踪した父親を探す少年の旅とその成長を、この旅に付き添う、旅行代理店勤務の長瀬の視線を通して描くハードボイルド作品。真実を知った少年が最後の数ページで見せる行動が、読後感を上質なものへと変えてくれる。デビュー作でもあり、特に後半の展開に若干の無理はあるものの、十分満足の得られる良作である。この作者と出会うきっかけとなった「ワイルド・ソウル」にも感謝したい。余談であるが、本作品は、作者が旅行代理店勤務中に書いた作品ということである。
午前三時のルースターAmazon書評・レビュー:午前三時のルースターより
4163192506
No.3:
(5pt)

ほんまにおもしろかった!

久しぶりに、めっちゃおもろい!と思う本でした。一気に読み終えてしまいました。友情あり、ミステリーあり、親子の愛情あり…読み応えばっちりです。
午前三時のルースター (文春文庫)Amazon書評・レビュー:午前三時のルースター (文春文庫)より
416765668X
No.2:
(4pt)

読ませどころの多い小説です。

読ませどã"ろの多い小説である。å°'å¹'の成長物語とã-ても楽ã-めるã-、一ç'šã®ã‚µã‚¹ãƒšãƒ³ã‚¹ãƒŸã‚¹ãƒ†ãƒªãƒ¼ã¨ã-ても楽ã-める。私はちょっとè¦-点ã‚'変えて、父親の失踪の動機に主眼ã‚'置いて読ã‚"でみた。結構辛いもので『æ-¥æœ¬ã¨ã„うのはã"ã‚"なにé­...力のなくなった国なã‚"だろうか。』ラストの感動シーン(ã"れは読ã‚"でのお楽ã-みというã"とで・・)よりも胸が締めつã'られた。å...¨ä½"ã‚'通ã-て長瀬、å°'å¹'、父親、ç¥-父、それぞれの境遇の違いが考えや人ç"Ÿè¦³ã‚'ã"ã"まで変えてã-まうのかと驚愕ã-まã-た。ç'°éƒ¨ã«ã‚ãŸã‚Šã¡ã‚‡ã£ã¨ç‰©è¶³ã‚Šãªã„面もある(例えば父親とå°'å¹'との再会シーン)が、テンポ良く読めるのはé-"違いないとã"ろ。あと東å-アジアの国のæƒ...勢もよくわかって勉強にもなりまã-た。現地人と長瀬やå°'å¹'ã!¨ã®å¿ƒã®è§¦ã‚Œã‚いも本作の楽ã-みのひとつでã-ょう。あと、古いバイクや車のエンジンなどにé-¢ã™ã‚‹ã"だわりもã"の作家の特å¾'かもã-れませã‚"ね。デãƒ"ュー作とã-ては合格点ã‚'あã'たいと思います。なお本作はサントリーミステリー大賞å-賞作です。
午前三時のルースター (文春文庫)Amazon書評・レビュー:午前三時のルースター (文春文庫)より
416765668X
No.1:
(5pt)

おもしろい!

これは、本当に面白い作品です。初めて本を読みきる事ができました。ドラマを見てから読んだので、そのシーンを回想しながら読んでいきました。一行読むごとにどんどん興味が沸いていって、これは読んで後悔のない作品です。一度読んでみてはいかかでしょうか。
午前三時のルースターAmazon書評・レビュー:午前三時のルースターより
4163192506

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