黒猫館の殺人

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評判

黒猫館の殺人の評価:

3.48/5点 レビュー 113件。 B ランク

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平均点3.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全242件 161〜180 9/13ページ
No.82
(4pt)

奥行きのある時空間

評価が分かれる作品のようですが、時間的、空間的に奥行きがあり楽しめました。とくに、空間的(距離的)には、どうせやるならこれぐらいのトリックを、どーんとやってくれという感じです。
一方で、細かすぎる伏線が気になる方もいるようですが、私は謎解きに、ふんふんと素直に納得し、思わず胸に手を当ててしまいました。
ミステリーの極大と極小を、あわせて味わえる作品です。
黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)より
4062777436
No.81
(4pt)

奥行きのある時空間

評価が分かれる作品のようですが、時間的、空間的に奥行きがあり楽しめました。とくに、空間的(距離的)には、どうせやるならこれぐらいのトリックを、どーんとやってくれという感じです。
一方で、細かすぎる伏線が気になる方もいるようですが、私は謎解きに、ふんふんと素直に納得し、思わず胸に手を当ててしまいました。
ミステリーの極大と極小を、あわせて味わえる作品です。
黒猫館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061816152
No.80
(4pt)

奥行きのある時空間

評価が分かれる作品のようですが、時間的、空間的に奥行きがあり楽しめました。とくに、空間的(距離的)には、どうせやるならこれぐらいのトリックを、どーんとやってくれという感じです。
一方で、細かすぎる伏線が気になる方もいるようですが、私は謎解きに、ふんふんと素直に納得し、思わず胸に手を当ててしまいました。
ミステリーの極大と極小を、あわせて味わえる作品です。
黒猫館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人 (講談社文庫)より
4062632780
No.79
(4pt)

どうもヘンだなぁと思ったんですよ。やっぱ"仕掛け"がありましたか

館シリーズの第六作は平成四年発刊。四作目の「人形館の殺人」と並んで異色作だ。
記憶喪失に陥った男の手元にあった手記の内容と、リアルタイムの出来事が交互に
展開される。手記に書かれている衝撃の殺人は事実なのか?黒猫館はどこに?男は
本当に鮎田冬馬なのか?読み進めながら、深まっていく謎。注意深い読者は手記に
流れている"違和感"を察知するはずだ。そこに推理が加われば作者の"たくらみ"を
見抜けるかも知れない。「黒猫」とくればポーだが、他にも著名な小説のオマージュが
加わっている。その辺りにもトリックのヒントが隠されているかもしれないし・・・果たして。

探偵作家にもそれぞれ作風があるが、綾辻氏の場合はいかに読者を騙すかに力点を
置いているように感じられる。別の言いかたをすれば、騙しのために筋立てを用意して
いる。その筋立てと騙しネタが噛み合ったときは名作となるが、ハズしてしまうと何とも
ピンと来ない読後感になる恐れもある。その意味でこれまでのシリーズ作品に比べると
賛否両論ありそうだ。探偵小説通の読者なら楽しめる要素は詰まっているとは思うが。
黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)より
4062777436
No.78
(4pt)

どうもヘンだなぁと思ったんですよ。やっぱ"仕掛け"がありましたか

館シリーズの第六作は平成四年発刊。四作目の「人形館の殺人」と並んで異色作だ。
記憶喪失に陥った男の手元にあった手記の内容と、リアルタイムの出来事が交互に
展開される。手記に書かれている衝撃の殺人は事実なのか?黒猫館はどこに?男は
本当に鮎田冬馬なのか?読み進めながら、深まっていく謎。注意深い読者は手記に
流れている"違和感"を察知するはずだ。そこに推理が加われば作者の"たくらみ"を
見抜けるかも知れない。「黒猫」とくればポーだが、他にも著名な小説のオマージュが
加わっている。その辺りにもトリックのヒントが隠されているかもしれないし・・・果たして。

探偵作家にもそれぞれ作風があるが、綾辻氏の場合はいかに読者を騙すかに力点を
置いているように感じられる。別の言いかたをすれば、騙しのために筋立てを用意して
いる。その筋立てと騙しネタが噛み合ったときは名作となるが、ハズしてしまうと何とも
ピンと来ない読後感になる恐れもある。その意味でこれまでのシリーズ作品に比べると
賛否両論ありそうだ。探偵小説通の読者なら楽しめる要素は詰まっているとは思うが。
黒猫館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061816152
No.77
(4pt)

どうもヘンだなぁと思ったんですよ。やっぱ"仕掛け"がありましたか

館シリーズの第六作は平成四年発刊。四作目の「人形館の殺人」と並んで異色作だ。
記憶喪失に陥った男の手元にあった手記の内容と、リアルタイムの出来事が交互に
展開される。手記に書かれている衝撃の殺人は事実なのか?黒猫館はどこに?男は
本当に鮎田冬馬なのか?読み進めながら、深まっていく謎。注意深い読者は手記に
流れている"違和感"を察知するはずだ。そこに推理が加われば作者の"たくらみ"を
見抜けるかも知れない。「黒猫」とくればポーだが、他にも著名な小説のオマージュが
加わっている。その辺りにもトリックのヒントが隠されているかもしれないし・・・果たして。

探偵作家にもそれぞれ作風があるが、綾辻氏の場合はいかに読者を騙すかに力点を
置いているように感じられる。別の言いかたをすれば、騙しのために筋立てを用意して
いる。その筋立てと騙しネタが噛み合ったときは名作となるが、ハズしてしまうと何とも
ピンと来ない読後感になる恐れもある。その意味でこれまでのシリーズ作品に比べると
賛否両論ありそうだ。探偵小説通の読者なら楽しめる要素は詰まっているとは思うが。
黒猫館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人 (講談社文庫)より
4062632780
No.76
(5pt)

「手記」に秘められた、失われた記憶と〈館〉の謎

推理作家・鹿谷門実のもとに、事故に巻き込まれ記憶を失った老人から
「自分が何者なのかを調べてほしい」――という奇妙な依頼が舞い込む。

手がかりとなるのは、老人が書いたと思われる「手記」のみ。

その「手記」には、建築家・中村青司が建てたという〈黒猫館〉で管理人を
つとめる鮎田冬馬(老人だと思われる)が、館の持ち主の息子とその友人
たちを館に迎えた際に遭遇した奇怪な殺人事件の経緯が綴られていた。

鹿谷は、〈黒猫館〉の元の持ち主である天才的生物学者・天羽辰也について
調査をした後、真相を探るため、編集者の江南と共に北海道に向かうのだが……。

作中作(手記)を手がかりに過去の事件を読み
解く――という額縁小説の体裁が採られた本作。

本作では、老人(鮎田冬馬)の正体と〈館〉の秘密、そして、黒猫館で起きた
密室殺人の真相――という以上三点が、究明されるべき謎になっています。

その中で、〈館〉の秘密に関するトリックは、××の本歌取りなのですが、
日本でも本作に先駆けて○○が、さらにほぼ同時期に●●がという風に、
いくつか類例があります(ちなみに◎◎も重要なモチーフになっています)。

一方、老人の正体と密室殺人の真相に関しては、さほど意外性はありませ
んが、どちらもフェアに伏線が張られている点は高く評価されるべきでしょう。

とくに、密室殺人のハウダニットに関しては、陳腐な物理トリックが用いられては
いるものの、それを導き出すためには、まず〈館〉の秘密を究明する必要があり、
その上で、唯一の犯行手段を特定するという考え抜かれた手順となっています。
黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)より
4062777436
No.75
(5pt)

「手記」に秘められた、失われた記憶と〈館〉の謎

推理作家・鹿谷門実のもとに、事故に巻き込まれ記憶を失った老人から「自分が何者なのかを調べてほしい」――という奇妙な依頼が舞い込む。手がかりとなるのは、老人が書いたと思われる「手記」のみ。その「手記」には、建築家・中村青司が建てたという〈黒猫館〉で管理人をつとめる鮎田冬馬(老人だと思われる)が、館の持ち主の息子とその友人たちを館に迎えた際に遭遇した奇怪な殺人事件の経緯が綴られていた。鹿谷は、〈黒猫館〉の元の持ち主である天才的生物学者・天羽辰也について調査をした後、真相を探るため、編集者の江南と共に北海道に向かうのだが……。作中作(手記)を手がかりに過去の事件を読み解く――という額縁小説の体裁が採られた本作。本作では、老人(鮎田冬馬)の正体と〈館〉の秘密、そして、黒猫館で起きた密室殺人の真相――という以上三点が、究明されるべき謎になっています。その中で、〈館〉の秘密に関するトリックは、××の本歌取りなのですが、日本でも本作に先駆けて○○が、さらにほぼ同時期に●●がという風に、いくつか類例があります(ちなみに◎◎も重要なモチーフになっています)。一方、老人の正体と密室殺人の真相に関しては、さほど意外性はありませんが、どちらもフェアに伏線が張られている点は高く評価されるべきでしょう。とくに、密室殺人のハウダニットに関しては、陳腐な物理トリックが用いられてはいるものの、それを導き出すためには、まず〈館〉の秘密を究明する必要があり、その上で、唯一の犯行手段を特定するという考え抜かれた手順となっています。
黒猫館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061816152
No.74
(5pt)

「手記」に秘められた、失われた記憶と〈館〉の謎

推理作家・鹿谷門実のもとに、事故に巻き込まれ記憶を失った老人から「自分が何者なのかを調べてほしい」――という奇妙な依頼が舞い込む。手がかりとなるのは、老人が書いたと思われる「手記」のみ。その「手記」には、建築家・中村青司が建てたという〈黒猫館〉で管理人をつとめる鮎田冬馬(老人だと思われる)が、館の持ち主の息子とその友人たちを館に迎えた際に遭遇した奇怪な殺人事件の経緯が綴られていた。鹿谷は、〈黒猫館〉の元の持ち主である天才的生物学者・天羽辰也について調査をした後、真相を探るため、編集者の江南と共に北海道に向かうのだが……。作中作(手記)を手がかりに過去の事件を読み解く――という額縁小説の体裁が採られた本作。本作では、老人(鮎田冬馬)の正体と〈館〉の秘密、そして、黒猫館で起きた密室殺人の真相――という以上三点が、究明されるべき謎になっています。その中で、〈館〉の秘密に関するトリックは、××の本歌取りなのですが、日本でも本作に先駆けて○○が、さらにほぼ同時期に●●がという風に、いくつか類例があります(ちなみに◎◎も重要なモチーフになっています)。一方、老人の正体と密室殺人の真相に関しては、さほど意外性はありませんが、どちらもフェアに伏線が張られている点は高く評価されるべきでしょう。とくに、密室殺人のハウダニットに関しては、陳腐な物理トリックが用いられてはいるものの、それを導き出すためには、まず〈館〉の秘密を究明する必要があり、その上で、唯一の犯行手段を特定するという考え抜かれた手順となっています。
黒猫館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人 (講談社文庫)より
4062632780
No.73
(5pt)

「手記」に秘められた、失われた記憶と〈館〉の謎

推理作家・鹿谷門実のもとに、事故に巻き込まれ記憶を失った老人から
「自分が何者なのかを調べてほしい」――という奇妙な依頼が舞い込む。
手がかりとなるのは、老人が書いたと思われる「手記」のみ。
その「手記」には、建築家・中村青司が建てたという〈黒猫館〉で管理人を
つとめる鮎田冬馬(老人だと思われる)が、館の持ち主の息子とその友人
たちを館に迎えた際に遭遇した奇怪な殺人事件の経緯が綴られていた。
鹿谷は、〈黒猫館〉の元の持ち主である天才的生物学者・天羽辰也について
調査をした後、真相を探るため、編集者の江南と共に北海道に向かうのだが……。
作中作(手記)を手がかりに過去の事件を読み
解く――という額縁小説の体裁が採られた本作。
本作では、老人(鮎田冬馬)の正体と〈館〉の秘密、そして、黒猫館で起きた
密室殺人の真相――という以上三点が、究明されるべき謎になっています。
その中で、〈館〉の秘密に関するトリックは、××の本歌取りなのですが、
日本でも本作に先駆けて○○が、さらにほぼ同時期に●●がという風に、
いくつか類例があります(ちなみに◎◎も重要なモチーフになっています)。
一方、老人の正体と密室殺人の真相に関しては、さほど意外性はありませ
んが、どちらもフェアに伏線が張られている点は高く評価されるべきでしょう。
とくに、密室殺人のハウダニットに関しては、陳腐な物理トリックが用いられては
いるものの、それを導き出すためには、まず〈館〉の秘密を究明する必要があり、
その上で、唯一の犯行手段を特定するという考え抜かれた手順となっています。
黒猫館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061816152
No.72
(5pt)

「手記」に秘められた、失われた記憶と〈館〉の謎

推理作家・鹿谷門実のもとに、事故に巻き込まれ記憶を失った老人から
「自分が何者なのかを調べてほしい」――という奇妙な依頼が舞い込む。
手がかりとなるのは、老人が書いたと思われる「手記」のみ。
その「手記」には、建築家・中村青司が建てたという〈黒猫館〉で管理人を
つとめる鮎田冬馬(老人だと思われる)が、館の持ち主の息子とその友人
たちを館に迎えた際に遭遇した奇怪な殺人事件の経緯が綴られていた。
鹿谷は、〈黒猫館〉の元の持ち主である天才的生物学者・天羽辰也について
調査をした後、真相を探るため、編集者の江南と共に北海道に向かうのだが……。
作中作(手記)を手がかりに過去の事件を読み
解く――という額縁小説の体裁が採られた本作。
本作では、老人(鮎田冬馬)の正体と〈館〉の秘密、そして、黒猫館で起きた
密室殺人の真相――という以上三点が、究明されるべき謎になっています。
その中で、〈館〉の秘密に関するトリックは、××の本歌取りなのですが、
日本でも本作に先駆けて○○が、さらにほぼ同時期に●●がという風に、
いくつか類例があります(ちなみに◎◎も重要なモチーフになっています)。
一方、老人の正体と密室殺人の真相に関しては、さほど意外性はありませ
んが、どちらもフェアに伏線が張られている点は高く評価されるべきでしょう。
とくに、密室殺人のハウダニットに関しては、陳腐な物理トリックが用いられては
いるものの、それを導き出すためには、まず〈館〉の秘密を究明する必要があり、
その上で、唯一の犯行手段を特定するという考え抜かれた手順となっています。
黒猫館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人 (講談社文庫)より
4062632780
No.71
(5pt)

不思議な感じ

『黒猫館』と呼ばれる屋敷の管理人が
火事で記憶喪失になっていた。
火事の時に、なぜか大事そうに日記を持っていたそうだ。
その日記に書かれていることは小説と信じたい内容であった。
ある作家にそれを調べてほしいというお願いをもらった。
調べていって、ようやく北海道にあることがわかったが、
日記のなぞが多すぎてなかなか真相がわからない。
屋敷の中へ入ると、管理人が記憶を取り戻し始める。
そして、意外な真相とは??
黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)より
4062777436
No.70
(5pt)

不思議な感じ

『黒猫館』と呼ばれる屋敷の管理人が
火事で記憶喪失になっていた。
火事の時に、なぜか大事そうに日記を持っていたそうだ。
その日記に書かれていることは小説と信じたい内容であった。
ある作家にそれを調べてほしいというお願いをもらった。
調べていって、ようやく北海道にあることがわかったが、
日記のなぞが多すぎてなかなか真相がわからない。
屋敷の中へ入ると、管理人が記憶を取り戻し始める。
そして、意外な真相とは??
黒猫館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061816152
No.69
(5pt)

不思議な感じ

『黒猫館』と呼ばれる屋敷の管理人が
火事で記憶喪失になっていた。
火事の時に、なぜか大事そうに日記を持っていたそうだ。
その日記に書かれていることは小説と信じたい内容であった。
ある作家にそれを調べてほしいというお願いをもらった。
調べていって、ようやく北海道にあることがわかったが、
日記のなぞが多すぎてなかなか真相がわからない。
屋敷の中へ入ると、管理人が記憶を取り戻し始める。
そして、意外な真相とは??
黒猫館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人 (講談社文庫)より
4062632780
No.68
(4pt)

マゾ的

綾辻って推理作家は本当に不思議な存在で,なんの脈絡もなくいきなり出てきた突然変異型だと個人的はそういう感想を持つ。完成度とか質
はなく,寧ろハチャメチャなのに奇跡みたいなデビュー作があり,その後次々と刊行した作品も多かれ少なかれ必ず開拓の要素を有している。
王道をゆく伝統的な匂いがありながらどうしようもなくデジタルで先鋭的な作風だろう。それが暴走しながらもいちよの集大成をみせたのが
館シリーズの前作『時計館の殺人』だろうが,あれを読んだ時身震いするほど感動したにもかかわらず同時に「ここまでやるか?」的な
嫌悪感があったのも正直事実だ。あの瞬間に何か完成して何か終わったと思う。
ただそこで自らに鞭打つことをやめず貪欲さを失わないところが感心。そしてこの一作なのです。アイデアは昔からあったと著者本人は
語っているが,これはアイデアというよりシステムって響きの方がちかい。限られたシステムのなかでアイデアを展開させることは
努力次第で誰にでもできるが,システムを考案・改良しろって言われても大抵できない。同時期の島田荘司『眩暈』や,我孫子武丸の
『殺戮にいたる病』なんかが出てきた流れも合わせてここが一種ミステリが変質した瞬間でありターニングポイントだと感じる。
さて御託はそのぐらいで肝心な本作の内容はといいますと,黒猫館なる屋敷でおきた殺人事件の顛末がしるされた手記がある。同時に
記憶を失った男がいた。彼はどうも書き手らしい。調査をする。その過程で読者は何か不自然で違和感があると感じながらも
だんだんと綾辻の術中に嵌り支配されていく。そうしたらね最後ね思い込んでいた風景が崩壊して不思議な光景に出逢うの。。
そのカタルシスが最高。
黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)より
4062777436
No.67
(4pt)

マゾ的

綾辻って推理作家は本当に不思議な存在で,なんの脈絡もなくいきなり出てきた突然変異型だと個人的はそういう感想を持つ。完成度とか質
はなく,寧ろハチャメチャなのに奇跡みたいなデビュー作があり,その後次々と刊行した作品も多かれ少なかれ必ず開拓の要素を有している。
王道をゆく伝統的な匂いがありながらどうしようもなくデジタルで先鋭的な作風だろう。それが暴走しながらもいちよの集大成をみせたのが
館シリーズの前作『時計館の殺人』だろうが,あれを読んだ時身震いするほど感動したにもかかわらず同時に「ここまでやるか?」的な
嫌悪感があったのも正直事実だ。あの瞬間に何か完成して何か終わったと思う。
ただそこで自らに鞭打つことをやめず貪欲さを失わないところが感心。そしてこの一作なのです。アイデアは昔からあったと著者本人は
語っているが,これはアイデアというよりシステムって響きの方がちかい。限られたシステムのなかでアイデアを展開させることは
努力次第で誰にでもできるが,システムを考案・改良しろって言われても大抵できない。同時期の島田荘司『眩暈』や,我孫子武丸の
『殺戮にいたる病』なんかが出てきた流れも合わせてここが一種ミステリが変質した瞬間でありターニングポイントだと感じる。
さて御託はそのぐらいで肝心な本作の内容はといいますと,黒猫館なる屋敷でおきた殺人事件の顛末がしるされた手記がある。同時に
記憶を失った男がいた。彼はどうも書き手らしい。調査をする。その過程で読者は何か不自然で違和感があると感じながらも
だんだんと綾辻の術中に嵌り支配されていく。そうしたらね最後ね思い込んでいた風景が崩壊して不思議な光景に出逢うの。。
そのカタルシスが最高。
黒猫館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061816152
No.66
(4pt)

マゾ的

綾辻って推理作家は本当に不思議な存在で,なんの脈絡もなくいきなり出てきた突然変異型だと個人的はそういう感想を持つ。完成度とか質
はなく,寧ろハチャメチャなのに奇跡みたいなデビュー作があり,その後次々と刊行した作品も多かれ少なかれ必ず開拓の要素を有している。
王道をゆく伝統的な匂いがありながらどうしようもなくデジタルで先鋭的な作風だろう。それが暴走しながらもいちよの集大成をみせたのが
館シリーズの前作『時計館の殺人』だろうが,あれを読んだ時身震いするほど感動したにもかかわらず同時に「ここまでやるか?」的な
嫌悪感があったのも正直事実だ。あの瞬間に何か完成して何か終わったと思う。
ただそこで自らに鞭打つことをやめず貪欲さを失わないところが感心。そしてこの一作なのです。アイデアは昔からあったと著者本人は
語っているが,これはアイデアというよりシステムって響きの方がちかい。限られたシステムのなかでアイデアを展開させることは
努力次第で誰にでもできるが,システムを考案・改良しろって言われても大抵できない。同時期の島田荘司『眩暈』や,我孫子武丸の
『殺戮にいたる病』なんかが出てきた流れも合わせてここが一種ミステリが変質した瞬間でありターニングポイントだと感じる。
さて御託はそのぐらいで肝心な本作の内容はといいますと,黒猫館なる屋敷でおきた殺人事件の顛末がしるされた手記がある。同時に
記憶を失った男がいた。彼はどうも書き手らしい。調査をする。その過程で読者は何か不自然で違和感があると感じながらも
だんだんと綾辻の術中に嵌り支配されていく。そうしたらね最後ね思い込んでいた風景が崩壊して不思議な光景に出逢うの。。
そのカタルシスが最高。
黒猫館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人 (講談社文庫)より
4062632780
No.65
(3pt)

これも「アリス」のミステリー。

アヤツジの「アリス」ミステリー。どういう風に「アリス」なのかはネタバレになるので詳述は避けるが、ヒントは「黒猫」。
本書はアヤツジらしくなく、トリックらしいトリックはない。あるのは、ただ館の謎だけ。
黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)より
4062777436
No.64
(3pt)

これも「アリス」のミステリー。

アヤツジの「アリス」ミステリー。どういう風に「アリス」なのかはネタバレになるので詳述は避けるが、ヒントは「黒猫」。
本書はアヤツジらしくなく、トリックらしいトリックはない。あるのは、ただ館の謎だけ。
黒猫館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061816152
No.63
(3pt)

これも「アリス」のミステリー。

アヤツジの「アリス」ミステリー。どういう風に「アリス」なのかはネタバレになるので詳述は避けるが、ヒントは「黒猫」。
本書はアヤツジらしくなく、トリックらしいトリックはない。あるのは、ただ館の謎だけ。
黒猫館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒猫館の殺人 (講談社文庫)より
4062632780