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死都日本



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【この小説が収録されている参考書籍】
死都日本
死都日本 (講談社ノベルス)
死都日本 (講談社文庫)

死都日本の評価: 4.22/5点 レビュー 125件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.22pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全104件 101~104 6/6ページ
No.4:
(5pt)

想像と事実のせめぎ合い

 「1万年に一度程度の大噴火が起きたら、日本はどのようになるか」という想定のもと、シミュレーションをしつつ、読み物に仕上げた作品。第26回メフィスト賞を受賞している。 作者は現役医師。「地震は怖いけど、火山はそうでもないよね」という配偶者の言葉に驚いたことがきっかけだったという。 何よりも、噴火を見ながら書いたような描写がすばらしい(怖い)。どのぐらい精度が高いかと言うと、この本が専門家の間で評判となり、03年5月25日、学者らを交えたシンポジウムが開かれる(た)ほどだ。 舞台になった宮崎では、ベストセラーが続いている
死都日本Amazon書評・レビュー:死都日本より
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No.3:
(5pt)

10年に1冊のカタストロフ小説!

 「カフカやポッターで和んでいた2002年文芸界にガツンと一発! 『日本沈没』以来の近未来カタストロフ小説。 これを読まずに年を越すなっ!」 場面転換が細かくスピーディ。そのためか、中座しながら読んでいてもすぐに世界に入り込める。 読書中の至福感は、『亡国のイージス』などに匹敵するかも。特に火山に関する洞察は目を見張るものが。これで新人というのだから、末恐ろしい。 手元に全日本地図帳、南九州ロードマップ、あとはミネラルウォーターと饅頭でも用意して、できれば丸一日じっくりかけて読みたい1冊。
死都日本Amazon書評・レビュー:死都日本より
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No.2:
(4pt)

悪くないんですが・・・

メフィスト紙上で紹介されてから、発売を今か今かと待ちわびていた一冊です。内容のイメージではやはり「日本沈没」的な、兆候を確認し対策を講じつつ来るべき日を迎える。と勝手に想像していましたが、予想以上に展開が速いです。最近遅読の自分が気が付くと中盤を過ぎ、あっという間に読了でした。良く考えてみたら、この話って1日ちょっとの事なんですよね。リアルタイムに近いかも。タイトルの由来ですが、所々に違和感のある言葉があるのです。この状況で、こういう言い方、もしくは発言はしないだろうな。と思う箇所がどうしても気になってしまいました。家では妻に、自分が読んで面白かった本は薦めるのですが、この本は薦めませんでした。自然科学系に興味のある人であれば、かなりのめりこんで読むと思いますがそうで無い人に薦められるか?と言うと、?です。読む人を選ぶ本だと思います。私は楽しみましたけど。
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No.1:
(4pt)

秋の夜長にピッタリ

火山が爆発したらどうなるか?…物語は火山の学術的説明から、一気に本番へと進みます。爆発してからも一時災害、二次災害と休む間もなく次々とまるで火砕流のように流れ息つく暇もありません。専門用語も多いですが、わかりやすい説明で、また場面転換も多く、まるでパニック映画を見ているようなスピードがあり、一気に読み終えることができました。中に小説の舞台である火山付近の地図もありましたが、できればもっと火砕流などの流れがわかる図解がついていたら面白かったと思います。こんな災害に対応できる国家だったら本当によかったんですけど……。
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