■スポンサードリンク


竜の道



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

竜の道の評価: 4.48/5点 レビュー 27件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.48pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21~24 2/2ページ
<<12
No.4:
(4pt)

表の世界と裏の世界で生きる兄弟が成り上がっていく物語

廃品回収業者の家の前に捨てられ、育ての親からはろくに食べ物を与えられず周囲の人間たちからも虐げられて生きてきた双子の兄弟が、世間に復讐するために表の世界と裏の世界で修羅のごとく生きていく物語。裏の世界で生きていくために、危険な橋を渡り裏世界の長と接触し成り上がっていく兄、東大を卒業し運輸省の官僚になるべく表の世界を生きる弟、それぞれがお互いの目標を達成するための道を行く。本書では、裏の世界で生きる兄の様子が多く描かれていたが、やくざとの絡みや人を殺す様子、大物との駆け引きなど、裏の世界の様子がリアルに描かれて読み応えがあった。表の世界で生きる弟の様子ももう少し描いてほしかったが、それは続編で描かれるのだろうか。いずれにしても、その後、兄と弟がどんな人生を歩んでいくのか、続編が楽しみである。
竜の道 飛翔篇Amazon書評・レビュー:竜の道 飛翔篇より
406215708X
No.3:
(5pt)

作風は一緒

しかし、読みごたえあり主人公の背景が『天国への階段』、『最も遠い銀河』と共通する部分が多々あるが、それを補って余りある内容な濃さピカレスク好みには堪らないであろう
竜の道 飛翔篇Amazon書評・レビュー:竜の道 飛翔篇より
406215708X
No.2:
(5pt)

2009年私の読んだミステリーNo.1

白川道の本はだいたい読んでいて、「天国への階段」「海は涸れていた」が代表作と思っていたが、「竜の道」はこれらを超えている。スケールの大きなエンターテイメントミステリーだ。白川道が得意とする純愛、ヤクザ、ギャンブル、女、復讐、血縁、総てが入っている。それも相当ヴァージョンアップされている。2009年に読んだミステリーの中では、私は一番面白かった。
 双子の兄弟の復讐劇、片方は裏のヤクザの世界、片方は表の運輸省キャリアの世界から。それに謎の予言能力を持った妹のような女性。飛翔編では、兄のヤクザの世界が丁寧に描かれている。これまで白川道の小説では殺人はそれほど書かれなかったが、「竜の道」は大藪春彦に繋がるハードボイルドだ。この何巻まで出るんだろう?もう既に完成しているのではないか?「最も遠い銀河」が出たばかりだったので、それほど期待していなかったが、「竜の道」の方がレベルは完全に上だ。早く次が読みたい。ついでに何巻まで出るのか、早く教えて欲しい。完結まで読むのに何年待てばいいんだ?
竜の道 飛翔篇Amazon書評・レビュー:竜の道 飛翔篇より
406215708X
No.1:
(5pt)

早く続編を!

「竜の道」が出版した2ヶ月前に、「最も遠い銀河」上下巻が出て読んだばかりだったので、当分白川作品を読むのは先だと思っていたので、この本が出て驚きました。
 読んだ感じはベストセラーの「天国の階段」よりは、どちらかと言うと「病葉流れて」シリーズに近いかな?
 物語は捨て子の二人の兄弟、竜一と竜二が貧しく辛い少年時代を過ごした事で、将来必ず大物になる事を誓い、妹のように可愛がっていた美佐の両親が、追い込まれて自殺した復習もあり、竜二は官僚へ、竜一は闇の世界へと進む。これも二人にとっては予定の行動である。色々な困難に立ち向かいながら、徐々に目標に向かっていく二人!!読む手を止められません。
 「病葉流れて」3部作同様「竜の道」も3部作の予定らしいですね。
 続編が今からワクワクします。
竜の道 飛翔篇Amazon書評・レビュー:竜の道 飛翔篇より
406215708X

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!