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終着駅



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【この小説が収録されている参考書籍】
終着駅
終着駅 (新潮文庫)

終着駅の評価: 3.85/5点 レビュー 13件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.85pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

読んでいて不自然さを感じます。

白川道さんの作品は『天国への階段』『最も遠い銀河』『海は涸いていた』に続いて四作目です。それらに比べるともの足りなさを感じました。
この作品は、武とかほるの恋愛、ヤクザの抗争、謙介の復讐譚の三つの柱から成りますが、いずれの面においても中途半端だったと思います。
まず二人がどうして惹かれ合うのかという点で、心理描写の少なさもあいまって説明不足です。かほるに対する武のセリフも終始ぎこちなさがあり、恋愛小説という面で楽しめませんでした。
ヤクザの内紛も描かれていますが、登場人物が多いわりに掘り下げが不足しており、面白くありません。これはおそらく、この作品のメインテーマが二人の恋愛にあるため、ヤクザの抗争は付随的な位置付けとされたのだと思いますが、無駄にページを読ませられたという感があります。
謙介は作品の初めの方に登場しますが、その後しばらく出てきません。そして後半もう一度姿を現します。これは完全に終盤になって野山を物語に絡ませるためなのですが、いかにも結末のための道具といった感じで不自然です。
総じて、物語の各要素がバランスよく溶け込んでいるとはいいがたく、完成度は低いといわざるをえません。
終着駅 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:終着駅 (新潮文庫)より
4101422249
No.3:
(3pt)

一気に読める勢いはあるけど・・・(ネタバレ系

そんな結末に強引に持っていくか???と最後の50ページで醒めました
それまでは良かったんだけど

白川作品は無理やり殺すよね・・・
終着駅 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:終着駅 (新潮文庫)より
4101422249
No.2:
(3pt)

ヤクザの純愛?

悪くはないのだが、先の展開が読めてしまい盛り上がりに欠ける。
もう少し意外なラストを期待していた。
新堂冬樹の「忘れ雪」に似た感じがする。
終着駅 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:終着駅 (新潮文庫)より
4101422249
No.1:
(3pt)

甘すぎ…

終着駅というタイトルと中年のヤクザやさんが出てきた時点で既にラストは読めた感じだった。
使命感?から最後まで読んだがヤクザの世界をとってもスイートに書いていて『???』という感じ。
終着駅 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:終着駅 (新潮文庫)より
4101422249

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