■スポンサードリンク
交換殺人には向かない夜
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
交換殺人には向かない夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.66pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物がみんな可愛くて好き | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全く展開が見破れなかった。ネタバラシの場面でも、かなり戸惑い2度3度読み直してしまった。コミカルな展開に上手いこと惹きつけられ、見破れなかった。 私は前作、前前作を読んでなかったが、それらを読んでからの方が楽しめると思う。ただ、見事に騙された。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミスリードのさせ方が正々堂々アンフェアでフェア。 伏線の上手さはシリーズ随一かも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーの構成にすっかり騙されてしまいました。最後まで読んでようやく納得出来るシナリオになっています。 しかしながら、水樹彩子さんの七変化がエロいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書では、最後から2番目の章で話全体の詳細な「種明かし」が行われ 数々の伏線が見事に回収されて決着がつけられる。 一方、最後の章(エピローグ)では、前章の「種明かし」において回収されなかった 伏線と推理があえて蒸し返されるが、それに対する十分な説明はなく物語が終わる。 エピローグは、「読者への挑戦状」のようなものではないか。 エピローグの内容に留意して本書を読み返せば、 「種明かし」がすべてを語りきっていないことを伺わせる伏線が見えてくる。 本書のタイトルや、最後から三番目の章のタイトルもヒントなのだろう。 2回目に読む時、ある登場人物に対する印象は大きく変わるはずだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近どんどん違う方向に行っちゃっているのが残念だけれど、 烏賊川市シリーズはちゃんとミステリーしているんだよなぁ・・・ ギャグの中にしっかりと伏線が張られていて、 最後にそれらがきっちりパズルのようにはまる。 ギャグと伏線のバランスが良く、二度読み必須の作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東川氏の烏賊川市シリーズの長編で、ファンには最高傑作と言われることもある作品である。 交換殺人ネタを扱っているが、いまどき交換殺人ネタは手あかが付きまくっているが、カットバック進行方式や終盤の事件の真相などで新鮮味を出しているのが特徴である。 トリック自体はさほど独創的ということでもないが、軽いタッチのミステリーに効果的にネタが活用されており、なかなか読ませる作品になっている。 売れたため批判も多い氏だが、この初期の烏賊川市シリーズは結構よく出来ていると思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
トリックに新しさがないが、登場人物が魅力的でユーモアもたっぷりと添えられており面白いと思った。「謎ディナ」シリーズでも言えることだが、テレビとか映画にすると面白いと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あくまでミステリ初心者の稚拙な感想でありますのでご容赦を。 毎回毎回そうなんですが、ある段階までは簡単に推理できるんだけど、ちょっとした違和感がつきまとう。その違和感の正体を知らされた時の、やられたー!と膝を打つ感覚が楽しくてたまらんです。今回も、何で今回に限ってこんな×××が多いんだろう?という違和感がずっとあったんですが、そういうことでしたか面白かった! ところで探偵事務所が一つ上の階に移ってるのって、何か意味があるんでしょうかねえ。勘違いだったらすみません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
叙述トリックものだとわかった上で読んでたのですが、わかりませんでした。 基本的に軽いタッチで楽しく読めます。 ただ、最後まで謎として残ったこともあり、もう一度じっくり読んでみたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ第四弾、おなじみの刑事二人組、探偵と大家、探偵助手と二巻で登場したさくら嬢、それぞれがタッグを組んであたる三つの状況が順繰りに描かれます。 あいかわらずのへらず口やツッコミがちりばめられますが、なにしろ舞台が三つなので、読むときには直線的な衝迫力に欠け、ぐるぐる謎のまわりを回っているようなもどかしさもありました。 この三つのシチュエーションはどうつながるのか? タイトルから予想される交換殺人はだれとだれが? 結末の謎解きはみごとにドミノ倒しが決まった、という感じで、作者の周到さには舌を巻きました。 映画にはぜったいにできないと言う点で、綾辻行人の『十角館の殺人』を思い出します。叙述と伏線の見事さです。 しかし、それとは別にどうもいまひとつすっきりしないものも残りました。一つはヒロインの描き方です。人物描写として、これはどうなのか? また殺人事件の動機も、これだけの大トリックを弄するほど切実でせっぱつまったものでもない気がします。 ネタに絡むのでうまく言えませんが、このきわめてトリッキーな謎解きと、実際の人間模様のずれ感とでもいうのでしょうか。 物理トリックの場合は、少々非現実的でも拍手できますが、こういうトリックは・・・作者の資質の根幹にかかわっている問題でもありますが、型と生身の人間らしさのすりあわせが微妙な感じです。 物理トリックが面白かった前作(『完全犯罪に猫は何匹必要か?』)のほうが、私としては好きかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
烏賊川市シリーズの第4弾です。 そして、第2弾に続いて、この作風に欠かせない十乗寺さくらが再登場します。 相変わらず、笑いを随所に散りばめながら物語が進行していきます。 今回は、探偵組、さくら組、刑事組からの視点毎に章が分割されています。 そして最後に集結するわけですが。 内容に関して詳しく書くと楽しみが減ってしまうので書きませんが、 個人的には烏賊川市シリーズでは一番良かったと思います。 まあ、過去の3作を読んでいる事が前提となりますが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2005年に出たカッパ・ノベルス版の文庫化。 烏賊川市シリーズの第4弾。 タイトルのとおり、交換殺人をテーマとしてミステリなのだが、ひとひねりもふたひねりもあり、最後まで楽しむことができた。 けっこう複雑な「謎」なのだが、最後にパッとすべてが解けていくのがいい。 ユーモア・ミステリとしても快調であった。明るく楽しいミステリだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
快調なテンポでストーリーが進行していくユーモア・ミステリ。 冒頭で交換殺人をテーマにしたミステリであることが明らかにされているが、 交換殺人に止まらない仕掛けが設定されている。 日本のユーモア・ミステリというとトリックの点がもう1つという例が多いが、 本書はトリックの点でも平均的なミステリを大きく上回っている。 第一級のエンターテインメントだと言える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東川さんの作品を読むのはこれが初めてです。 楽しく読了しました。 キャラも類型だけど可愛いし、文章も嫌いじゃないし、物語も綺麗にまとめたなって感じがするし。 他の作品を読もうかなという気になれました。 ただ、シリーズレギュラーと思ってた楽しいキャラ達が、ことごとくゲストキャラで、この回限りの出演みたいで残念でした…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作家の作品を読むのは初めてでした。最初のうちは文体が軽く、ふざけた感じがなじめませんでしたが、読み進むうちに引き込まれていきました。後半、謎解きの部分に入ると一気にミステリーらしくなり、伏線や時間軸の錯覚が実に巧妙に仕掛けられていることが分かり、思いの外本格ミステリーでした。ただ、探偵として主人公になっている人が探偵役を果たしておらず、別の人によって事件が解決しているのはどうしたのでしょう。これも読者にかけられた罠だったのでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最高のデキ。前半から取得したパズルのピースが、後半の解決のときに頭のなかで組まれる感じが心地よい烏賊川市シリーズ次回作にも期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
画家の妻から浮気調査を依頼された鵜飼杜夫は、大家の二宮朱美とともに、使用人 を装って山奥の邸に潜入し、依頼人が外出した夜の夫の動向を監視することになる。 一方、戸村流平は、過去の事件で知り合った令嬢・十乗寺 さくらとともに、彼女の友人が所有する別荘に滞在していた。 そして、志木刑事と彼の先輩である美人刑事・和泉咲子は、寂れた 商店街の通りで起こった、女性の刺殺事件の捜査をおこなっていた。 別々の場所で、全く無関係に夜を過ごしているはずの彼らの 周囲で、交換殺人はいかにして実行されようとしていたのか? 別行動をとる登場人物たちを、(鵜飼・朱美)パート、(流平・さくら)パート、 (刑事たち)パートの三つに振り分け、それぞれのパートで起きる事件を、 かわるがわる描いている点が特徴の本作。 この構成には、巧緻な騙りの詐術が仕掛けられており、 真相が判明した瞬間の衝撃とサプライズは、絶大です。 また、群像劇である本作において、実質主役を務めているキャラが、シリーズ初登場の女優・水樹彩子。 作中で、“劇場型×××”と称される、彼女の言動に要注目です(その型破りで、明朗快活な人柄から、 ××に登場した、あの名探偵を思い出しました)。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
烏賊川市(いかがわし)シリーズ第四作。これまでの中では最高の出来ではないか。鵜飼、流平、朱美に再登場の"さくら"を加えた御馴染みのメンバーがドタバタ劇を繰り広げるいつもの展開の中、本格味がピリリと光る。 テーマは題名通り、「交換殺人」なのだが、そこに二重のトリックが巧みに仕込まれている。ところが、話の展開はいつも通り、常識と言う概念を超越している鵜飼、優柔不断な流平、ツッコミの朱美、天然ボケの"さくら"等の珍妙な言動に惑わされて、読者は真相に辿り着けない。作者が本格とユーモアの融合に掛ける執念は評価出来る。地名一つを取っても、奥床市(おくゆかし)、盆蔵山(ボンクラやま)など、笑いを疎かにしない。野球ファンにしか分からない"楽天"のギャグがあったりする。映画への拘りも、シリーズ中ずっと続いている。作者は余程の映画ファンなのだろう。 無条件に楽しめながら、本格味が堪能できる快作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作までのような「総突っ込み型探偵漫才」的要素は薄れ、馬鹿笑いできる場面は減りました。が、探偵小説的仕掛けが全開です。至る所に伏線が仕込まれ、それらがきれいに回収された後で、○○(自主規制)ミステリの香りを残して銀幕が閉じていきます(カバー裏の著者のことばすらレッドヘリングとして機能しているという…)。石崎幸二作品が好きな方には絶対するめ^H^H^Hすすめられます。 「こういうのを★5つにしないでどうする」とも思いますが、「首鳴き」を厳しく採点してしまったので、バランス上こちらも… | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!