1Q84

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評判

1Q84の評価:

3.66/5点 レビュー 983件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.66pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,146件 441〜460 23/58ページ
No.706
(4pt)

久し振りに浸った村上ワールド

初めて読んだ村上氏の作品は大ヒットした「ノルウェイの森」で、20年以上も前のことだった。大ヒットしただけあってそれなりに面白かったが、少し風変わりなキャラクター達に馴染めない感じを受けたせいか、その後は氏の作品を読む機会はなかった。そして今回は本当に久し振りにやはり大ヒットした本書を手に取ったわけだが、物語の背景や登場人物の設定は全く異なるにも拘らず、20年以上前に読んだ「ノルウェイの森」と共通する独特の感性に溢れた作品であり、久し振りに村上ワールドに浸った感じがした。Book2まで読み終えた感想としては、大ヒットするだけの理由があるとても面白い作品であった。青豆が高速道路から降りて1Q84年に移動する冒頭部分から一気に惹きつけられて、最後までその磁力は途切れることはなく読み通すことができた。解き明かされないいくつかの謎がそのままになっていることに関しては賛否両論があるようだが、個人的にはそういう設定なのだからそれでいいと感じた。久し振りに氏の作品に接したわけだが、村上氏は独自の世界を構築することが出来る稀有の作家の一人だと感じた。長い間深い理由もないままに氏の作品を敬遠していたが、これを機会に他の作品にも挑戦してみたいと思う。勿論Book3も読むつもりだ。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.705
(1pt)

残念!

この話題の作品を中古で半額くらいになってから読もうと思い購入し一気に読みましたが、なるほど☆一つが多いわけです。つまらないの一言で、理由は皆さんが書いているとおりです。この本を無理におもしろいと言う必要はないと思います。もしおもしろいと感じたら、もっとたくさんの本を読まれることをお勧めします。的確な感想が持てるはずです。美味しいと評判の店に行ったら、がっかりで、誰に聞いても美味しいとは言わない・・・そう、言い換えられるでしょう。。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.704
(3pt)

やっとストーリーの方向性が見えてきた。

このBook2で少しずつこのシリーズのストーリーの方向性が見えたように思う。読んでいて感じたのは、作者はこの本を書くにあたって、読者に媚を売るようなことは全然しないんだなぁってこと。突拍子もないことが多々書かれているので、「え!?」って戸惑うことが何回もあるんだけど、あまりにもサラリと書かれているので、読み進めていく他ないか、と観念させられてしまう。「説明しなくては分からないことなら、説明しても分からない。」という、天吾の父親の言葉通りのスタンスで書かれているようだ。世界観を壊してしまうような余計な説明は一切ない。面白いんだけど、こんな話題にならなければ進んで自ら手に取る本ではなかっただろうなぁとは思う。(笑)
1Q84 BOOK 2 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 2より
4103534230
No.703
(5pt)

始まりは、女性

始まりは何故か女、そしてその次は男。その2人が何処で結びついていくのか、そこまで辿り着くまで緻密で繊細で大胆な展開。もう止まりません。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.702
(5pt)

酷評に驚く

駄作ならば、最後まで読めるはずがないわけで。酷評することで自分に酔っている人がここに大勢存在していて、私にはそれこそに1Q84が社会現象とまでなったことを知らされます。 1とは違い、2の舞台は完全に1Q84なる世界なのですが、そこはよくできたSFほどには世界が構築されておらず曖昧で。精神世界を描くも混濁し。性描写は居心地が悪く。登場人物も魅力なく、ゆえに誰が死のうが構わないくらい。普通なら、そんな作品読むわけないはずなんですが。それでも1Q84の世界で起きるすべてを見届けたくなる。これを才能というのでしょう。村上春樹作品を読むと、頭のなかがぐちゃぐちゃになるのですが、その感覚を味わうのも醍醐味ですね。
1Q84 BOOK 2 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 2より
4103534230
No.701
(1pt)

初めて。

全て読んだ訳ではないので、正当な評価とかは言えないと思いますが、あまりにもどうでもいい本という印象が強かったので、書かせていただきました。まず、最初の入り方が意味がわからない。 読み進めば進む程に、だから何?と思うばかり。要は引き込まれない。最初つまらなくても、中盤〜後半が面白い本はたくさんあるので、中盤までは、ほとんど無理やりに読みました。たいてい一度読み始めた本は、しんどくても最後まで読むのが普通ですが、この本は半分もいかないまま終わりました。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.700
(2pt)

多分、続編「1Q85 Book1〜*」も出るだろう

Book3を読了した。
それなりに面白かった。村上氏の小説技法は素晴らしい。文章は非常にスムーズで“スラスラ”読めてわかり易い。それなりに楽しみながら筋を追うことが出来る。それなりに納得できる。そしてBook1-2を読んでから相当な時間が経過して細部を忘れた読者のために周到な説明も含まれている。これも小説技法の一種であろう。問題は本作品が文学作品というのであれば、文学作品に必要な何かが欠けている点である。本書を読んで面白かったという感想はあるだろうが(小生も同じ)、心に残るものがない。普通、何らかの知見、教訓、人生訓等感動をあたえるものなのだが。これは小生の主観かも知れないし、これを文学に期待してはいけないとの反論もあろう。小生のみるところ、この小説は文学作品とはいえない。強いていえばエンタティメント小説というべきか。
もうひとつ。
SFあるいは怪奇的物語、例えばタイムマシン物、アラン・ポーの世界、さらにはゲーテの「ファウスト」の世界。これとも違う。それらはいずれもそれなりにロジックの一貫性がある。本書では多分、残された秘密を明らかにするために、近く「1Q85 Book1〜*」が出版されるであろう。1Q84(5)の世界から1984(5)の世界への<さきがけ>の捜査が及ぶことになるであろう。そうでないとこの小説は完結しない。
それにしても、どのような読者が本書をベストセラーにしているのであろうか? 初めは80年代に青春を過ごした世代(即ち団塊世代)かと思ったが、必ずしもそうではないようだ。もっと若い世代が消費財として読んでいるのではないか? まあ、これも文学の役割の一つともいえるが。
ここまで書いてふと気が付いた。それは、この小説が昭和20年代に「少年クラブ」などに掲載された少年向けの横溝正史や江戸川乱歩の推理小説とよく似ていることである。勿論、露骨な性的表現などはなかったが。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.699
(3pt)

地に足のついた作品が読みたい

前半はそこそこ展開がスリリングで良いが・・・・。
しかし、この小説はっきりいって後半にいくに従って間違いなく退屈になる。
まず教団の追っ手が実はアマチュアでたいして強くないことが判明する。しかも青豆たちに和解を持ちかけてくる始末だ。交渉決裂の際はどうなるか分かってますよね?的な脅しも、怖さを感じない。なぜかといえばタマルが牛川を嬲る描写が強烈過ぎて、力関係が完全に逆転したような印象を受けるからだ。しかも坊主とポニテールは全巻通して、暴力の空気の匂いはするものの、実際には暴力を使う場面がない。力関係のバランスが青豆側に傾きすぎてしまい、追う者と追われ者の緊張感のあるせめぎ合いを期待した私としては残念だ。
こうなると、青豆と天吾に対する壁としての役割を教団は失ってしまうことになる。私としては、新たな壁としての老婦人とタマルの存在に期待した。つまり、青豆のいきすぎた我侭に付き合いきれなくなったタマルが二人を邪魔な存在として葬ろうとするプランだ。しかしタマルはとうとう青豆の我侭に最後まで付き合ってしまい、なんの障害も無く二人は再会してしまう。あまりにも安易で退屈な結末だ。がっかりだ。
それから少し気になったのだが、たとえば青豆が天吾の子を性交渉抜きで孕んだという。普通だったらありえないが、実際にお腹が大きくなっているので、受胎は間違いない。しかも天吾の推測では、受胎はふかえりを媒介として行われたという。これも普通に考えれば変だが、この世界ではアリならしい。早い話、なんでもありで、世の中のルール・原則無視なのだ(まぁこの手法はこの作者の以前からの得意とするところだが)。こうなると最終的にはなにをやってもいいことにならないだろうか?例えば再生。牛皮の口からリトルピープルがでてきて空気さなぎを紡ぐ場面だ。あれは牛皮再生への布石に見えなくはないだろうか?
とにかく作者にはもう少し現実の原則内にとどまった、なおかつそれでも異常な感じのする我々を心底震え上がらせる作品に期待したい。なんでもありの幼稚なマンガみたいな作品はもうこりごりだ。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.698
(5pt)

物語の終わり

 BOOK1・春、BOOK2・夏ときての本書だが、まず章立てに驚く。天吾と青豆以外に「牛河」?
主軸のストーリーに大きな展開はないので、別視点が導入されてサスペンスフルになった感じ。
ここでこの物語は終わった。1Q84年は終わったのだから。この先はもう別の物語になる。
 ありきたりな結末かもしれない。古典的なエンディングかもしれない。
 だが、村上は若いときに彼と彼女が幸せにならない物語を書きすぎた。
 今はどうしても物語がここへ収束したがるのだ。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.697
(5pt)

純粋にbook1の感想をば

こちらのカスタマーレビューを読むと、3まで読んだ上で書いている方が多いですね。ここで3までを語るのはフライングだなぁ。私は春樹作品を読むのはこれが初めてで、単に今作を社会的なテーマを孕んだ娯楽作品として堪能しました。セックスの描写はやはり、女性視点で描かれた部分に男の勘違いと的外れを強く感じますが、それ以外は楽しんで読めました。1を読後にすぐさま2を読みたい!と思いましたが、結局は購入はせず、図書館に予約に行きました。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.696
(5pt)

夢中で読んだ、それだけで十分

BOOK3が出てから読んだので助かったが、もしその前に完結編として読んだら、相当悩んだことだろう。例えば天吾の母については何も明らかにされていない。問題は解決していないじゃないか、と。だが、そこで物語は私たちに問いかける。じゃあ、あんた自身の問題は解決したのかい。あんたの人生のもやもやは、すっきり落ち着くところに落ち着いているのかい。 問題を解決しろ、と私たちは叫ぶ。普天間問題を決着しろ!と。プランが示される。それじゃ解決になっていない!もっとちゃんと解決しろ!じゃあどうすればいい?と問い返される。私たちは怒り出す。解決するのはあんただ、私じゃない。 答を出すのが小説の役目じゃないと、村上は本文中に意見を滑り込ませている。「物語としてはとても面白くできているし、最後までぐいぐいと読者を牽引していく」としたら物語としてはそれで十分なのではないかと。 銃が出てきたら、それはいつか発射されなければならない。美少女が出てきたら、彼女とはいつか運命的な関係が結ばれなければならない。なぜならそれが小説の王道だからだ。
1Q84 BOOK 2 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 2より
4103534230
No.695
(3pt)

驚きはなくなってしまった

村上作品は大好きですが、今回異常なヒットをした理由は良く分かりません。カフカやクロニクルより内容的に劣るし、結末もいいのか悪いのか何ともいえません。アフターダーク以降、新しさや驚きが無くなったような気がします。個人的にアーティストのプリンスが好きでアルバムをずっと買っていますが、90年代前半までのラディカルさが影を潜め、最近はすっかり驚きがなくなりました。村上作品も同じような印象を受けます。プリンスも村上春樹もいい歳だし、しょうがないのかなぁ・・・。でもウチの奥さんのように、あまり村上作品に興味がなかった人にとっては面白かったようです。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.694
(5pt)

なぜ小説が必要なのか説明されてるのに

 あまりに多くの人が私より先にこの本を読んでしまったせいで、へそ曲がりな私は今頃ようやく読み始めた。どうせスタートで1月も遅れたのなら1年以上待った方がいい。こんなに売れたのだから1年以上経てば、安い古本も出回っているだろうとも考えた。
 ところがどうしたことか、古本がない。みんながまだ手放さないか、出てもすぐに売れてしまうのだろう。だから24刷版!を買った。
 むむ、序盤から女殺し屋の物語とは…。二つの月がある世界は小説内小説の世界か?そんな簡単な仕掛けじゃなさそうだ。15章「気球に碇をつけるみたいに」で青豆が『そして王国がやってくる』とつぶやくシーンの虚無感がずーんと胸に迫った。
 村上は24章「ここではない世界であることの意味はどこにあるのだろう」で、小説という物が書かれる意義を我慢強くレクチャーしている。子どもに教えるように我慢強く。
 私たちは本物の文学から遠く離れてしまって、我慢強く教えてもらわなければ分かろうとしなくなったのだ。平家物語の『浪の下にも都がさぶらふぞ』なんて、高卒の父も母も知っていて、NHKの大河ドラマでは役者が言う前にそのセリフをつぶやいていたものだ。
 平易でありながら高尚、猥雑な描写や卑近な事象も取り込みながら純文学。私は脱帽、参りました。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.693
(4pt)

いつもの読後感

読後感は、村上春樹の長編を読むといつも感じるものと同じ。
「ああ、おもしろかった」
「でも、わけわかんない」
それでもう一度好きな箇所だけ読み返したりするのですが、結局はわからないまま終わるという。
まあ、わかんないものがあった方が心に残る物語になるっちゃあなるんですが。
それでも、今後何十年か、住宅街の公園の滑り台に登って、月を見上げて、自分にとって大切な誰かを思い出したくなるのだろうという予感がする。
それは、彼の以前の作品を読んだときにも感じたことで、そういうなんでもないイメージを読者に与えられるという意味では、作者は見事な物語のつむぎ手と言えるのだろう。
いろいろ本を読むようになり、村上春樹がなぜ「文学的ファストフード」などという批評をされるのかわかるようになった。
それでも、この作家はまだ無視できない資質を持つ書き手である。
次の大作が執筆されるのは8年後くらいだろうけれど、また読んじゃうんだろうな。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.692
(3pt)

全部が乗っている攻略本

爆発的ヒットだった作品の第3巻。あまりに謎が多くすっきりしない2巻の
ラストだったので、続編が出てホントに良かった・・・と思ったのですが、
今度の3巻は、すべての謎を“ここまでやってくれるか?“と思うくらい
丁寧に解説してくれちゃいます。なんか、ゲーム本編ではまったく描かれ
ていない、各キャラの設定まで解説してくれる攻略本のよう。
青豆と天吾の出会いもドラマ性にかけるし、正直、3巻は村上春樹マニアが
書いた解説本のような本でした。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.691
(4pt)

BOOK1 について

「次の新作は今までになく暴力的である」
どこで目にしたかもう忘れてしまったが"1Q84"について村上さんはこう語っていた。
"世界の終り"の拷問、"ダンス"の不条理、"ねじまき"の皮剥ぎ、"カフカ"の猫殺し、
これ以上の「暴力」について、なぜ、今、村上さんは向かい合うのか?
300近くのレビューを見ていると、それは肩透かしになりそうな気もするのだけど、
やはり気になる、それに触れてみたい、発売から1年近く、文庫化が待てずに購入した。
冒頭、首都高のシーンから、今までの村上作品とは手触りが違う。
誰かがレビューしていましたが、とうとう村上さんが森から出てきた、そんな感じ。
そこには図書館も井戸も森もない。彼らにはちゃんと名前もある。
これは人称の違いというより、描き出そうとする世界が根本から違うような気がする。
青豆と老婦人は「罪と罰」のラスコーリニコフよろしくの観念で男共を罰していく。
天吾は「カラマーゾフ」の兄弟のように父へのトラウマに苦しんでいる。
「総合小説」を書きたいと言っていた村上さんの言葉を裏付けるように、
ドストエフスキーを手本に、混沌としたジャンルをこんがらがったまま吐き出した感がある。
BOOK1では、このギリヤーク人のような暴力的な世界に拮抗していくまでが描かれる。
今後の展開と、村上さんの文学への挑戦をじっくりと租借して味わいたい、そんな作品だ。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.690
(4pt)

アンチ春樹の私が読んでみた。

ノルウェイとカフカをリタイアして以来アンチ春樹です。皆さんが散々酷評している通り、性描写がとても気持ち悪いからです。ノルウェイのドロドロ大人の恋愛なんか興味ないし、カフカはファンタジーでしたっけ?「魚が降ってきた」という描写だけは覚えてますがほとんど頭に入りませんでした。とにかく春樹には「気持ち悪い」という印象しかありませんでした。 しかしこの本を借りる機会があったので「どうせつまんないだろう」と思いつつ嫌々読んでみたら、予想を裏切られました。まあ面白い(笑) 2人の登場人物の物語が交互に展開し、徐々にこの2つの物語が繋がっていくというありきたりすぎる展開。謎の宗教団体、謎の少女。恥ずかしくなるくらいありきたりな内容なんだけど、このベタな感じが私には新鮮だったようです。特に私は「宗教」が出てくるとなぜかワクワクが止まらないのです。オーケン著「新興宗教オモイデ教」中島らも著「ガタラの豚」のような斜め上なトンデモ小説が好きだからかもしれません。 しかし「1Q84」は赤軍や某団体を臭わせるカルト宗教など現実的な社会問題の描写があり、トンデモにもなりきれずファンタジーにもなりきれずミステリーにもなりきれず、実に中途半端な印象を受けます。1984年の時代設定なのにその時代背景が全く想像できないのも残念です。相変わらず性描写が気持ち悪いですが読んでみて「まあここは必要な性描写なんだろうな」って所もあったので良しとしておきます。でも大半はいらない性描写です(笑) なぜか酷評になってしまいましたが素直に続きが気になるという点で☆4にさせていただきました。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.689
(4pt)

 本書は「起承転結」の「転」の部分なのでしょう。
 悩める現代の闇の部分を浮かべて、その上に神話やマリア様の処女懐妊を織り交ぜながら、とうとう主役の二人が出会ってしまった。
 BOOK4がどういう展開になり、どうまとめて行くかが、かなり期待できそうです。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.688
(1pt)

無用の長物

・・嫌々というか漸くこの続編を読了出来た・・なにか使命感のようなものに
つき動かされて読んだ・・終盤に天吾の父が亡くなる場面が出てきたが、
丁度小生の実父も先達て亡くなり・・奇妙な類似を読み取ることになった・・
1巻、2巻を既に読み、その時も、続編へは、過大な期待はしない・・
と書いたのだが、やはり・・そうだった・・
確かに文章は巧い、物語性もそれなりに良く出来ているし、
ハッピーエンドで、終わるのもいいのかも知れない・・
しかし、「小説」としてみた場合、この第三巻は「不要」だったのではないか・・
それは期待している読者へのサービスだったのかもしれないし、
物語りの完結性を重視した場合、説明的な文章に終始し、「牛河」という
登場人物が、現代を生きる平凡な庶民を代表する人物として今回
必要だったのかも知れない・・が、それは小生に言わせれば、
小説の急進性を阻害する要素になり、また、この大不況を生きる我々を
何処かであざ笑うかのような、一種皮肉な要素として物語の中に提示され
不愉快な思いもしないではなかった・・丁度あたかも牛河が、読んでいる小生で
あるかのように・・・
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.687
(4pt)

これってクトゥルー神話系ですか?

村上春樹の長編小説は初めて読んだのですが・・・
「まるであの映画みたいですね。」
「ジョン・カーペンターの『マウス・オブ・マッドネス』」
「そうそう、それそれ。サム・ニールが保険会社の調査員をやってるんですよ。それでユルゲン・プロホノフがベストラーのホラー小説家で、彼の描くフィクションだと思っていた向こう側の怪物の話は実は本物で、彼が書いた小説が出版され大衆に読まれることで世界が変容してゆく。サム・ニールも彼に関わることでそれに一役買っていたってやつ。そういやあの人も自動車で寝ちゃってて、目が覚めたら別の世界にいたんだっけ。監督本人が作曲の音楽が好きだったな、かっこよくて。」
とまあパロッてみましたが・・・I couldn't help it.
その気で読めば意外とラグクラフト系のオカルト陰謀ものっぽくて、個人的にはそのバリエーションのひとつとして結構楽しめました。
1Q84 BOOK 2 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 2より
4103534230