1Q84

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1Q84の評価:

3.66/5点 レビュー 983件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.66pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,146件 581〜600 30/58ページ
No.566
(1pt)

長大なる「つなぎ」

BOOK3、これはBOOK4へのつなぎなのでしょうか。
長過ぎる、回りくどすぎる…。それによって青豆と天吾の再会に凄まじいまでの
感動のカタルシスを生じさせようとしたのでしょうか?
それにしても600頁は長く感じました。それゆえ、途中途中で存在したそれなりの
盛り上がりも醒めてしまい、空々しいものに感じました。
そう、はっきりいえば「飽き」てしまったのが正直な感想です。
BOOK4、出るのでしょうか?
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
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No.565
(5pt)

やっぱり、はまってしまいました。

会社から帰る途中、夜空を見上げて、
あれっ?月がひとつしかない・・・
あっ、そうか、ふたつあるわけないよなぁ。
って思うくらい、どっぷり浸かって読んでました。
月がふたつ無い世界にいることに違和感を感じるぐらい・・・
どなたかも書かれていましたが、
村上春樹さんは、私にとっても、
私のために小説を書いてくださっていると思わせてくださる作家のひとりです。
1,2で不完全燃焼に感じて保留していたものが、
3では、すっきりした感じをうけました。文句なしに面白かったですよ。
4も出るんですか?それはそれで楽しみです。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.564
(3pt)

作品全体ではなく、あくまでBOOK3について

未完の作品なので総合評価は保留中です。
あくまでBOOK3についてだけ言えば、いささか冗長であるかとは思いました。
どうも状況説明的な文章に氏独特の比喩がプラスされただけという気がします。と
りわけ前半の展開は余りにスロー。「やたら長い小説を書く」ことが目的化された
故とは考えたくありませんが、ここは削っても良いでしょうと思える部分は多いと
感じました。
もともと全4巻と計画されていた筈ですから、次巻では散りばめられた謎について、
取り上げられたテーマについて、青豆と天吾以外の多くの人々についてしっかりと
語られることを期待しています。何しろ私は27年前から村上作品のファンなのです。
「世界の終わりと・・・」レベルの重厚さと完成度の作品をあとひとつは書いても
らいたいです(できればふたつ)。
因みに、BOOK4まででることは、BOOK1と2の刊行時点で察しはつきまし
た。帯をつけた表紙は「Q1」「Q2」と読め、即ち「Quarter1」「Quarter2」
の意味だろうと・・・。
それと、「Q」という文字そのものの形状や、BOOK1のはじめに何度かでてく
る「ねじれ」という言葉が気になっています。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
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No.563
(4pt)

ブリッジとしての第3巻と記憶の大切さ

私はこれまで出た春樹さんの作品はほとんど読んできました。
しかし、彼の「記憶」に対する考え方がいまひとつしっくり理解できていませんでした。
しかし、この第3巻で理解できたように思います。
人生は物語である。
物語の中に私は含まれる。その物語は自分の強い思い、大事に思っている人の強い思いが作っていき、いやおうなく自分とその人を含みながら進んでいく。
強い思いは強い記憶から生まれる。
好きな人との大事な記憶は心の中を常にともす小さな光になり、生きていく自分の足の少し前を照らす光になる。
春樹さんにはきっとそのような光となる記憶があるのだと思います。だからこそこの本を書けたのだと思うし、小説家としてたぐいまれなる成功を手にしたのだと思います。
私自身にとってそんな光となるような記憶はあるのか?ないことはないけれど、強い現実の風の前では吹き消されてしまいそうです。
第3巻では牛河が殺され、彼の魂の一部が復活をしようとして終わっています。
また、牛河が知っている天吾の母の本当の死因について天吾はまだ知りません。そして、天吾はそれを知りたいと思っています。
そして、青豆と天吾の子供は果たしてどんな運命をたどるのか。
今までの春樹さんの作品と違い、登場人物のほぼすべてに子供がいることも注目ポイントでしょう。
子供とは血=記憶を受け継ぐものだと春樹さんは考えているのでしょう。
では、春樹さん自身が子供を持たないのは、彼自身が子供に受け継ぎたくない記憶があるからなのでしょうか。
私も子供がいませんが、本当に一生いないままでいいのか、また悩んでしまいます。
ともあれ、第3巻はつぎの月が1個しかない新しい世界へのブリッジ的役割の作品となっていると思いました。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.562
(4pt)

やっと「空気さなぎ」の粗筋が明かされる2巻

 僕は、年を取ることに対して感傷的でやたら主人公が泣く初期春樹作品よりも、オウム事件と神戸大震災以降、世界の闇や暴力に本格的に対峙することを始めた中期以降の春樹作品の方を評価する読者です。そんな僕としては、本書の背景として導入されている宗教や闇社会、天皇制の隠喩(=「さきがけ」は丸山眞男的な中心のない体制である)、心の通わない親子、私刑(/死刑)などの重いモチーフがどう料理されていくのかということが、このお話を読む上での興味の中心です。
 「原理主義やある種の神話性に対抗する物語」を作ることが作家の役割であり、「大事なのは売れる数じゃない。届き方だと思う」と作家自身は読売新聞でのインタビューで2009年に語ったそうですが、この「対抗」の部分に至る前段として、背景となる神話性や暴力を描いたのが一・二巻だと言えるでしょう。前段にかけるには500頁で二冊はちょっと長いんじゃないかとは正直思いますが、じっくり書いている作者に付き合う根気が読者にも求められちゃってますね。なお、本書の後半では、やっと「空気さなぎ」のあらすじが明かされますが、美少女作家が書いたからといってベストセラーになる内容じゃないよね、これ(笑)。でも、同じくらい取りとめのない「1Q84」がブームになってる僕らの生活の現実とパラレルだと言えなくもないんだよな。
1Q84 BOOK 2 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 2より
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No.561
(4pt)

暴力についての思索の結論?

物語りに引き込まれる、という点では「さすが」という感じです。
読後、気になり続けた点は「なぜ牛河さんにあのような結末が必要があったのか」です。
この作品は彼の暴力についての思索の結論なのではないでしょうか。
1Q84といういわば観念の世界で繰り広げられる暴力の物語りを経て、青豆と天吾は望んでいた幸福を手に入れます。
カルト的宗教集団が自分達の信仰や利益のために暴力を用いたり、幼い子供をその道に縛ることは確かに非難されるべきことです。
しかし、青豆が自分の幸せを望み始めた途端に、今度は牛河の存在、さきがけの追っ手が立ちはだかる。彼女が天吾との幸福を実現するためには、それら立ちはだかるものが除去されねばならない。たとえ自らの手を汚すことがなくとも、誰かの手が汚れている。
人として当たり前の幸福を、当たり前のように手にするという小さな幸せは、無垢なものではなく、誰かの犠牲の上に成り立っている。
幸福であっても、暴力とは無関係ではいられない人間の哀しさ、それゆえにその小さな幸せをかけがえのないものとして守っていかなければならないことを語りかけているように感じます。
3人の視点で物語りが語られていく、というのも、青豆と天吾の二人が幸福を求める物語りであっても、そのために暴力的に排除されていく者が忘れられてはならない、そんな思いを表しているような気がしました。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.560
(3pt)

「原理主義やある種の神話性」への「対抗」について

 僕は、年を取ることに対して感傷的でやたら主人公が泣く初期春樹作品よりも、オウム事件と神戸大震災以降、世界の闇や暴力に本格的に対峙することを始めた中期以降の春樹作品の方を評価する読者です。そんな僕としては、背景として導入されている宗教や闇社会、天皇制の隠喩(=「さきがけ」は丸山眞男的な中心のない体制である)、心の通わない親子、私刑(/死刑)などの重いモチーフがどう料理されていくのかということが、このお話を読む上での興味の中心でした。
 御伽噺風に展開されている本書の場合、基本的に月が二つあるパラレルワールド(「1Q84」の世界)の中でこれらのモチーフが動く訳ですが、月が一つの通常世界で何かが変わる訳ではありません。勿論、そんな簡単に解決しないことこそが闇の闇たる所以な訳ですが、結局闇が料理も何もされずにずっと背景として基底音を鳴らしているだけなので、本巻ラストで描かれている主人公二人の間の運命の恋愛/ロマンスと希望が、どこか取ってつけたような、背景とはあまり関係の無い浮ついたものになっちゃってると思うんですね。「原理主義やある種の神話性に対抗する物語」を作ることが作家の役割であり、「大事なのは売れる数じゃない。届き方だと思う」と作家自身は読売新聞でのインタビューで2009年に語ったそうですが、少なくとも3巻の時点では「対抗」は匂わされているだけです。(星が渋めな理由もそこにあります。)もし続刊が執筆されるのであれば、そここそを期待したいと思います。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.559
(4pt)

著者の変化

村上春樹ならではの世界観は変わっていないように見えるが、過去の著作を振り返ってみると、文体もテーマもちゃんと筋道をたどって変化しているのがよくわかる。また、テーマや文体は、少し前の短編、中編小説で試みがなされて、それがちゃんと今回の長編に活かされているのがわかる。長く読み続けるのが楽しくなる作家だ。
読み終えた直後でまだ自分のなかで整理ができていない。自分の頭が物語にうまく馴染んでいない気がする。もう少しして、クールダウンしてからもう一度読み返したい。そうしたら、「世界の終わり〜」や「ねじまき鳥」に対するのと同じような愛着が出てきそうで今から楽しみだ。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.558
(2pt)

残念な安易さ

村上春樹自身、これが最長の作品になるとコメントしてるから、まだまだ出るだろうし、売り方云々より、全ての内容を見てレビューしたいところだが、今回は以下の一点において全て失望した。
すなわち、今まで村上作品の登場人物達は、井戸にもぐったり家出して四国の森の中に決然と分け入ったり、地下に潜ったり、ギリシャまで行方不明の女性を探しに行ったりと、自分の力であえて困難な道を選び深遠(たぶん無意識の)にアクセスしようとしていたわけだが、今回はあまりにも安易にドラッグに頼る場面があった。がっかりした。
と同時に全てが一瞬にして陳腐に色褪せて見えてしまった。安易に魔術的世界に入り込んでしまうライトノベルと化してしまった。
ええファンタジーとして、ラノベとしては面白いですよ。
でも非現実的でも寓意性という、現実世界に還元されうる生々しさを持って息苦しいまでに読者に迫っていた従来の作品に比べるとその安易さゆえに残念な感じがしてならない。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.557
(4pt)

たのしかった

1Q84はBOOK1&BOOK2を読んだ感想は、村上春樹は旨くなった分、味が薄くなった。
分厚い単行本2冊をすいすい読めてしまうのは、10年前までは無かった。
しかし、BOOK2を読み終える頃に、グッと面白くなってきた。

この頃はBOOK3が出ることは決まってなかったのですが、続編は必要だとおもってました。

それだけに期待していたBOOK3
青豆と天吾、よかったと素直に感想
しかし、BOOK3完とあったのはBOOK4もあるかもってこと?

・発射されていない銃
・青豆に宿った命
・天吾が1984年に持ってきた原稿
・1Q84年でリトルピープルが紡いだ空気さなぎ

このようなものが放置されたままBOOK3は終わった

やはり、このまま終わるわけにはいかないような

そして、BOOK4もすぐ買うでしょうね

村上春樹の新作が出ることが、うれしい。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.556
(3pt)

BOOK2で終わればよかったのに

冗長。退屈。大人向け童話。1,2は面白く読んだのに。
青豆が死んでなかったって?
牛河とNHKのお父さん、これじゃ、かわいそうだよ。
殺人鬼、青豆はかわいそうじゃないけど。
天吾の父親への冷たさには、ぞっとする。
もう謎解きする気力ないです。
ちゃんとした感想は最終巻が出てからにします。
ノーベル賞、遠のいたかな。
カズオ・イシグロの作品の完成度には遠く及ばない。
BOOK4を書かなくちゃいけない村上さん、
ちょっとかわいそうに思う。
あちこち謎ばっかりだし、テーマ大きいし。
がんばってください。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.555
(4pt)

牛河LOVE

以前の村上作品に登場したことのある、牛河さんが、このBooK3では準主役級の扱いになっていて、びっくりです。以前は牛河さんが嫌な奴だと思っていたのですが、この物語では彼のあまりの報われなさに、つい彼を応援していました。続編がでるなら、牛河さんに少しでも救いや希望があるように、期待しています。誰か、他にも牛河さんファンの方、いませんか?(いないか)
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.554
(3pt)

ラノベ風パラレルワールドラブストーリー。売るための巧妙な戦略。

本作は3ヶ月ごとの区割で書かれており、最初から4巻で作られたものだ。単行本も2冊までなら、売れるが4部作となると村上春樹と言えどそうはいかない。そこでまず前半の2作を発表し、何の情報も与えないまま、ポンと3巻をだす。飛ぶように売れ50万部をこえるベストセラーになる。3巻までの読者は結末を知りたいと第4部を心待ちにし、4巻も売れる。非常に戦略的な作品展開だとおもう。そうでなければこのような純文学的な本がコミックのようにに売れないだろう.第3部は青豆と天吾の再会と1Q84からの脱出を淡々と描いている。1、2巻ほどおおきなインパクトもストーリー展開もない、最終章へと続くつなぎの章だ。最終章では青豆の予知夢のようにリトルピープルが新しい世界に現れ、かれらはさきがけに拉致されるのだろう。新たに生まれるドウタや青豆、天吾の行く末が気になるところだ。ただ、青豆や天吾のようなストイックな人間がえらばれ牛河のような醜く下世話な人間は殺されるというのは、村上春樹のエリート選民思想が見え隠れてして鼻につく。表現や暗喩は文学的だが、人名が微妙に芸能人ぽかったり(ふかえり、安達クミなど)内容がラノベ的なのもウケる要因かもしれない.
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.553
(5pt)

ハッピーエンド

昨年1、2巻迄読み非常に不完全な感じを得てました。そのため3巻が発売になることを知ったときは嬉しい限りで、また本書を読み終えたと同時に消化不良だったのがスッキリとした気持ちのよい感覚に変わりました。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.552
(4pt)

もう一つの終わり

(一部ネタばれあり)
この1Q84年において、青豆は二つの世界が存在する可能性があったことを知る。
ひとつは、お互いのことを強く求めていることに気づくことができるが、お互いが交わることのできない1Q84年。
そこでは、自分か相手のどちらかしか存在を許されない。
もうひとつは、お互いのことを強く求めていることの可能性にさえ気づかない、1984年。
book1/2で、青豆は1Q84年に迷い込み、そして死んだ(はずだった)。
しかし彼女が死ななかったということが描かれたbook3は、エピローグに近いと思う。
それは、さきがけのリーダーが語っていた、二人が手をとって1Q84年を脱出するという、もうひとつの結論として(猫の町から脱出するように)、
青豆の愛情の純粋さが生み出した答えであり、読者である僕らが望んだものなのだと思う。
いずれにしても、「愛がなければ安物芝居にすぎない」という言葉のとおりでは?
book3を読み終えた後、改めてbook2のリーダーの言葉を読み返すと、より深い理解ができる。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.551
(2pt)

虚構による浄化―アリストテレス的カタルシス

人間存在における根本的苦悩、すなわち人間の世界に対する態度は
ハイデガーの言葉を借用すれば「不安」であり、カミュを用いれば「不条理」となる
かつて、多くの文学者や哲学者はこの人間における根本的な苦悩に対する解決を求めた
しかしこの解決は、不確定(恣意性)を包含する言語という人間の思考における可能なる条件に束縛される
故に、人はこの根本的な問いに対する明確な解決を得ることは不可能であり
それは永遠に「差異という大海」へと遅延されるのは、必然といわざるを得ない
村上春樹の場合、この絶望の中で彼なりの解決へ至る道を希求する態度にはある程度同感する
しかしそれが、秩序―合理性、整合性―からの逸脱、すなわち虚構において実現せしめようとしたところに
彼の限界および最大の欠点があると言えよう
もちろん村上自身それを自覚している
故に、現実から虚構へといたるプロセスにおいて、彼は最も技巧的であり奇術的であり
そこにこそ村上春樹のレゾンデートルと定義しても相違はないだろう
しかしこの「全てはゆるされる(ニーチェ)」時代において、村上的小説―アリストテレス的カタルシス―は如何程の価値があるか
真理はそれを獲得したとき、既にメタレベルで反駁されうる、この臨界点を迎えた時代において
果たして村上春樹の小説は何ができるであろうか
いやむしろ何をなすべきであろうか、それことが正しい「問い」であるのかもしれない
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.550
(5pt)

読み応えのある作品です。

待ちに待ったBOOK3。
一気に読み進めました。
ボリュームもさることながら、内容も充実している。
村上春樹の文章が大好きなので、すごく幸せな時間を長く味わうことができました。
何度も読み返す作品のひとつになりました。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.549
(1pt)

村上春樹症候群

もしこの小説を村上春樹でなくて無名の作家が書いていたならば、こんなに売れただろうか?この小説の素晴らしさで売れたのではなくて、「村上春樹」という作家が書いたというだけで売れただけだと思う。実際に内容も知らされずに。村上春樹という名前だけに踊らされて買った人間は多い。村上春樹が描いたものを読まなければ、時流に取り残される。また理解したと思いこむことによって自分は文学が分かっている気になっていると勘違いする。これを私は「村上春樹症候群」と呼びたい。宮崎駿の映画というだけで見るという症候群と同質である。ここに大衆のヒステリー化さえ感じて、むしろそのほうが怖くなるくらいです。
私は何も村上春樹をすべて否定はしない。彼のエッセイは楽しく読ませてもらっている。しかしこの小説は内容が陳腐であり、共感も感動も覚えない。読者は冷静になってこの小説を読んでもらいたい。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.548
(4pt)

孤独を背負う互いに絶対的な存在の男女の愛の物語

「1Q84」は心に深い傷と孤独を抱えた互いに絶対的な存在である男女の愛の物語というメインテーマ以外にも「ねじまき鳥クロニクル」を構成する重要なエッセンスが踏襲されています。
「ねじまき鳥クロニクル」では希望を抱かせる形で幕を引きましたが、天変地異が多発し、資本主義の崩壊が始まり、やがてアセンションを迎えるのかという数万年規模の変革の時期にあって、村上さんは完全なる孤独と完全なる希望を描こうとしている気がします。
個人的には過去作と比べ優れた印象はありませんが、最後(Book4〜?)まで見届けたいと思います。
〜ねじまき鳥から継承されるKey words〜
・1984年の物語、絶対的な孤独(二人を結びつけるもの)、善悪の悪に属する牛河の存在、妊娠(変調のきっかけ)、異界・夢の存在(それは確かに存在し現実世界に作用するもの)、バット(愛すべきものを守る戦うツール)、月(不吉なものの象徴)、馬、e.t.c.
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.547
(5pt)

良いです◎

今回も期待通り、とても読後感が良かったです。
いつも村上春樹さんの作品は、読んだ後の心の感じ(余韻)が、悪くない感じの不思議な感覚が残って好きです。
あと、時間を置いてまた読むと、その時によって、自分が笑ったり、涙が出たりする場面が全然違うのも好きな理由です。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257