1Q84

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

1Q84の評価:

3.66/5点 レビュー 983件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.66pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,146件 641〜660 33/58ページ
No.506
(4pt)

ハードボイルド小説のような面白さ

『物語の中にいったん拳銃が登場したら、
それはどこかで発射されなくてはならない』ルールを
確信犯的に破ってしまった村上春樹の新たな章は、
Book2までの登場人物たちが
作者の手を離れて一人歩きし始め、
福助頭の牛河を狂言回しにして、
ある一点に向って交錯していくのですが、
村上春樹は結末を想定せずに、
登場人物たちと詰め将棋をしているような、
鬩ぎ合いを楽しんで書いている節があり、
その先の読めないスリリングな面白さは、
ハードボイルド小説を読いでいるようで、
最後まで飽きませんでした。
Book3は青豆と天吾の1Q84からの脱出物語で、
ふかえりとリトル・ピーブルがほとんど登場していないので、
多分1Q84のBook4<1月ー3月>は、
1Q84年の入り口が出来るまでの誕生秘話を、
ふかえりとリトル・ピーブルを中心にした物語として、
明らかにしていくのではないかと思いました。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.505
(5pt)

おもしろい!

1990年からの20年という歳月は、なんだかあっという間に過ぎてしまい、
正確な時間の流れに身を置いていないような気が、常々していたのですが、
この本を読んで、ようやく20年という時間を、本来の長さで感じることができました。
おもしろかったです。こんなにおもしろい小説ってなかなかないと思います。
4巻が出たらとてもうれしい。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.504
(5pt)

BOOK4が楽しみ

 [BOOK4]はどうなるのかな。[BOOK1]が4月〜6月、[BOOK2]が7月〜9月、この[BOOK3]が10月〜12月ということだから、1Q84はまだ1年間、すべてが描かれてはいないんだな。1Q84は、特別な世界、年度末3月を加えて4月〜3月が1年なんだ。だから、[BOOK4]は1月〜3月ということになる。青豆さんと天吾君の冒険の旅はもうちょっと続くようだ。
「てんご」は、関西方面では「いたずらっ子」の意味に使われるが、天吾君は青豆をいじくったり、もっとおいたをするかも・・・・・。
それに小説「空気さなぎ」の読書会も見えてきたことだし・・・・・。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.503
(3pt)

撤収

宗教や善悪、
システムと個など、
1と2で考えさせられたディープな部分は、
見事なまでにかわして、
天吾と青豆のラブストーリーに回収してみせた、
その手腕はお見事(笑)
大風呂敷を広げるだけ広げて、
畳むのに600ページが必要だったと。
こんな撤収の仕方しかできないなら、
3は著者にとっても、
読者にとっても不必要、
というより、
むしろない方がよかったのではないかなぁ
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.502
(3pt)

海外の読者へのプロモーション??

「世界はナチズムと原爆と現代音楽を通過しつつも、なんとか生き延びてき
た。そのあいだに小説作法だってずいぶん変化した。気にすることはない」
ということで、村上春樹の小説作法もずいぶん変化したことを感じる。決し
て詰まらなくはないが(詰まらなければ、600頁もの小説を2日で読んだり
はできない)、古くからのファンとしては十分には満足できない。
『神の子どもたちはみな踊る』や『東京奇譚集』などの短篇集に対しては、
読後、決してそういう不満足感は持たなかったのだが、このストーリーでは
ちょっとなあ、という気分がある。
長篇小説というと、その小説世界にすっぽり入り込んで、ストーリーの流れ
に身を任せて、意外な展開によるドキドキ・ワクワクを楽しむというのが、
何よりの楽しみである。
本作の場合、book1, book2 には、ずいぶんワクワクさせられる部分があっ
た。しかし、book3 は著者自身による解説本のようになってしまっていて、
ドキドキ感は少ない。詰まらなくはないけれど、意外な転調にハッとさせら
れるという部分がないことが不満である。
と、書いていて気づいた。本作品は、この話題作からムラカミ作品を読み始
める非日本語読者を意識した解説編なのではないだろうか。作品を発表順に
読んでいる古くからのファンには不満も多いであろう本書(今までの作品と
異なり、説明的描写に終始している)だが、初めて出会う読者にとっては、
絵解きとして親切なのではないか。
本作『1Q84』で、初めて村上ワールドに馴染んだ海外の読者が、『海辺
のカフカ』や『ねじまき鳥クロニクル』に進んでいって、その深化に驚くと
いう構図があるような気がする。贔屓の引き倒し??
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.501
(4pt)

無題

人にはそれぞれ歴史があり、宗教や血縁、自負、はたまた一瞬の『つながり』を糧に時に冷酷な日々を生きてる。みんな卵なのだ。アンダーグラウンドもあわせて読むといいと思う。『説明』が多く、読みやすいが、嫌な方は多いかもしれない。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.500
(4pt)

Book3は甚大な読者サービスかと

もともとは、Book1,2で終了だったのかなと思います。
あとは読者の想像にお任せ…というのが、
今までの村上春樹的エンディングだったように思います。
(唯一それに反するのが「ダンス・ダンス・ダンス」ですが)
Book3は伏線の回収とともに、
牛河と言うとても便利なキャラが活躍するおかげで
Book1,Book2の複雑なプロットを紐解き、
種明かしまでしてくれていると感じました。
読解力のない読者のための、
作者によるプロット説明のような。
親切だなあと思う反面、
ここまでしてもらっては申し訳ないような気もしました。
それでも、後半ではすでにプロットはわかっていながらも、
であっていくプロセスと脱出のプロセスは
緊張感と疾走感があって、引き込まれました。
いうなれば、
エヴァンゲリオンの映画版みたいなもので、
蛇足かもしれないけれど、
そのおかげですっきりとした気持ちで眠ることができる、
という作品でした。
Book1、2で必要なことはすべて書かれていたのだなと
改めて思いました。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.499
(3pt)

読みましたけど。

今回もまた,「発売と同時に売り切れになる可能性があります!」といった宣伝文句に踊らされ(?),発売日に買ってしまった。
まあ,当日売り切れなんてことはなく,大量に積まれていたけれど,
大きなスペースを割いて並ぶ「BOOK3」が,「買って買って」と私を呼んでいた。
で,読んでみましたが,前作の,いかにも「つづく・・・」的な宙ぶらりんな終わり方と異なり,
一応,収束を見ているので,読み終わったときの飢餓感はない。
一言で片付ければ,”運命の赤い糸”とでもいうべき,昔からある話がモチーフであり,
その使い古されたモチーフが村上春樹的な不可思議なファンタジーに彩られて,陳腐さが薄まり,崇高な雰囲気さえ醸し出している。
読んだ人の多くが,非現実なエピソードの連続に「これは好き好きがあるな」と感じつつも,
描かれる”愛の普遍性”に「でも,自分はこういうの好きかも」と思いそうな・・・つまり,
「万人受けしないかも知れないが,自分はわりと好き」と万人が思いそうな,不思議な魅力を持っている。
しかし,書店が予約まで受け付けてフィーバーするほどのものだろうか。
読後数時間経つうちに,やっぱり踊らされてしまった,と思ったことも事実である。
同じくバカ売れした「ノルウェイの森」の方が個人的には好きだな。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.498
(3pt)

繋ぎとしても…

青豆と天呉の思考や行動に、普遍的な正義感や単純な勧善懲悪の意識を見出すことが出来ず、
彼らに完全に気持ちを同化させてこの小説の世界に浸ることが難しかった。
文章は冗長で、BOOK4のための繋ぎの為に創作されたという印象が残る1冊。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.497
(4pt)

あっさり読めた

これといって衝撃も感動もなかった。しかし、600ページをあっさり読めたという現実は何より面白かったことを証明している。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.496
(4pt)

読者を巻き込みながら突き放す多重メタ

そうきたか!とうとう牛河まで春樹ワールドに取り込んで31章構成、変奏曲30プラス1で1Q84をとうとう脱出しましたか。BOOK3はストーリーを楽しむというより、1,2での謎や伏線をどう回収していくのか、読者が自分の予想との差分を確認しながら読みすすめるという、奇妙な読書体験をもたらしてくれました。あえて術中にはまれば見事な小説と言うしかないのですが…個人的にはそうあってほしくなかった、という終わり方(終わっていれば)になってしまったのは残念です。青豆が自ら選び取ったハッピーエンドのように思えるラストも、本当に損なわれてしまったものは何なのか、と思うと、哀しくてなりません。
ふたつの月となって俯瞰するしかない読者である私は、ただ無力感に苛まれるだけ。カルトの現場を目撃しつつ何もできなかった私たち自身です。現実とは、世界とはそういうものなのだ、という認識を、神の視点で物語を構築する作者から突きつけられる。
純愛ものの口当たりのよい読後感にだまされてはいけません。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.495
(5pt)

すでに続編4がアップされています!

下記のサイトの『デジタル書籍カテゴリ』で1Q84 BOOK 3の続編がもしあったら
というていでなんちゃって1Q84 BOOK 4がアップされていました。
何年か前に同人誌の漫画家が『ドラえもんの最終回』を刊行して話題になったのに
似てますね。私もまだ読み始めたばかりですがなかなか引き込まれる感じでよくで
きてますよ。これも中国人の作ったものだったりして(笑)
しかしこのタイミングで3の中身もわかった上での続編を書けるということは3を
かなり早い段階で読み終えていたということですよね・・・ 2を読み終えた時点
で単に続編として書き始めたとしたら十分考えられますが。3の続編にちゃんとなって
るのがすごいな〜 よかったらみなさんもどうぞ。タイミングによっては販売が
すでに終了されている可能性もありますのであしからず。
http://www.dl-market.com/default.php/cPath/26http://www.dl-market.com/default.php/manufacturers_id/1950
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.494
(5pt)

今読み終わったところです。

一言、面白かった。
自分には、表現力も小説の背景を感じ取ってあれこれ論ずる能力もないので、
むずかしい事は言えない。
でも、どんどんページをすすみたくなる、本当に物語を読んで楽しかった、面白かった。
村上春樹さんありがとうございました。
海辺のカフカを読んで春樹さんワールドに惹きこまれ、羊をめぐる冒険、世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド、
ねじまき鳥クロニクル、ノルウェイの森...みんな夢中で読む時間をもらった。
読んで退屈な本も多い中、表現の力、簡潔でありながら奥の深い言葉、ストーリーに漂う切なさ、哀しみ、再生力などなど
たくさんちりばめられていて、やっぱり小説は読んで退屈しない、それがまず大事と単純な私は思う。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.493
(5pt)

長年の恋を実らせるスケールの大きな恋愛小説。

天吾と青豆という男女が長年の恋を実らせるスケールの大きな恋愛小説。
タイトル通りの感想でした。
これまでのお話でつむいできた糸を、手繰り寄せて絡み合って
無駄と思われた部分まで無駄なく使った感じがしました。
宗教がメインなのか?と思わせつつ、はっきりいえば
そういうところはあくまでも端役で、エッセンスやスパイスなのでは
ないのかと感じました。
話を深く広くしたくなるような事柄(さきがけのことやリトルピープルのことなど
非日常的事柄)まで1組の男女の恋愛物語のエッセンスやスパイスに使えるところが
村上春樹さんの凄いところなんでしょうね。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.492
(5pt)

どこまで待たせるか(もたせるか)、作者の力勝ち

この作品を読みながら実感したのは、村上春樹氏の作家としての力量です。
何しろ最初の200ページほど物語は全然進展しない。複数の主人公のうち2人は相手が現れるのを「待つ」だけ。もう1人はいろいろ歩き回って調査するけれど、既にBook1,2で語られている事柄が別の視点から語られるだけ。Book1は天才少女作家の作品の謎、Book2は暗殺のスリルという物語的なエンジンがあったのに、Book3はストーリーが先へ進まず、新事実も明らかにされず、いわば何も起こらない(ように見える)状態が延々と続くのに、飽きさせず、退屈させず、登場人物に対する読者の感情を操作しながら、ぐいぐいと読者を引っ張っていく。筆力の勝利ですね。筆力と言うよりキーボード力かな。
「待つ」というのは村上作品では重要なテーマですが、これまでは「なんとなく待つ」とか「次の展開を(作者が)思いつくまで(登場人物はパスタを煮ながら)待つ」というのが多かったのに、ここでは登場人物が目的を持って待っている。待つだけじゃ駄目なこともある。いろんな待ち方を描く作者の意図性が感じられます。
その背景で少しずつ積み重ねられた要素が中盤から加速し交錯する物語を支えていく。視点を変えて時系列を乱しサスペンスを生む手法そのものは当たり前だけれど、感覚的な時空の操作(もしくは翻弄)が多かった村上作品の中では珍しく緻密な計算が感じられます。
「感性」と「計算」と「意図」が共存しているこの作品は、村上春樹氏の作家としての円熟ぶりと新しい展開を見せているのかな。1Q84はもうこれで完結にして、次の作品が楽しみです。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.491
(5pt)

出口が塞がれてしまう前に

手に入れたものの対価を支払わなくちゃいけない。
君が生きている限り。
世界はバランスするんだ。
信仰の深さと不寛容さは常に表裏の関係にある。
もし、そこに何かが実際に存在していれば、
理屈が通っていてもいなくても、
論理が通用しなくても、
ただ現実として受け入れるしかない。
なぜなら、
原則や論理があって現実が生まれるのではなく、
あとから、
それに合わせて原則や論理が生まれるのだから。
だから、
現実を歪めることなく、
真正面から、
受け入れる。
そこが、スタート地点。
 
そして、
なぜこんなことが生まれるかは、
追求すべき問題じゃない。
この状況にどうやって対応するかが問題なんだ。
死のないところに再生はない。
死はどこまでも孤独なんだ。恐ろしいくらいに。
しかしながら、人は生きながら死に迫ることがある。
それができたなら。
振り出しに戻るんだ。
失うものはない、命以外は。
そして、人は自分のためには再生できない。
他の誰かのためにしかできないんだ。
好き嫌いじゃない。
一番上手にできることを、
見つける。
続ける。
それは、とても幸せな生き方かもしれない。
急ぐんだ。
出口が塞がれてしまう前に。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.490
(4pt)

希望のあるところには、必ず試練がある

20歳前半から、村上さんの作品を読んでいます。
私は、無宗教です。ただし、宗教に無関心ということではありません。
無関心でいることはできないとも思っています。だとすれば、どこから、だれから、
宗教に関しての[立ち位置]を考えるサジェッションをもとめるか?ということで
好きな作家さん、つまり、村上さんから宗教に関しての考えを得ようと思っています。
他には、坂東真佐子さん。
さて、book3ですが、私のとっては、安心して読めました。
村上さんは、「兵庫・淡路大震災」と「オウムの起こした事件」を経過した時点から、
表現は、変わったと思います。
それが端的に出たのは、蜂蜜パイ:短編集「神の子どもたちはみな踊る」であると思っています。
この短編集の唯一の書き下ろしの最後の村上さんは、主人公の作家(淳平)を通して、こう言っています。
・・・・これまでとは違う小説を書こう。夜が明けてあたりが明るくなり、その光の中で愛する人々を
しっかり抱きしめることを、だれかが夢見て待ちわびているような、そんな小説を。・・・・
1Q84全体は、この短編が出発であると思いたいと、考えています。
「希望のあるところには、必ず試練がある。」これは、book3の初めのほうに出てくるフレーズです。
無宗教である、私に、深く届きました。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.489
(3pt)

断片の再構築なのか

『海辺のカフカ』の頃から、それまでの作品群までと明らかに筆致が異なってきた感が強くなったように感じていたけれど、本作『1Q84』においては各章にそれまでの作品に使われていた表現の断片が散見された。青豆と天悟はどことなく『アフターダーク』の登場人物に似ているし、牛河は『ねじまき鳥クロニクル』の牛河そのもの。坊主頭とポニーテイルは『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』のシステムの二人か。リトル・ピープルも『TVピープル』を想起させる。別世界に来てしまったことが二つの月によって示されるというのも、『ダンス・ダンス・ダンス』冒頭の一場面がモチーフなのだろうか。細かい箇所を読み込めば、どこかで似た表現がされていたと思わずにいられなかった。もちろん3巻までを通してそれなりに緊張感を持ちながら楽しませてもらったのは確かなのだけれど、どうもしっくりと物語が頭に染み込んではこなかった。他の作品を読んでいる方ならおそらくはこの「どこかで目にした表現(関係性)」というのはおわかりになるかもしれない。新しい作品というよりは、これまでの作品からの断片を使った別の物語の再構築というのが一回目読了の感想。あと一つだけ付け加えるなら、ところどころでいきなり三人称表現が出てきたことに戸惑った。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.488
(3pt)

国民的行事としての『1Q84』

もうこんなにたくさんレビューが・・・。
評者もこのムラカミ先生の新しい作品を買う/読むという“国民的行事”に参加するべく、発売初日に第3を購入し、既に読んでいた第1巻、2巻を再読している最中だ。よって、本レビューは第3巻のものではないが、気づいたことがあるので書いておきたい。
第1巻の第1〜2章、主人公の2人、青豆と天吾が登場するシーン。
◎青豆がタクシー内で『シンフォニエッタ』を聴くシーンは、フィリップ・ソレルス『神秘のモーツァルト』(集英社、堀江敏幸訳)で語り手が『レクイエム』を聴くシーンと酷似している。
◎天吾の登場シーンは、三島由紀夫の『仮面の告白』冒頭の完全なパロディ。
以上は、既に指摘されていることかもしれないが(特に『仮面の告白』)、ソレルスとの関連はちょろっとネットで見てみても全然ひっかからない。三島作品のほうは、わざわざ調べるまでもなかろう。
最初に読んだときは、三島作品のパロディしか気づかなかった。
まあ、熱心にネットを見る習慣も堪え性もないので、根気よく探せばソレルスのほうも気づいている人を見つけられるはずだが・・・。シチュエーションは全く同じタクシー内で、これもパロディかな。
因みに先行レビュアーの文章(1〜3巻)は、数が多すぎてみんな読んだわけではない。
まあ、以上はトリビアルなネタでした。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.487
(1pt)

マスコミに踊らされて悔しくないか?

私は図書館で読んだので金は捨てずに済んだが、こんな浅い陳腐な物語に時間を費やしてしまったことを後悔しています。いつになったら一般市民はマスコミや出版社の戦略から自立できるのか?
文章をサラッと流すのではなく自分の頭で考えながら読んでみてください。そして読み終わったあとに思い出してみてください。実は低俗な三流マンガ並みの内容だったことに気付くはずですから。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257