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カラスの親指 by rule of CROW's thumb
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カラスの親指 by rule of CROW's thumbの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全182件 121~140 7/10ページ
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こんなに大きなスケールで人をペテンにかけるテツさん、二十年以上続けている詐欺師でありながら、人間味溢れる面を持ち合わせていて、子を思う親であること、罪を憎み人を憎まない心、感動と涙でした。 | ||||
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思わず最後まで一気に読んでしまいました。 他の作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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みごとなどんでん返しで、気持ち良いくらい。 作家のいつものグロテスクさがないものの、 一人称で内面を描き、 時に共感させ、 時に突き放す手法は健在。 ラストの裏切り方が爽快な分、 途中おとなしいイメージは否めない。 ただ、結構はらはらする場面も多く、 その点では、作者らしい展開。 主人公や、ヒロインらのキャラクターが色濃く、 そういう意味ではエンターテインメントとしての楽しさがあった。 | ||||
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題名も知らずに買いましたが、満足しています。 同じ作者の本は前に一度読みましたが、面白いですね。 | ||||
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最後の最後でまさかこんなことが?ってほどびっくりします。 読後は悲しさというか切なさでいっぱいになってしまいました。 | ||||
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友達に薦められてよみました。 最初からヒントはあったのに、見事に最後まで騙されてしまいました。 非常に面白かったです。ありがとうございました(*'Д`*) | ||||
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中盤辺りは、冗長感も否めないが、基本的に詐欺ゲームの連続で楽しめる。 ラストには、まさかの展開。してやられた。 エンタメ小説が読みたい人には是非。 | ||||
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面白く読みました。この作者の小説を読むのは3作目です。と言うのも前に読んだ「向日葵の咲かない夏」「月と蟹」があまりにも後味が悪くてそれ以来遠のいていました。でもこの小説は前2作とは違い嫌な気持ちになったりしませんでした。もうすぐ映画化されるようですが、貫ちゃんがカッコよすぎでびっくりです。私の中の作品のイメージが壊れそうなので映画は遠慮します。 | ||||
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久しぶりにやられました。 僕はミステリーを読むとき犯人や展開を予想しながら読むので よく先の展開が分かってしまいます。 この小説もそうして読んでいると、 「ああここ実はこうなんだろうな」なんて得意気になっていたのですが、 物語が佳境に入るに連れて自分の予想にヒビが入り、それがミスリードだったことに気付いて完璧に鼻を折られました。 しかもその後に予想もしてないどんでん返しがあり それは気を抜いて歩いてたら硬い物に足の小指をぶつけ、痛みよりも自分が非常に間抜けに見えてしまう。まさにそんなカタルシスでした(笑) さらに参考文献には「人はなぜ簡単に騙されるのか ゆうきとも著 新潮社」とあり まるでこんな自分を嘲笑ってるような気がして変な笑いが出てしまった。 よく小説の展開を予想したりしながら読む人にはオススメの一冊です。 | ||||
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一般小説というと落ち着いた雰囲気のイメージですが、これに関しては展開の早さと人物の洒脱さが前面に推し出しており、まさしくエンターテイメントを貫いた作品でした。直木賞の「月と蟹」から作者に入っているので、余計にそう感じたのかもしれません。ラストに明かされる仕掛けの数々にも息を呑んでしまいました。退屈な小説ではありませんので、是非とも読んでほしい一作です。 テツさん、大好き! | ||||
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ミステリ読後としてはありえないこのほんわか感はなんだろう?? | ||||
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道夫秀介、彼こそが本物の詐欺師。 なんというトリックだろう。 想像もしていなかったラストの展開に もしやもしやと心がザワザワした。 そして不覚にもラストは涙ぐんでしまった。 映画化されたけど、この小説の流れを崩すような展開にはして欲しくないな。 現に映画の方の貫太郎が本のイメージとはかけ離れてかっこ良すぎ! もうその時点であかん!と思ってしまった。 映画を見る前に、ぜひ原作を読んで欲しい。 | ||||
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まあ割とストレートなエンタテイメント小説だなあ、と読み進めていたのですが・・・ヤラれました。イイ意味で。 以前「シャドウ」で、ヤケにこねくり回した複雑な内容だなあ、との感想を抱いたことを(もちろんイイ意味で)忘れておりました。 様々なレビューが見られますが、僕は非常に楽しめましたし映像化にも期待します。村上ショージさんのキャスティングは絶妙だ。 | ||||
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とても楽しめました。道尾さんの作品は最後にどんでん返しがあるのでそれはわかった上で読んでるんですが、最後の50ページこんな展開になるとはまったく想像もできませんでした。今まで抱いていたイメージは何だったんですか(笑)他の作品とちがい本作はハッピーエンドで終えたところもよかったです。本作品を読めたことに感謝しています。 | ||||
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思い切り騙されました。最後の最後で。 細かいところで色々と難点を指摘することはできるのかもしれませんが、私は素直に面白かったです。騙されて痛快という感じです。 ネタバレになるようなことを書いてしまったら読む面白みがなくなってしまうので、内容についての言及は避けますが、無理に分析的に読まないで、素直に読んで素直に騙されるのが、本書の最も幸福な読み方だと思います。 | ||||
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最近はミステリから純文学寄りの道尾秀介さんですが、 「カラスの親指」は世の中のミステリ作品の中でもとくにハイレベルな気がします。 ワンアイデアやキャラ立ちで引っ張るテレビ向きな「広義の」ミステリでもなく、 密室などの本格とも違う、大衆向け正統派ミステリといえる良作でした。 読者を何度もミスリードさせ、それを鮮やかに覆し、伏線は序盤から終盤まで緻密に いくつも張られています。こんなすごいプロット、よく思いつくものです。 しいて欲をいえば、ラスト、絶対悪と呼べる存在が一人くらい本当にいたほうがよかった。 そいつを懲らしめる痛快なラストだったら、文句なしに★5どころか、10個つけてもいいくらいです。 でも、オールハッピーエンドなのはうれしかった。 | ||||
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毎回です。毎度お馴染みです。 『向日葵の咲かない夏』からハマり、『シャドウ』『ラットマン』『片眼の猿』『背の眼』『骸の爪』『蟹の足音』『水の柩』などなど。とりあえず買い漁り読みました。 そして今回買ったのが『カラスの親指』です。 買った時は読む気が起きず、なかなか読まなかったのですが、読み出してからはもう手が止まりませんでした。 なんでもっと早く読まなかったんだろう! うまくいきすぎなオチでもありますが、道尾さんの文章力を持ってすれば、(私からしたら)十二分におもしろかったです(文章が変ですね、すみません(笑))。 ええと、ここで文頭に戻るのですが…… 道尾さんの本にハマッてから、大どんでん返しには慣れたつもりです。 しかし。毎回毎回、わかっているはずなのに騙されてしまうのです。 『きっとどんでん返しがあるだろう』 そう読む前に思っても、読みはじめてからはそんな考えどこへやら。消え去ってすっかり騙されます。 毎度お馴染み、このどんでん返し。騙されたのに爽やかな読後感。病み付きになります! 今回、なぜか読み終わってからも『おもしろかった』という思いばかりが込み上げてきました。 今のところ、私の中でぶっちぎり第1位です。 ※とてつもなく個人的な感想ですので、参考にはなさらないように。(笑) 質問しました! | ||||
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爽快でした。 読了感は、この一言に尽きます。 多々遍く伏線は私に隠れて虎視眈々と結末に備え、カタストロフで前触れもなく駆け出し帰結しました。 例えるなら、それは無数の錦鯉が泳ぐ池へ餌を投げ込んだ時のように。 下品とも言えるほどの飛沫を立て。 そして清清しいまでの勢いでもって。 餌の落下した一点へ集まった伏線達は、圧巻と形容する他ないほど爽快感溢れる結末を作り上げていました。 一方、酷評されている方が多々書かれている事にも誤謬はありません。 本書に現実味は皆無です。 それこそ例を挙げれば暇も無いほど不自然が詰め込まれていました。 しかしながら、それらを私はネガティブに評価しなかった。 何故か。 理由は、些か逆説的ですが、余りにもリアリティーに欠けていたからです。 モノダイアローグ共に軽快なテンポ然り。灰汁の強い登場人物然り。その他諸々の展開然り。提示される文字は本書がフィクションだと強く主張しています。 だからこそ私は、可能性云々を鑑みずにエンターテイメントとして結末を楽しむ事が出来ました。 オススメです。 未読の方は是非に。 | ||||
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見事に騙さました。そして全てを包みこむような幸福感。これは読後感が良いですね。 個人的にはもっと刺激的なトリックが好みなのだけれど、これはこれでアリですね。最後は伏線だったシーンがこれでもかと提示されるので、あいすいませんという感じ。 でも一言、解説を先に読んではいけません!ばらしちゃってます。 5人が「大仕事」に取り掛かるまでが個人的にはちょっと長いので☆マイナス0.5かな。 | ||||
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おもしろかったです。 「やられました」 映画化されるということで楽しみです。 この小説を読んで 昔、マイケルダグラス主演の「ゲーム」という映画を観たときの「裏切られた感」を思い出しました。 「ああ〜〜そういうことだったのか..」 「やられた」と 余韻に浸りたい方は、こちらもおすすめです。 | ||||
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