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向日葵の咲かない夏



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【この小説が収録されている参考書籍】
向日葵の咲かない夏
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

向日葵の咲かない夏の評価: 2.99/5点 レビュー 555件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.99pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全224件 41~60 3/12ページ
No.184:
(5pt)

YouTube channel “ほんタメ” を見て買いました。

ヨビノリのたくみさんのお勧めを見て読みました。Kindleは冒頭試し読みができるので素晴らしいですね。普段全く本を読まないので本でしか味わえない面白さに出会えました。:)
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.183:
(5pt)

臭いけど嗅いでしまうというような類のもの

個人的には『殺し屋1』を読んだ時の感覚に近い。
読んだことない人はごめんなさい。
けど、ただ臭いだけと思う人もたくさんいるでしょう。

【レビュー案2】
怪談ミステリー

「こんな話がよく書けたな」というのが読み終わってすぐの感想。
それはいい意味でも悪い意味でも。
歪んだ世界観をもった人たちによる物語です。

集中力を持っていかれるくらい終始楽しく(楽しくという表現が適切なのかどうかはわからない)読めたし、メッセージ性も感じたが、万人に受け入れられるものではないと思う。
そして、気持ちが落ち込んでいるときに読むのはおすすめしない。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.182:
(5pt)

引き込む力がすごい

サイコホラー好きの友人からすすめられて読みました。
ストーリーはずっとジェットコースターで引き込まれるし、不可解な現象や気持ち悪い表現にゾクゾクさせられてすごく面白かったです!
叙述トリック系のやつかなと思って読み始めましたが最後あんな感じになるとは思いませんでした…
虚しさを含む独特な読後感が魅力的。
蝉の声を聞きながら読むと雰囲気が出てより良いです。

※猟奇的な表現が多々出てくるので苦手な方は注意してください。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.181:
(5pt)

気持ち悪い描写があるのはあるが、それを圧倒するものが詰まった小説だな

ストーリーが序盤からハラハラして飽きないし、物語がイメージしやすくて没頭する。終盤はドンデンの連続だし、考えさせられるテーマが複数含まれている。気持ち悪い描写があるのはあるが、それを圧倒するものが詰まった小説だな。おもろい。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.180:
(5pt)

ちょっと怖い。

面白かったです。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.179:
(4pt)

全体的に暗いですがラストが気になる小説

全体的に暗く苦手な雰囲気ですが、ラストが気になり夢中で読みました。
文章の表現が素晴らしく、何が虚構なのか分からない独特な迷路に入った様な感覚です。
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No.178:
(5pt)

最後までわからないドキドキ感

最後の最後まで結末が分からず面白い作品でした。
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No.177:
(4pt)

小説でしかできない世界

小説でしか成り立たない話で友人の薦めで読んでみて良かった
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No.176:
(4pt)

生まれ変わりを前提にした叙述トリック!

"太陽は僕たちの真後ろに回り、アスファルトには長い影が一つ、伸びていた。首を振り、顔を上げる。平気だよ、と、もう一度口の中で言った。"2005年発刊の本書は、第6回本格ミステリ大賞候補にもなった生まれ変わりを信じる少年のある夏休みの物語。

個人的には10月7日のミステリの日に向けて、国内外の新旧のミステリを読み漁る中で、本書についても手にとりました。

さて、そんな本書では欠席した同級生S君の家にプリントと宿題を届けにいったミチオがS君が首を吊って死んでいたのを発見したところから物語は動き出し、あるものに姿を変えて生まれ変わったS君、そして年齢以上に"大人びた"妹のミカと共に事件の真相を追いはじめるわけですが。

饒舌なS君をはじめとして、登場人物それぞれが嘘というか【自分の創った物語で世界を見ている】本書。決して明るい話ではないので人を選ぶと思いますが。個人的には終始なかだるみせず、緊張感をもって読み終えることが出来て【一人称の語り手による叙述トリック】として面白かったです。

一方で、生まれ変わり。といった概念を自然に受け止めることができる。その事自体が割と日本人独自の感性であると同時に【本書の不条理な世界を受け止める】前提になっているわけですが。それが読み終えた後に"あのページの台詞の真実はこうだったのか!"と必然的に読み返す結果にもなるわけで。凝った構成に感心しました。

ミスリードさせられる叙述トリック好きな方へ。また現実と虚構が混在する作品が好きな方にもオススメ。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.175:
(4pt)

楽しめました

普段あまり本を読まない僕でも、読みやすい文章と先が気になる内容ですぐに読み終えてしまいました。
賛否ありますが僕は好きでしたね、途中で抱いた疑問や違和感に最後で納得いった瞬間はなんだか嬉しかったです。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.174:
(5pt)

ノスタルジーを感じる

初めから終わりに向かって謎の牽引力があるし面白く読めたので、レビューが割れているのが意外だった。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.173:
(5pt)

この本が気になったらレビューを見ずに読め!

この本はレビューに目を通すと面白さが半減する可能性があるため、読む前は見ないことを推奨する。

好みは別れると思うが、あらすじを見て少しでも興味を持った人にはぜひ読んでもらいたい。
あなたの想像を超える物語に間違いなく出会えるはずだ。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.172:
(5pt)

輪廻転生

評判の一冊ということで、読んでみたが、なかなか物語の中へ入り込めない、が、面白くないというのではない、不思議な読後感。
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4101355517
No.171:
(4pt)

ヤバい、鬱、頭おかしい、気持ち悪い、は全て褒め言葉。

※ネタバレ含みます!注意!
動物が好きな方や猫ちゃん、わんちゃん飼ってる方
は読まない方がいいです。オススメしない。

衝撃を受けた小説です。何この小説気持ち悪い。
イヤミス?ホラー?ミステリー?グロテスク?
違うどこのジャンルなんだろ。なんなんだろう。
今までたくさんの鬱小説読んでるけど、
最高に鬱で読むのもしんどくなってくる。
主人公が気持ち悪い狂ってる頭おかしいよこれ。
途中の展開で気づいた時には鳥肌が立ちました。
ヤバい作品。最後まで救いようがない。
ただ小3じゃなくて中学生、高校生とかならまだ理解できるけどな〜と思う場面や
無理あるわそれはと思う部分もありましたが
全体的に読みやすい分ではありました。
読みやすい文章でさらさらと爽やかなのに
内容はヘドロ纏ってます☆ってくらい重い内容です。
重い内容や鬱展開が好きなら絶対に読んで欲しいo( ˆoˆ )o
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.170:
(4pt)

嫌だなぁと思いつつ結局最後まで読んでしまった……

序盤怖いなぁと思いながら、そのなんとも言えない気持ち悪さをそのままにしておくことも嫌になり、黙々と読み進めました。
読んでいて居心地が悪いというか、つぎつぎと疑問が浮かび上がり、やめ時がわからなくなった。
自分が求めていた物語、自分が好む内容ではないと気がついても、辞めようとしない自分に驚いた。
結局最後の一文字まできっちり一気読みしてしまった。
内容には触れないが、読ませる力がある、そういう作品なんだなぁと思う。
普段ミステリ小説などを読まない人でも読みやすいものだと思う。
本格ミステリを求めてるとか、ミステリはこうでなければならない! という人なら文句が出そうな内容なのかなと思う。
わたしはそういうタイプではないので、知らぬ間に素直に主人公が見て感じ、生きている世界をそのまま受け入れて読み進めたのだと思う。
面白かったのかと言われれば、最後まで引き込まれてしまったので面白かった。
素直に認めたくないのは、こういった内容の物語を面白いと言ってしまっていいのかどうか、自分自身認めたくない。そんな気持ちが僅かにあるからだろう。
それがわたしの読了感になる。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.169:
(5pt)

純文学を読んだ気分

(ネタバレあります)
イントロの文章で、これはどうもただのミステリーではなさそうだという予感はありました…。

最初は、「死んで生まれ変わった友達と真犯人を追い詰める、少年のひと夏の冒険!」みたいなファンタジックなミステリーかなと思ってましたが、違いました。

途中から、あれ?あれれ?とイメージが崩れていき、真実を知りたくてどんどん読み進んで止まらなくなりました。

読後は、ファンタジーでもミステリーでもなく、純文学を読んだ気分になりました。

人は、あまりに辛いことがあると、受け止められずに、記憶が抜け落ちたり、別人格が出てきたりすることがあるそうです。

ミチオくんは、辛い現実を受け入れられず、妄想の世界を持っている少年でした。それが分かってから、戻って読み直すと、妹や死んだ友達という別人格を作って会話をしている姿が、怖くもあり、悲しくもあり、やるせない気持ちになります。ミチオくんは生き抜くために自分なりの物語を作っていたのですね。なぜボソボソとしか話さないS君が、生まれ変わって明るく饒舌なのか、なぜ3歳の妹がそんなにしっかりしているのか、全て腑に落ちました。

ミチオくんはそんな辛い中、さらに罪を犯し、このままではいけない、全てを終わらせるべく火をつけて…。
この後ミチオくんはどうやって生きて行くのか…。(';ω;`)
唯一の救いは、最後の瞬間、両親が自分を助けようと手を差し伸べてくれた事でしょうか。

最後まで読んで、もう一度冒頭の文章を読むと、ミチオくんは今、生きていて、妄想からは解き放たれてはいるようです。が、また壊れるかもしれない危うさがあり、今も幸せではないようです。

どこまでが事実の描写で、どこが妄想か、きちんと読まないと、分かりにくいかもしれません。
この小説では病んでいるのはミチオくんだけではないので、その辺も考えて読まないといけませんし、すっきり解決ミステリーを読みたい人には合わないかも。

作者さんのインタビューでも、叙述トリックや本格ミステリーという意識はなく、人間の感情を描きたいと思って、書いたそうです。

これを読んで、奥泉光さんの「シューマンの指」を思い出しました。主人公の物語に騙された感が、似てました。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.168:
(4pt)

極端な長所と極端な短所

事件の謎解きで読者をぐいぐいと引き込み、ホラー的な不快感や恐怖をあぶり出しながら、ファンタジー的な設定を上手くミステリの仕掛けに取り込んでしっかりと落とす。
これらの要素すべてを含める小説を仕上げた作者の胆力と努力に拍手したい気持ちになる。ミステリファンは「ミステリ的な文法から外れている」と怒るだろう。だがそれは「誰かに勝手に勘違いして惚れて、本性を知ったら怒りを覚える」という片思いの心理であって、なんだか大人げない。そのような肩透かし感や怒りを冷静にやり過ごせば、この作品が広義のミステリ要素を持つ、一定水準を確実に超えた作品であることに気づく。

一方で、極端にバランスが偏った小説でもあり、総合的な完成度を求める読者には評価されないようにも感じる。最大の短所は、キャラクターの薄さと不自然さだ。妙に理知的な子供たち、あまりに間抜けな警察の捜査員、「常軌を逸している!」と読者に思わせるためだけの目的で描かれた常軌を逸している大人たちなど、それは無理があるだろう、とツッコみを入れたくなってしまう珍妙なキャラクターのオンパレードだ。
また、キャラクターの行動原理はおぞましいものが多いのだが、一貫性がありすぎてあまりに人間味が無い。行動原理を生み出すに至ったバックグラウンドも各キャラ回想的に提示されてはいるものの、読者に納得させるだけの説得力をどうしても持たない。これはおそらく「読者を騙し、驚かす」という意図を重視しすぎた結果、プロット的な仕掛けに引きずられていくようにキャラクターの造形が出来上がったためと思われる。物語の描写が、作者の世界の見方に対する優先度の発露であることことを踏まえれば「この作者は人間に興味がないのではないか」と疑われてしまう程度には浅く、陳腐である。

上記のような明確な欠点はあるものの、それらを補って余りある長所と特徴に溢れた個性的な作品であると感じる。エンターテインメントを「自分が安全な場所に居ながらも、極端な場所、時には危険な場所へと連れて行ってくれるもの」と定義するとき、この作品が優れたエンターテインメントであることは疑いようがない。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.167:
(5pt)

不思議な世界観

とても不思議な世界観で、最初は子供の目に映る世界観?かと思い入り込めるかなと半信半疑でしたがどんどん引き込まれました。後味は悪いかも知れませんが残ります。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.166:
(5pt)

素晴らしい作品です。

低評価をつけている方の感想を読むと、内容の好き嫌いだったり、物語の理解不足(結局どんな話だったのか内容がわかってない、理解していない、誤解している)がほとんどです。
一方、高評価をつけている方は、しっかり物語を理解し、正しく読むことができているようです。
読解力=物語を楽しむ力、なのかな、と。

中学生以下の方には本作はオススメしません。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
4101355517
No.165:
(5pt)

傑作

ホラーっぽい導入で、ホラーなのかミステリなのか揺れ動いた状態から始まるミステリ。
トリックがアンフェアだと考える人もいるようですが、自分の中では完全にフェア。
物語が進み、事実が徐々に明らかになり、狂った世界が姿を現す。
個人的には、作者の作品の中では群を抜いた傑作。
新本格以降のミステリの中でもかなり上位に入る作品だと思います。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
4101355517

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