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向日葵の咲かない夏
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向日葵の咲かない夏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全224件 21~40 2/12ページ
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読み手に明かしてもらえる情報はいつだって作者の手の中にある。 この作品は、最後の最後まで、作者の手の中に小さな情報を抱えられたまま収束していく。 書き手に翻弄されたい人々にとって、それはありがたい贈り物なのか、 それともスッキリする方が喜ばれるのか。 読者を信じて前者にしたのではないかと思う。 | ||||
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ページをめくる手が止まらず、気付いたら一気読みしていました。 展開を予想しながら読んだのですが、全部いい意味で裏切られました。 巷では後味が悪いと言われており、最後のシーンで意見が別れますが、私の解釈では後味は悪くなかったです。 素晴らしい作品でした | ||||
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私は普段、あまり小説は読みません。 映画はよく見ます。オチがすごい作品と薦められたので、読みました。 衝撃を受けました。ある程度、予想していた展開が裏切られました。確かにこれはすごいと納得できました。 これは映像では難しく、小説だからこそできる表現手段だなと感心しました。 | ||||
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半分ぐらい読んで読むの辞めようかと思ったけど辞めなくてよかった。読み終わってもう1回読んだ。こわすぎる。 結局、おじいさん(自分の最後の良心的というか、理性的な部分かな?)はすてて、物語の中で生き続けることを選んだんだなあ 面白かったです | ||||
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へんな魅力のある構成で最後まで一気に読んだ。 なんとなく不気味なのは、輪廻は描かれてもカルマが描かれてないところだ。 因果関係をトリックとして用いるジャンルなので仕方ない部分もあるかと思うけど「どう生きるべきか」が感じられない作品はどこか物足りなく感じる。 | ||||
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2周目の面白さも際立つ。傑作。 | ||||
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あらすじで青春物語のように見せかけてるけどサイコホラーじゃねえか。良し。 登場人物が全員イカれててまるで感情移入できない。良し。 最後まで読んだら読んだこっちもどうかしてる気がしてきた。良し。 犬猫が可哀想。マイナス1。道尾秀介って動物殺すのに躊躇がなさすぎる。 | ||||
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読みやすく、なかなか面白い作品でした!どうやったらこんなミステリー作品を書けるのか知りたいものだ。しかし、主人公の歪な世界観にはあまり共感できなく、暗さを感じた。 | ||||
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直ぐに届きました。また状態も綺麗でした | ||||
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「生まれ変わり」を前提とした一風変わった世界観の小説。 サイコホラーな作品は割と好きな方なので特に不快感もなく、純粋にミステリー小説として楽しめました。 | ||||
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道尾秀介さんの代表作とも言える本。 主人公のミチオは、夏休み前の終業式の日に、休んでいたS君のうちまで届け物をすることに。ところが、家に行くとS君は首を吊って自殺をしていた… そして慌てて学校に戻り、先生に伝え、先生と警察が家に行ってみるとなぜか死体はなくなっていた。 SFっぽさもありながら、伏線とミスリードがめちゃくちゃ多くてラストの展開にはびっくり。ただかなり重たい話が続き、気分はめちゃくちゃ下がります。笑 それでもあっという間に読み終えるほど展開が面白かったです。伏線を見つけるのにまた再読したい。 | ||||
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何かがおかしいと書かれていたけど、本当に何かがおかしかった。 仕事中にもこの本が読みたくて仕方なかった。 自分は読書が苦手だと思っていたけど、読み終えた時には他の作品がつまらないから読書も面白く無かったんだと思えた作品。 | ||||
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一読目の放置しがたい気持ち悪さから二読は必須で、ようやく8割は腑に落ちた。主人公のクライマックスの台詞「誰だって、自分だけの物語の中に。その物語はいつだって、何かを隠そうとしてるし、何かを忘れようとしてる」これは言い訳だったのか?主人公は小学4年生にして、家族、友人との関係の中でかき消したくなる物語をいくつか背負っている。後悔の気持ちから書きかえてしまうために物語を創作。その中に読者はさ迷わされる。次々輪廻転生する登場人物たちに混乱させられる。幾度か主人公が豹変し狂気となるシーンが最も心を掴まれた。主人公は境遇によっては普通の小学生だったに違いない。ただ、いくつかのきっかけで自分のリアルな人生までも書きかえて大人になり、頭には苦い夏の油ゼミの声がいつも響いている。自分は主人公の何十倍も長く生きているが、これほどまでにアブノーマルな物語に作り変えてしまいたい辛い記憶はあっただろうか?そして今後そんあことに遭遇したら主人公のような書きかえをすることになるのだろうか? | ||||
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この小説の特徴を知った上で読み始めたので恐怖を感じつつも内容はすんなり受け入れることが出来ながら読み進めました。 まったくの非読書家である自分が約5時間かけて一日で読み終えた作品であり、読み進めるにつれ唇がカッサカサになりました。やめられない止まらない読書体験。 あと、レビューに最後まで読んだら出てこない感想が散見されます。小説自体の出来を構成の点に重点を置けば満点です。 内容については...星3かな..。嫌いではないけれども読了済みを他言したくない、そんな内容です。 気だるい読後感を味わいたい方にオススメฅ^•ﻌ•^ฅ | ||||
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死体が消えるミステリーで始まる本作ですが、読み進めていくうちに不思議な世界観と融合していきます。姿を変えて現れるS君、真相を追求していくとたどり着く大どんでん返し。私はこの展開を受け入れて最後までワクワクしながら引き込まれて読んでいきましたが、リアル趣向のミステリーが好きな方には水が合わないかもしれません。 本作は映像表現が難しい小説ならではのしかけで私たちを驚かせてくれます。私はこの小説にしかできない仕掛けをもつ作品が好きです。本作がどのようなしかけで私たちを驚かせてくれるのか、ぜひ読んで体験してほしいと思います。 オススメの方 1.普段小説を読む方。 2.変化球なミステリーを読みたい方。 3.不思議な物語を探している方。 | ||||
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ジャンルはホラーミステリーといった印象。 私(読者)が見ていた世界と、主人公の見ていた世界の違いに気づいた時、思わず鳥肌が立ちました。 分かった上でもう1度、最初から読んでも面白そうです。 深く印象に残る傑作。素晴らしかった! | ||||
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★3.8/2022年53冊目/5月5冊目/『向日葵の咲かない夏』(新潮文庫/新潮社)/道尾 秀介/P.470/2008年/670円+税 #読了 #読了2022 初めて道尾秀介の作品を読んだ。ホラーサスペンスらしい。作中のミカが3歳にしては言葉が達者なことに違和感があったが、理由も最後にわかった。フィクションとノンフィクションの絶妙な間を描いていて、今まで読んだことのない作品だった。文字で表現する小説ならではの仕掛けが満載で、映像化は不可能だろう。二転三転するストーリーがぐいぐい引き込まて、1日で読んでしまった。また、オチの好みは分かれるだろう(意味がやっと分かったときは膝を叩いた)。人には誰しもうちに潜む残酷な感情がある。それを上手く表現した作品だ。 | ||||
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ひたすら暗いお話。登場人物たちの関係性には違和感しかなく、いくつかの謎の答えは検討がついてしまう人もいるのではないかとは思いますが、謎が多すぎるため、全部はなかなかわからないだろうし、最後まで飽きずに読めるのではないでしょうか。 道尾氏の長篇作品第2作目ということで、初期の頃のものだろうし、まだまだ気合充分なのか、ものすごくいろいろな要素がこれでもかと盛り込まれています。個人的にはこういう詰め込みすぎて大渋滞している作品は嫌いではないのですが、グロテスクなことしか起こってないし、みんなが狂っていて何を言っているのかよくわからないし、好き嫌いは分かれそうな作品だな、という意見には同意します。 | ||||
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テンポ良く進むので一気に読める。 イジメにあっていた少年の自殺を目撃する主人公、という序盤から突然「幽霊もの」を思わせる自殺者の登場。その姿は別のものに転生している。 転生した同級生の願いを叶えるべく「死体の捜査」に乗り出す小学四年の主人公の少年。その少年には三歳の妹もいて、皆んなで捜査を始める。 なんとなく少年少女のある種スタンドバイミー的な話なのかと思いきや、全く違う。 二転三転する中で真相が明るみに出て、最後には「そういう事だったのか」と全てを包む転生の意味に恐怖する。 見事なまでに作られた伏線と物語の構成。また細部の描写も巧みで頭に映像を作り易い。 一読の価値ある特殊設定のミステリでした。 | ||||
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この本を読んだ人は皆おすすめしない、と言います。勧めたくないけど好きな本として挙げられてることが多いこの本を読んでみたくて、購入してみました。 とても読みやすく、一晩で読める作品でした。そのくらい一気に引き込まれるストーリーです。 初めはホラーのように感じました。 よくわからない気持ち悪さと、スリルがあり、だんだん、言いようのない暗さにムカムカと胃もたれして、ときどき、めまいのような感覚になる。そんな本です。 乙一さんの作品が好きなら、これも好きかもしれません。 でもこの本は頭を殴られたような衝撃が二、三度やってくるので、たしかに忘れられない作品になるというのは、わかるかもしれません。 | ||||
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