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向日葵の咲かない夏
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向日葵の咲かない夏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全219件 121~140 7/11ページ
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ある程度小説を読んできた私ですが、そのなかでも断トツで酷い作品でした。 前半は、普通の推理小説として読み進めていました。情景の表現の仕方も生生しく、読んでいてその世界観に引き込まれます。 ですが問題は後半。前半でばらまかれた伏線がどんどん回収されていくのですが、これが酷い。読んでいてなんだそりゃ!って何回口にしたか解りません。 色々と酷いところはありましたがその中でも特にひどいと感じたのはお爺さんの動機・作文用紙の真実・妹の正体・スミダさん。 後半はなんだか文章がごちゃごちゃとしていて、前半の文章力はどうしたの?という感じでした。長編だから書いていて疲れてしまっていたのでしょうか。 とにかくトリックが雑で汚い。普通伏線の回収部分というのは「ウソ!そんなとこにヒントが!?」という感じで感心しながら読み進めるものですが この小説の場合は「え!?なにそれ!?ふざけてんの?」という感じです。本当に後半読んでいて落胆しっぱなしでした。 完全にお金と時間の無駄でした。 でも最初に書いたように所々には引き込まれるような描写もあったし、読みやすく巧い文章を書く人だなとは思いました。 ただ結末があまりに酷い。推理小説で結末をファンタジーやSFの世界観で済ませてしまうというのはちょっとどうなんでしょうか。 | ||||
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前半は面白く話が進むが、後半はブレ過ぎて痛い作品。最後に辻褄合わせで何とか 繕うが、結局バラバラのまんまという印象を受ける。 途中までが良かっただけにもったいない。 図書館か友達に借りるくらいに読むのにはいいが、お金を支払って読むまではない。 | ||||
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表紙の明るい印象から、全く不用意に、何の予備知識もなく読み始めてしまいました。 すぐに違和感を感じました。 著者の紹介欄にホラーサスペンス大賞特別賞の文字を見て、読むのを止めようかと思いました。 最初の関門を過ぎると、徐々に慣れてきました。 しかし、一気に読むということができず、毎日の通勤電車で、少しずつ少しずつ・・・ 最後まで読み終えてみると、よくできたストーリーだったと思いました。 小説として最高に面白い作品だとおもいます。 でも、読み返す気持ちはないです。 この著者の本も、もう読まないと思います。 読後に皆さんのレビューを見て、驚きました。 こんなに評価が分かれている。 むしろ、悪い評価のほうが多い。 ちょっと安心しました。 (189) | ||||
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入院中の病院に置いてあったので読みました。 どんでん返しというか、最初のキャラクター設定を完全に無視した、無理やりな終わらせ方というか。。。 題材が題材だけに、最初から感じでいた気持ち悪さが最後まで続き、最後に「えっ?」という感じ終わってしまって、ここまで読んできたのがなんだったのかと、やるせなさが残る感じでした。 とはいえ、この方の作品はまだこの1冊なので、他に良い作品にめぐり合えればと思います。 | ||||
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最後まで読んで「えっ?どういうこと?」となりました。たぶん多くの方がそうだと思いますが。そして年齢的に無理があるだろうと思ってしまいます。あの推理や追い詰め方、狂った世界観は名探偵コナンもビックリですよ、きっと。驚異?脅威?の9歳児ですよ。 最初は少年が主人公のファンタジー的なミステリーで、事件の真相を暴いていくようなものかと思っていたのですが、ストーリーが非常に暗くどんよりとした感じで途中で読むのをやめたくなってしまうほどです。で、最後のオチで今までのはなんだったのか?単なる少年の妄想?空想なのか?腑に落ちないというか意外性・インパクトを求めすぎているのか、もしくは革新なのか。 少年の妄想が非常に長い割に、最後の方は猛ダッシュのような感じで片づけられているので、なぜあのような最後になったのかを読み取ることができません。 最近ミステリー小説をいろいろ読み始めたのですが、多くの作品が意外性中毒というか、それまでのストーリーを逸脱しかねないツッコミどころ満載のとんでもないオチをつけて「どうですか?意外だったでしょ?」みたいな感じがして残念です。そういう部分も必要なのかもしれませんが、やるならツッコミどころのない完璧なオチをつけてほしいです。 | ||||
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※削除申請(1件)
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くだらねえ。 自慰行為的作品。 これに★5個付ける人間は 理屈屋で文学とは何かと延々 口角泡立てて語る似非読書家だな。 | ||||
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帯の煽りも「作家別投票第一位」微妙な書き方だな、 と今は感じます。 これがアリならなんでもアリになってしまうのでは と思ってしまいのめり込めなかった。 現代日本ではなく ファンタジーというか仮想の世界が舞台なら評価が変わったかもしれません。 | ||||
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「新潮文庫の100冊」にも挙げられて、どなたかのコメントと同じく、店頭のPOPにも気合いが入っていたので、本格推理小説か、「永遠の夏」を描いた良質な少年小説かなと、かなり期待して読みました。 確かに引き込まれる幕開け…でしたが、「死んだ子供が蜘蛛に生まれ変わった」?!?ネタばらしは本来御法度ですが、児童虐待、児童性愛、死体愛好、変態教師、事故による流産、その女性の精神障害、両親のセックス時の母親の嬌声を少年が聞いてしまう、連続ペット殺し、子供の自殺、その遺体喪失、貧困、土葬習慣、人や動物の遺体への侮辱行為…ドンダケぇーこれだけの「忌み事」を次々と盛る盛る、吐き気を覚える程、盛り込んでおいて、全くお粗末な結末だこと。「最後に読者を裏切る大どんでん返し」とか「虚々実々の世界を描き分ける表現力」とかいう作者の力量を誉めるべく作品ではありません。好みは人それぞれ有るのは承知ですが、お金と時間の無駄…、そう泥埃の混じった料理食べた後みたいな、漱いでも漱いでも拭えない不快感、何の救いも励ましも無い、不毛な小説?自分もこの作者の作品は二度と読まないでしょう。 | ||||
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最近、よく名前を見る作家さんだし、本屋のPOPにもオススメっぽいことが書かれてあったので購入しました。 今まで読んだ本の中で、一番読後感の悪い小説でした。 いつも寝る前に本を読んでいるのですが、これは寝つきが悪くなります。 ここまで「読まなきゃ良かった」と思わせるのは、ある意味印象深い作品ということでしょうか…。 一度読んだ小説は、時間が経ってからまた読み直すことが多いのですが、 これは2度と読むことは無いと思います。 もし、この作家さんのほかの作品が良いものだとしても、最初にこれを読んでしまったらほかのものを読む気持ちにはなれません。 私は30代半ばの女性なのですが、もう少し若かったら楽しめたのでしょうか。う〜ん。 読んだ後に、早く別の(作家さんの)本を読んで頭の仲から打ち消したくなりました。それほどの不快感。 ひどいレビューですみません。 | ||||
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読み始めみて、最初は気持ち悪い描写が続くものの、S君は殺されたのか?自殺なのか?なぜ死体が消えたのか?という疑問についつい進んで読んでしまいました。 しかしS君がいきなり蜘蛛になって現れてから、え?と拍子抜けしてしまいました。 その後もいろいろ納得できないことが続きますが、何よりも納得できないのは主人公が9歳というのは無理がありすぎるということです。 こんな9歳いませんよね。 3歳の妹も異常なキレを見せてくれます。 ちょっと設定に無理があると思いました。 | ||||
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まず登場人物の年齢的に無理があると感じました。また、向日葵の中に石鹸は物理的に無理があるような気がします。偶然都合よく入ったと考えるんならありかとも思いますが、それだと奇跡的に起こった事件って感じで深みがなくなるし… 途中までは結末がどうなるか気になって読んでいましたが、オチが自分的にはあまり納得できませんでした。ミステリーというよりはオカルト系、ホラー系に近いかと思います。 | ||||
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主人公は人間じゃなかったとネタバラシが最後にありますが物語中には人間にしかできないことばかりしています。意味が分からなかった | ||||
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推理ものかと思ったら、死んだはずのS君は蜘蛛として生き返るは、人間だったはずのキャラクタが猫になるわ、歳とかけ離れた話し方や行動はするわ、とにかくメチャクチャで、評価できない。死体陵辱や児童ポルノ趣味も出てくる必要性があったのか?足を折る?石けんを口に入れる?まったく共感できない。 | ||||
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※削除申請(1件)
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内容以前に文章力がないですね。 ある程度本を読んでいる人間ならすぐ分かること。 この作者の本はこれしか読んでないし他のものを読む気すら起きないが、 作品一つ読めば作者の力量は推し量れます。 稚拙すぎて笑いますよ。取材もしてないのがバレバレ。 警察の捜査がどのように行われるか等、よく知りもしないで書いてるね。 それから「大人」が書けてない。出てくる大人達(老人含む)が薄っぺらい。 あらゆる年代・性別・職業の大人達にふさわしい台詞、会話、行動ってのが分からないもんだから想像で書いてる。 年寄りくさい喋り方させときゃリアルな中年、老人が描けるなんて思うなよ。 取材してない・できない作家というのは内容がつまらん作家よりも、私は馬鹿にしてる。 しかもこの作品、内容自体もつまらん。 暗い・残酷・虐待・自殺・猟奇、そういう内容扱ってればテーマ性のある作品だと受け取ってもらえると思ってるんだろうね。 こんなんでドヤ顔でインタビューとか受けちゃってんの?恥ずかしいんだが。 この人直木賞とったらしいが、それを知って直木賞なんて何の価値もないんだと思った。 見る目のないカス審査員は知らんが、一流の作家は絶対この人の事認めてないと思うけどね。 こんなのが作家になれてしかも売れてるなんて、日本の作家も読者も質が落ちたもんだね。 | ||||
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ミステリーじゃないですよね? ああいう謳い文句は誰が考えているんですかね。表現が独特(グロ)ですし、結末も気持ち悪い。一通り読んでから、友人にあげました。 | ||||
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基本的にありえないものを先ず登場させることが発想の原点になっています。死んだ友達が姿を変えて現れる。今までおしゃべりしていたものが嘘だった。 最初の数ページ読んで、残念ながらあまり引き込まれず、そのままにしていました。 その後ドキュメンタリーで、特集されているのを拝見しました。受賞後でもあり、ご本人は比較的謙虚に語られていたので好感を持ち、何とか読み続けました。しかし、読後は残念ながらあまりいいものではありませんでした。 最近の流行というんでしょうか。約束違反的なところを最初に出して、それからもう一回実は、っていうんで最初からやり直し。この方法も許されるのは二回までにするべきですね。発想の原点が貧弱で、取材内容が乏しいので、どうしても展開がお粗末になります。こういう点は、一回展開を作るような科学論文なんかを読んで、正統派というところをお勉強になってもいいんじゃないですかね。これを評価された審査員の方達は、その審査内容をはっきりと公表するべきです。その方のレベルを知りたいです。 せめてもの救いは、作者の自らのアイディアで、他の人のアイディアの借り物ではない。つまり、一貫して気持ち悪かったし、一貫してつまらなかった。そこだけでした。 残念ながらその後、道尾秀介の作品は手にしていません。 | ||||
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私は著者の『カラスの親指』、『シャドウ』を読んだ後これを読みました。この2作はテーマこそ重かったものの、先の読めない予想外の展開、ページをめくる手か止まらなくなる面白さ、そして何より読み終わった後に「いい話だった」と思えるような心地良い読後感というのがありました。しかし・・・これは同じ著者が書いたとは思えないような作品でした。確かに、物語の序盤〜中盤は主人公とその妹、死んでしまい蜘蛛に生まれ変わったクラスメイトで真相に迫ろうとするところまでは面白いとおもったんですが、終盤〜結末については小学生の妄想にしては異様過ぎ、後味の悪すぎるラストは読み終わって本気で気持ち悪くなりました。本を読んでここまで具合が悪くなったのは初めてでした。人の価値観というのはさまざまですが、これは正直おススメできないです。購入の際にはそれなりに覚悟したほうがいいと思います。 | ||||
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最近の流行りなんでしょうか?文自体の巧さは感じるが、一貫したストーリーとしてはお粗末な気が・・・ 事件の不可解さや登場人物それぞれが持つ性癖から、人間の猟奇的な側面を浮き彫りにしていくような展開に期待感が高まったものの、読み進めていくうちに残念な気持ちに。 複雑なテーマを扱っていながら、その解決策として「みんなまとめてドッカーン」的な、あるいはファンタジー落ち的な持っていき方はあんまりです。そのうえ消極的な小学生が突然激しく大人を論駁してみたり、事件の当事者が独白という形でもって改めて謎を説明し直したりというのもちょっと強引かなと…汗。 むしろミステリーをミステリーのまま読者に委ねてくれたほうが良かった。そんな印象です。 | ||||
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先の展開が、そして結末が気になりどんどん読み進んでしまいました。 トリックを見破ろうとか 文章の細部のひっかけを見逃すまいとかいう願望を持たず読み進んだんです。 個人的には人物も事件の設定も微妙でした。 厚みがないし、なんだかなぁという感じです。 まあ、すいすい読めるけど、後味がとっても悪い。 読んでて何度も気持ち悪くなりました。 | ||||
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はっきり言ってつまらない。 叙述トリックものだが、妄想オチに近いものがありラストでは驚きではなくガッカリ感に満たされる。 読者を騙すためにミスリードを誘う設定が所々にあるのだが、著者は読者が仕掛けに途中で気付くのを恐れたのか、かなり強引で都合のよい設定が目立つ。 いや目立つというよりそういうものばかりだ。 真相を隠すために都合よく設定された環境には嫌悪感を覚えた。 では叙述トリックを除いた部分はどうか。 つまらない。 いわゆる心霊現象ものでリアリティは皆無。主人公も年齢に見合わぬ言葉や考え方をしていて非常に不自然だ。 叙述トリックものはそのトリックだけに全霊をかけている場合が多いが、この作品もそれに当てはまる。 ガッカリです。 | ||||
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