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殺人ピエロの孤島同窓会



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殺人ピエロの孤島同窓会の評価: 2.44/5点 レビュー 25件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(1pt)

こんな品質の小説で本物の金をとるんですね。

当時は低年齢作家ブームだったから文藝賞は露骨に綿矢りさとか中山咲とかそういう高校生のような年齢の人に賞を受賞させていて掲示板でまことしやかに「文藝賞は年齢制限がある」とうわさされていました。確かにあまりにもそういうのが幅を効かしていたから、僕が所有している漫画でわかる小説入門の小説の書き方入門の本に「茶川賞は史上最年少の16歳での受賞で~~」なんて出てきました。

この小説「殺人ピエロの孤島同窓会」は内容的にはギリギリ1次通過が妥当くらいの品質の小説です。内容的には2次落選の品質がなぜか2次選考も通って最終選考も通って出版されちゃいました。

まずこのミス大賞は「青の錬金術」という応募作を「世界は100人の村ではない」という理由でその応募作を2次選考で落選させましたが指摘してる人がいた通り「36人中35人も出席する同窓会」なんてありえますか? しかも設定で同窓会が行われた島は日本の東京のような大都市で交通網が発達しているわけでもない離島にそんな人数が来るか?

そう指摘していた人がいた通り僕もこの小説を書いた作者について一切何も知らされない中で読了したら「30前後のアキバ系オタクの男性が書いたんだろうな」って思っていました。なぜかというと12歳が書いた割には性描写が多いし、文章が悪い意味で雑で若者が書くメールのような文章だったからです。

このミス大賞の運営は次々と殺されていくのが不自然だ、って感じなかったのでしょうか? 1人ならまだしも4人あたりになったらさすがに「ここの中のだれかに殺人鬼がいる」と判断して僕なら食糧と凶器をもってトイレができる場所を探して文字通りひきこもっていたと思います。そして実際に殺人が行われているなら、正当防衛で無罪にできるんじゃないかって考えて殺人鬼が凶器を持ってあらわれて時点で「すでに4人も殺されているからここでこいつを本気で殺さないと俺が殺される!」と考えて殺していたと思います。実際に交番襲撃事件ではそれで犯人を殺しましたが正当防衛には当たらないけれどその警察官は殺人罪には問われなかった、と(日本は規定で死刑執行のボタンを押す係員に殺人罪は課していないから)。

そしてそんな連続殺人が実際に行われているのにのんきに性行為なんてするゆとりなんてあるのか? なぜこのミス大賞の運営はそれをつっこまかったのでしょうか?

今年のこのミス大賞の16歳の人が書いた小説が最終選考まで残って最終選考で落ちたけれど「16歳でこれだけ書ければ優秀」「16歳じゃなかった最終選考まで残っていなかったかもしれない」なんてあったから、ひょっとするとこの第4回の時に応募していたら出版されていたのかも。

第4回の大賞は「チーム・バチスタの栄光」でしたがこれは良い小説でした。犯行動機は納得できませんでしたけれどこういうトリックがあったんだ!って驚きましたがこの「殺人ピエロの孤島同窓会」にはそういう良いトリックはありませんし良い推理小説を読んだときにある「なるほど!」も一切ありませんでした。

そして「〇〇万部突破!」というキャッチコピーが出てこない以上売れなかったのでしょう。
もう著者は新作は発表していないから著者は事実上廃業しています。

「12歳だから」だからという理由だけで売ってよいわけではないでしょう。
「T社の新人賞では12歳という理由だけでなんも面白くない小説に受賞した」
なんて評されてのを見たことがあります。

今になってみたら受賞させる必要はなかったですね。

この回の第4回にはのちにポプラ社小説大賞を受賞した方波見大志さんの小説も最終選考まで残っていましたがどんな小説だったのか気になります。出版されていないから読んでいるわけではないですが「殺人ピエロの孤島同窓会」より悪い品質だったというわけではなかったと思います。

宝島社には反省して欲しいですね。
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No.13:
(2pt)

斬新さだけ

筆者の年齢という斬新さだけ,小説・ミステリーにはなっていない
作者の成長に期待したが・・・
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No.12:
(1pt)

「12歳が書いた」以外は特筆性はありません。

孤島に集まった同級生がピエロによりどんどん殺されていく。
その犯人は?

という話です。
ネタバレは書きませんが、犯人知っても驚かなかったな。
あと、他に指摘している人もいますが12歳が書いた割には性描写多すぎです。

読むのは勧めません。

宝島社はプロの商業出版会社。
それなのにこんな作品を出版した。
少しみそこないました。
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No.11:
(1pt)

気持ち悪く、読むのが辛い

12歳が書いた!と言う話題性につられてしまいました…
ローティーン特有の瑞々しさはなく、頭の悪い大人が書いたという印象。
下ネタも多過ぎて、幼稚で気持ち悪いです。
次々に同級生が殺されていってグロテスクで胸糞悪いのに対し、2,3ページ程で明かされるトリックの薄っぺらさは割にあいません。
人生に嫌気がさして、とにかく人をいっぱい殺される小説が読みたい!って方にはいいんじゃないでしょうか。
まあ、そう言った場合には、Wikipediaの「津山三十人殺し」の項目読んだ方がマシだと思います。
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No.10:
(1pt)

百聞は一見にしかず、立ち読みしてから買いましょう。才能はこの本に関して言えば10点中1点ですね。

百聞は一見にしかず、立ち読みしてから買いましょう。 才能はこの本に関して言えば10点中1点ですね。 読んでていらいらしました。 長文が書ける12歳が書いたとしか思えない出来ですね。 とにかく小説としての読みやすさ、つながり、面白さすべての点で低レベルです。 やはり宝島社だな、話題性があれば売るのかという感じですね。 読んでて不快感を覚える流し書きなので、こちらも苦痛で流し読みで答えました。 本当に審査員のレベルが低いですね。
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No.9:
(1pt)

うっ…。

一言で言うなら、子供。読んだのは作者と同じ十二歳だった。
売り文句である「ゲームらしさ」がアダになっている。
よくあるノベルゲームって感じだった。
イメージ的には「うみねこのなく頃に」。
色々な流行りの要素盛り込み過ぎた本末転倒だと思った。
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No.8:
(1pt)

えーと・・・

話題作りのために受賞,出版されたとしか言いようがない.この作品を普通の作家が書いていたのならば,ふざけるなという事になるんだろう.12歳にしては素晴しい完成度と言う評価は根本的におかしい.小説という商品として売り出すのならば,保つべき最低限のレベルはあるだろう.有り得ない設定,稚拙な文章,ゲーム感覚の殺人描写,薄っぺらな人物描写.少なくとも私はこれがそのレベルに達しているとは思わない.
 四日間の奇蹟,沈む魚,パーフェクト・プラン,チーム・バチスタの栄光・・・このミス大賞関連の作品には非常に期待していただけに残念でならない.今後は強引な話題作りなどせず,良作を発表することを期待する.
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No.7:
(1pt)

長文が書けるという文章力は評価できるが・・・

もし「この作者はどんな人間か?」というブラインドテストをされたら、僕は間違いなく「24〜40歳くらいのアキバ系男性」と答えてしまっていたと考える。 12歳が書いたと知り、知識の多さには感服したものの、この作者に将来読者の心をつかめる小説が書けるのだろうか?という疑問は残った。 不特定多数の読者や、審査員に媚を売るような書き方をしていない自信はビンビン伝わってくる。しかし好感の持てる文章と言うものは, 多かれ少なかれテーマがあり、そのテーマに導いてくれるようなサービス精神が内在しているものだと思う。 この小説に決定的に欠けているものは、読者に対する謙虚な気持ちだと思う。これではオバタリアン(古っ!)の、いつ果てるとも知れない一人語りだ。 37人近い登場人物の個性の描き分けも緩いし、人称の輪郭もぼやけている。"2ちゃんねる"などの投稿文書に慣れている方には,もしかしたら読みやすいのかもしれないけれど。
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No.6:
(1pt)

うーん……。

二ページに一個の割合で突っ込みどころがあるため、物語にのめり込めなかった。
登場人物も生きていると思えない。ある作家は、「薄っぺらな登場人物が銃撃戦をするより、魅力的で生き生きした人物同士が地下鉄で他愛も無い会話をするほうが面白い」と言っていたが、同感だと思った。次々に殺人が起こるのに、見るのがつらい。
12歳とは思えない作品との意見があるものの、小説を書くときは文章の不自然さを周囲の知人に相談したり、書こうとしている内容の専門家に意見を求め、添削してもらったり、専門知識を原稿用紙にまとめてもらい、それを作品に組み込むなどして作り上げる程度は普通にしている。バックグラウンドを武器にする大半の作家は、弁護士や警察官などと知り合いになっているケースも多い。12歳の著者が両親や知人などにどれだけ意見を求め、それをどれだけ利用したかも定かでない以上、12歳を理由に出版するべきではなかったのでは、と思ってしまう。
何より、売れればいいとの判断だけでの出版は、著者のためにならないのでは? デビュー作こそ話題に乗って購入したものの、この内容を見てしまったら次作以降はとても買おうと思わない。例え、どれだけ絶賛されていても信用できなくなる。同じように考える読者が多ければ、デビュー作以降は鳴かず飛ばずで終わることもあり得るのではないか。
著者に同情してしまう。
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No.5:
(2pt)

将来を渇望

将来楽しみ。しかし未熟さはいなめない。友達に「買ったほうがいいか」ときかれれば、迷わず止めておけと言う。

まず文章に無駄が多い。表現が幼稚でたまに読むのが苦痛。読者も作者と同じで楽しみたい、ということを忘れている、というより作者はそれが感じられない年齢であるというのが最大。

物語全体を通して感じられる自己満足感をまずなにより排除すべき。もう少し読者に親切であるべきだった
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No.4:
(1pt)

うーん……

二ページに一個の割合で突っ込みどころがあるため、物語にのめり込めなかった。出版社が年齢を武器に売りに出そうと、お金を払って読む側にとってはやはり内容だけで判断する。ある作家は、「薄っぺらな登場人物が銃撃戦をするより、魅力的で生き生きした人物同士が地下鉄で他愛も無い会話をするほうが面白い」と言っていたが、同感だと思った。次々に殺人が起こるのに、見るのがつらかった。
犯人に関しては、冒頭で予想がついたため驚きが無かった。唯一意外だったのは、ある人物の死が中盤で起こったことくらいだろうか。
12歳とは思えない作品との意見があるものの、小説を書くときは文章の不自然さを周囲の知人に相談したり、書こうとしている内容の専門家に意見を求め、添削してもらったり、専門知識を原稿用紙にまとめてもらい、それを作品に組み込むなどして作り上げる程度は普通にしている。バックグラウンドを武器にする大半の作家は、弁護士や警察官などと知り合いになっているケースも多い。12歳の著者が両親や知人などにどれだけ意見を求め、それを利用したかも定かでない以上、12歳を理由に出版するべきではなかったのでは、と思ってしまう。選考員の中にも似た理由で反対されている方がいた。
何より、売れればいいとの判断だけでの出版は、著者のためにならないのでは? デビュー作こそ話題に乗って購入したものの、この内容を見てしまったら次作以降はとても買おうと思わない。例え、どれだけ絶賛されていても信用できなくなる。同じように考える読者が多ければ、デビュー作以降は鳴かず飛ばずで終わることもあり得るのではないか。出版社としてその辺りはどう考えていたのだろう。
著者が可哀想だと思った。
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No.3:
(2pt)

ミステリーの道具立ては絢爛豪華、エンターテインメントというには習作のレベル

本年度「第4回『このミステリーがすごい!』大賞」の特別奨励賞受賞作。
なんといっても応募時12才の少女が書いたということで選考会を紛糾させた問題作(!?)である。
暴風雨におそわれる絶海の孤島。その廃墟で起こる半端じゃない数の大量殺人。奇抜で猟奇的な殺し方。ピエロの扮装をした殺人者。インターネットでの殺人中継。また、ネット上で開催される、死ぬ順番を予想するトトカルチョ。さらには太平洋戦争末期、旧日本軍が残したという時価1兆円にも及ぶ財宝。スクープをもくろむマスコミや対処に困惑する警察と役所。最後に明かされる意外な真犯人。ミステリーの道具立てとしてはこれ以上ないほど絢爛豪華である。
しかしながら話題性が先行した感はどうしても否めない。「このミス大賞」だからこそ、また「このミス大賞」でしかこの作品は評価されなかったのではないかと思う。
まず、そもそもの設定からしてまったくありえない。
次に、よくいえばテンポ良く進むストーリー展開は、裏を返せば、荒っぽくて、大量殺人の論理性や必然性がない。
そしてエンターテインメントであるミステリーとしては、12才の少女の習作のレベルであり、あまりにもあっけらかんとしていて、私には若い人たちのメールの断片的なやりとりをつながりのある文章にしたお話を見たような感じがした。
もしかしたら中年の私には若者の感性が理解できないのかもしれない。できればティーンエイジャーの読者のみなさんの読後の感想を聞いてみたいと思う。
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No.2:
(2pt)

12歳が書いたもの

 としてはすごいですよ。
 注意として、宝島社も一次通過するかしないかレベルの本だとわりきって出してます。選考委員だって、「12歳」としてみて出した賞ですから。
 もしかしてリアル鬼ごっこの再来か、と思ってのですが、文章も普通に不愉快でない程度に書けているし、話の展開もたたみかけるようですごかったりする。
 薄っぺらな人物はいたしかたない。人が死にまくっているのにギャグみたいセックスとかマヨネーズとか、カレーの話をするばかりで、おまえら実は狂ってるんじゃないか、と思えるほど薄っぺらい人間んたちの描写が逆にわざとだったらけっこうすごいのかな。
 十年後の作品を楽しみにしている。
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No.1:
(2pt)

非常に評価に困る作品

正直、ここにどう書いたらいいのか迷った。
しかしあえて書かせていただきたい。
確かに当時12歳で応募した作品としては、優れた筆力をお持ちの方だとは思う。
しかし、大勢の人にお金を払わせて読ませるからには、商品な訳でどんなに荒唐無稽な話であっても、そこに何かしらのリアリティを入れなければ、ただの絵空事で終わってしまう。
本作にはその部分が欠けていると思う。
テーマパーク建設が頓挫し、無人となった小笠原諸島最南端の架空の島、東硫黄島で同窓会を開く事になった高校の同窓生36人。しかしその中の1人が、ピエロの格好をして「この中に悪魔がいる。そいつを倒す為に1人ずつ殺してゆく。」と、宣言する。彼は高校当時、クラスでいじめに遭い、登校拒否をしていた生徒だった。かくしてピエロによる殺人ゲームが始まる。
突っ込みどころは満載だが、そこはあえて触れない。
ただ作者には書くことも大切だが、もっといろいろな著作者の作品を読むことをお勧めしたいと思う。
今後に期待したい。
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