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千里眼 千里眼の瞳
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千里眼 千里眼の瞳の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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まさか。 作品冒頭で友里佐知子とジャムサが死ぬなんて。 前作で死んでくれたら収まりも良かったのに。 この作品の目指すところは最終話まで連続作品なのか。 そろそろうんざりし始めた。 官界は北朝鮮工作員との確執、そして最後に友情と変化していく美由紀だが出来過ぎの極め付きだった。 一般文学通算2528作品目の感想。2021/05/07 18:35 | ||||
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今回の「鍵」となる人物。 最初は、悪役。 しかも、日本で働くにおいて、様々な悪態をつく。 私は日本人で、日本人に生まれて良かったと思っている。 しかも、「北朝鮮」については、マイナスな感情しかない。 ただ、「李秀卿」の発する日本観は、 「正論」ではないか?と頭をガツンと殴られた衝動に近い。 今回も、色々な登場人物が出てきて、それぞれのテーマがあり、それぞれの見解を発してくれている。 兎に角、大きなインパクトを与えてくれたのが 「李秀卿」の日本観。 日本人は「自由だ」と言ってはいるものの、 実は管理下国家なのかもしれない。 この本を読んで良かった。 自分の狭い視界が情けなくなるし、反省しつつ 今後は、少しだけでも視野を広げて生きていきたい。 この本に出会えて良かった。 | ||||
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長くなるとこんなもんかな | ||||
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千里眼にはっまてしまし読みあさっています。 岬美由紀最高!満足です。 | ||||
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筆のエンターテイナー、松岡圭祐のシリーズリニューアル版最新作。(2008年12月現在) 今回の作品のよさはひとえに人物造形の上手さにあったと思います。これは元々の作品を読んだ時にも思ったのですが、とにかく「李秀卿」という人物の作り方が上手い。設定からなにからものすごく魅力的で、この人を作り上げただけで、もう傑作と言っていいんじゃないでしょうか。 元の作品、現作品、どちらもシリーズの中で一番好きな作品です。 (好きな作家の作品なので星はあてになりません) | ||||
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「千里眼」のあの独特の雰囲気が、全く感じられない。小説のひとつの醍醐味であるストーリーも、アメリカ同時多発テロを模倣したにすぎない。そのため、先のストーリ展開がばればれ。もちろん、細部に至ってはオリジナルではある。主人公、岬美由紀の活躍がほとんどなく、シリーズのファンにとってはいまいちの出来なのでは。アメリカ同時多発テロに関して、ストーリーを変更するために出版延期になったのだろうか。とにかく、つまらないの一言につきる。 | ||||
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あの9.11同時テロそして北朝鮮問題をいち早く取り入れる嗅覚はさすがの一言!ただし、現実の方が驚愕度が大きすぎてちょっと小説が迫力不足になったのが寂しい。またいろんな時事ネタを先取りした作品を望む! | ||||
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とても現在の世情にタイムリーな内容でした。岬美由紀の活躍がもう少しあれば、よかったのですが。。。 | ||||
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とにかく「北朝鮮」の描き方が秀逸である。女性工作員の造形は「シュリ」などよりよほど「北朝鮮的」でかつ「人間的」、それがストーリーの重要な縦糸になっている。監禁少女の救出やら、国際テロの未然防止になぜ「北朝鮮」が絡むのか、絵空事のようでいて「なるほど」と思わせる筋運びはさすが。それと、岬と嵯峨が、それぞれ人間的に成長するというのも、単なるアクション映画の小説版という域を超える兆しとして私的には高評価。 | ||||
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500ページ以上もある分厚さなのに一気に読める。状況も浮かびやすくて映画のよう。特異な才能だと感じた。 | ||||
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前作までと違い岬の活躍もあまり見られなく、ストーリーもアメリカの同時多発テロをぱくったに過ぎず、オリジナル性、小説的な楽しみが阻害された感がある。しかし一方で登場人物たちの転機となる展開であるので、これからが楽しみとなる面もある。次回作に期待したい。 | ||||
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シリーズもこの作品で5作目(「千里眼」のタイトルを冠したものについて。「催眠」「後催眠」も合わせると7作目)となるが、本書は現代日本を取り巻く社会現象をジャーナリスティックに解析するところに新味がある。その意味では対象読者年齢が30~40代に一気に引き上げられたと考えることもできるだろう。なかんずく臨床医学における「救済」、軍事防衛における「救済」の両者に介在する自己矛盾を鋭く突くあたりはトム・クランシーばりの洞察力と描写力と言ってよい。本書は、若年層向け映画とタイアップされていた感のある従来シリーズ作品とは一線を隠すヒューマニズム重視の作品であり、「千里眼」第1作の漫画チックな展開だけを好む人々に限っては失望するだろう。 | ||||
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フィクション重視でSF調だった同シリーズ、この作品でようやく人間重視の描写に重きを置かれサスペンスとの均衡がとれるようになっている。プロットの意外性や仕掛けばかりにこだわっている向きには不評であろう。活劇性を廃したことにも好感が持てる。 | ||||
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「催眠」や「千里眼」よりずっと優れた傑作。現実離れしたスーパーヒロインだった岬美由紀が、今回は普通の女性に描かれているのも良い。 | ||||
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ハラハラもしないし、感動もしない。ただ、アメリカテロと関連付けただけのお話。催眠・千里眼とは比べ物にならない。前作あたりから主人公の超人ぶりが甚だしい。もっと普通でいいんじゃないかと思う。 | ||||
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シリーズものと知らず、初めてこのシリーズの作品を読んだのですが、素晴らしかったです。1話切りの読みきり長編として見ても、遜色ない出来ばえです。シリーズの他の作品も読みたくなりました。北朝鮮拉致に絡んで自衛隊を退職した元女性パイロット岬美由紀、時を同じくして北朝鮮の工作員とおぼしき男に接触していたカウンセラー嵯峨敏也。そして四年後、ふたりの前に現れた謎の女、李秀卿。この三者を軸に、作品は現代における「戦争と平和」、「テロと救済」の実体を浮き彫りにしていきます。現実重視の作品ですが、時にユーモアをはさんで読み心地をよくしているところが、凄惨なばかりの昨今のスリラーと違う点です。ハラハラドキドキ、時に笑い、ホロリとして、ワールドトレードセンターの手に汗握るクライマックス…。秀逸です。 | ||||
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