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五瓣の椿



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【この小説が収録されている参考書籍】
五瓣の椿 (角川文庫)
五瓣の椿 (新潮文庫)

五瓣の椿の評価: 4.24/5点 レビュー 29件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.24pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(2pt)

江戸時代の設定のはずなのだが

物語の中で「午後四時」と書かれている箇所があって、それが気になって仕方がなかった。物語の設定は江戸時代のはずなのだが。
 物語としては、八百何十両の遺産があり、信頼に足る付き人もいれば、商売を起こして地道にやった方がいいのにと思うだが・・・仇討ち物語と考えれば、おそのを殺したところで終わっているはず。おそのは精神的に病んでいて、性依存症に陥っていた、むしろかわいそうな存在なのだ。おそのをたぶらかした男を殺す道理がわからなかった。
 結局、時間表記の件も合わせ、?を抱えながら、フワフワした感じで読むことになってしまった。
五瓣の椿 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:五瓣の椿 (角川文庫)より
4041062357
No.3:
(2pt)

山本周五郎でも、これはダメだった

短編や、「長い坂」などで男性、さむらいとか庶民とか・・・を描くときには上手いのに、
女性はダメなのか。
この主人公の女性の「恨み」は母に向けられるべきもの。
母と娘の問題は、現代では心理学的にいろいろと解き明かされている。

母への恨みから、母と関わった遊び人たちを殺していく・・・
どうも心情的に理解できなかった。
五瓣の椿 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:五瓣の椿 (新潮文庫)より
4101134898
No.2:
(1pt)

作者の女性像があからさま

樅の木は残ったを読んで、何冊かダウンロードしましたが、この作品は女性が男性をもて遊ぶシーンの連続で嫌気がしました。途中でやめました。
五瓣の椿 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:五瓣の椿 (角川文庫)より
4041062357
No.1:
(2pt)

ちゅらさんの背後霊の漂う‘おしの’の復讐劇

少し前に「ちゅらさん」国仲涼子主演でテレビドラマ化された「五弁の椿」原作本。テレビドラマに更に細かく拙劣に描写しているのかと思ってはいたのですが、どうしても読んでいてテレビドラマの映像が頭に蘇ってなりません。テレビドラマそのものは余り細かくはみていないのですが、それでもドラマを越える細かい、思って読んだら意外と忠実にドラマされているようで原作小説も長ったらしくなくすっきりとした適度な長さでスルスルと読みやすかったです。復讐ものでありながらさりとてドラマ映像だと結構おしのに肩入れできたのですが小説後から読むと幾分ストーリーを把握できている成果、その分冷静に読めてそれほどおしのに加担できなかったです。松本清張の「逃亡」に比べて様々な巨悪が複雑に入り組んでいなかったので分かりやすくはありましたが、でもこのおしのの言う‘御定法で罰することのできない~’今一理解しかねなかったです。病気になったであろうおしのが復讐にひた走っているのにもかかわらず、おしの身の振り方は余り好きにはなれず、なんとも残念でした。テレビドラマで幾分把握していたおかげでその分比較してどのような違うのか、原作はどのようであろうかとそればかりを考えてしまって肝心のストーリーはおざなりになってしまいました。テレビドラマは余り細かくはみていなかったのでいずれは今読んで原作小説と比較しながらみてこれはああだこうだというように見たいです。
五瓣の椿 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:五瓣の椿 (角川文庫)より
4041062357

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