ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件
評判
ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件の評価:
3.63/5点 レビュー 8件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1〜2 1/1ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件の評価:
3.63/5点 レビュー 8件。 C ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
ところが、桐子の意識が朱に遡った際、殺されたのは召使で、朱は良一と共に発見者の立場に変わっている。しかも、「宿命城殺人事件」を書いたかもしれない小城魚太郎に続く連続殺人だと言う。すると朱は実在の人間かも知れない。また、祐介が飛び降り自殺する直前、桐子は良一著の二つの「宿命城殺人事件」を発見する。その内の一つは手記で、小城が同行人として登場する。更に祐介は落下の際、20分程浮遊したと言う。最早迷宮の中である。満州建国を中心とする歴史の真相に迫る事が主題なのか、パラレル・ワールドを彷徨う桐子の意識の流れが主題なのか、祐介の自殺や「宿命城」に纏わる数々の事件の謎が主題なのか、探偵小説(虚構)と現実との永劫回帰が主題なのか五里霧中である。そして、両刃の剣でもある。これだけの趣向が凝らされていれば、逆にどのような結末に読者を導いてもミステリ的驚きを与えるのは困難だろう。
ミステリ的趣向、衒学、オマージュの"てんこ盛り"の作品だが、その割には結末は凡庸としか言い様が無い。「探偵小説でしか書けない」歴史の真実との作中の言葉が虚しく響く。