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(短編集)
痛みかたみ妬み
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痛みかたみ妬みの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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初めて筆者の作品を読みました。歌舞伎の知識のみならず、内容が豊富で楽しく読めました。お勧めです。 | ||||
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著者は1934年生まれの推理小説家・翻訳家。51歳の時に酒に酔って新宿の酒場の階段から転落し、脳挫傷のため他界している。築地生まれらしい語り口が特長で、もう少し年齢を重ね、おばあちゃんの目線を通してさらに幅広くかつ深く、女性の心の中の闇を描いて欲しかったと思う。 「あとがき」によると、この短編集は著者の第五短編集である『痛みかたみ恨み』(双葉社、1980年6月)の6編に、第四短編集である『またたかない星』(集英社文庫、1979年10月)からの二編と単行本未収録の二編を加えて再編集したもの。 掲載順に作品の題名と幾つか感想等をご紹介します。 『痛みかたみ恨み』(1890年)より、 「痛み」 感化院で決闘して傷ついた少女が告白する、べとついた心の痛みが描かれていく。 「かたみ」 幽霊話のようで幽霊話でない。謎は深まるばかり? 「妬み」 女の妬みとは斯くもという一作。とにかく妬みの描写が凄い。男には無理です。 「セラフィーヌの場合は」 日本のXX・バーはフランスの上流階級の人間も騙せるらしい。日本語ではなく英語なのがみそ。 「切り裂きジャックがやってくる」 大体の結論は前半から読めるのだが。成功かどうかは分からない微妙さ。 「影とのあいびき」 著者が大好きだという歌舞伎を題材にしたミステリー。中近東には今でも魔法が使える人間がいるようです。 『またたかない星』(1979年)より「またたかない星」、「兄は復讐する」。 単行本未収録の二編として「オレンジ色のアリバイ」、「ヘア・スタイル殺人事件」。 | ||||
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