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欲望



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【この小説が収録されている参考書籍】
欲望
欲望 (新潮文庫)

欲望の評価: 4.05/5点 レビュー 38件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.05pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21~27 2/2ページ
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No.7:
(4pt)

読み始めるととまらない完成度です

正直に言います。小池も林も変わらないと思っていたので、今まで馬鹿にしていて手に取ったことがありませんでした。小池さんごめんなさい。夜お風呂の中で読み始めて朝の4時まで眠らずに読みきってしまいました。誰でも自分が何かに迷ったときに小説を読んで主人公に自分を重ねたことがあると思うのですが、この本の主人公に、片思いをしている人・したことがある人なら(その内の99%は)圧倒的なシンパシーを感じることが出来ると思います。主人公の哀しみがこれほど手に取るように伝わってくる本はなかなか無いのではないでしょうか。今まで食わず嫌いをしていた人は、ぜひ一度読んでみてください。
欲望 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:欲望 (新潮文庫)より
410144014X
No.6:
(5pt)

大好きな本

 私は小池真理子さんの作品の中でこの本が一番好きです。 この作品はタイトルからして、あまり期待せずに手に取った本ですが、タイトルとはあまり関係なく、主人公の3人がそれぞれ本当に切ないのです。 この作品は読んでいると、頭の中が「し~ん・・・」としてきて没頭してしまいます。ほんとうに映像が浮かんでくる文書です。もう何度も読み返していますが、その度にやはり「し~ん・・・」として、他のものが目にはいらなくなります。 これにはまるのは女性だと思いますが、是非読んでみてください。
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No.5:
(4pt)

タイトルとは異なるもの

初めて小池真理子の作品を読んでみた。タイトルだけだとちょっと「ひく」かもれないが、予想よりメンタルなストーリーだった。三島の作品も過去に読んでいて多少なりとも共感できたのでこの本も興味深く読めた。他の作品も読んでみたいと思えた。
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No.4:
(4pt)

とことん浸って読めるときに

小池真理子は、小説のタイトルをつけるのが下手かも知れない。このタイトルだけでは、私は手に取れなかったと思う。描かれているのは、「特別」な相手と「特別」に思われている自分。こういう「特別」なものに浸りたい人にはたまらない一冊。手厳しく書いたけど、割と好きな作品で、時々読み返します。
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No.3:
(5pt)

果てることのない想い

どのような恋慕も、身体で愛を交わすことによってその一時はカタルシスを得ることができる。しかし、そういう肉体的な楔を打ち込むことができない想いというのは、一体どこまで続くのだろう?『果てることのない想い』-想像しただけで気の遠くなりそうな、気分の悪くなりそうな、それでいて不思議な陶酔を覚えるような観念だ。
また、『相手を求める』と簡単に言うことはできるけれど、その求める『何か』が肉体以外の何かであるのだとしたら(そして、多分そうなのだろうけれど)究極的に、私たちが愛する人に求めているその『何か』とは一体何なのだろう?
読後は暫し放心してしまった。
焦がれるような切なさが溢れる、秀逸なラヴストーリーだった。
なお、正巳の口からあるものが零れ落ちる場面といい、終盤に袴田の本からあるものがはらりと落ちる場面といい、小池真理子の演出の芸の細かさと上手さはいつもながらさすが…。
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No.2:
(5pt)

秋によむのにふさわしい

映画を観ているように映像があらわれます。ここちよいです。人物がうれいをおびていて、かなしい。自分が人生で経験しえないことが、読むことで自分のものにできるっていいなと思えた本でした。
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No.1:
(4pt)

ミステリーではなく恋愛小説です。

なんとなくなつかしい気持ちにさせてくれる本です。 欲望、とは不埒な意味ではないんですよね。 衝撃的なラストで、恋愛小説としての完結が美しいです。 恋愛文学賞をとっただけはある本だと思います。
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