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風の盆幻想
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風の盆幻想の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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祭りをめぐる地域の確執についても知れ、おもしろい。 ちょっと現実離れした設定ですが、それもまたおもしろい。 | ||||
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越中・八尾の「風の盆祭」がこの作品の舞臺。 八尾、神岡、飛騨高山と情緒のある街を淺見光彦と「輕井澤のセンセ」こと内田康夫が歩き囘つて、謎を解く。 謎とは、自殺で處理されたとある事件が實は殺人事件ではないかといふこと。 しかし、讀み進めていくうちに、話は殺人事件そのものの解明から、男女の愛のかたちへと展開してゆく。 殺人事件そのものは、あまりにご都合主義的に解決されてしまふので、面白くも何ともないのだが、奇拔な「男女の愛のかたち」には考へさせられた。 もちろん、現實的ではまつたくないのだが、「風の盆祭」といふ幽玄なシチュエーションとあいまつて、幻想的な雰圍氣を釀し出してゐる。 推理小説としては落第だが、廣義のミステリとしては讀んでも面白いだらう。 それにしても、偶々入つた喫茶店の女主人が事件(?)と密接に關係してゐたなどといふのは、あまりにご都合主義も極はまれりといふべきであらう。 | ||||
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越中・八尾の「風の盆祭」がこの作品の舞臺。 八尾、神岡、飛騨高山と情緒のある街を淺見光彦と「輕井澤のセンセ」こと内田康夫が歩き囘つて、謎を解く。 謎とは、自殺で處理されたとある事件が實は殺人事件ではないかといふこと。 しかし、讀み進めていくうちに、話は殺人事件そのものの解明から、男女の愛のかたちへと展開してゆく。 殺人事件そのものは、あまりにご都合主義的に解決されてしまふので、面白くも何ともないのだが、奇拔な「男女の愛のかたち」には考へさせられた。 もちろん、現實的ではまつたくないのだが、「風の盆祭」といふ幽玄なシチュエーションとあいまつて、幻想的な雰圍氣を釀し出してゐる。 推理小説としては落第だが、廣義のミステリとしては讀んでも面白いだらう。 それにしても、偶々入つた喫茶店の女主人が事件(?)と密接に關係してゐたなどといふのは、あまりにご都合主義も極はまれりといふべきであらう。 | ||||
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