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江田島殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
江田島殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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久しぶりに再読しています。完全にストーリーが頭に入っていると思いましたが、大事なポイントを忘れていることが多く学びが多かったです。SDGsが叫ばれていますが、今読むとこの本(作者)の本質が理解できるかもしれません。フィクションではありますが、事実が入っていることは間違いありません。 わたしは海外在住を経験していますが、会ったこともない先人の恩恵に授かったことが多かったです。ご自分のご先祖さまとして読むと得るものが多いと思います。 | ||||
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内田康夫さんの作品の中でもかなり重みのある内容でした。 戦時中と現在…感覚の違いというか?あの時の人達はきっと皆普通の感情だったんだろなぁと……。現代人には理解できない感情ですが 重みが有りましたが、感慨深いお話でした。 | ||||
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きれいな品物でした。 | ||||
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良い商品でした。 | ||||
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申し訳ないですが、私は火曜サスペンスの薄っぺらなイメージを持っておりました。が、しかし、そんな先入観はあっさり払拭されました。文章の巧さ、美しさは言うまでもなく、そのストーリーもどんどん内田ワールドに引き込んで行きます。後で知ったことですが、内田康夫さんはプロットを一切作らず筆の向くまま執筆されているとか。この作品も、冒頭で、ある人物の短剣による死から始まるのですが、その謎、本人も終盤までどうするか決めていなかったそうです。先が読めないとはこのこと。常人ならば、辻褄あわせの為にこじつけや強引な手法を用いるのでしょうが、まったくそんな不自然さはない。逆にそれが「いったいどうなってしまうの?」と言うドキドキ感を生み出しています。さすがです。 今回の作品は単なるミステリーではなく、社会的なテーマと、それに係わる“人間のどうにもならない心の叫び”をみごとに書き切っておられます。恥ずかしながら、私はまだこれしか読んでおりませんが、おそらく全作品を通してそれこそが内田ワールドの真髄なのでしょう。内容はネタばれになりますので詳しく書きませんが、戦争末期の江田島海軍兵学校と軍神、東郷元帥にまつわる、卒業を前にした熱血漢たちのお話です。国の為に命を賭すことを誓い合うも、軍神になることは叶わず、その禍根を現代まで残した男たちの悲しいお話でした。――病がなくなれば医療業界は死滅するのと同様、戦争がなくなれば戦争屋は死に絶える。それぞれの主義主張はあるでしょうが、現在、戦争がなくなれば、国としての体躯を維持できなくなる――。興味をお持ちになられた方はぜひお読み下さい。 | ||||
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広島県の江田島で東郷元帥の佩剣の捜索をきっかけにどんどん大きな事件に発展していく面白い展開です。 | ||||
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本棚に、新旧2冊そろいました。嬉しいです今後ともよろしくお願いします。 | ||||
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浅見シリーズは謎解きよりも 事件の経緯、背景を紐解いて読んでいく段階が 非常に楽しいのであります。 したがって、謎解き、トリックを期待する人は ちゃちい、と感じることでしょう。 この作品はそういう作品ではありません。 今回のテーマは とある有名人の短剣が盗まれたことから始まるもの。 なにやらこの短剣にも「いわくありげ」な 歴史と言うものがありそうで…? そして、この事件の背景には ある約束を破ったものへの 裁き、の意味も込められているのです。 1名明らかにそういう歴史を生きてきながら 畜生の道に身を落とした人がいますよね? だけれども、残念なことにこの作品は 決して望む形では終わりません。 そう、どこか悲しいのです。 事件の結末だけではなく… ミステリー、と言うよりも 人間劇が深い作品です。 | ||||
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読後感はミステリーを読んでいたんだ〜という感じは一切しませんでした。内田さんの現代日本をみる文章の羅列です。不思議な感動に襲われました。後世に残したいミステリーの良書です。 | ||||
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次の展開が気になって、一気に読んでしまいました。 | ||||
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死をもって日本国に命を捧げられなかった「特攻隊」ならぬ「特攻魚雷」隊員のお話しです。生きて帰ってきた青年将校は、「非国民」として生き恥をさらす覚悟と、命を賭した仲間への弔いとで一生を捧げようと誓います。しかし、年老いたその青年将校は殺人に手を染め、そして自らの命も絶ってしまいます。終幕では、将校が自らの命を絶ってしまうのではないかと予感させる段階的な盛り上がりが、胸の鼓動を早めます。「どうぞ死なないで」と誰もがページに釘づけになります。みなさんも、胸を熱くしてください。 | ||||
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