■スポンサードリンク


後鳥羽伝説殺人事件



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

後鳥羽伝説殺人事件の評価: 4.17/5点 レビュー 35件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.17pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21~27 2/2ページ
<<12
No.7:
(5pt)

内田康夫は浅見光彦を登場させた。この作品がシリーズになると計画していたら...凄いとしかいいようがない。

内田康夫はすごい作家である。日本国に住む者の心をつかむ作品をつくった。
この作品を、内田は冷静に計画して作ったと想像する。
日本列島を切り刻み、各地に生活している者たちに、スポットライトをあて、活力をあたえる。
不思議なシリーズがほぼ完成しつつある。
まさしく、内田ワールドの魔術である。
その最初の作品。
読者は、自分の住んでいる地名でまず関心を示す。おのれの住んでいる土地の歴史と現状を改めて知ることになる。余所者の内田に対して驚き、悔しいけれど負けてしまう。
自己の棲みし場を新しい視点から捉え返すようになる。内田は殺人を題材にして新鮮な視点を提示しつづける。今も日本列島は内田により踏破されつつある。
内田康夫は偉大。彼の作品で自分が生活してきた場を再発見した者は多い。この役割をはたす主人公、浅見光彦が初登場。次々と内田の作品を読み続ける。内田ワールドの世界にのめり込んでいく。とにかく浅見光彦初登場の作品。
後鳥羽伝説殺人事件 (1982年) (Kosaido detective story)Amazon書評・レビュー:後鳥羽伝説殺人事件 (1982年) (Kosaido detective story)より
B000J7RCKA
No.6:
(5pt)

内田康夫は浅見光彦を登場させた。この作品がシリーズになると計画していたら...凄いとしか

内田康夫はすごい作家である。日本国に住む者の心をつかむ作品をつくった。
この作品を、内田は冷静に計画して作ったと想像する。
日本列島を切り刻み、各地に生活している者たちに、スポットライトをあて、活力をあたえる。
不思議なシリーズがほぼ完成しつつある。
まさしく、内田ワールドの魔術である。
その最初の作品。
読者は、自分の住んでいる地名でまず関心を示す。おのれの住んでいる土地の歴史と現状を改めて知ることになる。余所者の内田に対して驚き、悔しいけれど負けてしまう。
自己の棲みし場を新しい視点から捉え返すようになる。内田は殺人を題材にして新鮮な視点を提示しつづける。今も日本列島は内田により踏破されつつある。
内田康夫は偉大。彼の作品で自分が生活してきた場を再発見した者は多い。この役割をはたす主人公、浅見光彦が初登場。次々と内田の作品を読み続ける。内田ワールドの世界にのめり込んでいく。とにかく浅見光彦初登場の作品。
後鳥羽伝説殺人事件 (角川文庫 (5976))Amazon書評・レビュー:後鳥羽伝説殺人事件 (角川文庫 (5976))より
4041607019
No.5:
(4pt)

浅見光彦初登場

内田康夫の3作目にして浅見光彦が初めて登場した作品です。広島の三木駅で一人の女性が殺されます。彼女と偶然電車で乗り合わせた人物も少し後に殺され、一見無関係に見える二つの殺人事件が徐々に結びついて来て更にもうひとつ殺人が起きるというストーリーです。タイトルになっている後鳥羽伝説の内容自体は、殺人事件そのものにはさほど大きな関係はありません。だから歴史に興味がない人でもこの本を読むのに特に問題はありません。 浅見の推理力はそれなりに見事であるものの、犯人の正体を見破る推理には残念ながら論理的に多少の飛躍があると言わざるを得ません。被害者のうちの一人がなぜ犯人の呼び出しに応じたのかという謎から犯人の条件を推理し、その条件に合致する人物を指摘するのですが、その条件に合致するのは必ずしも“その人”だけというわけではありません。まあ面白いからいいんですけどね。
後鳥羽伝説殺人事件 (角川文庫 (5976))Amazon書評・レビュー:後鳥羽伝説殺人事件 (角川文庫 (5976))より
4041607019
No.4:
(4pt)

浅見光彦初登場

内田康夫の3作目にして浅見光彦が初めて登場した作品です。広島の三木駅で一人の女性が殺されます。彼女と偶然電車で乗り合わせた人物も少し後に殺され、一見無関係に見える二つの殺人事件が徐々に結びついて来て更にもうひとつ殺人が起きるというストーリーです。タイトルになっている後鳥羽伝説の内容自体は、殺人事件そのものにはさほど大きな関係はありません。だから歴史に興味がない人でもこの本を読むのに特に問題はありません。
浅見の推理力はそれなりに見事であるものの、犯人の正体を見破る推理には残念ながら論理的に多少の飛躍があると言わざるを得ません。被害者のうちの一人がなぜ犯人の呼び出しに応じたのかという謎から犯人の条件を推理し、その条件に合致する人物を指摘するのですが、その条件に合致するのは必ずしも“その人”だけというわけではありません。まあ面白いからいいんですけどね。
後鳥羽伝説殺人事件 (1982年) (Kosaido detective story)Amazon書評・レビュー:後鳥羽伝説殺人事件 (1982年) (Kosaido detective story)より
B000J7RCKA
No.3:
(4pt)

浅見光彦シリーズは、初めて読みました

 後鳥羽法皇伝説と若い女性の殺人事件と8年前の土砂崩れが、巧く絡み合っていて、人間ドラマとして良くできている。野上刑事と浅見光彦が、犯人を追い詰める執念が凄まじい。犯人は、意外な人物で驚きを隠せない。浅見光彦デビュー作なので、ファンは必見。 しかし、解説は、大雑把にあらすじを書いており、解説から読んだ人は、最初から最後まで読む楽しみが半減してしまうだろう。 小説だけなら★★★★★だが、解説が酷いので★★★★。 
後鳥羽伝説殺人事件 (角川文庫 (5976))Amazon書評・レビュー:後鳥羽伝説殺人事件 (角川文庫 (5976))より
4041607019
No.2:
(4pt)

浅見光彦シリーズは、初めて読みました

後鳥羽法皇伝説と若い女性の殺人事件と8年前の土砂崩れが、巧く絡み合っていて、人間ドラマとして良くできている。野上刑事と浅見光彦が、犯人を追い詰める執念が凄まじい。犯人は、意外な人物で驚きを隠せない。浅見光彦デビュー作なので、ファンは必見。
 しかし、解説は、大雑把にあらすじを書いており、解説から読んだ人は、最初から最後まで読む楽しみが半減してしまうだろう。
 小説だけなら★★★★★だが、解説が酷いので★★★★。
後鳥羽伝説殺人事件 (1982年) (Kosaido detective story)Amazon書評・レビュー:後鳥羽伝説殺人事件 (1982年) (Kosaido detective story)より
B000J7RCKA
No.1:
(4pt)

名探偵登場!

日本を代表する名探偵、浅見光彦が生まれた一冊です。浅見シリーズを集めている人は絶対抑えておかねばならないでしょう。
後鳥羽伝説殺人事件 (カドカワ・エンタテインメント)Amazon書評・レビュー:後鳥羽伝説殺人事件 (カドカワ・エンタテインメント)より
4047881856

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!