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(短編集)

4TEEN フォーティーン



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【この小説が収録されている参考書籍】
4TEEN
4TEEN (新潮文庫)

4TEEN フォーティーンの評価: 3.76/5点 レビュー 176件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.76pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全118件 61~80 4/6ページ
No.58:
(5pt)

14歳が懐かしくなる

この本には、共感する事が多くありました。主人公たちとは 住んでる場所や性別など違う点も多いのに…やっぱり同じ14歳だったからでしょうか。今はもう14歳を過ぎてしまいましたが14という年がとても愛しく懐かしく 大切な年なのはずっと変わらないことでしょう。
4TEEN (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:4TEEN (新潮文庫)より
4101250510
No.57:
(5pt)

日本版『スタンド・バイ・ミー』

一話ごとにウェルナー症、拒食症など、決して簡単ではない問題を抱えた登場人物が、4人の少年との交流を通してお互いに成長し、青春を爽快に駆け抜けていく・・・。14歳という不安定な時期の不安やフラストレーションがリアルに伝わってくる。4人の少年の青春物語を通して、共に笑い、涙し、同時にあの頃の自分はどうだったろうかと考えさせられる、とても奥の深い小説です。読んだ後のさわやかな気分はなんともいえない。
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No.56:
(4pt)

おすすめです☆

この物語に出てくる4人の少年の言葉や行動には感動しました。14歳のそのときの想いやそのときにしかできなかったこと・・読み終わってとても気持ちよくなれました☆
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4101250510
No.55:
(4pt)

大人未満の心象

同じ中学校に通う4人の14才。
あの時期に感じているフラストレーション,
出口のない不安,
恋愛感情や性欲や
大人の世界へ続くモノへの好奇心。
そういったものをリアルに
(随分前に14歳をとおり過ぎてしまった僕には
本当にリアルかどうか分からないけど)
描き出そうとしていて,
主人公のあまり特徴のないテツローは
少しさめた目線で語る。
みんな色々な問題を抱えて生きていることに
気付いて,
何もできない自分に
酷くジレンマを感じる。
でも弱い自分を諦めたりせずに
少し前に踏み出す心を
彼らは伝えてくれる。
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4101250510
No.54:
(5pt)

14歳。

スタンドバイミーの月島版をみているようでした。私が14歳の頃は母が家にいなくてこんな風な仲間がいたわけでもなく、孤独で空想癖のある変な女の子でした。大人でもない、子供でもない、でも素直で純粋だった自分はいたのだから、こんな風にあたりまえのようでいて14歳じゃなくては味わえない時を過ごしたかったなと思いました。だから、失われた時間を取り戻せたかなと思わせてくれた大切な一冊です。息子ができたらこんな風に自由に楽しく生きてほしいと思います。
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4101250510
No.53:
(4pt)

そういえばそうだった

薬の箱の裏に、大人(15歳以上)と書かれているように、14歳の頃は15歳=大人だと思っていた。
主人公たちの何気ない台詞や当たり前の生活環境から、14歳だった自分と、あの頃の私を取り囲んでいた世界を思い出した。
初めて恋人ができたのも14歳だったし、クラスの男の子たちが深夜番組の話題やエッチな話を好んで(大人ぶって?)し始めたのも14歳の頃だった。校則や門限に縛られ、靴下の色から夜眠る時間すら誰かに決められていた。あっという間に月日は7年も経っていた。
あの頃の私と変わらないものが今いくつ残っているだろう。
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4101250510
No.52:
(4pt)

良かったです

 かなりヘヴィな題材を扱っていてセンセーショナルな事件も起きますが、最後は爽快感が残ります。
 現実にはこんな少年たちいないでしょうと思いながら、リアリティのあるキャラクターが、もしかしたらいるかもしれないと思わせてくれます。
 とても細かい気使いのできる子たちで、きっとそれは幼い時からナオトという難病でハンディキャップをもった少年と付き合うことによって体得してきたものなのでしょう。ハンディに配慮はするけれど、親切も友情も全然押し付けがましくなくとても自然体なのです。 家庭の貧富の差も頭の良し悪しも体格の違いも理解してはいるけれど、それで優劣をつけることはありません。
 今時の14歳を描きながら、今という時代を描いている秀作だと思います。
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4101250510
No.51:
(5pt)

4TEEN

14歳の日常にありうる冒険の話。
あまりにさわやかな内容に、それでも誰もが経験した14歳の日常に
懐かしさを感じた。
読み終わった後も気分は爽快で、しばらく経っても
あらすじや感じたことをを鮮明に思い出せるのは
私にとって好きな作品だといえると思う。
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4101250510
No.50:
(4pt)

直木賞受賞作品。

2003年5月に新潮社より刊行された
単行本の文庫化です。
レビューにもあるように14歳の男子4人が
主人公な八つの物語が収録された短篇集です。
この年代を主人公にした小説を得意とするのは、
私の知っている作家では、
「ぼくらの七日間戦争」が有名?な、宗田理さんです。
この「4TEEN」は、14歳と言う年代を
石田衣良らしいリアル・タッチで
描いた作品に感じました。
自分が14歳の頃と比べたら
想像もつかないほど大人びた14歳が
描かれていますが、
最近の14歳はこういうものなのかなぁ。
特に印象に残っているエピソードは、
「びっくりプレゼント」
本当にびっくりなプレゼント(笑)
主人公4人の特徴を紹介しつつ、
物語が展開される。
「十四歳の情事」
なんだかリアル。
純粋な心の強さがうらやましい。
「空色の自転車」
日常に突然訪れた仲間の悲劇。
でも、ありがちな展開かな。
読み終えて、「STAND BY ME」を思い出した。
14歳の目で見た世界や悩み、
心の痛みや楽しさが体験できる作品。
子供と大人の間を生きる
14歳の心のバランスが上手く描かれていると思う。
エピソードによってエピソードの
中心人物は変わるけれど
語りは全てテツローの目線から書かれている。
あとがきで著者が、
続編もほのめかしているのは楽しみ。
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4101250510
No.49:
(4pt)

すがすがしい青春の時14歳

場所は、月島。登場人物は、太って大きなダイ。小柄でメガネの優等生ジュン。ウェルナー症というちょっと耳慣れない病気を背負っているお金持ちの息子ナオト。すべてが普通の物語の語り部テツローの14歳の4人。「自分でもわからないよ。ただ他のことが考えられないだけだ」とジュンが言うように、この年代はそんなだったなぁ。と共感しました。よくわからないながら学校に通い、友と過ごしていたあのころを思い出す人も(特に男性)多いはず。
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4101250510
No.48:
(4pt)

男の子って

自分が14歳の時、これほど大人びていて、これほどまでドラマチックな出来事があっただろうかと思ってしまうけれど…。
14歳には14歳の世界があって、それはそのときにしか感じることが出来ないものだと思った。
それを40歳を過ぎた作家が描けるのは、男が何時までも少年のころを懐かしく思っているからなのだろうか。
女の私からみれば、男の子特有の友情がうらやましい。
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4101250510
No.47:
(4pt)

14歳の面々。

IWGPが大好きな私が次に注目した石田さんの作品がこの『4TEEN』。
ごく最近読んだのですが、石田さん独特の文章の構図にIWGPを重ねてしまいました・・・★
少し前まで自分にもこんな時期があったかな、と共感して読めると思ったのですが、主人公や登場人物が少年ということで、「ああ、この年の同級生もこんなふうだったのかなぁ。」と逆に感心してしまいました。
少年達の友情に、少し涙ぐんでしまいました。
自分はあまり青春系の本は好きではありませんが、文章の読みやすさと内容には圧倒されてしまいました。
またもっと年を取ってから見直せば、きっと違う見方ができると思います。
どんな世代の方も違和感なく読める本がいい本だと思うので、★4つです。
4TEENAmazon書評・レビュー:4TEENより
4104595012
No.46:
(4pt)

14歳ということ

 月島を舞台に14歳の4人の少年が織り成す物語。一生のうちで最も不安定で、もっとも輝いていた年齢。「14歳」というところがいいです。
 僕も今まで生きてきて一番印象に残っている年齢は?と聞かれたら「14歳」であると即答するでしょう。とくに何もなかったようでいて、妙に頭に焼き付けられている年齢です。不思議なものです。
 死・恋愛・大人の世界・友情などあまりに多くのものを盛り込みすぎているきらいはありますが、最終的にはうまくまとめてあると思います。
 この年代の思い出はきっとこれからの人生において重要な意味を持ってくるものであると僕も思います。それによって助けられることもきっとあることでしょう。そういう思い出、心の糧を持つこと、忘れないことの重要さを痛感させられました。
 僕の好きな宮澤まゆき・待井たかし著「ぼくらはゆめみて」を少しそういうことを踏まえて読んでみると違った読み方も出来るような気がします。
4TEEN (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:4TEEN (新潮文庫)より
4101250510
No.45:
(5pt)

14才のころ

 自分の力に自信が付き周りに対して反発するのに,時折自分の弱さに気付かされがっくりとしてしまう.小学生の時ほど社会に対して信頼を抱いていない反面,理不尽な扱いを受けたときに「何で世の中は平等じゃないんだ」と嘆いたりする.
 肉体的にも精神的にも成熟しきっていなかった中途半端な中学時代の懐かしい感覚.それをよび起させてくれる作品だった.
 登場人物達が大切に書かれている優しい短編集.一番好きなのは二作目の「月の草」.クラスである事件を起こしてしまった少女に対して四人組がとった行動・・・これぞ美談だろう.
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4101250510
No.44:
(4pt)

中学生特有の痛々しさに涙しそうになりました><

四人の男子中学生が織り成す青春物語である。('-,_ω-`)プッこの作者の文章は非常に読みやすい。少々あっさりし過ぎていると言ってもいいくらいだ。青春物語と聞くとどこか安っぽいイメージを抱くかもしれませんが、そうではありません。一見爽やかそうに見えますが、ただ爽やかなだけじゃ終わりません。四人の中学生にそれぞれスポットを当てた短編が散りばめられています。その短編はどれも瑞々しく、爽やかなんだけど、どこか痛いのである。('-,_ω-`)プッ切なく、痛い。僕がこの本を読んで抱いた感想です。人それぞれ悩みを抱えて挫けそうになる。だが、その悩みを共に解消してくれる友がいる。傷つきながらもなんとか明日へ向かって生きていこうと言う四人の強い意志が感じれる作品でした。('-,_ω-`)プッ
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4104595012
No.43:
(4pt)

4人が個性を尊重してつるむ仲間

自分にこんな仲間が居たら・・・・そう思わせる仲間だ。異なった個性の4人の仲間が、初体験山盛りの中学生だからこそつるむ面白さ。早老病のナオトに女の子をプレゼントなんて、奇想天外な発想も本で全編読むと涙ものだ。家庭の落差、勉強の出来不出来、体格の異なる4人が、相手を尊重してつるむ信頼感に心打たれるのかもしれない。携帯の不倫サイトで主婦と合びきしたり、自転車旅行と称して歌舞伎町へ行ったり、まるでおっさんみたいだが、そこは中学生青くて真っ直ぐで綺麗です。
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4104595012
No.42:
(4pt)

日本のどこかに絶対居る14歳

本を読み終わった時の感想です。多分読んだ人は自分が14歳の時の周りの人たちにこんな人たちは居なかったと思うはずです。でも、こんな14歳も日本の中に絶対居るんです。そんな3人+1人+αが出てくる話です。
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No.41:
(4pt)

『ヒットエンドランみたいな笑顔』

≪「ナオト君はすごかったよ。もうヒリヒリって感じ」そういうとまたヒットエンドランみたいな笑顔を見せた。ぼくは顔を上げて、リカさんの目を見た。関心なさそうにそっぽを向いたままだった。≫石田衣良 『4TEEN』びっくりプレゼントより第129回直木賞受賞作子供の頃読んだ冒険小説のようなピュアな「愉しさ」を味わった。友達っていいよね。子供の頃の友達ってとんでもないことを考えてくれるよね。通りすがりのリカさんもいい。こんな人に出会いたい。っていうか、意外と出会っているのかも・・・。こんな小説を書きたいって、思う。書けそうだとも思う。こういう小説は人をピュアにしてくれる。いい気分にしてくれる。ヒットエンドランに成功したような気分にしてくれる
4TEENAmazon書評・レビュー:4TEENより
4104595012
No.40:
(5pt)

Youthful days

この本は14歳の4人の少年の物語で、読んでいると、きっと胸がきゅんとすると思います。私は心をむきだしにしてアクセルを踏みまくってた自分の思春期の頃をあざやかに思い出してしまいました。いろいろなことに心から感動したり、怒ったり、喜んだり、笑ったり、泣いたりしたことって今から考えると中学生のころがピークだった。自分の感情に振りまわされてました。ひさしぶりにこの本を読んで中学生の頃を思い出し、あまずっぱい気持ちになりました。この本を読むときっと中学生の頃の気持ちを思い出しますよ。おすすめです。
4TEENAmazon書評・レビュー:4TEENより
4104595012
No.39:
(5pt)

ティーンagerの青春を見事に描いた受賞作!

池袋・・シリーズとは違った意味でのティーンagerの青春を描いた秀作です。10代の友情は本当にシンプルで、何があっても僕らは友達というテーマを見事に描き切っています。友情とは何か?今の時代の友達の大切さを再び考え直したくなる作品です。
4TEENAmazon書評・レビュー:4TEENより
4104595012

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