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(短編集)
ミミズクとオリーブ
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ミミズクとオリーブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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八王子の郊外のミミズクが遊びにくる一軒家で主人公と奥さんは暮らしています。主人公は作家で、奥さんは和服のお仕立てをしたりしているので、出歩いたりすることなんかはほとんどなく、二人は一日の大半を家の中で過ごしています。そんな二人の生活のリズムを刻んでいるのは、奥さんの作る美味しそうなお料理です。登場してくるお料理は四国では定番のもののようですが、私にとっては、初耳のものばかりで、そのぶんますます美味しそうに感じられてきます。お料理上手で聡明で控えめな奥さん。男の方からみたら理想の奥さんかも知れないですね。そんな奥さんのもとには、主人公の友人達がお料理と謎解きを求めて集ってきます。ミステリーとしては、?という部分といち部もありますが、二人のまるで漱石の世界を思わせるような暮らしぶりと美味しそうなお料理には一読の価値があります。因みに、私は、この本を読んで鰹節派からイリコだし派に改宗してしまいました。 | ||||
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