残虐記

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評判

残虐記の評価:

3.40/5点 レビュー 99件。 D ランク

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平均点3.40pt

Amazonレビュー一覧

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全23件 21〜23 2/2ページ
No.3
(3pt)

残虐というより残酷

初めて読んだ桐野作品でしたが、本作だけ読んで桐野夏生を理解するのは非常に難しいですね。それはそうと、タイトルから察するにどんなグロい話しかと身構えて読み進めましたが、むしろピュアな話で予想は裏切られました。しかし失望ではなく、恐怖と切なさが漂うサスペンスミステリーとして引き込まれ、一気に読み切りました。作中に手記と小説を取り込んでいるあたり非常に技巧的で、文章も巧い為、一気に読めるのですが、読者に対し解答を用意していないというところ、非常に歯痒いです。明るい未来に向って行動しているわけではないので、主人公(被害者)がどう決断したのかというヒントがもう少しないと収まりが悪いと言うか、読後感が悪いです。まあ、ハッピーエンドなど望むべくもないテーマだけに、当然そのあたり計算ずくのはずですが、現実の事件をモチーフにしている事もあって、拒否反応を起こす方もきっとおられるでしょう。創作と割り切って読んだ私は、他の桐野作品もチャレンジするつもりになっています。作家としての力量にはさすがに感心しました。
残虐記 Amazon書評・レビュー: 残虐記より
4104667013
No.2
(3pt)

時間つぶしにはなったけど.....

この作家、顔に似合わず悪趣味だな......
残虐記 Amazon書評・レビュー: 残虐記より
4104667013
No.1
(3pt)

現実と想像力の相克

この物語では再三にわたって現実と想像力の相克が語られる。しかし懸念すべきは「リアルワールド」「グロテスク」、本作、と徐々に想像力の飛翔の角度が落ちてきているように思われる点だ。これからも桐野さんの作品は読み続けることになろうが、もう一度「OUT」のような充実を、と期待したい。あざといタイトルは谷崎潤一郎晩年の同名作(婦人公論連載中、読者の抗議で中断)からということらしいが、そちらをぜひ読んでみたい。谷崎作品のフィクションとしての練度は現代作家の比ではなく高いから。
残虐記 Amazon書評・レビュー: 残虐記より
4104667013