リアルワールド

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評判

リアルワールドの評価:

3.63/5点 レビュー 59件。 C ランク

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平均点3.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全35件 21〜35 2/2ページ
No.15
(3pt)

理解できないのは自分が年を重ねたからなのか。

桐野さんの著書は人の心の醜いところを、気持ちの良いくらい鮮やかに
描いてくれていて、特に「OUT」「グロテスク」は醜くも華々しく美しい
強烈な作品で、作品からほとばしるエネルギーに読後しばらく打ちのめされてしまった。
しかし、この「リアルワールド」については、テイストは桐野さんの世界が
全開でエネルギーを感じたが、登場人物の心理が全くといっていいほど
理解できなかった。登場人物の高校生たちのふわふわと浮かんだ心模様が、
そのまま着地せずにどっかに飛んでいったまま読了してしまったようで、
しっかりと感じることができなかった。
これは即ち、もはや自分がおじさんになってしまったということなのか。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.14
(3pt)

リアル

まるで毎週サスペンスドラマを放送するように次々と新たな殺人事件のニュースを見聞きする。
実際におきた悲惨な事件なのだけど、「怖いわね」「可哀想ね」
などと話してもどこかドラマと同じ感覚で別世界の出来事と思ってしまう。
しかし、事件のおきた地域がものすごく近所だったり知っている場所だと
ニュースがとても恐ろしいものに感じてしまう。
どんなに凶悪な世界的殺人テロよりも、知っている場所でおきた事件は
頭にこびりついて容易にはなれない。現実世界のものだと痛感してしまうのだ。
遠いところで起きた事件はあれこれ事件について推測し、客観的に見るが
身近な場所のニュースは「自分が被害者ならこうした」
「自分が加害者の立場ならあのときこう考えるはずだ」と自分自身について考える。
この本でも、身近に起きた事件を通じて少女達は「自分は・・・」と考えている。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.13
(1pt)

つまんない

この話は、どこで盛り上がって、何が言いたいのか、全く共感もできない。
セリフも、大人が女子高生の話し方を書いたって感じがすごいしてます。
違和感があります。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.12
(3pt)

う〜ん

柔らかな頬,OUT で桐野作品に入った私としては、主人公のホリニンナに最後まで共感できない(っていうかこんな人物いるのか実際!?)っていうのが最後まで抜けきらなかった。つまり共感できない。だからなんなのといった感じ。
だけど「柔らかな・・・」は直木賞では傑作です。
応援してます。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.11
(3pt)

真のリアルワールドは?

何だかあり得なさそうな話で、あり得る話かもしれない。平然と自分の母親を殴り殺して逃亡を続けるミミズ。それを興味津々で見つめる女の子たち。いまどきの女の子ってこんな感じなのだろうか。自分自身に直接関係のないことなら、一歩下がってクールに見つめる。時には楽しみながら。だが、好き勝手なことをしているように見えるが、実は彼女たちも所詮は、大人たちが作り上げた社会でしか生きることが出来ないのだ。彼女たちがリアルだと思っていた世界は、真のリアルワールドとは呼べなかった。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.10
(3pt)

高校生が皆夏休みこんな経験せんやろうけど

高3の夏休みという設定旨いですね母親を殺して逃げる隣家の男の子っていうのも現実っぽい確実に学生という隠れ蓑が終わろうとする高3の夏休み(学生でも大学生とは違う)自分が高3の時も何かが終わろうとしてるのを漠然と感じてました人が心の中に持つ人との疎外感は、誰しも人生で自分探しと切り離せないから持ってゆくしかないけど、この小説の登場人物は高校生でそんな自分達をまだ受け入れることが出来ないその高校生の脆さが旨く描けていると思います失ってしまった時間に対する後悔を持つことで、人は大人に近ずいていく大人になろうとする高校生の、脆くはかなげな夏休みでした
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.9
(2pt)

「OUT」のお気楽女子高生版という感じ

高校3年の夏休み、トシちゃんが隣の男子通称ミミズの親殺しを見過ごしたために、彼女のグループは思いがけない事件に巻き込まれていくという物語。ものの弾みで起きた「キレちゃった殺人」をきっかけに女達が自分の本性に目覚め変化していくという筋立ては「OUT」と同系列、物語が登場人物それぞれの独白で語られる手法、「グロテスク」と同系列、だけど、登場人物がすべて生活に責任の無い子供たち=高校生であることからお話は単純で当然のことながら実に青臭い。ガキの戯言がだらだら続く前半では「一体何が言いたいのよ!」とこっちがキレそうになった。後半に入ると子供たちの心のかげりが見えてきて「あら、そうだったの」と一瞬同情したりもした。でも、この結末は「あだー」ではないだろうか。中高生(およびその同類)なら感情移入できるのかもしれないが、普通の大人にそれを求められてもちょっと困る。そして、子供たちの異常な自意識の強さ、「自分おたく」ぶりにうんざりさせられる。無駄なこととは知りながら「こんなにセルフ精神分析して他人と自分と比較する暇があるのなら、もう少し違うことを考えれば?」とつっこみたくもなる。作者は中高生が読んでもわかる小説をお試しになったということだろうか。その「なりきり度」には感心したが、対象外の読者には「面白い」とは思えず、殺伐とした感じだけが強く残った。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.8
(3pt)

「OUT」と同じ手法・・・

ストーリーはもちろã‚"ぜã‚"ぜã‚"違うのですが、手法は「OUT」の使いまわã-?という感が否めませã‚"。「OUT」は、バラバラ死ä½"の一部ã‚'いい加減な女、邦子が不注意にもå...¬åœ'に棄てたとã"ろから、話が思わぬæ-¹å'に進み、終わってみるととã‚"でもないã"とになっていますが、「リアルワールド」も、隣のç"·å­é«˜æ ¡ç"ŸãŒæ¯è¦ªæ®ºã-ã‚'ã-たらã-い物音ã‚'聞いていたはずのトシが、なã‚"となく警察にそれã‚'隠ã-て友é"に教えたã"とから、話が思わぬæ-¹å'に進ã‚"で、最終的には、トシの友é"がï¼'人も死ぬã"とになります。あと、最è¿'の高校ç"Ÿã¯ã"ã‚"なにç '壊的なのか?と思うと同時に読ã‚"だあとに心に残るものがあまりなく、桐野作å"ã®ä¸­ã§ã¯ã¡ã‚‡ã£ã¨ãŒã£ã‹ã‚Šã-まã-た。ひとつフォローするなら、話が登å '人物のï¼'人称で語り継がれã!¦ã„くって言うのが興å'³æ·±ãã¦é¢ç™½ã‹ã£ãŸã§ã™ã€‚
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.7
(2pt)

オチがあるのか

前半の巻き込まれ型の話の展開は面白いが、後半になると現実感の乏しい破滅へと突き進む。「OUT」と同じ流れでの、女たちの心情を描く著者の一連の作品。ただ、オチがあるのかどうかよくわからない。「柔らかな頬」と同じ趣向なのか。しかし、むしろ石原慎太郎の「太陽の季節」と同じ読後感だったのは不思議な感じがした。どちらも今どきの若者を描いたはずなのに、時代を経ると違和感すら残らないようになるのだから。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.6
(3pt)

角川映画で、観たいかんじ。

ハナシは、展開も構成も、分かりやすくてエンターテイメントとして優れた作品だと感じた。夏休み目掛けて公開する角川映画な雰囲気。登場してくる女子高生達は、みんな頭がいいね。私なんか高校生のころ、あんな風に社会や世間というものを見ていなかったなぁ。そこを考えると、著者が「こんな世の中だけど高校生はこうあってほしい」みたいな理想像が描かれているのかな。とにかく「現代」の青春、角川映画になるとすると、主人公はどの女優さんがいいんだろ?とか考えるのも、楽しいかも。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.5
(3pt)

あたしの傷は誰にもわからない

ださいと思っていた隣家の少年ミミズが母親を撲殺し、あたし=トシとテラウチ、ユウザン、キラリンは事件に巻き込まれていく。登場人物5人の一人称で語られるこの物語は、一見とても意欲的だ。好きあらばカモろうとする「今」の世の中を、ある者はハンドルネームを名乗り、ある者はバカなふりをしヨロイをまとって生きている。あたしの傷(瑕)は誰にもわからない、と自意識の壁を張りめぐらせ、その孤立感からミミズに共感もしくは反感を抱き、思わぬ歯車を回してしまう。しかしその実、語られているのは「ホントの自分」と「人の目に写る自分」との乖離から生じる葛藤であり、その克服という不変的なテーマである。誰にも秘密と思っていた「ホント」が、実は仲間に受けとめられていたというのは、温かくも悲しい逆説だ。とはいえ、男性の登場人物があまりにも情けない。歯車の核だったはずのミミズは途中から形骸化し、携帯と手紙でのみ登場するワタルはとってつけたように悟っている。唯一魅力的だったのはテルだが・・・。テンポよく読めおもしろいが、次作はもう一味の熟成を期待します。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.4
(3pt)

野心作、でもこんなに破壊的だとは

この小説は、少女たちの自己形成を描くのではなく、今その瞬間の心の動きをスナップショット風に切り取って見せるという、困難な主題に取り組んでいる。章ごとに話者が代わる一人称で綴られる構成で、四人の女子高生を心象描写で書き分けるテクニックは見事。一方、少年の描写は食い足りず、興醒めの感もなくはない。おもしろいのは、仲良し四人組のそれぞれが、お互いのことをどういう風に見ているかという対人感情が浮き彫りになるところだ。友人から見た人格と、自分自身で認識している人格の微妙なギャップは興味深い。それにしても、思春期の自意識は、なぜこうもうっとうしいのだろう。いずれにしても、これが今どきの女子高生の姿だなどと結論付けたいとは思わない。ただ人の心はわからな!い、一人一人の人は違う、ということだけははっきりと感じ取ることができた。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.3
(3pt)

理解できないのは自分が年を重ねたからなのか。

桐野さんの著書は人の心の醜いところを、気持ちの良いくらい鮮やかに
描いてくれていて、特に「OUT」「グロテスク」は醜くも華々しく美しい
強烈な作品で、作品からほとばしるエネルギーに読後しばらく打ちのめされてしまった。
しかし、この「リアルワールド」については、テイストは桐野さんの世界が
全開でエネルギーを感じたが、登場人物の心理が全くといっていいほど
理解できなかった。登場人物の高校生たちのふわふわと浮かんだ心模様が、
そのまま着地せずにどっかに飛んでいったまま読了してしまったようで、
しっかりと感じることができなかった。
これは即ち、もはや自分がおじさんになってしまったということなのか。
リアルワールド (集英社文庫(日本)) Amazon書評・レビュー: リアルワールド (集英社文庫(日本))より
408746010X
No.2
(1pt)

期待はずれ

OUTが面白かったので買ったのですが正直、期待はずれ。
意味不明なところが多かった作品だった。
題材としては面白いのに、それを活かしきれていない。
この作者の力量はもっと大きかった筈だが。
リアルワールド (集英社文庫(日本)) Amazon書評・レビュー: リアルワールド (集英社文庫(日本))より
408746010X
No.1
(1pt)

リアルだけど無駄

誰でも少なからず感じる不安や絶望,混沌。言葉には出来ない衝動。結局は自分と世界の事。人間ならばみんな当てはまる。 答えを求めても堂々巡りするばかり。 たしかにリアル。 僕は読んで腹が立った。 くやしいし悲しいと思うが,僕はこんな考え方嫌いだ。 とても痛いけれど,作品としては素晴らしいのだ。読むべき本。
リアルワールド (集英社文庫(日本)) Amazon書評・レビュー: リアルワールド (集英社文庫(日本))より
408746010X