光源

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光源の評価:

3.88/5点 レビュー 24件。 D ランク

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平均点3.88pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全48件 21〜40 2/3ページ
No.28
(5pt)

様々な思惑により事態は変化していく

個人個人の思惑がぶつかり合うことにより事態が変化していく様子が面白いです。
政治の世界、仕事などでも、個人個人の思惑により、物事が進まなかったり、
とんでもない方向に向かっていってしまうことがありますが、
そういった状況を上手く表現しているかと思います。
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.27
(5pt)

様々な思惑により事態は変化していく

個人個人の思惑がぶつかり合うことにより事態が変化していく様子が面白いです。
政治の世界、仕事などでも、個人個人の思惑により、物事が進まなかったり、
とんでもない方向に向かっていってしまうことがありますが、
そういった状況を上手く表現しているかと思います。
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.26
(4pt)

主人公はだれ?

この本を一言でまとめるとしたら、「人生とは川のようなもの」ということでしょうか。物語が多重構造になっていて、最後までだれを主軸に物語を読み解けばよいのかわかりませんでした。でも、人の一生を大河に例えるなら、絶えず注目を集める大きなうねりと、日陰にはいってしまっている小さな淀みがあるように、この物語は登場人物の人生すべてが主人公であり、それぞれの人生の一番劇的なところにスポットライトをあてたものなんだと思います。
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.25
(4pt)

主人公はだれ?

この本を一言でまとめるとしたら、「人生とは川のようなもの」ということでしょうか。物語が多重構造になっていて、最後までだれを主軸に物語を読み解けばよいのかわかりませんでした。でも、人の一生を大河に例えるなら、絶えず注目を集める大きなうねりと、日陰にはいってしまっている小さな淀みがあるように、この物語は登場人物の人生すべてが主人公であり、それぞれの人生の一番劇的なところにスポットライトをあてたものなんだと思います。
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.24
(4pt)

人間臭い

 動作とか会話の外表現よりは、心情とか思考の内面表現が多い、
桐野夏生さんっぽい本。共感が持てる汚さが読んでて楽しい。
あらすじだけ聞くとドロドロした内容だけれど、読み終わった後には
妙な爽快感がある。
 登場人物全てに、主眼から描かれる章が存在するために、
誰が主人公なのかわからないけれど、誰もが自分勝手に生きている、
という意味であえてそうしたのだと思えば納得できる。
 桐野さんの本は人を選ぶと思っているけれどコレは万人受けしそう。
 
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.23
(4pt)

人間臭い

 動作とか会話の外表現よりは、心情とか思考の内面表現が多い、
桐野夏生さんっぽい本。共感が持てる汚さが読んでて楽しい。
あらすじだけ聞くとドロドロした内容だけれど、読み終わった後には
妙な爽快感がある。
 登場人物全てに、主眼から描かれる章が存在するために、
誰が主人公なのかわからないけれど、誰もが自分勝手に生きている、
という意味であえてそうしたのだと思えば納得できる。
 桐野さんの本は人を選ぶと思っているけれどコレは万人受けしそう。
 
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.22
(5pt)

映画「ヴァイブレータ」を思い出す。

ひとつの映画製作にかかわる人々の、欲望の交わる顛末記である。私自身は映画製作にはまだ『夢』を持っているほうなので、このような物語は、心理の駆け引きやら打算やらを垣間見ることが出来て大変興味深いと思うと同時に、ちょっとやりすぎではないのというところもあった。もちろん無理も無いと思わせる設定にはなっている。この映画のねらいは単館上映、芸術肌の作品である。監督はなんと新人監督で、オリジナル脚本。プロデューサーはベテランの女性。しかし、大監督の夫とは離婚危機の途中。プロデューサーのもと恋人の撮影監督。新進の主演男優。アイドル上がりの主演女優。普通なら監督がしきるか、プロデューサーが有無を言わせない進行をするはずなのであるが、この設定では監督は頼りなく、プロデューサーの力は弱く、すべての登場人物たちがふらついているので、先が見えない。唯一の望みはうまく創れたとしたらちょっとしたら傑作になるかもしれない脚本の出来だけである。私が思い出したのは寺島しのぶが主演した『ヴァイブレータ』という作品である。スタッフも内容もまるきり違うのではあるが、ロードムービー、単館上映であるところと、この作品で一人の女優が開花したという点で共通点がある。この作品が出来あがる過程には『光源』のようなどろどろもあったかもしれないと思った。『ヴァイブレータ』は成功した。一方この作品中の映画『ポートレート24』は…。
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.21
(5pt)

映画「ヴァイブレータ」を思い出す。

ひとつの映画製作にかかわる人々の、欲望の交わる顛末記である。私自身は映画製作にはまだ『夢』を持っているほうなので、このような物語は、心理の駆け引きやら打算やらを垣間見ることが出来て大変興味深いと思うと同時に、ちょっとやりすぎではないのというところもあった。もちろん無理も無いと思わせる設定にはなっている。この映画のねらいは単館上映、芸術肌の作品である。監督はなんと新人監督で、オリジナル脚本。プロデューサーはベテランの女性。しかし、大監督の夫とは離婚危機の途中。プロデューサーのもと恋人の撮影監督。新進の主演男優。アイドル上がりの主演女優。普通なら監督がしきるか、プロデューサーが有無を言わせない進行をするはずなのであるが、この設定では監督は頼りなく、プロデューサーの力は弱く、すべての登場人物たちがふらついているので、先が見えない。唯一の望みはうまく創れたとしたらちょっとしたら傑作になるかもしれない脚本の出来だけである。私が思い出したのは寺島しのぶが主演した『ヴァイブレータ』という作品である。スタッフも内容もまるきり違うのではあるが、ロードムービー、単館上映であるところと、この作品で一人の女優が開花したという点で共通点がある。この作品が出来あがる過程には『光源』のようなどろどろもあったかもしれないと思った。『ヴァイブレータ』は成功した。一方この作品中の映画『ポートレート24』は…。
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.20
(1pt)

映画好きかどうかで、わかれる?

桐野作品にしては、妙に薀蓄が多くて散漫な小説だったように思う。
特に映画に思い入れる登場人物の心理描写が様々な場面から描かれるが、とりたてて何かのストーリーのもとに展開されるわけでもなく、なんとなく小説としては散漫...強烈な主人公のもとに濃密なストーリーを展開する桐野作品の中では、ちょっと異色な気がした。
 
 映画好きにはたまらないのかな?映画オタクの友人と話をしたような気分になりました。それから一番最後の「後日談」と称されたチャプタ―はまさに「蛇足」という気がした。
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.19
(1pt)

映画好きかどうかで、わかれる?

桐野作品にしては、妙に薀蓄が多くて散漫な小説だったように思う。
特に映画に思い入れる登場人物の心理描写が様々な場面から描かれるが、とりたてて何かのストーリーのもとに展開されるわけでもなく、なんとなく小説としては散漫...強烈な主人公のもとに濃密なストーリーを展開する桐野作品の中では、ちょっと異色な気がした。
 
 映画好きにはたまらないのかな?映画オタクの友人と話をしたような気分になりました。それから一番最後の「後日談」と称されたチャプタ―はまさに「蛇足」という気がした。
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.18
(2pt)

そういう展開ってありですか?・・・

やり手の女性プロデューサーは、脚本を持ち込んだ映研あがりの青年を監督に抜擢し、低予算の映画作成始める・・。撮影監督、カンヌも狙えると言われる有名男優、元アイドルあがりの女優・・・それぞれに事情を抱え、参加する面々・・・。解説に「誰も読んだことがない小説」とある。確かに誰も読んだことがないであろう、後半の展開は想像を超える・・・。ただしほめ言葉ではない。表紙や奥付の作品紹介から受ける印象とはだいぶ異なるストーリーだ。前半には映画作りの様々な事柄がちりばめられ、興味深い・・。登場人物たちの間で何度も交わされる映画談義は著者の好みだろうか?小説としての構成はともあれ、最後まで読んでしまったのも確か。でもそれだけに、あの展開はないだろう・・と思う。蛇足だが奥付の作品紹介はひどい。あげくは「逆プロジェクトX」といった表現は、文章を扱う編集者の表現としていかがなものかと思う。
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.17
(2pt)

そういう展開ってありですか?・・・

やり手の女性プロデューサーは、脚本を持ち込んだ映研あがりの青年を監督に抜擢し、低予算の映画作成始める・・。撮影監督、カンヌも狙えると言われる有名男優、元アイドルあがりの女優・・・それぞれに事情を抱え、参加する面々・・・。解説に「誰も読んだことがない小説」とある。確かに誰も読んだことがないであろう、後半の展開は想像を超える・・・。ただしほめ言葉ではない。表紙や奥付の作品紹介から受ける印象とはだいぶ異なるストーリーだ。前半には映画作りの様々な事柄がちりばめられ、興味深い・・。登場人物たちの間で何度も交わされる映画談義は著者の好みだろうか?小説としての構成はともあれ、最後まで読んでしまったのも確か。でもそれだけに、あの展開はないだろう・・と思う。蛇足だが奥付の作品紹介はひどい。あげくは「逆プロジェクトX」といった表現は、文章を扱う編集者の表現としていかがなものかと思う。
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.16
(4pt)

大人の書いた小説

映画製作を軸にして、プロデューサーや映画監督、俳優たちの思惑や私利私欲が絡んだ駆け引きを描いている。私は基本的に多くの登場人物の人間模様を捉えた群像劇が好みなので、この作品もかなり面白く読んだ。下手に倫理観など持ち出さずに、エゴはエゴ、欲望は欲望として真正面から生々しく描いている。こういう作品こそ大人が書いた小説だと思うし、ある意味ノワールにも通じるものがあると思う。以前読んだ桐野の作品に、ヒロインが職業としては軽蔑しているくせにAV監督に惹かれて関係を持ってしまう場面があって、微妙な心理描写のリアリティが凄いなぁと感嘆したものだが、『光源』でもそうした筆力は遺憾なく発揮されている。例えば、女性プロデューサーと寝たきりになっている映画監督の夫、その前妻の三者の愛憎など、特にページが多く割かれている訳ではないが、確かなリアリティを伴って読み手に伝わってくる。俳優が放った「俺は映画の奴隷じゃねえよ」という啖呵が作品の隠れたテーマなのか、最後の一行にまで効かせた構成には正直、やられた、と思った。
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.15
(4pt)

大人の書いた小説

映画製作を軸にして、プロデューサーや映画監督、俳優たちの思惑や私利私欲が絡んだ駆け引きを描いている。私は基本的に多くの登場人物の人間模様を捉えた群像劇が好みなので、この作品もかなり面白く読んだ。下手に倫理観など持ち出さずに、エゴはエゴ、欲望は欲望として真正面から生々しく描いている。こういう作品こそ大人が書いた小説だと思うし、ある意味ノワールにも通じるものがあると思う。以前読んだ桐野の作品に、ヒロインが職業としては軽蔑しているくせにAV監督に惹かれて関係を持ってしまう場面があって、微妙な心理描写のリアリティが凄いなぁと感嘆したものだが、『光源』でもそうした筆力は遺憾なく発揮されている。例えば、女性プロデューサーと寝たきりになっている映画監督の夫、その前妻の三者の愛憎など、特にページが多く割かれている訳ではないが、確かなリアリティを伴って読み手に伝わってくる。俳優が放った「俺は映画の奴隷じゃねえよ」という啖呵が作品の隠れたテーマなのか、最後の一行にまで効かせた構成には正直、やられた、と思った。
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.14
(4pt)

「こんな勝手なヤツラ見たことない!」

まさに 帯の文句そのままの作品ですよくもまあこんな自分勝手なヤツラばかりでてきたもんですある意味すがすがしいくらいに桐野作品を読むのは OUT 柔らかな頬についで3作目ですが本作の欠点は主人公の視点が前半と後半で変わってしまっていることこれは作者の狙いなのか?だとしたらこの手法はもうやめたほうがいいと思う話が散漫になるし人物描写の密度が薄くなる
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.13
(4pt)

「こんな勝手なヤツラ見たことない!」

まさに 帯の文句そのままの作品ですよくもまあこんな自分勝手なヤツラばかりでてきたもんですある意味すがすがしいくらいに桐野作品を読むのは OUT 柔らかな頬についで3作目ですが本作の欠点は主人公の視点が前半と後半で変わってしまっていることこれは作者の狙いなのか?だとしたらこの手法はもうやめたほうがいいと思う話が散漫になるし人物描写の密度が薄くなる
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.12
(3pt)

光源

 ただ淡々と映画を制作する話。こうもリアルに書いてはいるのだが、あまり好きになれない。 藪内の持っていた叔父の古い写真をもとに映画を作ることに。その藪内は監督。優子のプロデュース。有村のカメラマン。主演俳優は今売れている高見。共演はヌード写真集で売れている元アイドル佐和。撮影は順調に進むかと思われたが。 淡々に撮影の情景を順を追って書いている。高見は自分の思い通りにいかず降板を持ちかけたり、藪内に殴られたり。有村は佐和に特殊な感情を抱いてしまったり。優子は怒ったり。多視点から見る撮影の様子は一人一人の思いとは全く違うもの。それが当たり前のようにストーリーは進む。ストーリーというが、殆どシナリオはない。心理描写や人物造形もよく感情移入はしやすいが、ストーリーに深みはなく、やや物足りなかった。 かつて誰も読んだことのない小説。そういう風に言われているらしいが、確かにこういう小説は読んだことがない。展開は読めなく、小説は終わってもストーリーが終わった訳じゃない中途半端な小説。結局どうなっていったかは読者に任されるのだろうか。リアリティが面白く早く読めたが、本作は良作とは言いにくい。 勿論意見は別れるだろうが、好きになれない桐野小説であった。
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.11
(3pt)

光源

 ただ淡々と映画を制作する話。こうもリアルに書いてはいるのだが、あまり好きになれない。 藪内の持っていた叔父の古い写真をもとに映画を作ることに。その藪内は監督。優子のプロデュース。有村のカメラマン。主演俳優は今売れている高見。共演はヌード写真集で売れている元アイドル佐和。撮影は順調に進むかと思われたが。 淡々に撮影の情景を順を追って書いている。高見は自分の思い通りにいかず降板を持ちかけたり、藪内に殴られたり。有村は佐和に特殊な感情を抱いてしまったり。優子は怒ったり。多視点から見る撮影の様子は一人一人の思いとは全く違うもの。それが当たり前のようにストーリーは進む。ストーリーというが、殆どシナリオはない。心理描写や人物造形もよく感情移入はしやすいが、ストーリーに深みはなく、やや物足りなかった。 かつて誰も読んだことのない小説。そういう風に言われているらしいが、確かにこういう小説は読んだことがない。展開は読めなく、小説は終わってもストーリーが終わった訳じゃない中途半端な小説。結局どうなっていったかは読者に任されるのだろうか。リアリティが面白く早く読めたが、本作は良作とは言いにくい。 勿論意見は別れるだろうが、好きになれない桐野小説であった。
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.10
(3pt)

玄人向けかな

私はもっぱら映画派で、今まであまり小説を読んだ経験がなく、最近気まぐれでこの本を読みました。確かに次々と起こる予測不可能の展開は素晴らしいの一言でしたが、ストーリーは一般的に読者が小説に期待する”物語性”に欠けており、中途半端に幕を閉じるという設定で読後に何とも言えない物足りなさを感じました。映像化してしまうと見所の無い中途半端なものが出来上がってしまうでしょう。ただ、心理描写に定評のある作者だけあって登場人物の人間関係、思惑などが生々しくリアルに描かれており、現実感のある内容でした。
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.9
(3pt)

玄人向けかな

私はもっぱら映画派で、今まであまり小説を読んだ経験がなく、最近気まぐれでこの本を読みました。確かに次々と起こる予測不可能の展開は素晴らしいの一言でしたが、ストーリーは一般的に読者が小説に期待する”物語性”に欠けており、中途半端に幕を閉じるという設定で読後に何とも言えない物足りなさを感じました。映像化してしまうと見所の無い中途半端なものが出来上がってしまうでしょう。ただ、心理描写に定評のある作者だけあって登場人物の人間関係、思惑などが生々しくリアルに描かれており、現実感のある内容でした。
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059