光源

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評判

光源の評価:

3.88/5点 レビュー 24件。 D ランク

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平均点3.88pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全48件 1〜20 1/3ページ
No.48
(5pt)

『ポートレート24』観たいな。

映画の裏話がよくわかった。邦画の色の具合って、裏方の方々がどんなことを考えて仕事されてるのかが少しわかった。作品中の映画も、北海道の寒い感じの色、侘しさなんかが文章からリアルに想像できて映画を観てる感じがした。登場人物の心理描写が相変わらずとても細かく繊細で良い。この劇中映画、『ポートレート24 』映画化してほしいところ。高見は西島秀俊かな。
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.47
(5pt)

『ポートレート24』観たいな。

映画の裏話がよくわかった。邦画の色の具合って、裏方の方々がどんなことを考えて仕事されてるのかが少しわかった。作品中の映画も、北海道の寒い感じの色、侘しさなんかが文章からリアルに想像できて映画を観てる感じがした。登場人物の心理描写が相変わらずとても細かく繊細で良い。この劇中映画、『ポートレート24 』映画化してほしいところ。高見は西島秀俊かな。
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.46
(5pt)

不・条・理、身勝手。

人間臭いといえば人間臭い。
欲望のありとあらゆる要素がつまりに詰まっている。

だけれども、その毒気は強烈。
そりゃあそうですよ、何せこの作品で扱われる
映画、もう訳ありも訳ありですよ。

出演者ももうね、いろいろと勝手気まま。
何せ撮影時期にヌードとかフツーに出ちゃうぐらいにフリーダム。
あと俳優がまあプライドの塊。
監督が頭抱えるぐらいに。

まあその撮影がどうなったかは大方予想通りでしょう。
ただし、最後には意外な結末を迎える人がいます。
まあ人によっては予想通りかな。

見事にその名誉さえも、こいつに関しては捨て去ります。
だけれども待ち受けるのは…だろうね。

毒気が強烈です。
そういうのでもいいんだよ!!という人以外は推奨しません。
毒好きで、最後因果応報もあるのでそういうのが好きな人は面白いかと。
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.45
(5pt)

不・条・理、身勝手。

人間臭いといえば人間臭い。
欲望のありとあらゆる要素がつまりに詰まっている。

だけれども、その毒気は強烈。
そりゃあそうですよ、何せこの作品で扱われる
映画、もう訳ありも訳ありですよ。

出演者ももうね、いろいろと勝手気まま。
何せ撮影時期にヌードとかフツーに出ちゃうぐらいにフリーダム。
あと俳優がまあプライドの塊。
監督が頭抱えるぐらいに。

まあその撮影がどうなったかは大方予想通りでしょう。
ただし、最後には意外な結末を迎える人がいます。
まあ人によっては予想通りかな。

見事にその名誉さえも、こいつに関しては捨て去ります。
だけれども待ち受けるのは…だろうね。

毒気が強烈です。
そういうのでもいいんだよ!!という人以外は推奨しません。
毒好きで、最後因果応報もあるのでそういうのが好きな人は面白いかと。
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.44
(3pt)

大上段に振りかぶりすぎたか?

撮影技術を中心に映画業界のことを詳しく調べて書かれている。プロデューサー、監督、撮影監督、主演男優、女優、そしてスタッフや家族たち。これらの群像にスポットを当てながら物語は映画製作と共に進行するのだが、最初から破綻が予想されているだけに、なんか冗長な感じだった。更に後日談が木に竹を接いだようで、ちょっと困惑してしまった。
アイドル出身の女優の心情とか、女優の撮影監督が雀荘で久しぶりにあった売れない監督と夜遊びするときの、映画狂丸出しの監督とのやり取りなんかには味があったんだけど、全体としては長さの割には肩すかしされた感じだった。。
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.43
(3pt)

大上段に振りかぶりすぎたか?

撮影技術を中心に映画業界のことを詳しく調べて書かれている。プロデューサー、監督、撮影監督、主演男優、女優、そしてスタッフや家族たち。これらの群像にスポットを当てながら物語は映画製作と共に進行するのだが、最初から破綻が予想されているだけに、なんか冗長な感じだった。更に後日談が木に竹を接いだようで、ちょっと困惑してしまった。
アイドル出身の女優の心情とか、女優の撮影監督が雀荘で久しぶりにあった売れない監督と夜遊びするときの、映画狂丸出しの監督とのやり取りなんかには味があったんだけど、全体としては長さの割には肩すかしされた感じだった。。
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.42
(3pt)

本について

本、自体はとても綺麗で、中古品に見えないものでしたが、この小説は桐野夏生の中で1~2番争うぐらい内容がつまんないです。テレビ映画業界裏側描きたいのでしょうがなんか文体が古臭くキャストも、読んでて恥ずかしくなるレベル、買わなきゃよかった、やはり桐野さん、やわらかな頬、ジオラマ、玉蘭アイムソーリーママ、メタボラ、アウトがおもしろかった。ほかの作品にすればよかった。
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.41
(3pt)

本について

本、自体はとても綺麗で、中古品に見えないものでしたが、この小説は桐野夏生の中で1~2番争うぐらい内容がつまんないです。テレビ映画業界裏側描きたいのでしょうがなんか文体が古臭くキャストも、読んでて恥ずかしくなるレベル、買わなきゃよかった、やはり桐野さん、やわらかな頬、ジオラマ、玉蘭アイムソーリーママ、メタボラ、アウトがおもしろかった。ほかの作品にすればよかった。
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.40
(5pt)

映画作りの面白さを教えてくれる小説だ!


この小説の始まりは、あまり入り込めなかったが、新人監督が出てきた辺りから、どんどんのめり込んだ。

脚本を認められて、資金不足から監督に抜擢され、自分の映画を初めて撮ることになる。

映画研究会に入っていたけど、実際に映画関係の仕事に就いたこともない新人監督が、映画を撮ることがどういうことなのかということを学んで行く。

新人監督ということもあり、自分のやりたいこともできず、有名俳優の意見や老練なカメラマンの意見に翻弄され、妥協に妥協を重ねる。

その中で、監督として目覚め、これからいい作品が作れるという矢先に、撮影が頓挫して、水泡に帰す。

自分も映画監督になったつもりで、映画作りに夢中になっていたので、この映画をあのスタッフで完成できなかったことがとても残念だった。

映画作りということに目を開かせてくれたいい作品だった。

「映画は足し算だ」という言葉が印象に残っている。


光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.39
(5pt)

映画作りの面白さを教えてくれる小説だ!


この小説の始まりは、あまり入り込めなかったが、新人監督が出てきた辺りから、どんどんのめり込んだ。

脚本を認められて、資金不足から監督に抜擢され、自分の映画を初めて撮ることになる。

映画研究会に入っていたけど、実際に映画関係の仕事に就いたこともない新人監督が、映画を撮ることがどういうことなのかということを学んで行く。

新人監督ということもあり、自分のやりたいこともできず、有名俳優の意見や老練なカメラマンの意見に翻弄され、妥協に妥協を重ねる。

その中で、監督として目覚め、これからいい作品が作れるという矢先に、撮影が頓挫して、水泡に帰す。

自分も映画監督になったつもりで、映画作りに夢中になっていたので、この映画をあのスタッフで完成できなかったことがとても残念だった。

映画作りということに目を開かせてくれたいい作品だった。

「映画は足し算だ」という言葉が印象に残っている。


光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.38
(5pt)

映画を作るとは何かを描いた傑作(と思うよ)

他の桐野作品と違い、大きなドラマもなければ、毒もない。そうしたドラマチックな作品を期待するとがっかりするだろう。昔、著者はシナリオ作家だったらしいが、映画作りの現場を使って、映画を作ることとは何か(そして小説作りとはどうちがうのか)を描いている。映画では、脚本家、監督、カメラマン、製作者、役者、その他のスタッフが集まって、それぞれがベストを尽くしつつも、エゴとエゴとのぶつかり合い、感情のもつれ、資金の不足、どうにもならない天候、ヤクザなどと格闘し妥協しながら、当初のそれぞれの意図とは少し違ったものにならざるを得ない。小説は著者が神の眼で、結末まで支配できるが、映画では誰も支配できない。従って、語り手も小説の中で、何人も登場し、それぞれの立場で同じことを語る。まるで小説・映画の藪の中のように。小説としてもとても面白いが、映画好きは是非読むべし。
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.37
(5pt)

映画を作るとは何かを描いた傑作(と思うよ)

他の桐野作品と違い、大きなドラマもなければ、毒もない。そうしたドラマチックな作品を期待するとがっかりするだろう。昔、著者はシナリオ作家だったらしいが、映画作りの現場を使って、映画を作ることとは何か(そして小説作りとはどうちがうのか)を描いている。映画では、脚本家、監督、カメラマン、製作者、役者、その他のスタッフが集まって、それぞれがベストを尽くしつつも、エゴとエゴとのぶつかり合い、感情のもつれ、資金の不足、どうにもならない天候、ヤクザなどと格闘し妥協しながら、当初のそれぞれの意図とは少し違ったものにならざるを得ない。小説は著者が神の眼で、結末まで支配できるが、映画では誰も支配できない。従って、語り手も小説の中で、何人も登場し、それぞれの立場で同じことを語る。まるで小説・映画の藪の中のように。小説としてもとても面白いが、映画好きは是非読むべし。
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.36
(3pt)

個人的には好きな作品です。

この小説は桐野氏の転機に書かれたものだと、個人的には思っています。
柔らかい頬で培ったモノローグを挟むおなじみの描写を入れつつも、
ストーリー進行の視点をどんどん変えていく実験的な試みもしていて、
新鮮とは言えないまでも楽しく読むことが出来ました。
「これまで読んだことがない小説」・・・とは思いませんでしたが、
登場人物が皆、自分のことしか考えていないという設定を
最後まで貫き通した作品は珍しいのかもしれませんね。
近年の著作に見られる、登場人物の突き放しや、生々しい毒がもっと入っていれば、
ぐっと面白くなったと思います。
そういう意味でも手探り感が味わえる、桐野氏の貴重な小説だと思います。
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.35
(3pt)

個人的には好きな作品です。

この小説は桐野氏の転機に書かれたものだと、個人的には思っています。
柔らかい頬で培ったモノローグを挟むおなじみの描写を入れつつも、
ストーリー進行の視点をどんどん変えていく実験的な試みもしていて、
新鮮とは言えないまでも楽しく読むことが出来ました。
「これまで読んだことがない小説」・・・とは思いませんでしたが、
登場人物が皆、自分のことしか考えていないという設定を
最後まで貫き通した作品は珍しいのかもしれませんね。
近年の著作に見られる、登場人物の突き放しや、生々しい毒がもっと入っていれば、
ぐっと面白くなったと思います。
そういう意味でも手探り感が味わえる、桐野氏の貴重な小説だと思います。
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.34
(4pt)

実社会の縮図?

本作品は、いわゆるミステリーではありません。

映画の製作に関わるプロデューサー、映画監督、撮影監督、男優、女優が、それぞれの打算、体面、野望を賭け、生き残りの為にぶつかり合う物語です。

人間の非常にどろどろした部分が良く描写されていて面白いです。

迷う新人監督、それを御せないプロデューサー、疑心暗鬼になる俳優....。

どこかで見た事あるな、と感じる読者も多いのではないでしょうか?

実社会で、特に珍しくもなく繰り広げられている光景です。

本作品の登場人物を、自身の周りの人物に置き換えて読んでみるのも面白いかと思います。
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.33
(4pt)

実社会の縮図?

本作品は、いわゆるミステリーではありません。

映画の製作に関わるプロデューサー、映画監督、撮影監督、男優、女優が、それぞれの打算、体面、野望を賭け、生き残りの為にぶつかり合う物語です。

人間の非常にどろどろした部分が良く描写されていて面白いです。

迷う新人監督、それを御せないプロデューサー、疑心暗鬼になる俳優....。

どこかで見た事あるな、と感じる読者も多いのではないでしょうか?

実社会で、特に珍しくもなく繰り広げられている光景です。

本作品の登場人物を、自身の周りの人物に置き換えて読んでみるのも面白いかと思います。
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.32
(5pt)

怜悧な人間洞察が冴え渡る傑作

 ストーリー展開と人物造形の両面でスリルとサスペンスに満ちたすばらしい作品。「OUT」と同じく出口(突破口)を求めてさまよう人間の群像をみごとに描いている。物語への没入をやや阻むほど鋭い作家の乾いた視線に感心しながら心震わせつつ読み進めた。間延びしたところが皆無、贅肉のまったくない見事な文体もすがすがしい。世界中のどこに出しても恥ずかしくない日本文学の誇りである。
(302ページの11行目「優子が吐き捨てると」は「佐和が」の誤りに違いない。編集者はしっかり原稿を読むべし)
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.31
(5pt)

怜悧な人間洞察が冴え渡る傑作

 ストーリー展開と人物造形の両面でスリルとサスペンスに満ちたすばらしい作品。「OUT」と同じく出口(突破口)を求めてさまよう人間の群像をみごとに描いている。物語への没入をやや阻むほど鋭い作家の乾いた視線に感心しながら心震わせつつ読み進めた。間延びしたところが皆無、贅肉のまったくない見事な文体もすがすがしい。世界中のどこに出しても恥ずかしくない日本文学の誇りである。
(302ページの11行目「優子が吐き捨てると」は「佐和が」の誤りに違いない。編集者はしっかり原稿を読むべし)
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059
No.30
(3pt)

極めて桐野氏らしい秀逸な作品

本作はミステリーではありませんが、一級のエンタテイメントでかつ、深い人間洞察が含まれています。それ故に桐野氏の持ち味も充分に生かされた作品になっています。
彼女の小説の主人公は皆、自分の利益を最大限に考える行動を取ります。そこから、彼女の作品のキーワードである「サバイバル」という言葉が炙り出されます。
厳しい環境や、自らを束縛するものからの解放を望みながら生き抜くこと。そこには他者への思いやりよりも、他者を利用して自分が生き残る「戦略」が生じます。それが彼女の小説の真骨頂です。
最後は「狂乱」というカタストロフに導かれますが、それは真の意味でのカタストロフではなく、次なるカタストロフへの前哨に過ぎません。
光源 Amazon書評・レビュー: 光源より
4163194800
No.29
(3pt)

極めて桐野氏らしい秀逸な作品

本作はミステリーではありませんが、一級のエンタテイメントでかつ、深い人間洞察が含まれています。それ故に桐野氏の持ち味も充分に生かされた作品になっています。
彼女の小説の主人公は皆、自分の利益を最大限に考える行動を取ります。そこから、彼女の作品のキーワードである「サバイバル」という言葉が炙り出されます。
厳しい環境や、自らを束縛するものからの解放を望みながら生き抜くこと。そこには他者への思いやりよりも、他者を利用して自分が生き残る「戦略」が生じます。それが彼女の小説の真骨頂です。
最後は「狂乱」というカタストロフに導かれますが、それは真の意味でのカタストロフではなく、次なるカタストロフへの前哨に過ぎません。
光源 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 光源 (文春文庫)より
4167602059