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模造人格
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模造人格の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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北川歩実さんの作品は常に医療の裏付けの香りがして、とても骨太で読みやすい。 本作もとにかく、いったい何が真実で誰が誰、生き残ったのは誰で本当の悪は誰? と、はらはらしながら前半を終えた。 後半を一気に読みきって、いや実際面白くはあったのだが・・ なんだろう、この微妙な違和感は? 折原一の倒錯モノのような入り組んだ構成に、ショックはまるで安孫子武丸の殺戮にいたる病レベル。 あれ、でも、なんでこう、納得いかないんだ??? うまくは言えないが、良く言えば余韻のある(謎を残した)、悪く言えば微妙にぼかした奇妙な残滓感が、 どうも作品全体に流れているようでそこがとても気持ち悪い。 なので、最後に爽快感がない。 かといって二人に入れ込めるほどでもない。 視野がくるくる変わるせいか、登場人物の誰にも感情移入できなくて、 結果最後に誰の幸せを祈ればいいのかわからん。 ということで、すごく凝った手のこんだ料理を食べたはいいが、なんだかちっともお腹がふくれなかった感じ。 | ||||
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北川歩実さんの作品は常に医療の裏付けの香りがして、とても骨太で読みやすい。 本作もとにかく、いったい何が真実で誰が誰、生き残ったのは誰で本当の悪は誰? と、はらはらしながら前半を終えた。 後半を一気に読みきって、いや実際面白くはあったのだが・・ なんだろう、この微妙な違和感は? 折原一の倒錯モノのような入り組んだ構成に、ショックはまるで安孫子武丸の殺戮にいたる病レベル。 あれ、でも、なんでこう、納得いかないんだ??? うまくは言えないが、良く言えば余韻のある(謎を残した)、悪く言えば微妙にぼかした奇妙な残滓感が、 どうも作品全体に流れているようでそこがとても気持ち悪い。 なので、最後に爽快感がない。 かといって二人に入れ込めるほどでもない。 視野がくるくる変わるせいか、登場人物の誰にも感情移入できなくて、 結果最後に誰の幸せを祈ればいいのかわからん。 ということで、すごく凝った手のこんだ料理を食べたはいいが、なんだかちっともお腹がふくれなかった感じ。 | ||||
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