透明な一日



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初公開日(参考)1999年08月
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長編小説

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透明な一日 (創元推理文庫)

2005年07月21日 透明な一日 (創元推理文庫)

結婚の承諾を得るため千鶴の実家へ赴いた幸春は、千鶴の父・久信が前向性健忘という記憶障害に陥っていることを知らされる。数日後、幸春の知人が公園で何者かに襲われ命を落とす。当初は強盗事件と思われたものの、悲劇はこれだけでは終わらなかった…。十四年前の放火事件との関係は、そして幸春と千鶴の結婚の行方は?多重どんでん返しの末に明らかになる驚愕と感動の真相。 (「BOOK」データベースより)




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透明な一日の総合評価:6.00/10点レビュー 2件。-ランク


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No.2:
(2pt)

読むの疲れた

前項性健忘症という病気の説明、というかそれにかかった主人公の婚約者の父親の説明がダラダラと語られうんざり。
話の要なんだろうが、くどすぎる。序盤で飽きた。
文章もやはりダラダラと長く、締りがない印象を受けた。どうでもいい説明が多すぎて話がなかなか進まない。イライラした。
忍耐強い人、ズラズラした文章が好きな方にはお薦めです。
透明な一日Amazon書評・レビュー:透明な一日より
4048731718
No.1:
(4pt)

永遠に続く一日とは...

作者の作品を読んだのはデビュー作の「僕を殺した女」以来。アクロバティックなその構想には驚いたものだった。その時から作者の先端科学志向は表れていた。本作でも「前向性健忘症」という症状の助教授が登場する。この病気は、ある時期(本作では交通事故遭遇日)以前の記憶はあるが、それ以降は記憶が1時間と持たないというもの。つまり助教授にとって、事故に遭った以降は記憶が保たれないため、同じ日が毎日繰り返されるというもの。事故に遭ったのは6年前で、その時12才で現在18才の娘も差異が大きいため認識できないでいる。
話は、この助教授一家を含む複数家屋を襲った14年前の連続放火事件と、これに絡んで起きる現代の連続殺人事件の謎を、やはりこの放火で母を無くした青年が追うというもの。青年と助教授の娘は未承認状態の婚約関係にある。デビュー作ほどのアクロバティック性はないものの、特異なトリックを実現させてしまう手腕は評価できる。トリックに不自然さを感じさせないように全篇に渡って伏線を張ってある用意周到さも見逃せない。「前向性健忘症」の助教授が娘に残す最後の手紙も感動を誘う。
欠点を挙げると、デビュー作でも感じた事なのだが、人物造詣が甘く、登場人物が単なる記号のようにしか映らない点であろう。ミステリーは須らくそうした傾向を持つのだが、トリッキーな作風を考えるとスヴィドリガイロフ的性格を登場人物に付与しても良いのではないか。また、「前向性健忘症」という病気をご都合主義的に使っている点が気になった。
作者はデビュー後10年経っても"覆面作家"を貫いている興味ある人物である。また、言語を解する猿を主題にした作品もある程、科学とミステリーの融合を試みている作家でもある。そんな作者のトリッキーな味が楽しめる佳作。
透明な一日Amazon書評・レビュー:透明な一日より
4048731718



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