模造人格
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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ある日目覚めると女になっており、しかも5年の月日が流れていたというトリッキーな作品『僕を殺した女』でデビューした北川歩実氏の3作目が本書。デビュー作同様に「自分探し」、即ち自分の存在意義そのものがミステリという作品になっている。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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良い、で購入したけれどこの商品の状態は可ではないだろうかと思いました。。。 | ||||
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北川歩実さんの作品は常に医療の裏付けの香りがして、とても骨太で読みやすい。 本作もとにかく、いったい何が真実で誰が誰、生き残ったのは誰で本当の悪は誰? と、はらはらしながら前半を終えた。 後半を一気に読みきって、いや実際面白くはあったのだが・・ なんだろう、この微妙な違和感は? 折原一の倒錯モノのような入り組んだ構成に、ショックはまるで安孫子武丸の殺戮にいたる病レベル。 あれ、でも、なんでこう、納得いかないんだ??? うまくは言えないが、良く言えば余韻のある(謎を残した)、悪く言えば微妙にぼかした奇妙な残滓感が、 どうも作品全体に流れているようでそこがとても気持ち悪い。 なので、最後に爽快感がない。 かといって二人に入れ込めるほどでもない。 視野がくるくる変わるせいか、登場人物の誰にも感情移入できなくて、 結果最後に誰の幸せを祈ればいいのかわからん。 ということで、すごく凝った手のこんだ料理を食べたはいいが、なんだかちっともお腹がふくれなかった感じ。 | ||||
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北川歩実さんの作品は常に医療の裏付けの香りがして、とても骨太で読みやすい。 本作もとにかく、いったい何が真実で誰が誰、生き残ったのは誰で本当の悪は誰? と、はらはらしながら前半を終えた。 後半を一気に読みきって、いや実際面白くはあったのだが・・ なんだろう、この微妙な違和感は? 折原一の倒錯モノのような入り組んだ構成に、ショックはまるで安孫子武丸の殺戮にいたる病レベル。 あれ、でも、なんでこう、納得いかないんだ??? うまくは言えないが、良く言えば余韻のある(謎を残した)、悪く言えば微妙にぼかした奇妙な残滓感が、 どうも作品全体に流れているようでそこがとても気持ち悪い。 なので、最後に爽快感がない。 かといって二人に入れ込めるほどでもない。 視野がくるくる変わるせいか、登場人物の誰にも感情移入できなくて、 結果最後に誰の幸せを祈ればいいのかわからん。 ということで、すごく凝った手のこんだ料理を食べたはいいが、なんだかちっともお腹がふくれなかった感じ。 | ||||
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北川歩実さんの作品は常に医療の裏付けの香りがして、とても骨太で読みやすい。 本作もとにかく、いったい何が真実で誰が誰、生き残ったのは誰で本当の悪は誰? と、はらはらしながら前半を終えた。 後半を一気に読みきって、いや実際面白くはあったのだが・・ なんだろう、この微妙な違和感は? 折原一の倒錯モノのような入り組んだ構成に、ショックはまるで安孫子武丸の殺戮にいたる病レベル。 あれ、でも、なんでこう、納得いかないんだ??? うまくは言えないが、良く言えば余韻のある(謎を残した)、悪く言えば微妙にぼかした奇妙な残滓感が、 どうも作品全体に流れているようでそこがとても気持ち悪い。 なので、最後に爽快感がない。 かといって二人に入れ込めるほどでもない。 視野がくるくる変わるせいか、登場人物の誰にも感情移入できなくて、 結果最後に誰の幸せを祈ればいいのかわからん。 ということで、すごく凝った手のこんだ料理を食べたはいいが、なんだかちっともお腹がふくれなかった感じ。 | ||||
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一般的に、人は過去に経験したことやそれに対して感じたことなどから性格が作られてゆく。でも蓄積された記憶全てを否定することになってしまったら?非常に混乱するだろうし、否定された相手を疑いたくなるだろう。ある事件に翻弄される人々。鍵を握っている人物は死んだはずの人間。裏に何かあるという読者の予想を次々に裏切り新たな事実が出てくる作品。それが信頼する人物に起きたものであっても、果たして最後までその人を信じられるか?一見ページの厚さに躊躇しますが、読んでいて止まらなくなる勢いがあります。 | ||||
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