発行日：1996年08月31日

出版社：幻冬舎

ページ数：492P

【あらすじ】

旅行中、突然、母が行方不明になった。途方に暮れる“わたし”の前に現われた三人の男たちは一様に、おまえは偽物だ、四年前に死んだはずだ、猟奇殺人事件で殺された、と言う。ならば“わたし”は誰なのか。それとも彼らが嘘をついているのか。母は、なぜ帰って来ないのか。じわり、しのびよる失われた記憶が蘇る恐怖。そして驚愕の真相。

発行日：1999年10月31日

出版社：幻冬舎

ページ数：601P

【あらすじ】

殺されたのは、わたし。生きているのも、わたし。そして殺したのも、わたし?…突然、母が行方不明になった。途方に暮れる〈わたし〉の前に現れた三人の男は一様に「おまえは偽物だ、四年前の猟奇事件で殺された」と言う。ならば、この記憶は誰のものなのか。巧緻な論理で目眩く、ニューウェーブミステリの傑作。究極のリドル・ストーリー。