(短編集)
もう一人の私
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パソコン通信で知り合った女性が、直接会いたいと言ってきた。30歳の十四郎としてネット上で 彼女と会話をしていたのは、中学生の幹哉だった。幹哉は、自分が通う塾の講師馬島に十四郎として 彼女に会ってくれるよう頼み込むが・・・。「月の輝く夜」を含む9編を収録。 ミステリーの中には、読んでいる途中で先が分かってしまい、読み終えたときに「やっぱり・・。」と いう失望感を味わうものがある。この作品は9つの短編から成る。これだけあれば読んでいてひとつや ふたつ先が分かってしまうものがあってもおかしくないのだが、これがまったくない。どの話にも、 読み手の想像を裏切る意外な結末が用意されている。それは小気味よい裏切られ方で、作者のひねりに おおいに感心させられる。「次はどんな結末が用意されているのか?」最後までワクワクさせられ通し だった。読後も満足感が味わえる、面白い作品だと思う。 | ||||
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やっぱりレビューがないんですな。なぜだろう。 まあミステリーの書き手としてはいまいちなのは認めるが、雰囲気をつくって自分の世界に引っ張り込んでいく力はあると思うのだが。 北川氏の変わらないテーマ、血のつながり、遺伝子操作、記憶の不確かさなど、個人的に大好きなテーマであるから、最後にこけるのは承知の上でプロセスを楽しむ。本書は、記憶が自分のものか、後から刷り込まれたものなかという謎を追う話だが、こういうのって誰にでも覚えがないだろうか。親から何度も聞かされて、覚えているような気になっている記憶もどき。 オチがいま一つな作家なので星五つはあり得ないから、三つでもそれなりにいけると思う。 | ||||
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