真実の絆
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「余命いくばくもない資産家が自分の子供を捜している。」数百億と言われる資産に さまざまな男たち女たちが群がった。巧妙に親子関係を作りあげようとする者。DNA 鑑定をしようとする者。あくまでも真実を追究しようとする者。いろいろな思惑が入り 乱れる中、ついに殺人事件が起こる。資産の行方は?驚愕の結末が待っていた・・・。 裏表紙に書かれたあらすじに惹かれ読んでみることにしたが、内容はとても分かりづらかった。 ストーリー構成や展開の仕方、登場人物ひとりひとりの位置づけやそれぞれの心理描写、 どれも読み手を満足させるまでに到っていない。内容の複雑さをきちんと表現できていないので、 読めば読むほど混乱する。ラストも「それなりの驚愕」という程度だった。発想のユニークさに 筆力が追いつかない・・そんな印象も受ける。読者を置き去りにした自己満足型という感じで、 不満が残る作品だった。 | ||||
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デビュー作以降、アクロバティックな仕掛けで読者を驚かせる覆面作家の作者が、敢えて老資産家の財産争いと言う手垢にまみれた設定で読者に挑む作品。死期が近づいた資産家が、かつて手放した息子捜しを弁護士に頼むという設定で物語が進む。 物語は8章の個別のサブ・ストーリーから成る。各章では財産を狙う登場人物達の醜悪さが描かれるが、章が完全に独立している訳ではなく、登場人物が複数の章に時には別名で登場する。この辺が作者の巧みさで、A章のaはB章の誰に相当するのかパズルのピースを当て嵌める楽しさがある。ただし、この趣向とある登場人物の性癖から事件の真相がおぼろげながら見えて来る。そして、最後に待っている結末は......残念ながら想定内。この程度でアクロバティックな仕掛けと考えているようでは、作者は甘い。また、資産家の動機が非常に希薄な点が結末の落胆度を増している。こんな動機なら、本作のような面倒な事をせずとも、もっと簡潔な方法があった筈だ。 デビュー作から、ミステリ作家にしては科学に強いと言う特徴があり、今になっても完全な覆面作家を通している心意気も私は好きだ。本作は、やや空振りの感があるが、毎作アクロバティックな仕掛けを用意しているのも好ましい。常に次作を期待させる作家。 | ||||
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一人の人物に5人の母親!あまりに複雑な人間関係をモチーフに虚々実々の駆け引きが横溢するあまりに技巧的な作品。途中たびたび話の流れを見失いかけました。最後はかなり強引な結末です。この作者結構このパターンが多いような気がするのですが、よくもまぁこんな複雑な話を放り出さずに書いたものだと感心し、それまでがあまりに複雑であったため、むしろストンと落ち着いた感じになるのが奇妙な感覚です。 | ||||
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裏表紙の解説を見て、興味の持てそうな内容だと思って購入しました。最初は読み進んだいたのですが、章が進むにつれ、場面は展開し、登場人物は増え、また前出てきた人に戻り・・・と、全ての人が1点に関わっているという事は分かるのですが、人物関係がややこしすぎて、私の頭ではきれいに理解できませんでした。最初の頃はページを戻って見直していたのですが、だんだんとそれも面倒くさくなり、最終的には「多分こうだった」という曖昧な記憶でなんとか読み終わりました。 | ||||
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短編連作の形式で、親子を探し続ける。一つの話が終わる度にどんでん返しが繰り返され、誰が親で誰が子供なのかわからなくなる。いったい何が真実なのか?めまいを伴う感覚で一気に読み終わった。これはめくるめく親子鑑定ミステリー。 | ||||
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