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(短編集)
狐火の家
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狐火の家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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青砥さんのイメージが崩れた短編集。 ソースは分かりませんが、硝子のハンマーで使用されなかったトリックのストックを活かすため、短編作製された経緯あるようですね。そのためか、トリックだけよく練られた浅いストーリーが多いです。 硝子のハンマーを見て、その続きを期待して読むのはやめた方が良いと思います。自分は期待値高く、今作を読んだので見事に撃沈しました。 何よりも嫌気がさすくらい、青砥弁護士のキャラに下方修正がかかっています。 一作目の青砥さんは、ドンピシャな推理こそできないものの、賢明に依頼人の嫌疑を晴らそうと奔走する良い弁護士さんであり、榎本さんに気付きを与えるポジションだったと思うのですが、短編における彼女はアホな推理を披露して話を間延びさせるだけの人になってしまいました。 あとは美貌の弁護士と自負するくだりがあまりにも多くてくどいと思います。もういいよ…ってなる。 前作の理知的な青砥さんを返して欲しいです。 一番気になるのは、青砥さんにしろハゲコウさんにしろ、自分から榎本さんにヘルプを求めた癖に、終始イライラして怒って、彼のやることなす事全部にケチをつけて何なんだろうこの人たち…って思います。 榎本の語り一辺倒になるのを防ぐための合いの手役なのだと思いますが、あまりにも一々突っかかってくるので、もーうるさい黙って推理聞いてろよと言いたくなりました(笑) 貴志祐介さんの長編は文章が読みやすく、話そのものが面白いのでどんどん読み進められるのですが、防犯探偵シリーズの短編は先に続くであろう冗長なやり取りを思って、ページを繰るのが億劫になります。 書ききれなかったトリックを防犯探偵の続編としてなあなあに消費するのではなく、別のストーリーでもっと大事に書き上げて欲しかったです。 | ||||
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防犯探偵・榎本の第二弾。 硝子のハンマーの続編ということで、期待して読んだが期待外れ。 密室殺人の謎を防犯コンサルタント(手練れの泥棒)が解くというプロットは変わらず。ただ短編なので人物描写が浅く、特にもう一人の主人公である女性弁護士の人物に魅力が感じられない。 好きな作家だけに自作に期待。 | ||||
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長野県の旧家で、中学3年の長女が殺害されるという事件が発生。突き飛ばされて柱に頭をぶつけ、脳内出血を起こしたのが死因と思われた。現場は、築100年は経つ古い日本家屋。玄関は内側から鍵がかけられ、完全な密室状態。第一発見者の父が容疑者となるが……(「狐火の家」)。表題作ほか計4編を収録。防犯コンサルタント(本職は泥棒?)榎本と、美人弁護士・純子のコンビが究極の密室トリックに挑む、防犯探偵シリーズ、第2弾! | ||||
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貴志さんの本を読むのは、これで7作目だが、過去に読んだ6作品はどれもがすばらしく、私にとっては10割打者であったが、初めて、読んでも読まなくてもどちらでも良かったと感じた作品。 「狐火の家」と「黒い牙」は、どちらも真相が拍子抜け。 「盤端の迷宮」は将棋の棋士の発想が随所に盛り込まれており、コンピューターやITの出現に関する問題提起もあり、この作品集の中では一番面白いと感じた。ドアチェーンがかけられていた理由は、ちょっと苦しくもあるが、この作品らしい真相。 「犬のみぞ知る」は筒井康隆作品に出てくるような登場人物たちによるドタバタ劇だが、たった一つの事項の気付きによって、真相が指摘されているのが面白い。 | ||||
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話の内容やキャラ、トリックなどは微妙です。 けど、文体だけはやはり貴志祐介。 他の作家には出せない読みやすさがあります。 が、貴志祐介の本と思って読むとがっかりするのでしょうね。 残念ながらキャラが立ってないのが一番の原因かも。 貴志祐介の本はキャラやストーリーに引き込まれ とびっきりの恐怖やドキドキ感を味わうのがファンの期待するところだと思います。 が、残念ながらそのストーリーやキャラがいまいちなため読みやすいだけに尽きます。 正直、2000年以降の現代に密室殺人は流行らない気が…。 それでも面白けりゃいいんですが、主人公二人の魅力がなくて…。 そんなわけで暇つぶしにさらっと読んでいます。 そういう気持ちで読めばあんまりガッカリはしません。 ファンなら一応買っても…という本ですね。 | ||||
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貴志祐介の作品にしてはちょっと軽かった。悪の経典のイメージが強すぎたのかも | ||||
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「黒い家」を読み,期待して購入しましたが,その点ではいまいちでした. 「硝子のハンマー」は未読ですが,この短編集を読んでしまうと購入意欲が湧きません. キャラクターの設定が面白みにかけ,ちょっとのめりこむことができませんでした. 正統派な感じはしますが,個人的にはのっぺりとした印象です. 江戸川乱歩,横溝正史にはじまり,綾辻行人,京極夏彦を好んで読んできた私にはあいませんでした. ただし,「黒い家」で感じられた,迫力のある描写は随所にみられます. この振幅の大きさが貴志さんの魅力なんだと思います. | ||||
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「黒い家」「青の炎」など著者の作品は、 読み始めたら、怖さに引きずり込まれるようなタイプが多く 個人的にはそういう作品を期待して読んだが 今回の短編はどれもそういう感覚が一切感じられなかった。 期待はずれだった。 | ||||
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「硝子のハンマー」読む前に読んでしまいました。 てっきりタイトルを見て得意のホラーだと思ったら、密室ミステリー連作 短編集だったのですね。 ミステリーは大好きなので一向に構わないのですが、貴志祐介がユーモアも 交えた小説を書いているというのは驚きでした。(2話目、4話目) 個人的にはホラー感も混ざった表題作の1話目が良かったです。 4話目は余計かなと。 | ||||
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星三つ、 三つ目の話が1番たのしめました。 | ||||
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星三つ、 三つ目の話が1番たのしめました。 | ||||
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探偵にセキュリティ専門家、そして解く謎は密室っていうシチュレーションは実に魅力的。 本格好きにはたまらない。 けど他の作品でもそうであるが、探偵役のキャラがイマイチ。容姿とかしゃべり方とか推理方法とかで何か印象に残らない。あとひとひねりすれば、東野圭吾作品のガリレオの湯川教授みたいな名登場人物になれたのに、ちょっと惜しいです。 あと一部の作品に針と糸の密室のようなものがあり、ちょっと興ざめ。短編なのでいいけどね。 | ||||
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探偵にセキュリティ専門家、そして解く謎は密室っていうシチュレーションは実に魅力的。 本格好きにはたまらない。 けど他の作品でもそうであるが、探偵役のキャラがイマイチ。容姿とかしゃべり方とか推理方法とかで何か印象に残らない。あとひとひねりすれば、東野圭吾作品のガリレオの湯川教授みたいな名登場人物になれたのに、ちょっと惜しいです。 あと一部の作品に針と糸の密室のようなものがあり、ちょっと興ざめ。短編なのでいいけどね。 | ||||
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入念な下調べとこだわりのプロットで進む長編に対し、本書は一つのアイディアでさくっと作り上げられた短編集です。 それぞれ、ライトな読み応えで、前3つの話はなかなか面白かったです。 が、最後「Dog Knows」は・・・・。 これはいいんですか? みなさんはどう思ったでしょう。 容疑者である、劇団員達の考え方や行動が気持ち悪い。 貴志さんの大ファンなので、こんな雑な作品はいれないで欲しかったなぁと思いました。 | ||||
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入念な下調べとこだわりのプロットで進む長編に対し、本書は一つのアイディアでさくっと作り上げられた短編集です。 それぞれ、ライトな読み応えで、前3つの話はなかなか面白かったです。 が、最後「Dog Knows」は・・・・。 これはいいんですか? みなさんはどう思ったでしょう。 容疑者である、劇団員達の考え方や行動が気持ち悪い。 貴志さんの大ファンなので、こんな雑な作品はいれないで欲しかったなぁと思いました。 | ||||
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貴志祐介と言えば「黒い家」の作者だ。 その貴志祐介の本だからこっちも相当怖いのだろうと思ったら拍子抜けというか、4編の短編集で、すべて「密室殺人事件」を美人弁護士と元プロの泥棒で今はセキュリティの仕事をしている男が解決するというストーリー。 4編ともそれなりにしっかりとした推理小説になっていて、まあ読む分には退屈しないが、あの「黒い家」の作者なわけだから、もう少し何とかならんものか…と期待してしまう。それくらい「黒い家」はインパクトがあった。 →皆さん、黒い家を読んだ事がない人は絶対に読んだ方が良いです。多分あれが日本で一番怖い本だと思います。逆にあの本を読んだ上でもっと怖い小説があるというなら教えて欲しい。 何かテレビの2時間ドラマとかにぴったりの設定になっている。作者もそれを狙ったのだろうか? 読み終わって作者の紹介を読んでいたら、この作者は「ISOLA」も書いていることがわかった。あれも怖かった気がするがどんな内容か忘れてしまった(笑)。 | ||||
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貴志祐介と言えば「黒い家」の作者だ。 その貴志祐介の本だからこっちも相当怖いのだろうと思ったら拍子抜けというか、4編の短編集で、すべて「密室殺人事件」を美人弁護士と元プロの泥棒で今はセキュリティの仕事をしている男が解決するというストーリー。4編ともそれなりにしっかりとした推理小説になっていて、まあ読む分には退屈しないが、あの「黒い家」の作者なわけだから、もう少し何とかならんものか…と期待してしまう。それくらい「黒い家」はインパクトがあった。 →皆さん、黒い家を読んだ事がない人は絶対に読んだ方が良いです。多分あれが日本で一番怖い本だと思います。逆にあの本を読んだ上でもっと怖い小説があるというなら教えて欲しい。 何かテレビの2時間ドラマとかにぴったりの設定になっている。作者もそれを狙ったのだろうか? 読み終わって作者の紹介を読んでいたら、この作者は「ISOLA」も書いていることがわかった。あれも怖かった気がするがどんな内容か忘れてしまった(笑)。 | ||||
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この著者の作品は初めてでしたが、ミステリーはもともと好きでしたし、「弁護士&「本職は泥棒?」という防犯探偵」の組み合わせが面白そうだったので読んでみました。 4つの短編は主に「密室」が絡んでくるものばかりですが、単に「密室のトリックを暴く」だけでなく、「なぜ密室にする必要があったのか」などが、さらに踏み込んで別の角度から描かれている所は面白いと思いました。 また、短編によって、「弁護士:純子」の視点で描かれていたり、「防犯探偵:榎本」の視点で描かれている点も、同じシリーズでも変化があっていいと思います。 しかし残念ですが、4つの短編、揃いも揃って、結末より大分前に犯人の検討がついてしまうんですね。 最後の最後でのいい意味での裏切りを期待して、最後まで読んだのですが、どの作品にもなかったです。 「ではその犯人はどうやって殺したのか」というトリックの所では、盲点をつかれた部分もありましたが、その前に犯人の検討がついていますので、サプライズ感は正直、半減しました。 | ||||
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この著者の作品は初めてでしたが、ミステリーはもともと好きでしたし、「弁護士&「本職は泥棒?」という防犯探偵」の組み合わせが面白そうだったので読んでみました。 4つの短編は主に「密室」が絡んでくるものばかりですが、単に「密室のトリックを暴く」だけでなく、「なぜ密室にする必要があったのか」などが、さらに踏み込んで別の角度から描かれている所は面白いと思いました。 また、短編によって、「弁護士:純子」の視点で描かれていたり、「防犯探偵:榎本」の視点で描かれている点も、同じシリーズでも変化があっていいと思います。 しかし残念ですが、4つの短編、揃いも揃って、結末より大分前に犯人の検討がついてしまうんですね。 最後の最後でのいい意味での裏切りを期待して、最後まで読んだのですが、どの作品にもなかったです。 「ではその犯人はどうやって殺したのか」というトリックの所では、盲点をつかれた部分もありましたが、その前に犯人の検討がついていますので、サプライズ感は正直、半減しました。 | ||||
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ミステリーの醍醐味は謎解きとそれを暴く探偵役であろうか。 本作の主人公は女性弁護士と防犯ショップの店長と あまり釣り合いそうも無い二人をおいている。 その二人が解き明かすのは「密室」。 重厚感こそないのだが、 手軽に楽しめる作品に仕上がっている。 | ||||
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