新世界より

評判

新世界よりの評価:

3.97/5点 レビュー 506件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全708件 601〜620 31/36ページ
No.108
(4pt)

怖い本

先が気になり、徹夜で読んでしまった。前半はやや説明が長く、我慢が必要だったが、後半はピンチに次ぐピンチの連続でハラハラさせられた。どんなピンチもギリギリのところで切り抜けていく貴志祐介さんの作品特有の「あの感じ」が強烈で、切のいいところで止めるつもりがノンストップで読んでしまった。そして、読み終わったときにはものすごい達成感があった。また、この作品には教育や社会不適合者などについての問題提起みたいなものも含まれており、筆者はまさにカナリアだと思った。
新世界より (講談社ノベルス キJ-) (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 新世界より (講談社ノベルス キJ-) (講談社ノベルズ)より
4061826603
No.107
(5pt)

最高傑作

貴志裕輔の最高傑作だと思います。スティーブンキングのIT
やstandにも通じる作品です。ただ14歳の中学生にあれだけの判断力、
知性、体力があるかといわれるとちょっと設定に難があるかな?とは思いましたが・・・。
新世界より (講談社ノベルス キJ-) (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 新世界より (講談社ノベルス キJ-) (講談社ノベルズ)より
4061826603
No.106
(5pt)

余計なものが一切ない

1000年後の日本。生態系は一変され、人々は呪力を持っていた。
そして、人はやはり傲慢だった。
上下巻合わせて1000ページ超が、本当にあっという間だった。余計なものが一切ない。
ディテールの描写がすごい。一つ一つのセリフが忘れられない。
設定もしっかり練られている。読んでいて本当にワクワクした。
物語の結末はなかば予想通りだったが、ガツンと来た。
設定から薄っぺらなSF小説を想像していたが、そんなことまるでなかった。
テーマが、メッセージ性が、しっかりある。
貴志さんの作品はこれが初めてだったので、他のも読み漁ろうと思います。
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.105
(4pt)

著者特有の要素がてんこ盛りで楽しめるのだが・・・

突拍子もない設定を書中では当然の日常とし、サバイバル要素をふんだんに盛り込んだ著者特有の作風は相変わらずです。読んでいる最中はその世界に引き込まれ夢中になって読んでしまいます。ただ、そのなかに入り込んで読んでいる間は登場人物に感情移入できるのですが、読み終わると何も残らないというかああ読み終わったなという感じだけでメッセージのようなものが伝わってきません。これは『クリムゾンの迷宮』でも『黒い家』でも同じでした。なんといえばいいのか、この著者の作品はテレビゲームのような面白さですね。クリムゾン〜は皮肉にもゲームブックがキーになっていましたが・・・。それが悪いということはないんだけど個人的には後まで心に残る★5つということにまではなりません。でも娯楽作品として十分楽しめます。最初はハリーポッターかというような場面があれば今度はスターウォーズ(ジェダイの復讐)を連想してしまったり最後のほうは帝都大戦やゲド戦記かというようなSFまたはファンタジー要素満載です。モニターではなく、自身の脳内で非日常の世界を描いてゲームのような感覚を楽しみたい方にはオススメです。
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.104
(3pt)

うつ…そして長すぎ

この作者の小説は面白いけれど、語り手にあたる人物がいつもウツ気味で読んでいてしんどい。今回は分量が尋常ではないので、さらに人を選ぶ。更年期を控えた女性が子供のころを回想するという形式なのだが、冒頭で人は自分に都合よく記憶を改竄するとことわってあり、この小説が陰惨なのも語り手がウツのせいか判然としない。この小説ではウツではない人間は例外なくアホということらしい。。
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.103
(5pt)

ホラー

上巻では子供達の冒険物語で油断していましたが、
下巻は迫りくる恐怖満載で大変面白かったです。
多くのへんてこな生き物が登場し、世界観もよくできた一冊だと思います。
特に、奇狼丸や野狐丸たちの姿を想像しながら読むのが楽しかったです。
彼らはどんな姿だったのでしょう。
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.102
(5pt)

この国の未来の物語は学園から

 利根川、桜川、霞ヶ浦、神栖町というような実在の地名が登場して、最初は現代の話かと思わせますが、読み進むにつれて、だいぶ未来の話だとわかりました。それも、激動の千年を経た末の、極端に人口の少なくなった未来社会の…
 また、多くの仏教用語が飛び交い、僧形の人物も登場しますが、真実を覆い隠すオブラートのようなものであろうと推測されます。上巻では真実の一端が、ミノシロモドキという、つまるところ一種のインターフェースのようなものを介して語られます。ここで俄然読者は興味をひかれると思います。
 主人公は小学校から中学校に上がる時期の少女と少年たちで、学校を舞台にする場面が多く、「学園物語」といえなくはありません。しかしそれはあくまで基点としての場であり、いずれ常総地域だけにとどまらない壮大な舞台が用意されているであろうことを予感させます。
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.101
(4pt)

SF読まない人にもお勧め

元々SFはあまり読まないのですが、大賞受賞作くらい読むか、という気持ちで、
大して期待せずに読みました。
もう呪力とか、バケネズミとか、わけ分からん設定が出てくるにしたがって読む気持ちが折れそうになる。
しかし、頑張って読み進めていったら、4人の冒険辺りから離れがたくなっていた。
設定というか、状況を説明する為に多くの紙面を割いているため、ページ数は多いのですが、
これくら緻密に書いてくれないとイメージが湧かないし、説得力もないので、無駄はない。
ラストの「お前は何者だ」という質問に対する野弧丸の「人間だ」の回答とその意味。とてもショッキングでした。
後半からは戦いのシーンが多いので、男性向けだと思います。
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.100
(5pt)

美しい世界

劣等を排除する美しい完成された社会体制に感銘を覚えました。我々もこの概念を社会に早急に取り入れ社会に害悪を成す人物や足を引っ張る存在を排除するシステムを作るべきでしょう。話中の奴隷王朝の話も大変心踊る内容で是非あのあたりで小説を書いて欲しいなぁと思いました。作中で最高の知性を誇る救国の英雄も既存の権力体制の前には最終的には一敗地にまみれるというのも正しい世界を明示しており安心して読めました。呪力という一見万能な力でも生来植え付けられた無意味な規制で生かしきれないことがあるというのも我々の現状に置き換えられる部分が多々あるのではないかと思いました。総合的に非常に面白い小説だと思います。強いて言うなら導入部がやや退屈な印象を与えるかもしれませんが話に深みを与える為に必要だったと僕は思います。
新世界より (講談社ノベルス キJ-) (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 新世界より (講談社ノベルス キJ-) (講談社ノベルズ)より
4061826603
No.99
(5pt)

エンターテイメントにおける最高傑作の一つ!

約1000ページと手に取った時、本のボリュームに圧倒されそうになったが、
読み進めてクライマックスが近づくにつれ、物語の終わりに名残惜しさを感じた。
結論から言ってめちゃくちゃ面白い。100点満点以上!
ラストあたりは何度も鳥肌が立った。
世界観は、ハリー・ポッターやAKIRAに近いイメージである。
貴志祐介のファンでなくとも、万人に薦めたい。
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.98
(5pt)

エンターテイメントにおける最高傑作の一つ!

約1000ページと手に取った時、本のボリュームに圧倒されそうになったが、
読み進めてクライマックスが近づくにつれ、物語の終わりに名残惜しさを感じた。
結論から言ってめちゃくちゃ面白い。100点満点以上!
ラストあたりは何度も鳥肌が立った。
世界観は、ハリー・ポッターやAKIRAに近いイメージである。
貴志祐介のファンでなくとも、万人に薦めたい。
新世界より (講談社ノベルス キJ-) (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 新世界より (講談社ノベルス キJ-) (講談社ノベルズ)より
4061826603
No.97
(5pt)

ハラハラする展開の中にうっすら残る、恐ろしさ

(上巻の感想です。)
世界には、決して超えてはいけないという結界があり、しめ縄が張り巡らされている・・・・・
一人前になるべく、学校に通ってひたすら呪力の修練に励む少女たちは、
校外学習でその結界を越えてしまった日から、少女たちの運命は大きく変わってゆきます。
上巻は主にこの世界観とできごとを楽しむ感じです。一見、今の社会とそう変わらないように見えて、
読むうちに「あれ、どうしてここでそうなるの?」という小さい疑問の足跡が少しずつついていき、
それが少しずつ彼らの世界をとらえるヒントとなるので興味深いです。
出てくる生物はどれも不思議すぎて、無限大に自由に想像できるのが楽しいです。
でも実は、根底に強いメッセージを含んだ怖い物語のような気配がどんどん漂ってきます。
ドヴォルザークの「新世界より」が毎日、夕方に街中でかかるあたりは、いまの世界と同じなのに
どこかうっすらとあやしげな恐ろしさが感じられました。
結界で守られた、一見平和でしあわせな日々。一歩外へ出てしまうと・・・・。
何もしらない子供、すべてを隠そうとする大人。
本当の世界を知ることがしあわせなのか、知らないまま一生を終えるのがしあわせなのか。
後半、現代の私たちにもつながるような何かテーマが待っていると思われ、楽しみです。
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.96
(5pt)

ダークすぎる落ちに…!

平和な上巻の日常に蓄積されたものが、一気に燃え上がったって感じですね。 ラストの決着でようやく終わったと思いきや…人でなくなった彼らの行く先はどうなるんでしょうか。
新世界より(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新世界より(下) (講談社文庫)より
4062768550
No.95
(5pt)

ダークすぎる落ちに…!

平和な上巻の日常に蓄積されたものが、一気に燃え上がったって感じですね。 ラストの決着でようやく終わったと思いきや…人でなくなった彼らの行く先はどうなるんでしょうか。
新世界より 下 Amazon書評・レビュー: 新世界より 下より
4062143240
No.94
(5pt)

面白いなあ…

好みは別れると思いますけど、本格派の人も、初心者の人も楽しめる作品だと思います。読み始めたときはファンタジーよりなのかな、って思いましたけど終盤ではえらくダークに変貌します。後編はさらにその度合いが進むので、お楽しみに!
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.93
(5pt)

素晴らしく裏切られた

図書館でたまたま手に取った筆者の前作「クリムゾンの迷宮」。
何度も借り、とうとう愛蔵書に加わえました。
「きしゆうすけ」という名前に惹かれ予備知識もなく購入したこの本には
最初がっかりさせられました。
「未来の世界」「超能力」「SFチック」
どれも自分の苦手とする分野で、この分野でよい作品に出会った事がありません。
何故ならこの分野は読み手の能力や想像力が問われるため、テレビドラマで育った私には手に余る世界観だったからです。
でも折角買ったんだから…と読み始めたら止まらない。
脳裏に浮かぶ、世界、キャラクター、シーン。
筆者の世界を冒涜しかねないので細かい説明は致しません。
トレンディドラマ世代でも充分に引き込まれるだけの作品です。
昨今、マンガのドラマ化がとても多いですが、こういう作品を映像化せずにどうする!と、メディアに問いたくなるほどの秀作です。
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.92
(3pt)

う〜〜〜む

 確かに、大好きな『ISOLA』『黒い家』『クリムゾンの迷宮』『天使の囀り』を髣髴とさせます。違和感を覚え出した『青い炎』以降の作品よりははるかに楽しめました。ただ、逆に言うと前掲の四作品の部分部分を寄せ集めた感じがなくもない。「集大成」といえば聞こえはいいけれど、どこか逆戻りの感があって、全く新境地を開いたという印象ではない。『ISOLA』から始まる一連の作品は、どれも毎回全く違う趣向で、なおかつ完全に貴市ワールドで、読むたびに感涙にむせんでいましたけれど、今回のは「ああ、あれか……」と思わせる場面が少なからず登場しました。嫌ではなかったけれど、でも、再読はしないかな……、といった感じです。(ちなみに前掲四作品の再読回数数知れず)。
 もともとファンタジーが大の苦手で、『ゲド戦記』も『指輪物語』も『ナルニア国物語』もすべてリタイアしてきました。貴市作品は架空の物語でありながら、それが現実世界と隣接しており、その皮膜一枚のリアルな感覚が大好きだったのですが、今回の作品はいかんせん、現実世界との距離がありすぎて、私の乏しい想像力ではついていけない部分がありました。作品そのものの問題というよりは、単に相性の問題なのかもしれません。徹底的に空想で世界を構築するには並々ならぬ力量が必要なのでしょうが、現実の重さのほうに惹かれる私には合わない作品だったのでしょう。『ゲド戦記』並みの名作なのかもしれない(と言っても読了はしていない。評判だけ)と思うと、それを楽しみきれなかったわが身の不甲斐なさが情けなくも感じられます。
 さらにもう一つ、ネタバレになるので詳しいことはいえませんが、テーマが複数になっているのが残念に思えました。そのせいで、一つのテーマの重大性が薄まってしまったように思います。それぞれすごく重く、考えさせるテーマなので、絞ったほうがよかったのでは?
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.91
(5pt)

おなかいっぱいだ

 いったい、どれだけの引き出しを持っているんだい
 貴志作品で一番たのしめたよ 読み終わるのがもったいないくらい
 しかし、少しグロすぎるかもね 貴志テイストにSF要素全開がいいのだが 
 上巻の部分に当たる方が私はすきだよ 瞬君のキャラがよかったよ あの場面は泣いた
新世界より (講談社ノベルス キJ-) (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 新世界より (講談社ノベルス キJ-) (講談社ノベルズ)より
4061826603
No.90
(5pt)

貴志ワールド全開。これはすごい。

ページをめくる手が止まらない!
子どもみたいにドキドキわくわくする!
そんな本でした。
もともと貴志さんが好きで、作品もけっこう読んでいるのですが、文句なしに貴志ランキング一位に躍り出ました(それまでは青の炎)。
「このミス」で評価が高かったのは知っていたので文庫化するのをずっと待っていました。
やっと店頭に並んだー!と思いきや新書サイズ、こんな分厚いのに1冊、二段組み、ださいフォント、とパッと見はかなりがっかり…。
でもそれを補って余りある内容です。
内容はファンタジーっぽいのですが、謎が謎を呼び、ラストには…というところはまさに貴志ワールド。
なんでこのジャンルで「このミス?」と最初感じましたが、読み終わってみれば構成はまさにミステリでした。
これ以上詳しくは書きたくないです。
読んで確かめてほしいです。
新世界より (講談社ノベルス キJ-) (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 新世界より (講談社ノベルス キJ-) (講談社ノベルズ)より
4061826603
No.89
(4pt)

今読むのであればハイコストパフォーマンス

 さて、どんなレビューを書きましょうか。1000頁超の長編は普通に読みますが、貴志祐介氏の作品は初めてです。無駄に長い感はありませんが、上巻と下巻のギャップが大きい印象がありました。世界観は共通していますが、上巻と下巻では語り手の年齢が違いますので語り手が変わった印象を受けました。上巻では筒井康隆の青春ジョブナイル風なテイストが強く、ジラされ感が強いのですが、少し我慢して後半に突入すると物語が急加速します。上巻にあたる前半は下巻への前フリでしかないことに気づかされます。
 本作品の主人公は千年後呪力を有した人間ではなく、バケネズミとミノシロモドキであることに気がつきます。バケネズミが何を象徴しているのかを語るのはネタバレになる危険性があるので触れませんが、語り手を代表する人間は本作品の触媒に過ぎません。その意味で上巻は人間主体なのでストレスが溜まることが評価の分かれるところなのでしょう。
 本作品の評価は読了してからして下さい。そこで判断が分かれるのはしょうがないでしょう。長編に浸りながら世界観をお楽しむつもりで読めば期待を裏切る事はないでしょう。廉価バージョンの登場はその意味で本作品の敷居を低くしたのではないでしょうか。
新世界より (講談社ノベルス キJ-) (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 新世界より (講談社ノベルス キJ-) (講談社ノベルズ)より
4061826603