新世界より

評判

新世界よりの評価:

3.97/5点 レビュー 506件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全708件 421〜440 22/36ページ
No.288
(1pt)

期待していただけにガッカリです。

期待していただけにすごくガッカリしました。
元々小説でフォント変えや記号があるものが苦手なんですが、その両方だったものだからうんざりでした。
出来れば、そういうのは地の文で描写して欲しいです。プロなんですし。
他の方も書かれてますが、ストーリーも途中で読めてしまい、まさか違うよなぁ……と読み進めたら予想通りで本当にガッカリしました。
主人公の言動も全く共感出来ないし、この小説の魅力が私には分かりませんでした。
こんなに魅力を感じない主人公も珍しいと思います。
設定は面白いので、出来ればもう少し上手く料理して欲しかったですね。
新世界より(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.287
(1pt)

期待していただけにガッカリです。

期待していただけにすごくガッカリしました。
元々小説でフォント変えや記号があるものが苦手なんですが、その両方だったものだからうんざりでした。
出来れば、そういうのは地の文で描写して欲しいです。プロなんですし。
他の方も書かれてますが、ストーリーも途中で読めてしまい、まさか違うよなぁ……と読み進めたら予想通りで本当にガッカリしました。
主人公の言動も全く共感出来ないし、この小説の魅力が私には分かりませんでした。
こんなに魅力を感じない主人公も珍しいと思います。
設定は面白いので、出来ればもう少し上手く料理して欲しかったですね。
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.286
(4pt)

科学の寓意としての呪力

とても緻密で壮大に構築された世界。正面きって大風呂敷を広げるような作品が
なかなかなくて、日常系?へこじんまりとまとまりぎみな昨今、
久しぶりにかっちりした建築をみたきがしました。

全くの異世界ではなく現在と連続しつつ断絶している1000年後の世界。
新世界の人々の意識や習俗の設定がたくみ。残滓のように引き継がれている現在
性と作者の空想になる新世界性が絶妙に配分されている。
異世界なのに平気で現在と同じ感受性の登場人物がでてくるその辺りのものとは
ことなり、きちんと意識的に現在と地続きの部分とそうでない部分を設計して
し、書き分けています。すばらです。

個性的な生物層や進化への視点、性に関する意識、民俗学的な空間分節の設定や
集合的無意識や影としての悪鬼/業魔にみる狂気の分節など、いろんな知見が
てんこ盛りだけど、とても実験的で野心的な世界設計で、主役は実はこの世界
設定そのものだといえる。
この設定のなかに住まう登場人物たちは、あたかもこの設定の上をころがるかの
ように動きうごかされていく。まさに作者そのものが明確に神であることを意識して
創作された作品。いわば千年後を仮の設定に構築した著者の「宇宙論」といって
いいでしょう。言葉の本来の意味で哲学的(形而上学的)な作品といえます。

著者の空想した生物たちはなんだかあのカンブリア紀の生物達を連想させるほど
ユニークなものばかり。博物学、そうファーブル昆虫記の趣さえある。
エピソードや意匠はライトノベルだけど、呪力に対してのバケネズミの畏怖は
まさに科学と錬金術が混交していた中世をイメージさせさえする。
寓意にみちた物語でカミュの「ペスト」を思い出しました。
新世界より(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.285
(4pt)

科学の寓意としての呪力

とても緻密で壮大に構築された世界。正面きって大風呂敷を広げるような作品が
なかなかなくて、日常系?へこじんまりとまとまりぎみな昨今、
久しぶりにかっちりした建築をみたきがしました。

全くの異世界ではなく現在と連続しつつ断絶している1000年後の世界。
新世界の人々の意識や習俗の設定がたくみ。残滓のように引き継がれている現在
性と作者の空想になる新世界性が絶妙に配分されている。
異世界なのに平気で現在と同じ感受性の登場人物がでてくるその辺りのものとは
ことなり、きちんと意識的に現在と地続きの部分とそうでない部分を設計して
し、書き分けています。すばらです。

個性的な生物層や進化への視点、性に関する意識、民俗学的な空間分節の設定や
集合的無意識や影としての悪鬼/業魔にみる狂気の分節など、いろんな知見が
てんこ盛りだけど、とても実験的で野心的な世界設計で、主役は実はこの世界
設定そのものだといえる。
この設定のなかに住まう登場人物たちは、あたかもこの設定の上をころがるかの
ように動きうごかされていく。まさに作者そのものが明確に神であることを意識して
創作された作品。いわば千年後を仮の設定に構築した著者の「宇宙論」といって
いいでしょう。言葉の本来の意味で哲学的(形而上学的)な作品といえます。

著者の空想した生物たちはなんだかあのカンブリア紀の生物達を連想させるほど
ユニークなものばかり。博物学、そうファーブル昆虫記の趣さえある。
エピソードや意匠はライトノベルだけど、呪力に対してのバケネズミの畏怖は
まさに科学と錬金術が混交していた中世をイメージさせさえする。
寓意にみちた物語でカミュの「ペスト」を思い出しました。
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.284
(1pt)

久々に本当の時間の無駄

上巻だけで評価するのはいかがかと思い、上下両方とも読み終えました。なので作品を通した感想としてみていただければ、と。

 内容は、薄い。
 何故こんなに分厚くしたんだ、っていいたいぐらい薄い。
 回想として物語を始める手法は別に構わない。
 だとしても、毎度毎度話の切れ目に『思えば〜〜〜〜であった』的な回想文が読者をストーリーに立ち入らせない。また、ムダに細かく村の描写とかしてるけど、動的な描写がなく、生命感が皆無。
 話自体もムダに長く。正直はじめと最後を読めば物語は分かる。間は要らないぐらい、意味がない。
 設定はチャチなライトノベル程度。いや、むしろ劣っているかもしれない。物を操るのと、火を生じさせる。この二つって全く違うのに、なぜ呪力って言葉ですべて済ますのか。
 展開もひどく、強引(というか、矛盾生じまくり)に進めていくので読んでいて腹がたちます。

 小説と設定資料集が一つになっている、と思えばいいでしょう。ただし、相当な駄作ですが。

 今まで読んだ中ではぶっちぎりで最下位。読むだけ時間と金の無駄です。
新世界より(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.283
(1pt)

久々に本当の時間の無駄

上巻だけで評価するのはいかがかと思い、上下両方とも読み終えました。なので作品を通した感想としてみていただければ、と。

 内容は、薄い。
 何故こんなに分厚くしたんだ、っていいたいぐらい薄い。
 回想として物語を始める手法は別に構わない。
 だとしても、毎度毎度話の切れ目に『思えば〜〜〜〜であった』的な回想文が読者をストーリーに立ち入らせない。また、ムダに細かく村の描写とかしてるけど、動的な描写がなく、生命感が皆無。
 話自体もムダに長く。正直はじめと最後を読めば物語は分かる。間は要らないぐらい、意味がない。
 設定はチャチなライトノベル程度。いや、むしろ劣っているかもしれない。物を操るのと、火を生じさせる。この二つって全く違うのに、なぜ呪力って言葉ですべて済ますのか。
 展開もひどく、強引(というか、矛盾生じまくり)に進めていくので読んでいて腹がたちます。

 小説と設定資料集が一つになっている、と思えばいいでしょう。ただし、相当な駄作ですが。

 今まで読んだ中ではぶっちぎりで最下位。読むだけ時間と金の無駄です。
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.282
(5pt)

気持ち悪い…けど読んでしまうんです。

一言で言うとダークファンタジー。でも現代の色々な問題について考えさせられる小説でした。倫理や差別、遺伝子操作、性的問題…。描写もけっこう生々しかったし、バケネズミの醜悪さが人間のそれを表現しているようで、少し気持ち悪かったです。主人公達が、酷い現実を突きつけられながらも、悲しくも逞しく成長していく姿に勇気をもらえます。取っ付きにくい方はアニメから入った方がいいと思います。アニメの方も小気味悪く表現してあって小説に負けず良い感じなので、今後どのように映像化されていくのか楽しみです(^-^)
新世界より(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新世界より(下) (講談社文庫)より
4062768550
No.281
(5pt)

気持ち悪い…けど読んでしまうんです。

一言で言うとダークファンタジー。でも現代の色々な問題について考えさせられる小説でした。倫理や差別、遺伝子操作、性的問題…。描写もけっこう生々しかったし、バケネズミの醜悪さが人間のそれを表現しているようで、少し気持ち悪かったです。主人公達が、酷い現実を突きつけられながらも、悲しくも逞しく成長していく姿に勇気をもらえます。取っ付きにくい方はアニメから入った方がいいと思います。アニメの方も小気味悪く表現してあって小説に負けず良い感じなので、今後どのように映像化されていくのか楽しみです(^-^)
新世界より 下 Amazon書評・レビュー: 新世界より 下より
4062143240
No.280
(4pt)

和風ハリーポッター

アニメで知りました。

けっこうボリュームありました。

百合あり、BLあり、主人公が女の『和風ハリーポッター』でした。

最後のラスボス倒す作戦については、「なんかおかしくね?」と思いましたが、

それでも、全体としてはおもしろく、

30過ぎの、あまり読書しない私でも、かなり夢中なって読めました。
新世界より(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.279
(4pt)

和風ハリーポッター

アニメで知りました。

けっこうボリュームありました。

百合あり、BLあり、主人公が女の『和風ハリーポッター』でした。

最後のラスボス倒す作戦については、「なんかおかしくね?」と思いましたが、

それでも、全体としてはおもしろく、

30過ぎの、あまり読書しない私でも、かなり夢中なって読めました。
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.278
(4pt)

物語世界の構成力はすごい

ジャンルとしては、SFともファンタジーともホラーとも言えるような微妙な位置づけの作品なのだが、プロットになる物語世界の背景の構成力はなかなか感心した。
この作品では結構、グロテスクな人間描写がなされている。バケネズミも含めて人間の暗い面を暗に示している。そういう意味ではやはりホラーなのかもしれない。

文章表現は、基本的な一人称視点を踏襲しており、ある意味、王道な書き方である。
しかし、一人称の語り手が過去を振り返る手記とすることで、一人称視点なのに全体を見通せるという裏技を使っている。

こうすることで伏線も張りやすくなるのだが、難点として、語り手が過去を語っていることから先をある程度見通せるという点でストーリの先が読みやすくなるという問題がある。
「悪鬼」の存在条件の説明と、語り手が生き残れたことが分かっていることから、「悪鬼」の正体はストーリの中で説明される前に読み取ることができた。

それでも、数日で読み通せたので、決して幻滅するほどつまらない作品ではない。
思ったより先が読めてしまったという点で星4つにするが、こういう話が好きな人には結構楽しめる作品だと思う。
新世界より(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新世界より(下) (講談社文庫)より
4062768550
No.277
(4pt)

物語世界の構成力はすごい

ジャンルとしては、SFともファンタジーともホラーとも言えるような微妙な位置づけの作品なのだが、プロットになる物語世界の背景の構成力はなかなか感心した。
この作品では結構、グロテスクな人間描写がなされている。バケネズミも含めて人間の暗い面を暗に示している。そういう意味ではやはりホラーなのかもしれない。

文章表現は、基本的な一人称視点を踏襲しており、ある意味、王道な書き方である。
しかし、一人称の語り手が過去を振り返る手記とすることで、一人称視点なのに全体を見通せるという裏技を使っている。

こうすることで伏線も張りやすくなるのだが、難点として、語り手が過去を語っていることから先をある程度見通せるという点でストーリの先が読みやすくなるという問題がある。
「悪鬼」の存在条件の説明と、語り手が生き残れたことが分かっていることから、「悪鬼」の正体はストーリの中で説明される前に読み取ることができた。

それでも、数日で読み通せたので、決して幻滅するほどつまらない作品ではない。
思ったより先が読めてしまったという点で星4つにするが、こういう話が好きな人には結構楽しめる作品だと思う。
新世界より(中) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新世界より(中) (講談社文庫)より
4062768542
No.276
(4pt)

物語世界の構成力はすごい

ジャンルとしては、SFともファンタジーともホラーとも言えるような微妙な位置づけの作品なのだが、プロットになる物語世界の背景の構成力はなかなか感心した。
この作品では結構、グロテスクな人間描写がなされている。バケネズミも含めて人間の暗い面を暗に示している。そういう意味ではやはりホラーなのかもしれない。

文章表現は、基本的な一人称視点を踏襲しており、ある意味、王道な書き方である。
しかし、一人称の語り手が過去を振り返る手記とすることで、一人称視点なのに全体を見通せるという裏技を使っている。

こうすることで伏線も張りやすくなるのだが、難点として、語り手が過去を語っていることから先をある程度見通せるという点でストーリの先が読みやすくなるという問題がある。
「悪鬼」の存在条件の説明と、語り手が生き残れたことが分かっていることから、「悪鬼」の正体はストーリの中で説明される前に読み取ることができた。

それでも、数日で読み通せたので、決して幻滅するほどつまらない作品ではない。
思ったより先が読めてしまったという点で星4つにするが、こういう話が好きな人には結構楽しめる作品だと思う。
新世界より(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.275
(4pt)

物語世界の構成力はすごい

ジャンルとしては、SFともファンタジーともホラーとも言えるような微妙な位置づけの作品なのだが、プロットになる物語世界の背景の構成力はなかなか感心した。
この作品では結構、グロテスクな人間描写がなされている。バケネズミも含めて人間の暗い面を暗に示している。そういう意味ではやはりホラーなのかもしれない。

文章表現は、基本的な一人称視点を踏襲しており、ある意味、王道な書き方である。
しかし、一人称の語り手が過去を振り返る手記とすることで、一人称視点なのに全体を見通せるという裏技を使っている。

こうすることで伏線も張りやすくなるのだが、難点として、語り手が過去を語っていることから先をある程度見通せるという点でストーリの先が読みやすくなるという問題がある。
「悪鬼」の存在条件の説明と、語り手が生き残れたことが分かっていることから、「悪鬼」の正体はストーリの中で説明される前に読み取ることができた。

それでも、数日で読み通せたので、決して幻滅するほどつまらない作品ではない。
思ったより先が読めてしまったという点で星4つにするが、こういう話が好きな人には結構楽しめる作品だと思う。
新世界より 下 Amazon書評・レビュー: 新世界より 下より
4062143240
No.274
(4pt)

物語世界の構成力はすごい

ジャンルとしては、SFともファンタジーともホラーとも言えるような微妙な位置づけの作品なのだが、プロットになる物語世界の背景の構成力はなかなか感心した。
この作品では結構、グロテスクな人間描写がなされている。バケネズミも含めて人間の暗い面を暗に示している。そういう意味ではやはりホラーなのかもしれない。

文章表現は、基本的な一人称視点を踏襲しており、ある意味、王道な書き方である。
しかし、一人称の語り手が過去を振り返る手記とすることで、一人称視点なのに全体を見通せるという裏技を使っている。

こうすることで伏線も張りやすくなるのだが、難点として、語り手が過去を語っていることから先をある程度見通せるという点でストーリの先が読みやすくなるという問題がある。
「悪鬼」の存在条件の説明と、語り手が生き残れたことが分かっていることから、「悪鬼」の正体はストーリの中で説明される前に読み取ることができた。

それでも、数日で読み通せたので、決して幻滅するほどつまらない作品ではない。
思ったより先が読めてしまったという点で星4つにするが、こういう話が好きな人には結構楽しめる作品だと思う。
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.273
(3pt)

長ったらしい

無意味に長すぎます。必要のない描写が多いです。もっと短いほうがテンポよく読めると思います。 あとこの先の展開を予言するような記述が多すぎます。 「このとき○○すれば○○になっていたはずだ」とか「このときはまだ○○と思っていた」とか何度も何度も出てくると嫌になってきます。 これ以外の作品は、面白く読んでましたが、しっくりこない部分もありました。その理由が本作を読んで分かった気がします。 この作者実は物語を書くのそんなに上手くないのだと思います。本作でボロが出た感じ。
新世界より(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.272
(3pt)

長ったらしい

無意味に長すぎます。必要のない描写が多いです。もっと短いほうがテンポよく読めると思います。 あとこの先の展開を予言するような記述が多すぎます。 「このとき○○すれば○○になっていたはずだ」とか「このときはまだ○○と思っていた」とか何度も何度も出てくると嫌になってきます。 これ以外の作品は、面白く読んでましたが、しっくりこない部分もありました。その理由が本作を読んで分かった気がします。 この作者実は物語を書くのそんなに上手くないのだと思います。本作でボロが出た感じ。
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.271
(2pt)

世界観に入り込めれば…

文庫はすべて読み、初期の作品からだんだん悪くなるなぁという印象を受けていました。
そういった先入観のせいか、どうも世界観に入り込めず…
途中,何度も挫折しそうになりつつも、なんとか最後まで読みました。

また、回想録として書かれており、途中途中に挟む、その後の展開に関するコメントは
その都度、現実に引き戻されて、集中できませんでした。

新しいジャンルへの挑戦かもしれませんが、どうなんでしょうか?
先入観無しで、入り込めたのかもしれませんが…
新世界より(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.270
(2pt)

世界観に入り込めれば…

文庫はすべて読み、初期の作品からだんだん悪くなるなぁという印象を受けていました。
そういった先入観のせいか、どうも世界観に入り込めず…
途中,何度も挫折しそうになりつつも、なんとか最後まで読みました。

また、回想録として書かれており、途中途中に挟む、その後の展開に関するコメントは
その都度、現実に引き戻されて、集中できませんでした。

新しいジャンルへの挑戦かもしれませんが、どうなんでしょうか?
先入観無しで、入り込めたのかもしれませんが…
新世界より 上 Amazon書評・レビュー: 新世界より 上より
4062143232
No.269
(5pt)

長大かつ重厚な作者の渾身の一作

アニメ化を機会に文庫本三冊を一気読み。読後の印象はSFの土地にミステリーの設計図を元に冒険小説とサイコホラーの建材で作った重厚な建築物と言った感じか。一種のファンタジーと言えなくもない。作品の本質は「人類とは何か?」という作者の問いにある。神の力を手に入れた人類が血に血を注ぐようなことまでして生きる様は正視に耐えない迫力がある。身の丈に合わない力は歪みを呼び、歪みは破壊を呼ぶ。それでもなお人類は歪みを直し変わろうとする…というところで本書は幕を閉じるのだが作者の問いかけは終わらない。読んだ者の心に響き刻み込まれるはずだ。人は人を殺す。その事実を我々はどう捉えどう向き合うべきなのか?
作者はこの問題に一つの光明を照らし筆を置いている。
曰く、「想像力こそがすべてを変える」と…。

全くの蛇足だが富子が語った悪鬼Kの話を読んだ時に神戸児童殺傷事件が頭を掠めたのは筆者の下らない勘ぐりだろか?
新世界より(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新世界より(下) (講談社文庫)より
4062768550