天使の囀り

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評判

天使の囀りの評価:

4.12/5点 レビュー 342件。 A ランク

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平均点4.12pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全676件 641〜660 33/34ページ
No.36
(5pt)

素晴らしい作品

本書は怖いと言っても、それなりの現実性を自分で納得し、またビジュアルな創造力も必要。最初から最後まで、わかりやすくストレートに怖い「黒い家」にはかなわない。しかし作品としては、こっちの方が好きです。特にラストは、泣きそうになりました。
荒唐無稽なバイオホラーや、集団自殺をネタにした小説などに見る、単なるグロテスクな表現の羅列ではなく、緻密に調べきちんと小説として構成(当然か)された極めて良質な小説だと思いました。
天使の囀り Amazon書評・レビュー: 天使の囀りより
404873122X
No.35
(5pt)

期待通り

このところ立て続けに貴志さんの作品を読んでいます。「青い炎」→
「クリムゾンの迷宮」→「天使の囀り」。貴志さんのことを
詳しく論じられるほどの知識はないのですが、ストーリーのバック
グラウンドに厚みが感じられ、細部まで手抜きをしていない感が
あります。
「クリムゾンの迷宮」を読んだ後にこの本を読んだせいかも
しれませんが、類似したテーマが出てきます。パイソンをはじめとする
蛇や、殺害ビデオ、アボリジニ等々。勝手に「天使の囀り」は
「クリムゾンの迷宮」の発想の基になったのかしら?と思ったり。
お話は期待通り、とてもおもしろかったです。
天使の囀り Amazon書評・レビュー: 天使の囀りより
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No.34
(3pt)

気持ち悪いけど・・

これはちょっと気持ちの悪い本でしたね。
小説なんだから作り話なんだけど
本当にありそうなくらい、色んなことが目に浮かぶのは
さすが!!という感じ。
これ読んだあとは生肉食べたくなくなりますよ。しばらく。
個人的にはニートの青年のくだりが良かったけど
アレはアレである意味幸せだったのかな。
あーー思い出したらまた気持ち悪くなってきた
天使の囀り Amazon書評・レビュー: 天使の囀りより
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No.33
(5pt)

死に対しての考えを救われたような気がした

 奇妙な自殺、主人公の早苗は、恋人の自殺を納得できずに調べていくうちに、それが恋人の参加していたアマゾン調査隊のメンバー内で相次いで起きていたことから話が始まっていく。そしてこの一連の自殺に、ある共通点を見つける。それはその人の持つ最大の恐怖が自殺に使われていることだった。どうこの展開、非常に興味をそそがれたね。一番嫌なことで死ぬなんてごめんこうむりたい。想像しただけで怖いね。
 作者が作った恐怖を見せられるとは別に、読み手の恐怖を引き出すような作りで初めて味わうミステリーであった。
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No.32
(4pt)

天使・・・

 ホラー作品としては著者の「黒い家」には及ばない.序盤はわりとダラダラと進んでいく.中盤くらいから不気味な描写が登場するものの,緊迫感は皆無だ.終盤のグロテスクな描写は流石だが落ちのつけ方は甘い気がする.ホラーというよりもむしろミステリーやサスペンスに分類されるべき作品かもしれない.
 以下個人的な話.
 本を読み終えた次の日に友人達としゃぶしゃぶを食べに行くことになった.読んだ本が本だけに,個人的には焼き肉の方が良かった.だってねえ.煮るだけじゃ・・・読んだことのある方なら解ると思います.
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No.31
(5pt)

囀りの、気持ちの悪い心地よさ

天使の美しい囀りが、聴いた人を死に追いやり、終いには恐怖因子と化して人間達に襲いかかる。
最初に登場する呪われた沢での出来事が、じわじわと主人公を恐怖へと導いていく。恐ろしく、禍禍しいまでの変貌を遂げた人々。それを快楽ととる人間達……。囀りを聴くのが幸せか、聴かないのが幸せか……。思わず目を塞ぎたくなるようなその実態。しかして人間達は、無垢でいて巧妙な天使達の囀りに、耳を傾けずにはいられなくなる。例えそれが恐怖を伴うためのものだとしても。
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No.30
(5pt)

ただ怖いだけの作品じゃない

連続自殺の原因は、本当に奇抜で、それを聞いただけでは
実際のありえなさというものがあるにも関わらず、
貴志先生はそれを中々「ありえない」と一言で片付けられなくする力があると思う。
とても調べ上げられていて、リアルで読者を納得させる。
背筋をじわじわと登ってきてそのまま染み付いてしまうような不思議な恐怖感。
個人的には序盤の“民話”がぞくぞくするほど好きです。
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No.29
(5pt)

傑作以外に例えようがない

構成力・文章力・キャラの立ち方などどれを取っても最高点を与えたい。
とても社会や経済、病院などの施設などもよく研究した上で書き上げた作品なのだろう。描写が的確で読んでいてストレスがなく作品世界にとけ込むことができる。それだけ卓越した文章の表現力を持った作家さんなのだろうと感心するばかり。
文庫版の惜しむらくは「パラサイト・イブ」の瀬名 秀明が偉そうに「自分がバイオホラーの草分け」みたいな自画自賛を交えて、解説をしているのだが、冗談じゃない。あんな竜頭蛇尾の作文と一緒にして欲しくない。
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No.28
(5pt)

素晴らしい

 黒い家の大ヒットの後に第一作。 様々な人物の視点から、ひとつの凶悪の事件の真相に迫っていく形のホラー。 ただ、グロいけど。
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No.27
(5pt)

先を読みたくなる本

女医さんが自分の周囲で起こっている奇妙な現象に立ち向かう話。彼女の周りで、次々と人が死んでいく。その人たちにある共通点とは何か…?生物の話なので、幽霊の類より現実味があってよいかもしれない。正直、ホラーとしてはそんなに怖いとは思わなかったが、先を読みたくなる本なので星5つ。(注意)読むと食欲が減退することがあるかと思われる。
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No.26
(5pt)

真の恐怖とは・・・

貴志祐介の作品のなかで、一番恐ろしい、いやおぞましい。ハリウッドで映画化したらB級映画になりそうだけどね。
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No.25
(5pt)

レビューって・・・

近年読んだ中では面白く怖く、そして驚いた作品です。他にも同種のモノを扱った話を読んだことがありましたが、こちらの方がより生々しくて閉塞感もあり、登場人物が絡め取られるように追いつめられて行く感じが恐怖をよりリアルにしている気がします。設定の面白さと共に目に見えるように書き表される情景、その卓越した筆致には感動すら覚えます。(他の方も書いてた通り、だからこそ映像化しないで欲しいと思わせるだけのものがあります。)久々にあっという間に引き込まれ一気に読んでしまいました。私としては終わり方ひとつとっても貴志さんの作品の中で一番好きな作品です
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No.24
(5pt)

映画化はやめてね

精神科医の女医さんが主人公だから専門用語出てくるんだけど、本当の医者はこんな専門用語使わない~と思いながらもぐいぐい引き込まれました小さな虫なのにソイツにこうもやられちゃうか!って思ったらこ、怖い。アレの生態は本当にそうなの?そういう習性を巧くつかってる。操る人間の思想の方が怖いといえば怖いんだけど。蜘蛛が大嫌いな私は蜘蛛を部屋中に集めちゃう青年の所でギャーってなりました。最後の大浴場のシーンも想像すると気持ち悪い・・けど面白い。。想像が気持ち悪さとか、ミステリーの面白さを引き出すので映画化したいような良く出来たストーリーなんだけどやめてねっておもいます。きっと原作超えられないと思うし全部描ききれないだろうから。
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No.23
(4pt)

ワクワク

この作者の作品は詳細な描写から想像力をかきたてられる。いつも背筋がぞくぞくしてくる。ただ怖いだけではなく、次の展開にワクワクしてしまう。だから寝不足になってしまうとわかっているのに一気に読んでしまう。ただこの作品は「天使の囀り」ととても美しいタイトルなのにちょっと?中身はグロテスクだ。途中でちょっとなーと思う箇所もあったが確かに面白い。そんな箇所もやはり必要だとは思う。
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No.22
(5pt)

ずど~ん!

この、じわじわと外堀を埋めてくる怖さ。ラストがまた…ホラーの王道ですね。天使の正体、神話における蛇の象徴するもの、などなどの蘊蓄が興味深い。京極夏彦の"京極堂シリーズ"も、このくらい怖くてもいいんだけどな…
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No.21
(4pt)

こわい、というかキモイ

「天使の囀り」という美しげなタイトルと表紙に騙された。こんなにオソロシイ小説だと知ってたら読むんじゃなかった。最初は全然怖くない。オカルト系かなと思いつつ、それにしちゃ怖くないなと思いながら読み進めた。途中でネタが割れる。ああ、そういう話か、意外に現実的だなと思った。まだ大丈夫だった。蜘蛛の話が出てきたあたりで嫌な予感がした。自殺の方法もだんだんエグくなっていく。え、これってそういう話なの? どんどん恐れる方向へと話が進んでいく。うわわ。はっきり言って一番苦手なジャンルだ。気分が悪くなってきた。読み始めなきゃよかったと思うが、もはや止めることはできない。そして遂にあのセミナーハウス。第四段階。うわああああああ。ネタが現実的なだけに、あそこまでエスカレートさせてくれるとは思いもしなかった。セミナーハウス以降は予想がついたし、ありがちな展開だったが、読み終わった時はもう勘弁してくれ状態だった。面白かったことは間違いない、文字通り一気読みだった。でも人に勧めるには注意が必要だ。下手をするとうらまれる。食欲もなくなる。あと、お願いですから、これ映画化だけは勘弁して下さい。
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No.20
(4pt)

感嘆。

「黒い家」や「ISORA」でお馴染みのこの方の著作、結構我が家にございます。が、これだけ長すぎるという単純な理由から読まずに今に至っておりました。しかし、読んで恐怖よりも驚愕、戦慄を覚えました。死を恐怖していたはずの者が、アマゾンから帰ってきた途端死を目を輝かせて語り、スプラッタのビデオや写真集を集めるようになりついには自ら薬物で自殺をし、子を失うことを恐れていた母親が自らその子を線路に突き落とす。猫科の動物を極端に恐れていた教授が自らサファリパークの真ん中で車を出て、地に横たわり虎にかまれることを選び、潔癖症の少女がアオコだらけの湖でほほえみながら行水する。「何よりもおそれていたこと」を好んで行うようになる人たち。その多くは死につながる。いったい何が彼らをかりたてたのか? 死者達が死の前に口にしていた「天使の羽音が聞こえる」「天使の囀りが聞こえるんだ」という言葉の意味は?行き着いた真実はあまりにもグロテクスで、物悲しくもあるもので......。とっにかくすごい。うん。正直専門用語とかにはしりすぎと言えなくもないが、なんといってもラストがいい。十六章以降、ぞっとするのか切ないのか...舞台がホスピスというのも、勉強になります。結構厚いけど挑戦してみませう。
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No.19
(4pt)

上手いとしか言いようがない。

死を恐怖することから、死を望む変換へと、アマゾンで何が起こって、それを取り巻く真相への導き方、その全貌の見せ方は、ここ数年での日本ホラー小説の中で残っていくだけの上手さ、そして読者への面白さがある。他作品も評価が高く、これも劣ることなく満足させてくれるだろう。ただ、ラストが少し弱いのが残念だと思わせる。
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No.18
(5pt)

実に巧妙

カテゴリー的にはホラーに分類されるかもしれないが、SF+サスペンス色の濃い作品だと思う。この作品を執筆するに当たり入念な下調べがなされたと思うが、読み手に与える情報は多すぎず少なすぎず、専門知識のない読者でも話の展開についてゆける。読み終わって暫くは、肉料理を食べるときは完全に火を通さないと食べられなくなるかもしれない…。
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No.17
(3pt)

さすが

うまいですね、この作家は。4に近い3ですね。巧みな伏線と、膨大な知識でもって、物語をぐいぐいとひっぱって行きます。残念なのは、途中から物語がご都合主義的に展開してしまったことでしょうか。「黒い家」と比べると劣りますが、そこらへんの変なホラー(?)を読むなら、これを読みましょう。あんまり欲しくない知識が色々と身につきますよ?
天使の囀り Amazon書評・レビュー: 天使の囀りより
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