天使の囀り

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天使の囀りの評価:

4.12/5点 レビュー 347件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.12pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全681件 561〜580 29/35ページ
No.121
(5pt)

主人公の職業に必然性があった

 貴志ファンなら気にならないんでしょうけど、常に緊張感を持って読み進むには、やや長編過ぎるような気もします。主人公の恋人が参加したアマゾン探検隊のエピソードと、オタクなフリーター青年のエピソードが交互に語られ、クライマックスでようやく生者と死者として出会います。
 分子生物学の知識を駆使して物語を構想するとしたら、ふつうはウィルスなんでしょうけど、この作品ではあえて寄生虫(線虫)に目を向けています。ただ「第4段階」の宿主の状態の描写などはあまりにグロテスクと思われ、映画化はしにくいでしょう。
 主人公の職業がホスピス勤務の精神科医であるという設定ですが、最後の最後に「そうでなければならなかったんだ」と納得させてくれます。慫慂として死に赴くというのは、誰でもできることではありません。良薬として患者に投与できたことで、ホッとさせてくれるラストシーンでした。
 そう言えば一時期、寄生虫をアレルギー性疾患のコントロールに用いるという話がありました。一見有害なだけの物質や生物でも、有効利用できる可能性はあるということでしょう。
 繰り返しになりますが、ホラーサスペンスとしての至適なボリュームは文庫本300ページくらいであり、400ページを超えるとやや冗長な感じがします。
天使の囀り Amazon書評・レビュー: 天使の囀りより
404873122X
No.120
(5pt)

ああ嫌だ…まだページ残ってる

この人の小説はかなり読みごたえのある長編作品が多い(全部?)のですが、それだけに普通の作品なら山場を越えたてホッと一息つくべきところで全く安心できない怖さがあります。ああまだページがかなり残ってるよ、絶対これでめでたしめでたしとかないよ、この後なんかある、いやだ〜もう読みたくな〜い、でも読まずにいられない…といった感じです。今回の作品では他の何名かの方もおっしゃるとおりセミナーハウスの場面が1番の山場でした。しかしそこをゲッソリと読み終えてもまだページが余ってるんですね、これが。しかもセミナーハウスである登場人物がうっかりやらかしちゃってるから読者はびくびくしっぱなし、その後もう一度それなりの山場があって、それが過ぎてもまだページがちょこっと残っているからつらすぎる。まあラストはそこまで悶絶せずに読めましたが。内容自体はとても面白い作品なのですが描写が上手いが為に読者は精神的苦痛を味わうことになるので覚悟して読んでください。
天使の囀り (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 天使の囀り (角川ホラー文庫)より
4041979056
No.119
(5pt)

ああ嫌だ…まだページ残ってる

この人の小説はかなり読みごたえのある長編作品が多い(全部?)のですが、それだけに普通の作品なら山場を越えたてホッと一息つくべきところで全く安心できない怖さがあります。ああまだページがかなり残ってるよ、絶対これでめでたしめでたしとかないよ、この後なんかある、いやだ〜もう読みたくな〜い、でも読まずにいられない…といった感じです。今回の作品では他の何名かの方もおっしゃるとおりセミナーハウスの場面が1番の山場でした。しかしそこをゲッソリと読み終えてもまだページが余ってるんですね、これが。しかもセミナーハウスである登場人物がうっかりやらかしちゃってるから読者はびくびくしっぱなし、その後もう一度それなりの山場があって、それが過ぎてもまだページがちょこっと残っているからつらすぎる。まあラストはそこまで悶絶せずに読めましたが。内容自体はとても面白い作品なのですが描写が上手いが為に読者は精神的苦痛を味わうことになるので覚悟して読んでください。
天使の囀り Amazon書評・レビュー: 天使の囀りより
404873122X
No.118
(5pt)

正に珠玉の名作!

圧倒的な情報量を以て迫るリアリティ、だれもが抱える恐怖との屈折した抵抗を拠点に展開される圧巻なストーリー。 人間の弱さや哀しさを考えずにはいられないバイオホラーの傑作です。 これを読まなきゃあ角川ホラー文庫は語れないでしょう。 ただし、しばらくは白い飲料や肉料理が喉を通らなくなること請負です。 映画化を敬遠したくなる皆の気持ちも分からなくもないが…個人的にはこれの映画も見てみたい気はしますね。 まぁ、この原作は越えられないと思いますが。
天使の囀り (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 天使の囀り (角川ホラー文庫)より
4041979056
No.117
(5pt)

正に珠玉の名作!

圧倒的な情報量を以て迫るリアリティ、だれもが抱える恐怖との屈折した抵抗を拠点に展開される圧巻なストーリー。 人間の弱さや哀しさを考えずにはいられないバイオホラーの傑作です。 これを読まなきゃあ角川ホラー文庫は語れないでしょう。 ただし、しばらくは白い飲料や肉料理が喉を通らなくなること請負です。 映画化を敬遠したくなる皆の気持ちも分からなくもないが…個人的にはこれの映画も見てみたい気はしますね。 まぁ、この原作は越えられないと思いますが。
天使の囀り Amazon書評・レビュー: 天使の囀りより
404873122X
No.116
(5pt)

うまい、こわい、おもしろい

大好きな作家です。ちょっとしたエッセーでは、心が温かくなり、本格ホラーでは
鳥肌がたつ。この作品も息もつかせぬ展開と読後のザラッとした感触が最高。
この手のジャンルでは「ガダラの豚」につぐ傑作だと思います。
天使の囀り (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 天使の囀り (角川ホラー文庫)より
4041979056
No.115
(5pt)

うまい、こわい、おもしろい

大好きな作家です。ちょっとしたエッセーでは、心が温かくなり、本格ホラーでは
鳥肌がたつ。この作品も息もつかせぬ展開と読後のザラッとした感触が最高。
この手のジャンルでは「ガダラの豚」につぐ傑作だと思います。
天使の囀り Amazon書評・レビュー: 天使の囀りより
404873122X
No.114
(5pt)

基礎的な医学を学んだものです

今の医学の花形研究はガンとかウィルスとかだから過去の遺物的な寄生虫に
スポットを当てたのに感服。
メインの物語も面白いです。
駅で読んでいて電車に乗るのを忘れたぐらい^^;
何回か読んいくうちに私としてはラストシーンに心が惹かれてしまいました。
現在の日本では安楽死というものは法的に無理。
でも自分が不治の病で死まで苦しみが続くしかないとしたら...。
弱い私は安易に天使の囀りに耳をかしてしまうでしょう。
日本の終末医療はいまだに未熟だと思います。
ホスピス自体も足りなく病院で管につながれながら死んでいく多くの人を
知っています。
この小説の線虫が最高の安楽死の道具にもなるというのに哀しみを
感じました。
まあ、こんなに固く考えなくてもホラーとして上質の作品です。
蛇足ながら私が学生の頃、寄生虫学の講義を受講して覚えてたこと。
1.牛肉は生でもいいが豚肉は×なのは豚肉に存在する寄生虫は人体に
  害を与えるが牛肉の寄生虫はそれほどでもない。
2.寄生虫学者は研究のためには立ち入り禁止の沼にも採取にいくし
  自分の体に寄生させるのも躊躇しない。
あまりにもお粗末ですな〜。
天使の囀り (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 天使の囀り (角川ホラー文庫)より
4041979056
No.113
(3pt)

悪意の不在

 生理的な嫌悪感を巧みに煽ってくる。サルを食べるというところから始まって、脳に…とか、体中に…とか、体中が…とか、もう、心から気持ちが悪い。最後の方は映像的に想像すると吐きそうになる。何より、どこにも悪意が存在しないのが怖い。そのことに、最後のホスピスの場面で気づかされて、あ、天使だ、と思ってしまった瞬間、恐怖がどっとこみあげてくると同時に、何だか救われたような気分にもなった。
 個人的には神話という人間の精神史のような側面と、科学的な側面とが絡み合って収束していく過程がものすごく好きだ。
 
天使の囀り (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 天使の囀り (角川ホラー文庫)より
4041979056
No.112
(5pt)

基礎的な医学を学んだものです

今の医学の花形研究はガンとかウィルスとかだから過去の遺物的な寄生虫に
スポットを当てたのに感服。
メインの物語も面白いです。
駅で読んでいて電車に乗るのを忘れたぐらい^^;
何回か読んいくうちに私としてはラストシーンに心が惹かれてしまいました。
現在の日本では安楽死というものは法的に無理。
でも自分が不治の病で死まで苦しみが続くしかないとしたら...。
弱い私は安易に天使の囀りに耳をかしてしまうでしょう。
日本の終末医療はいまだに未熟だと思います。
ホスピス自体も足りなく病院で管につながれながら死んでいく多くの人を
知っています。
この小説の線虫が最高の安楽死の道具にもなるというのに哀しみを
感じました。
まあ、こんなに固く考えなくてもホラーとして上質の作品です。
蛇足ながら私が学生の頃、寄生虫学の講義を受講して覚えてたこと。
1.牛肉は生でもいいが豚肉は×なのは豚肉に存在する寄生虫は人体に
  害を与えるが牛肉の寄生虫はそれほどでもない。
2.寄生虫学者は研究のためには立ち入り禁止の沼にも採取にいくし
  自分の体に寄生させるのも躊躇しない。
あまりにもお粗末ですな〜。
天使の囀り Amazon書評・レビュー: 天使の囀りより
404873122X
No.111
(3pt)

悪意の不在

 生理的な嫌悪感を巧みに煽ってくる。サルを食べるというところから始まって、脳に…とか、体中に…とか、体中が…とか、もう、心から気持ちが悪い。最後の方は映像的に想像すると吐きそうになる。何より、どこにも悪意が存在しないのが怖い。そのことに、最後のホスピスの場面で気づかされて、あ、天使だ、と思ってしまった瞬間、恐怖がどっとこみあげてくると同時に、何だか救われたような気分にもなった。
 個人的には神話という人間の精神史のような側面と、科学的な側面とが絡み合って収束していく過程がものすごく好きだ。
 
天使の囀り Amazon書評・レビュー: 天使の囀りより
404873122X
No.110
(2pt)

思ったこと

とても10年以上前に描かれた作品とは思えませんでした。
劇的な展開、最後のオチに加え、分厚いにもかかわらず一気に読むことができるよう読み手を飽きさせない文章構成や表現力は見事でした。
ただ自分にはこのジャンルがあっていないのかなぁと・・・別に自分はグロいもの苦手というわけではありません。
むしろグロいものに対して興味がある人や、苦手でも怖いもの見たさがある人じゃないと、盛り上がるところで盛り上がれないんじゃないでしょうか。
その盛り上がりを差し引いたら☆二つという感じです。こういう人も居ると言う事で・・・
天使の囀り (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 天使の囀り (角川ホラー文庫)より
4041979056
No.109
(2pt)

思ったこと

とても10年以上前に描かれた作品とは思えませんでした。
劇的な展開、最後のオチに加え、分厚いにもかかわらず一気に読むことができるよう読み手を飽きさせない文章構成や表現力は見事でした。
ただ自分にはこのジャンルがあっていないのかなぁと・・・別に自分はグロいもの苦手というわけではありません。
むしろグロいものに対して興味がある人や、苦手でも怖いもの見たさがある人じゃないと、盛り上がるところで盛り上がれないんじゃないでしょうか。
その盛り上がりを差し引いたら☆二つという感じです。こういう人も居ると言う事で・・・
天使の囀り Amazon書評・レビュー: 天使の囀りより
404873122X
No.108
(2pt)

著者のファン向け

ストーリーの展開は意外なほど簡単な推理で解けてしまい、最後にどんでん返しがあるかと思いきや、あっさりとそのままジ・エンド。研究者が自ら感染してしまうというのもありがちだし、ホスピスの精神科医が安楽死に簡単に手を貸すというのもどうか。
グロテスクな描写も著者が意図的におこなっていて、その種の描写が好きではない人は途中で降りるだろう。
天使の囀り (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 天使の囀り (角川ホラー文庫)より
4041979056
No.107
(2pt)

著者のファン向け

ストーリーの展開は意外なほど簡単な推理で解けてしまい、最後にどんでん返しがあるかと思いきや、あっさりとそのままジ・エンド。研究者が自ら感染してしまうというのもありがちだし、ホスピスの精神科医が安楽死に簡単に手を貸すというのもどうか。
グロテスクな描写も著者が意図的におこなっていて、その種の描写が好きではない人は途中で降りるだろう。
天使の囀り Amazon書評・レビュー: 天使の囀りより
404873122X
No.106
(5pt)

想像してはいけない世界の一つ

いろんなエピソードで神経をザラッと逆なでする。
よくそんなこと考えつくな・・・と思わず一歩引いて感心したりしてみる。
いつでも物語の世界から還ってこれる範囲に自分を置いておく必要がある。
蜘蛛のシーンも気色悪いし脳幹に巣食った線虫の「ステッチ」も寒気が走ったけど、カミナワ族の民話が一番怖ろしかった。所々に出現する伏せ字と、「・・・チェッチェッ。・・・」のところ。いつまで経ってもあの妙なリズムの文が頭から離れない。
天使の囀り (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 天使の囀り (角川ホラー文庫)より
4041979056
No.105
(5pt)

想像してはいけない世界の一つ

いろんなエピソードで神経をザラッと逆なでする。
よくそんなこと考えつくな・・・と思わず一歩引いて感心したりしてみる。
いつでも物語の世界から還ってこれる範囲に自分を置いておく必要がある。
蜘蛛のシーンも気色悪いし脳幹に巣食った線虫の「ステッチ」も寒気が走ったけど、カミナワ族の民話が一番怖ろしかった。所々に出現する伏せ字と、「・・・チェッチェッ。・・・」のところ。いつまで経ってもあの妙なリズムの文が頭から離れない。
天使の囀り Amazon書評・レビュー: 天使の囀りより
404873122X
No.104
(5pt)

タイトルを見ただけでいまだに鳥肌がたつ一冊

ホラー系、グロ系のジャンルの本を色々と読んできましたが
この一冊は今までのどんな本よりも逸脱した怖さ・・・というか気色悪さでした。
他の方のレビューにも書かれていますが、
専門的な部分まで詳細に調べ上げて書かれているので
実際にこういう事が起こりうるのではないか・・・という恐怖感に囚われました。
クライマックスの大浴場のシーンは、
ありったけの想像力を働かせて思いっきりゾワゾワしまくりました。
この大浴場の場面だけは5回ほど読み返しました。ゾワゾワしたくて。
ラストの一場面で少しだけ心が温まりましたが
それでも、かなり後を引く気持ち悪さが残る本です。
天使の囀り (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 天使の囀り (角川ホラー文庫)より
4041979056
No.103
(5pt)

タイトルを見ただけでいまだに鳥肌がたつ一冊

ホラー系、グロ系のジャンルの本を色々と読んできましたが
この一冊は今までのどんな本よりも逸脱した怖さ・・・というか気色悪さでした。
他の方のレビューにも書かれていますが、
専門的な部分まで詳細に調べ上げて書かれているので
実際にこういう事が起こりうるのではないか・・・という恐怖感に囚われました。
クライマックスの大浴場のシーンは、
ありったけの想像力を働かせて思いっきりゾワゾワしまくりました。
この大浴場の場面だけは5回ほど読み返しました。ゾワゾワしたくて。
ラストの一場面で少しだけ心が温まりましたが
それでも、かなり後を引く気持ち悪さが残る本です。
天使の囀り Amazon書評・レビュー: 天使の囀りより
404873122X
No.102
(5pt)

こちらも良い

これは、記憶に残り続け、忘れられない作品となった。
この人の作品として「黒い家」も、非常に良くできた作品だ。
この作者は天才的だし、努力家でもある。非常に良く調べている。
これらの作品から多くの言葉を学び、人間を学んだ。そして、ますます人間が怖くなった。
人間の持つ恐ろしさを上手に表現したこの作者は、私の一生の思い出の一つになる。
ホラー小説において、これ以上の緻密な作品は、なかなかお目にかかれない。
人に紹介しても、中古本屋に売りに出そうとは思わない良品である。
天使の囀り (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 天使の囀り (角川ホラー文庫)より
4041979056