天使の囀り
評判
天使の囀りの評価:
4.12/5点 レビュー 347件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全681件 461〜480 24/35ページ
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天使の囀りの評価:
4.12/5点 レビュー 347件。 A ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
「悪の教典」がとんでもなく軽い内容に感じられてしまう内容でした。
ジャンルや意図しているものが違うのでしょうけれど。
角川ホラー出版ですが、ミステリー要素も盛り込まれており楽しめました。
とにかくリーダビリティが素晴らしい。
恐いのに、読み疲れしてるのに、どうしても最後まで一気に読みたい!そんな衝動に駆られます。
そして、また読み返したいと思う本でした。
※うねうね系の虫とか動物のエグイとことか苦手な人は苦しいかも。
話はアマゾン奥地に取材で赴いている作家の恋人へのメールから始まる。
メールの内容だけが数日間分つらつらと書かれているだけなのに、既に話に引き込まれてしまいました。
前半はカルト、ホラーの要素が強く、想像するのも気持悪いうそ寒い印象です。
民族の言い伝えの記事とか結構キツイ。グロテスクな表現部分よりもしんどい。
そこから中盤でネタが割れ、案外現実的なストーリーであることに感心しました。
登場人物それぞれが持つコンプレックスや悩みに頷かない人はいないのではないでしょうか。
人間が持つタナトスの欲求(願望?)を想像し、悲しく切ない気持にさせられました。
膨大な専門知識が噛み砕きなしで記載されているのも却って良かったです。
噛み砕かれていたらもっと想像できてもっとキモチワルイ事になっていたでしょう・・・。
もうね、蜘蛛のとことか、エスカレートしちゃって「ああ、駄目だよ、それは○○じゃないよ。絶対○○○くないし!・・Noおおおー!」て、感じです。
まあ、沼もそうですけど。。
人間がそんなことできるなんて、という恐怖を感じながら、2ページ戻ってそのシーンをまた読みたい。みたいな部分がてんこ盛りです。
第4段階とか、、もはや何、この展開は。
やめて、これ以上ここに居なくていいよ!早く帰って!
もういいから!その使命感はあなたを苦しめるって。マジで。
あ、やばい、これ以上関わっちゃまずいよ。
「あ・・・。」
↓↓
「ギャーーーーーー!!!」
みたいな感じです。
セミナーハウスはハラハラしっぱなしでした。
同時に「あの時のあいつ、どうなったかな?」という小さな気持がここで解消され、更に切ないことになってます。
若干ご都合主義的な発言を彼にさせてましたけれど。。
「おつかれ。。。」と、声をかけてあげたい。
そして最大の?山場を越えてももう二つ小さいドラマがあるんです。
もうやめてくれ。。
っていうかその人をそんなヤツにしないでくれぇ。(ぜいぜい、はあはあ。)
結果、主人公は幸薄いキャラに。可哀想・・・。
ラストシーンは胸がギュっと小さく震えるビターな味に仕上がってます。
ホラーとは思えない読後感です。
この作品、本当のテーマは「人間(の心)」ではないでしょうか。。。