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人生の阿呆
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人生の阿呆の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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本作は作者が探偵小説(当時の呼び方)とはどうあるべきかを模索した結果をそのまま書いた、ある意味実験小説である。なので、本作に対してトリックが云々とか、犯人の意外性がどうこうとか言っても意味がない。 読んでいれば犯人はすぐ分かるし、これと言ったトリックもない。作者はひたすら探偵小説はどうあるべきかを考えているのである。題名の「人生の阿呆」とは主人公の事を指しているとも言えるし、そのような模索を続けている作者自身を指しているとも言える。 日本におけるミステリの黎明期に、探偵小説のあり方を真摯に考えた作者の良心が伝わってくる一作。 | ||||
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