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深紅
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深紅の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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ブックオフ等の書店で\100で購入するか、人から借りるなどして、 物凄く暇な時に10ページずつ飛ばし読みするには良い本だと思います。 小説として面白いのは前半部分のみで、それ以降は皆様が書かれている通り、 被害者の子、加害者の子、彼氏、友人、親族との日常を描いた非常に単調で つまらないものです。 似たような文章が幾度も繰り返されており、それがたとえ人間の心情を強く 表現しようとしている書法だとしても技術的に巧くない。よって飽きやすい。 ノンフィクションならまだしも、フィクションでこれはいただけません。 個人的には「買って損した小説」に入ります。 (文庫本で買ったのがせめてもの救い) | ||||
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正直購入したことを後悔しました。何人かのレビュアー様がおっしゃっている通り、長いわりには盛り上がりに欠け、全体的にアンバランス。まず主人公に感情移入できなかったです。あくまでも個人的な感想ですが、主人公にあまり魅力を感じませんでした。設定は本当にどろどろしているのに、終盤の主人公達は本当にあっさりしている。つじつまが合わない気がして、話についていけない。良くないことですが、なぁなぁな展開にだれてしまい、後半は流し読みをしてしまいました。自分は二度とこの著者の作品には手を付けないと思います。期待した分残念でした。 | ||||
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主人公の奏子が修学旅行中に家族が惨殺されてしまう。 でも読み進めていくうちに その犯人は奏子の父親に 恨みがあり、復讐される形で殺されてしまったのがわかる。 一家を惨殺された奏子が悲劇のヒロインのはずなのに 殺人犯の娘の未歩のほうが悲劇のヒロインに 思えてしまう。なんだか腑におちない感のする 作品です。 | ||||
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殺人事件の被害者の娘と加害者の娘が出会うと、どんなどろどろした話になるのかと思い、 どんな結末と救いを読めるんだろうと期待してましたが、あまりのあっさりした展開にがっくりしました。 前半が盛り上がって、後半が尻つぼみというレビューが多いですが、まったくそのとおりでした。 別段、二人の少女の奇妙な友情物語を読みたいわけじゃないので。 それに前半も盛り上がったとは思えず、重いテーマを選びすぎたという感じです。 殺人事件って、被害者って、悲しみは最初の激しさをなくしても、 怒りや憎しみはずっと抱えているものだと思うから。 | ||||
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本書に対する批評は「前半の緊迫感に比べて後半がやや腰砕け」というのが最大公約数でしょう。 しかし、前半も充分にトホホです。ネタばれはしませんが、まず、この状況で監察医務院で解剖することは絶対にありません。この場合、慶応に2体、東大1体、杏林1体でしょう、多分。判決文も本物に似ていない。判決文は裁判所のHPでいくらでも見られます。以上の点は、きちんと取材してから小説を書くべきです。 後半は世評のように腰砕け。動機が弱いし、仲良しドラマになってどうする。 | ||||
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小説としては読んでいて楽しめました。ところでこの事件のモデルとなっているのは1983年6月の練馬の一家五人惨殺事件ではないでしょうか?犯行動機の違いはありますが、殺人方法・一家の父親に対する恨み・殺害の順番・上申書の「子どもを殺したのはかわいそうだったと思います」「自分は正常です」といった箇所などはこの事件そっくりそのままです。何よりもこの事件はたまたま林間学校に行っていた11歳の長女だけが難を逃れたという事件でした。作者はこの被害者遺族に取材などをしたのでしょうか?もししているのであれば解説等で触れてしかるべきだと思います。その遺族は今も実在しているのですから。この場合、奏子がその少女ということになるのでしょうが、そう考えると私は彼女の描写(言動)にやや疑問を感じました。もし取材等をしていない場合、何も知らない事件関係者が読めば不愉快な思いをすることも考えられます。綿密な取材の中で死刑囚の内実に迫った加賀乙彦の「宣告」などと比べると物足りませんし、犯罪被害者への配慮に疑問を感じました。 | ||||
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