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女友達



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【この小説が収録されている参考書籍】
女友達 (角川ホラー文庫)

女友達の評価: 3.82/5点 レビュー 17件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.82pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全17件 1~17 1/1ページ
No.17:
(5pt)

不思議な読後感でした

「スパイラルエイジ」「セカンドライフ」と2作品読んで、どちらもよくて、好きな作家さんの1人になりました。
この作品は前2作と違い、ホラーです。私はホラーが大の苦手なのですが、好きな文章を書く作家さんなので、いけるかな?と思い、読んでみました。結果は、まあ、後半クライマックスのハサミシーンがこわくて、ヒーっとなりましたが笑、最後は温かい気持ちになる、私は好きなタイプの終わり方です。
今回もよい作品でした。私は新津さんの心理描写が好きで、さらっと書いてるけど鋭いと感じます。
女友達 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:女友達 (角川ホラー文庫)より
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No.16:
(2pt)

価値観が時代遅れすぎてついていけない

「では彼女は自分で自分を慰めていたというのか⁉︎」という女が自慰することは異様なのだというセリフに時代錯誤感が極まっています。

この作者の著書に出てくる女主人公って大体同じなんですよね。ある意味「女性らしい」語学やインテリアなどの知識を活かした一昔前の都会的でおしゃれなイメージの仕事をしており、手芸をする主婦などを見下している。顔はそこそこ美人設定だが背は高くなく中肉中背。とにかくプライドの高さと見下しには長けていてその性格の悪さから友達がいないのを媚びない一匹狼だと思っている。

今回もこれにぴったり当てはまる設定ですね。職を持っていて自立していると自負しているのに男女の固定役割意識はとても強固。時代と作者の価値観の反映なんですかね。
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No.15:
(2pt)

ん~

女のドロドロした内面を読めると思い期待したが・・・
なんだかなぁって感じです。
上っ面?リアリティに欠ける?
主人公にも、他登場人物にも誰にも気持ちが入らない、希有なお話でした。
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No.14:
(5pt)

イヤミスとは呼ばないで

もっと評価されてもいい作品だと思っています。発刊は15年程前でしょうか、10代の頃に平積みされていたのを購入して読んで、大人の女ってコワい…と戦慄しました。
現在、主人公たちと同じかそれ以上になりました。ここに至るまでに何度か読み返している稀有な作品です。
オーバーではありますが、ある程度の水準を保って生きてきた女性であれば、主人公に共感できると思います。凝り固まった恋愛観、女性としてのプライド、肩書から入ってしまう女の友情、そしてなにより“次のステップ”への焦り。
リアリティがあるとは言いませんが、同年代よ誰でも見に覚えのある、隣りにある恐怖というようなゾッとできる作品です。
正直、ここ数年で騒がれているイヤミス作家さんよりもよっぽど読ませる作品だと思います。
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No.13:
(5pt)

心理描写が秀逸

他者との関係性に影響されるところの女性の心理描写が素晴らしい。
また、ある種の精神障害の徐々に変化する様が現実感を帯びて一気に読ませます。
これを読んで新津きよみ氏の一連の本を読んでみようと思いました。
面白かった。
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No.12:
(5pt)

女性心理

この作者は、ありふれた日常にありがちな、女性たちの心の内面や感情のゆらぎを描くのが上手いと思う。

主人公の女と元カレが結構嫌なヤツに思えたが、読み終えて少し哀しい気持ちになった。
優越感に浸ることを自ら友情だと勘違いしてしまう。
そして、それはあるきっかけで崩れてしまう。

主人公に本当の友情が少しでも理解できていたのなら、ハッピーエンドな世界も存在したはずなのに。
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No.11:
(2pt)

微妙・・・

こう言ってはなんですが、この作者さんは男性登場人物の心理描写が下手だと思います。
男性登場人物が喋るたびに、白けてしましました。
かと言って、女性登場人物に魅力があるわけでもなく・・・

設定自体は面白かったけど、続きを読みたいと思わせるほどのものはありませんでした。
ちょっと勿体無い作品だと思います。
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No.10:
(4pt)

イヤミスのパイオニア的作品か

同じ20代の女性二人が奏でる心理サスペンス。

ライフスタイルの全く異なる二人が出会い育み始めた友情は、羨望、嫉妬、虚栄、侮蔑、憎悪といった感情の渦に飲み込まれてく。

著者の女性ならではの感性が遺憾なく発揮され、読み進めるうちに息苦しささえ覚えてしまうだろう。本作品は、これぞサスペンスという体で展開するが、ラストは全くの予想外であり、据わりが悪い印象を残しまった。

イヤミスほど読後の後味は悪くないが、方向性としては同じで、パイオニア的な作品と言えると思う。
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No.9:
(3pt)

サラリと読めて面白い

良くあるストーリーなのですが、女性2人の関係のスリリングさにあっという間に読破しました。ちょっとした時間で悩まずサクッと読めます。旅のお供などにいいかも、です。
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No.8:
(4pt)

期待以上

 あんまり期待しないで手にとった作品だけど、いやぁ面白かった。サイコサスペンスとして非常によくかけてるんじゃないか、と。最初の方のとこで、優越感と疑心暗鬼が同居した醜い感情がぼんぼん出てきて、おお、すごいって。ただ、恋人のキャラがちょっと微妙だったけど。
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No.7:
(4pt)

女って・・・

女性なら、誰にでもある嫉妬や妬み。二人が仲良くなるにつれ、複雑な感情も生まれてきます。単なる友情としても面白いですが、後半に進むにつれ、ミステリーになります。最後は恐くなってしまい、思わず窓を閉めてしまいました。あんな仕打ち、受けたくありません。
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No.6:
(4pt)

ハサミの恐怖と作者の良心

 お化けや幽霊が出てくるのも怖いが,精神に欠落のある人間が刃物で襲ってくるのも,また別の恐ろしさがある。本作ではハサミ。 見ようによっては欠点だらけの性格をした主人公の女性が,後半,短所そのままに最愛の人にたいして自分をさらけ出していく。相手も,その女性をそのままで受け入れようとする。その過程がすがすがしいし,前半,かならずしも共感しきれない主人公が魅力的に思えてくる。 でも,予想しがちなエンディングにはならなかった。そこに,作者の人間性というか良心がうかがわれて好感がもてた。
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No.5:
(3pt)

リアル

とても読みやすく、まったく飽きない展開でスムーズに読む事が出来ました。恐怖要素は少ないですが、女性の醜い部分がリアルに描写されていて面白かったです。
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No.4:
(5pt)

女は怖くて醜い

自分よりも容姿も生活レベルも劣った友人を持ち優越感にひたる。自分よりも綺麗で裕福な暮らしをしている女に嫉妬をする。女なら誰しも感じたことのある醜い気持ちがリアルに描かれていた。30歳近い独身の女性なら共感する部分も多いはす。
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No.3:
(5pt)

女性心理の描き方がリアル

主な登場人物は女2人、男1人の3人だけ。いや、ほとんど女2人だけでストーリーが進むと言っても過言ではない。それにもかかわらず、女2人の間の屈折を含んだ友情が、思いがけない結末を招くまでの展開はおもしろく、読み始めるとやめられなくなる。男の自分からすると、この作品での女性心理の描き方はとてもリアルに感じられるが、女性からするとどうなのであろうか?
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No.2:
(3pt)

どこまでも<女性的>

 今どき<女性的>という言葉は使いたくないですが、女性二人がどこまでもネチネチと争う本書は他の形容詞では表現出来るものではありません。この著者は女性を描くのがとても上手く、その好例と言える本書の<女性描写>は高く評価出来るのですが、男性の描き方は下手の一言に尽きます。ですから、非男性的世界を恐らく男性の90%が全く理解出来ない(或いは理解したくない)表現法を用いて描いた本書の中で最も余計なのは<オトコ>の存在そのものであり、その存在が余計になってしまうこと自体が本書の長所でもあり短所でもあります。なお、本書はどこまでも陰険な話であっても決して<怖い話>ではないので、<怖さ>を求める方にはお勧め出来ません。
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No.1:
(4pt)

30歳の壁みたいなもの

29歳のプレッシャーってかなり大きく、考える以上に深刻で辛いもの。それは理想と現実のギャップが原因で、そのギャップは、個人の能力よりも年齢や世間体から襲い掛かる。憧れが強ければ強いだけ、自分自身で自己破壊を続けていくのではないだろうか?「女友達」は女性を中心に物語が進むけど、男にも充分通用する内容だと思う。
女友達 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:女友達 (角川ホラー文庫)より
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