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広重殺人事件
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広重殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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★★★☆☆ | ||||
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謎解きと事件が重なる様に起きて面白いです。 奥さんの死を序章に使ったのは無理があったね。 読みだしが重く為ってしまった。 | ||||
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浮世絵殺人事件三部作の掉尾は残念な結末になりました。 考証もお見事で、解明された事実も衝撃的で、 ミステリとしての謎の解明過程もよくできていました。 それだけに登場人物の悲しい結末にはガックリし、 前二作は時代物とミステリが好きな老母に贈りましたが、 これはとても読ませるわけにはいかないと感じてしまいました。 当時の時代背景は分かります。 あの頃は癌は死病であり、 その告知は当事者も関係者も絶望に追い込んだものでした。 なので登場人物の心の動きは分かりますが、 また、そうでもしないとその人が そんなことをするわけがない、というのもありますが、 それでも残念に感じました。 読めば辛くなるので、もう読まないと思います。 となると、作品としてもったいないと思いました。 | ||||
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高橋さんの代表作といってもいいこの「写楽殺人事件」シリーズですが 高校生の時に読んだ本です。 だいぶ昔の本ですが、それでも違和感なく楽しく読めました。 歴史や美術品に興味のある方にはおすすめの本です。 もちろん推理小説としても楽しめます。 | ||||
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高橋の小説はいろいろと読ませていただいていますが、この三部作(写楽殺人事件・北斎殺人事件とも)は初めて読みました。 前作同様現代の殺人事件と、浮世絵師の謎に迫る二重構造が無理なく語られ、浮世絵に対する蘊蓄もいやみでなく、改めて高梁市の力量に感嘆した次第。 また、この3部作の最後に主人公を自殺させてしまうという思い切った構成が、作家としてのケジメというか矜恃というか・・・。とにかく3部作を一気に読み通すことをおすすめします。 | ||||
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こんな結末になるなんて。 この3シリーズの読者は、 主人公の悲劇に、胸がつまるでしょう。 また、広重のミステリィーは、説得力もあり、 いつもながらの面白さ。 著者の視点で、 日本特有の「滅びの美学」が描かれており、 感嘆のシリーズです。 | ||||
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現代の殺人事件に関わってくる,幕末から明治にかけて生きた歌川広重の存在。 広重は,東北の仙台伊達,米沢上杉,庄内酒井、会津松平など佐幕の大藩に囲まれた 小藩,天童織田藩に,ただのような値段で,肉筆画を描いて渡していた。 仲介していたのは,天童藩江戸留守居役吉田専左衛門,広重の狂歌仲間である。 天童藩は,その絵を、献上金を差し出した豪農や,商人に与えていた。 当時、各藩はどこも財政の窮乏に苦しんでいたが,天童は特別だった、 老中水野忠邦の天保の改革によって,化粧などの贅沢が禁止され, 天童の特産である口紅の原料,紅花が売れなくなってしまったのである。 そのカネを集めるために,天童藩は広重の絵を50本ほど配った。 しかしそれは,窮乏する財政に当てるためだけだったのか。 実は,天童は勤皇の吉田家が、実権を握る藩だったのである。 しかし,上記の「史実」どこまで史実なのだろうか。 | ||||
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著者の浮世絵三部作のラスト。技術的に段々上手になっていくのが分かる。広重隠密説が説得力をもって語られてる点が良い。 浮世絵ファンも納得させる学識に感嘆する。ミステリーの方もイイ調子。 | ||||
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高橋氏による浮世絵三部作の最終作です。前2作において中心的な役割を果たした人物の”死”という悲しい事件で物語の幕は上がります。本来は武士身分であったという広重の”本職”。そして天童藩との関わりにおけるその旅の理由、そしてその死の謎。おなじみ塔馬が鋭く迫ります。しかしながら、その鮮やかな推理とは対照的な、あまりにもやるせない哀しいラスト。涙なくしては読めません。 | ||||
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